イルミネ世界樹日記   作:すたりむ

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第四階層(4):曲銃アグネア

・素兎の月、14日

 その銃器は、彼女たちのパーティにいた、ライシュッツの師匠に当たる人物が持っていたものらしい。

「十五階。雪原の奥で、我らはかの翼竜と出会った。

 激しい戦闘に仲間を失いつつも、かろうじて我らは勝利し、傷ついた飛竜は飛び去った。我が師はそれを追って、そして戦い、敗れたのだ。

 戦いがどこで行われたのか、それは付いていけなかった我にはわからぬ。だがそこには必ず――彼の愛銃だった、名銃アグネアがあるはずだ」

「飛竜の居場所は、あたしが占術で探知するわ。

 あなたたちにはまず、それに必要な材料を取ってきて欲しい。樹海の中から、ね」

 アーテリンデが言う。……今日はやけに協力的だな、と思っていたら、

「言っておくけど、納得したわけじゃないからね。

 どうせあんたたちにあの竜がどうにかできるわけでもなし。せいぜい泡食って逃げ帰ってきなさい。そうしたら次はあたしたちの出番」

 あーはいはい。そっすか。

「……ま、ともかくどちらにしろ、竜の居場所がわからなきゃどうにもならないからね。

 必要なものは大亀の甲羅、雷竜の背ビレ、あとカボチャ頭の小骨ね。どれも十八階あたりで手に入ると思うからよろしく」

 待て。

「なによ」

 ……いや、その。えらく大変ではないですか。その注文。

「言っておくけど、亀や雷竜よりあの飛竜はずっと強いわよ。

 自信がないなら手を引く事ね。分不相応なモノに手を出すと後悔することになるわよ」

 にひひ、と笑って言うアーテリンデ。……むう。どうしたものかな。

「いいじゃないっすか旦那ー。こうなったらとことんやっちゃいましょうよー」

 と言ったのはカチドキ。そういうおまえはいつまで私たちについてくる気だ?

「いやほら、飛竜退治面白そうだし。どうせならその場に居合わせたいなー、とかって感じで」

 ……いいけど。奇特な奴。一銭の得にもならんのに。

 

 そして手始めに十八階でカボチャ頭に挑み、あっさり撃破。さすがにこいつには苦戦しない。

 

 

・素兎の月、15日

 か……亀、つえー。

 ギリギリだった。堅いし、強いし。突撃一発で私たちをかばったシロが吹っ飛ばされたときはどうしようかと。かろうじてマイトを守り切れたおかげで勝てたけど、二度とやりたくねー。

 後は竜だけ。……勝てるかな?

 

 

・素兎の月、16日

 十六階にて雷竜撃破。……あれ。弱くね?

 亀よりずっと弱かった。最初、頭に当たった弾が角を一本吹き飛ばしたせいで、相手がまともに活動できなくなったのが大きいっぽい? なんか、相手がまごまごして行動できないでいるうちに倒しちゃった感じ。

 ともかく、これでアーテリンデに言われた素材は全部集まった。後はあいつに任せるだけだな。

 

 

・素兎の月、17日

 ――二階。

 意外なことに。アーテリンデが告げた相手の居場所は、信じられないほどの低層だった。

「まさか、そんなところに強大な竜がいるとは誰も思っていないでしょうね。樹海は低層のほうが安全、ってのは、あたしたち冒険者にとっては常識に近い観念だから」

 と、アーテリンデ。どうも、森が深すぎて人が進めないような場所に巣を作っているらしい。人間と戦うことに懲りたってことなんだろうか。

 ……待て。それ、私たちも近づけないんじゃないのか?

「それはない。

 ――彼は言っていた。あの竜の住処を見つけた、と。そしてその後竜の討伐に向かい、帰らぬ人になった。

 だから、少なくとも彼は二度、竜の元に行った経験がある。つまりは、注意深く探せば人間が通れる道が見つかるはずなのよ」

 それはなにか。その道については私たちに探せと。

「当たり前でしょ。占術でそんな小さくて不確かなものは見つけられない。

 飛竜ですら、過去に縁があってかつ、あれだけバカでっかいものだったからどうにかなった。もし道を占って欲しいなら、最低でもダイヤモンドでできた亀の甲羅くらいは持って来ないと無理よ」

 あーわかったよ。探せばいいんだろ。探せば。

 

 つーことで、さっそく大公宮から最新版の地図を取り寄せて検討開始。徹底的に怪しい地点を洗い出して、二、三の目星を付けて探索開始した。

 うわー、二階超懐かしい。っていうか、敵、弱すぎ。こんな手応えなかったっけ……と思っていたら不意に鹿の大群に襲われ、そしてまたあっさり撃破。カチドキの援護があったとはいえ、ここまで楽勝かい。まあ、これだけ弱ければ、あのときマハとムズピギーが二人だけで鹿を全滅させられたのも不思議じゃないわな……とか思ってしまった。成長したんだなあ、私たち。

 そして今日は手応えなく帰還。むむ、意外と手強い。

 

 

・素兎の月、18日

 油断してたら地中からモグラに強襲され、いいのを顎に喰らってヘロヘロになった。油断してるとこれだから。

 そして、二階奥にそれっぽい通路発見。どーもここが正解くさいな……

 

 

・素兎の月、19日

 深い樹海の奥の奥。人の手の未だ届かぬ森の先の広間に、その竜はいた。

「おい、マジでやるのか。アレすげえでかいぞ」

 と、マイト。う、うーん……私も、さすがにどうかと思ってきた。

 まず迫力が違う。

 でかい。強そう。怖い。前に狩った雷竜なんかとは桁違いだ。角に溢れる閃光からしてこいつも雷系っぽいんだけど、雷竜と違って簡単には防げそうにない。それにタフさも桁違いだろう。

「大丈夫っすよー。前にあのタイプの竜と戦ったときは割とザコかったし」

 というカチドキ。……いまいちアテにならん気がするが、そういうもんかなあ。

 まあ、とりあえずは様子見って感じで、シロに指示を与えて竜の向こう側へ進ませ、その間に私たちは武器の準備を整えた。目的は相手の注意を逸らし、その隙に一斉攻撃を仕掛けること。

 準備も整い、私はシロに合図を出す。おーん、とシロが吠え声を上げ、竜が面倒くさそうにそちらへ首をもたげた。いまだ、マイト攻撃開始!

 だだだだだ、と銃弾が雨あられと降り注ぐ。竜はさすがにうろたえ、たじろいたように見えた。が、予定通りだったのはここまで。竜は即座に高空へと飛び上がり、大地を見下ろしながら大きく口を開いた。あ、やな予感。

 ――刹那。カチドキが、手持ちの楽器をとんでもない速度で掻き鳴らした。なんだなんだと思ったのもつかの間、楽器から出た波みたいなものがドーム状に展開し、それはいままさに竜から放たれた雷光とぶつかって激しく揺動し、ついでに余波を喰らって私たちはかばいに来たシロもろとも思いっきり吹っ飛ばされ、大地にたたきつけられた。ぐふぅ。

 運がよかったのは、吹っ飛ばされた先が木々の間だったこと。竜は我々を見失ったらしく、やがて興味をなくしたかのように元いた場所へ戻っていった。助かった……

 つーか全身がしびれて立ち上がれねー。私はまだいい方で、シロは完全にノビてるし、マイトもわりとボロボロだ。おいカチドキ、アレのどこがザコかったんだよ!? と聞いたら、

「いやははは。おっかしいなー、前はあんな強かったっけなー。そんな記憶ないんだけど」

 だと。……決めた。もうこいつは二度と信用しねー。

 

 そしてなにも得られず帰還。ちくしょー。

 

 

・素兎の月、20日

 ともかくあの竜はダメだ。やりあって勝てる相手じゃない。

 昨日、痛い目と引き替えに得た教訓だ。したがって私たちは、銃を得るためにべつの手段を取らなければならない。いちばん可能そうなのは、シロが継続して注意を引き続けている間に私たちが家捜しをすること。これを当面の目標にする。

 カチドキは「秘策があるんでちょっと待っていて欲しいッス」と言ってバックレた。まあ、期待はまったくしていない。というか待たない。とはいえ、あいつの雷防御の技がなければ昨日の時点で我々全員黒こげだったわけで、いないとなればそれはそれで対応策を考えなければならない。とりあえず交易所で雷封じのミストとかいう粉薬を買ってきたが……ホントに効くのかなぁ、これ。

 で、出発。こういうとき、二階という近場であるのは気が楽でいい。あっという間に竜の巣に到着したが、そこで困ったことが発生した。

 竜、なんだか警戒してやがる。昨日の襲撃が気になっているんだろうか、やたらきょろきょろする。これじゃ銃を探すどころか、近づくことも満足にできやしない。参ったな。

 しょうがないので、せめて周辺部を探ることにする。音を立てないように気をつけて、そろーり、そろり。

 ……そうして。

 私たちは、見つけてしまった。

 見つけたときの落胆と言ったらなかった。

 だって、その銃は中程からひしゃげ、どう見ても使える状態じゃなかったのだ。

 考えてみれば、あの竜と激戦を繰り広げた銃士の持ち物だ。戦闘の際に使いものにならなくなった可能性は当然考えてしかるべきだった。

 そういう意味では、これはある種、必然であった。見通しが甘かった自分を責めるべきなのだろう。

 くたびれ損だなあ、と考えていたら、突然マイトが顔を上げ、伏せろ! と言った。……え? とか思って振り向いたら爪が

 ぱん、という音がして、私をかばったシロの身体があり得ないほどの勢いで吹っ飛んだ。

 ――うそ。

 いつの間に、この巨体は音もなく私の後ろに回り込んだのか。そこに、件の飛竜がいた。

 飛竜は吹っ飛ばされたシロを見て、それから捉え損ねた私の身体にゆっくりと向き直った。

 ……その瞬間。私は、あー、死ぬなー、とか思っていた。覚悟を決める間もない刹那、現実だけがどうしようもなく見えていた。

 そして。

 次の一撃が来る直前。ぶっとい光の帯が、飛竜に向けて突き刺さった。

 飛竜が悲鳴を上げて飛びずさる。な、なんだあ!? と叫んだら、マイトが、

「よくわからん! けど、この銃――」

 確認している暇はなかった。行動を妨害された竜は怒り狂い、長くて堅固な尾をめちゃめちゃに振り回した。あおりを喰らって私は吹っ飛ばされ、めきょっという音とともに木に激突した。……ぐふぅ。超痛い。

 ともかく、倒れている暇はない。目の前ではマイトが、盾役もなくたったひとりで竜と対峙している。その手には長大な曲がった銃が握られて――……?

「当たれぇ!」

 裂帛の気合いと共に、その銃――銃?――から途方もない閃光が走り、飛竜が絶叫した。

 ……なんだよ、それ。曲がってるくせに撃てるのか。と言ったら、

「知らん! 勝手に手に飛び込んできて、気がついたら撃ててたんだ! そういう銃なんだろ!」

 とか言う。……そういう銃って、どういう銃だよ。

 などと思っていたら、飛竜が上空に向かって跳ね上がった。やばい、あの攻撃が来る! マイト翼だ翼を撃って撃ち落とせ! と言ったら、

「無茶言うな! 接近していればともかく、曲がった銃でどうやって照準定めろって言うんだ!」

 と返された。ええい仕方ない、雷撃緩和ミスト散布! ぱらぱらと散った粒子が黄色く光り、そこに竜から放たれた閃光がぶつかってとんでもない衝撃波を出し、その余波で私とマイトは揃ってぶっ飛ばされた。が、がはっ……に、二度も飛ばされるとさすがの私も意識が……

 朦朧としている私にマイトが駆け寄ってくる。バカ、そんなことしている暇があったら竜撃て竜。ダメ元でも、その方がまだ建設的だろ。

「ええいくそ、こっちだってボロボロだってのに……!」

 舌打ちしながらもマイトは上空に銃を向ける。運の悪いことに、今回は飛竜も我々を見失ってはくれなかったらしい。上空に滞空しながら、ふたたび攻撃の準備動作に入る。

 そこに、銃撃一発。放たれた閃光はしかし、竜の身体付近をかすめて飛び去った。くそ、惜しい! 竜は口を開けて、再び閃光を

 ――放とうとしたところに、爆撃のような銃弾の雨が降り注いだ。

 竜が悲鳴を上げて墜落する。さらにその上に、重なるように黒い呪詛の塊が降ってきた。竜はぐるるるる、とうなり声を上げながら飛び立とうとしたが、呪詛が大地に縛り付けてそれを許さない。

「どうにか間に合った――というところかな」

 言ったのは、銃撃の主ことライシュッツ。……おいおい。なんであんたが私たちに加勢してくれるんだ? と言ったら、

「仕方ないでしょ。あの忌々しいバードのせいよ。

 ああもう、どーしてあたしがあなたたちと共闘なんかっ……」

 心底悔しそうにアーテリンデ。……なにしたんだ、カチドキ。こっちにとっては都合はいいけど、なんかよすぎて不安になるぞ。

 と、飛竜が咆吼を上げる。大地に縛り付けられたら縛り付けられたで、飛竜はやっぱり脅威のままだ。どすどすどすと大地を揺らして近づいてくる、その姿を見てライシュッツは不敵に笑った。

「チャンスは今しかない。――小僧、曲銃アグネアに無事選ばれたようだな。だが試射の余裕はない。実戦で勘をつかみ、その銃の主にふさわしいことを証明してみせよ」

「……わりと無茶を言ってるだろ、おっさん」

「あら、無茶は得意なんじゃなかったの? あなたたち」

 余裕綽々に、アーテリンデ。あー、そういや確かに前はそう言いましたねー。忘れてたけど。

 ともかく、ぶっつけ本番、やるっきゃない。マイト、下手な鉄砲も数打ちゃ当たる! とりあえず撃て!

「下手とか言うな! ああもう、なんでこう毎回無茶を……!」

 言いながらマイトは銃を相手に向け、ぶっ放す。が、手前の地面に着弾。

 ライシュッツはともかく銃を乱射。が、効いているそぶりはない。

 そのまま突進してくる竜にアーテリンデがなにやらつぶやく。と、がくん、と竜のアゴが一瞬下がった。が、またすぐに我を取り戻す。

 えいくそ、なら私が止めてやる! と勢いよく飛び出して、盾を持って突撃。うりゃあああ死ねやああ、と叫んで振り下ろした剣が、かっつーんと小気味いい音を立てて鱗にはじかれた。効いてねー。やべー。

 即、飛竜は私に向けて前肢を振り下ろす。が、黒い影が動きを阻害し、盾にがしん、と凄い衝撃が走ったもののなんとか踏みとどまれた。さらにそこに二発目のマイトの銃弾が今度こそ直撃。竜が悲鳴を上げてたじろいた。やったか!?

 ――とか思っていたら尻尾ぶん回しにはね飛ばされて、あっさり私の身体は宙を舞った。南無。

 どざざざ、と地面に背中から着地、すぐ受け身を取って相手の攻撃に備える。だが竜は今度こそは確実に仕留めようと、こっちに向かって雪崩れ込むようにのしかかってきた。やばい、潰される――!

 刹那。弾丸のように飛び込んできた白い影が、相手を直撃した。

 竜の悲鳴。飛び込んできたシロは、そのままものすごい暴れ方で相手を攪乱し、叩き、ぶちのめした。あまりに激しい攻撃に耐えきれず、竜が二、三歩後ろに後ずさる。さらにそこにマイトの三発目が直撃。竜はものすごい絶叫を上げ、翼をぶん回したっておいこらすげえ風がわあああああ!? あおりを喰らってその場にいた全員が吹っ飛ばされて転倒する。さらに竜の怒号。なんとか平衡を取り戻した私に竜の爪が襲いかかり、受け止めようとした盾がぐにゃりと曲がってものすごい衝撃と共に私の意識はブラックアウト――

 

 で、よくわからんが気がついたらそばに竜の死体があった。

 なんでも、あの直後にマイトが撃った弾丸が致命傷となって、飛竜は二度と起き上がってこなかったのだとか。幸い、私が不覚を取ってのびていた時間はさほど長くなかったようで、アーテリンデからは信じられないほど頑丈ねと呆れられた。……悪かったな、頑丈だけが取り柄で。

 後で聞いたところによると、カチドキは二階にすごいお宝を溜め込んだ竜がいるとエトリア組の連中に言いふらし、その上でエスバットの二人の下に来てこう告げたのだとか。パレッタが失敗してもどうせすぐアシタとかチ・フルルーあたりが竜狩っちゃうよー。死喰いなんてしてる暇はないよー。せめて自分でとどめを刺したいなら、いまから急いでパレッタを追って、加勢するしかないんじゃないの? と。

 確かに、アーテリンデからすれば、自分が関われずにあの竜が倒されるくらいなら、せめて一太刀浴びせたいところだったのだろう。その気持ちを逆用した、見事にあくどいやり口だった。すげーな。カチドキちょっと見直したぜ。

 ……まあ。問題は、たぶん実際にはアシタとかチ・フルルーは動かなかっただろうってことだけど。カチドキの言うことなんて誰も信じないだろうし。でもアーテリンデには悪いから黙っておこう。

 

 

・素兎の月、21日

 マイトがじっくりアグネアの試射をしたいと言い出したので今日はおやすみ。

 今回はハードだったので動きたくないところだったが、一応かなり長く世間の動きから取り残されているので、情報が欲しい。なので酒場や大公宮などに行って情報収集。

 すると、面白いことがわかった。どうやら、ぼちぼち十八階で例の翼持ちたちと接触したギルドが出始めているらしい。大公宮の方では私たちの件は一応秘密にしていてくれているのだが、問い合わせ等も殺到していて対応に苦慮しているので、さっさと登ってなにか事態を打開してくれ、とせっつかれた。……がんばります、とは言ったけど、どうしたものかなあ。困った。

 あと砲術協会長の仇は相変わらず取れないまま。そりゃそうだ。だってあいつ十九階にいるし。というわけで、どうやらいよいよあの忌々しい魔物を討伐できるチャンスがやってきたようだ。すべては明日、だな。

 

 

・素兎の月、22日

 ……あっっっっさり、討伐完了。早っ。

 出会い頭に一発撃ったら死んじゃった。的な。曲銃アグネア、威力高すぎです。改めてそれを認識する一方で、やっぱあの竜はおかしい耐久力だったんだなーということも再認識した。エスバットの力添えもあったとはいえ、あれに勝てたのはちょっとした奇跡だったと思う。

 ともあれ、これで障害はなくなった。目指すは二十階、翼持ちのリーダーがいる場所だ。ずいぶん寄り道してしまったし、急いで向かおう。




特殊所持スキル紹介:


1)大呪言「悲願」
使用者:アーテリンデ
 フォーススキル。相手の攻撃力を大幅にダウンし、さらに頭と腕を縛る。
 守るために作った、守るための呪言。なのに相手へのデバフであるあたりがアーテリンデ。


2)至高の魔弾・対
使用者:ライシュッツ
 フォーススキル。通常の至高の魔弾をなんと二連発する。
 二丁拳銃が織りなす暴力だが、なんと近接スキル。拳銃である故の弱点か。
 とはいえ、スタン性能がある至高の魔弾のため、たいしたリスクにはならない。隙のないライシュッツである。

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