イルミネ世界樹日記   作:すたりむ

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第四階層(6):戦場、悲しき獣の主

・虹竜の月、1日

 探索中ー。

 亀とか鳥がうっとおしくて仕方がないということをのぞけば、いたって平穏。慣れてくると、なんとなく階層の構造にも察しがつくようになってきた。なるほど、あっちがああなってるから……とか。

 そして調子づいたところでうっかり亀の目の前を横切ってしまい、急襲されてあえなく撤退。くそ、どこ見てるんだあの亀っ。

 

 

・虹竜の月、2日

 樹海を歩いていたら、このあたりではあまり見かけない牛型の魔物に出会った。

 んで、倒してさっさと先に進もうとしたのだが、どうにもシロの様子がおかしい。なんか魔物の死体をくんくんしてる、と思ったらがぶり、ぶちぶちと噛みちぎった。うええ、おまえけっこうワイルドだったんだな。と思っていたら、その死体の欠損跡がみるみるうちに紫色になっていってびっくり。な、なんだこりゃ!?

「見る限り、毒の類だな。

 そういえば、樹海で食われないように、死んだら身体に毒を回す獣というのがいるらしい。こいつもそういうのの一種だったんだろうな」

 マイトが言う。なるほどー、樹海侮れねえな……とか思っていたが、ふと気がついた。シロが噛みちぎった方は毒に冒されていない。ということは、ひょっとしてこっちは食えるわけなのか?

 頭の中を例の酒場の依頼がよぎる。よし、じゃあ珍味の話はこれで行こう、ということで氷の特殊弾丸を使って保冷状態にした肉を持って帰還。大公宮に持って行ったらそりゃもう大感謝された。うへへ、いいことした気分。報酬もがっぽりもらってしばらくは弾薬の心配も――あれ?

 ……そういや、アグネアって弾薬いらないんじゃないのか?

 マイトが弾込めてるところなんて見たことないし。予備の銃用の弾丸以外にまったく必要ないという衝撃の事実。そりゃすごい。つーかいまさら気づいたが実は私たちってけっこう金持ちじゃね? とか。弾薬費かからなくなってから、一気に黒字化したっぽい。

 なんてこったい。もう冒険やめて実業家でもやろうかな。とか言ったらマイトに鼻で笑われた。挙げ句に、三日で破産するのがオチだからやめとけと半分本気で諭された。超むかつく。マイトのくせに。

 

 

・虹竜の月、3日

 すごい迷走の挙げ句、気がついたら磁軸のあたりまで戻ってきていたときのやるせなさと言ったらorz

 ええい仕切り直しだ仕切り直し。ともかく、地図は順調に完成しつつあるんだ。そう悲観的になる要素ばかりでもないさっ。……たぶん。

 

 

・虹竜の月、4日

 樹海を歩いていたら、ばさばさと羽音。

「無事であったか、イルミネ」

 言って降りてきたのは、前にも会った翼持ちの長、クアナーンだった。

 なんだ。なにか問題でもあったのか?

「ああ。言いにくいことなのだが……敵が、増えた」

 増えたぁ? なんだそれ。

「我らにも想定外だ。我らを阻んでいた天空の女王、その周りに、さらに三体の魔物が現れた。強さは未知数だが、どれもただ者ではないだろう」

 うげげ。なんてこったい。

「おい、どうするんだ」

 どうするったっていまさら引けねえよ。突貫するしかないだろ。

 ……とはいえ、さすがにこのまま無茶を通すのは怖い。おいクアナーン、もうちょっと情報はないのか情報は。空飛べるんだから遠目から見て姿形くらいはわかるだろ。

「姿形か。

 たしか一匹は大猿の類であったな。もう一匹は黒い毛並みの狼のような獣だ。最後に、人型の金属でできた人形のような何者かがいる」

 ――え。

「どうした。なにかあったか」

 ……い、いや。なんでもない。

「そうか。では、我はもう行くぞ。

 盟約の者、イルミネよ。くれぐれも気をつけろ」

 言って、クアナーンは去っていった。

 …………

 おい、カチノヘ。おまえ、これを知っていたのか?

「さあ……どうだろうね……ふふふ」

 性格悪い奴め。

「おい。どういうことだ。相手に心当たりでもあるのか?」

 マイトが言う。

 どうだろうな。私としては、気のせいだと思いたいんだが。

「もったいぶらずに言えよ。予測でもかまわないから」

 ……わかったよ。

 要するにな、今回、私たちの前に立ち塞がる敵は――

 

 

・虹竜の月、5日

 そして。

 ついに私たちは、そこにたどり着いた。

 大きな広間。桜の吹雪く通廊の淵、おそらくは翼持ちたちが『天への門』と呼んだ、部屋への入り口。

 そこに、クアナーンの言ったとおりの外見の者たちが、待ち構えていた。

『――止まれ。

 ここより先は天の御座。生きた人間が入ること能わぬ、天の主のおわす場所だ。

 これ以降を進むことはまかりならん。いますぐ立ち去るがよい』

 金属の人形が、金属質な声で言う。

 狼はがちがちと歯を鳴らして威嚇し、猿は容貌に反し静かに佇み、鳥はばさばさとせわしなく動き回っている。

 ――やれやれ。

 困ったね。ここまで予想が的中しちゃうと、どう反応していいのかよくわからない。

『聞こえなかったのか。いますぐ――』

 聞こえてるよ。フロースガル。

 それにベオウルフの面々。クロガネと……後は、名前は聞いてなかったっけな。

『…………』

 がしゃ。と、顔の部分のシャッターが開き、

「オヅノーとパピーだ。

 ……久しぶりだね。イルミネ、マイト」

 彼――フロースガルは、寂しそうにほほえんだ。

「それにドン・ガミス。ずいぶん立派になったのだね。

 私がいなくなっても、無事にやっていけているようで安心したよ」

 それで、どういうことなのさ。なんで、あなたはここにいる?

「最初はパピーに任せる気だったんだけどね。

 上がってくるのが君だと知って、それでどうしても行かなければと思ったんだ。なにしろ、僕以外には言葉をしゃべることができないからね」

 ……いや、そういうことじゃなくてな。

「私が空の上にいる理由は知っているだろう? 翼の民たちは、傷つき倒れた冒険者たちを天の御座に連れて行く。そして連れて行かれた者は、永遠の命と称するものを与えられて、人間以外のものに変貌する。

 多くは意思も壊されてただ暴れるだけの怪物となるんだがね。僕は従順だったからか、天の主は意思を壊さなかったみたいでね。

 逆らうことはできないんだが、こうしてある程度の裁量権と指揮権を与えられている」

 …………

「それで本題だ。

 さっきも言ったけれど。イルミネ、君はここから先に行くべきじゃない」

 なぜだ。

「君だって、薄々感づいているんじゃないのか」

 ……それは、『帰還者』と私が呼ばれていることについてか。

「ああ、そうだ。

 君がいまどういう状態なのか、正確なことはわからない。天の主もわからないと言っていたから、わかっている者はひとりもいないだろう。

 私が知っていることも、君とたいして違いはない。天の主とシヴェタの民たちは、どうやら君を天の城へ運んだ記憶があるらしい。そして、天の主は運んだはずの君が下から登ってくることを知り、不審に思っている。そんなところだ。

 その程度の知識でも、私には予言できる。なあイルミネ、考えてごらん。君は天の城に運ばれた。ということは天の城には、君の――」

 

 がっしゃん、がっしゃん。歯車が回

 

 ――っっ。

「……そうでなくとも天の城は人間にとって忌むべき場所だ。主はただの人間を下等なものと見くだし、彼の主観で上等なものに仕立て変えることに熱狂している。

 樹海の獣たちとは違う。明確な悪意を以て襲いかかる脅威の列が、この先に立ちふさがるだろう。冒険者なんかが行くべきではない領域なんだよ、あそこは」

 フロースガルはそう言って、言葉を切った。

 ……途中、めまいがして聞き取れない場所があったが、大意は掴めた。

 彼は、心底善意から、私に忠告しに来てくれたんだ。ここから先、天の城とやらに巣くう脅威を知って、それを伝えに来た。

 だけど、それでも。

 私は言った。ダメだ、フロースガル。私たちは、引くわけには行かない。

「なぜだい」

 大公宮と翼持ちからの依頼……いや。依頼ってだけじゃない。彼らの、未来がかかっているんだ。

 今回のミッションは関係者がものすごく多くてね。街と翼持ちたち、それから全冒険者の命運がかかっていると言っていい。簡単に引くわけにはいかないよ。

「本当にそうかな? 私にはそうは思えない。

 ねえ、イルミネ。思い出してごらんよ。君たちは冒険者だ。しょせん、野を行く無法者と大差のないものだ。

 君たちは社会に大事にはされないが、代わりに社会から責任を負うこともない。それが冒険者の特権だ。君は君の責任だけ取ればいい。大公宮や空の民の言うことなど知ったことじゃないだろう」

 ……けっこう過激だな。フロースガル。

「そうかな? 冒険者なんてそんなものだろう。

 おっと、私はもう冒険者ではない、ただの死人だったかな」

 おどけて言う。

 ――もう、何回目だろうな。あなたに諭されるのは。

 いつもあなたは、無茶をする私たちを止めてくれる。そうして私たちは、いつも従わずにあなたを困らせてばかりいたよな。

「ははは……そうだね。

 でも、そんなことを言うってことは、もう決めてしまったのかな」

 ああ。今回も同じだよ。引くつもりはない。

 たしかに、大公宮や翼持ちなんてどうでもいいさ。そんな大義名分を気にする柄でもない。でもさ、そういうご大層なものをぜんぶとっぱらっても、上に行かなきゃいけない理由は残るだろ?

 あなたも言った通りさ。上には私に関わるなにかがある。それは忌むべきものかもしれないが、たぶん私にとって重要なものなんだ。

 それを放っておいたら、私はたぶん、私自身がなんであるかわからなくなってしまう。不確かなものを抱えて一生生きるなんてまっぴらごめんだ。上に行き、真相を暴かないとやっていられないよ。

「そうか。まあ、そうだろうね。

 困ったひとだ。いつも君は、私の言うことを聞かないで無茶をする」

 無茶は得意なんだ。

「――ここに私が来た理由はもうひとつある。

 天の主は、君の正体がわからぬことで君に恐れを抱いている。そして、正体がわからない不確定要因を天の城に入れるくらいなら、消してしまうべきだと考えている。

 故に私は命じられたのだよ。天の城へ至ろうとするパレッタの面々を監視し、必要とあらば殺せ、とね」

 フロースガルはそう言って、静かに剣を抜いた。

「おい、本当にやるのか。相手はフロースガルだぞ?」

 マイトが言う。……しょうがねえだろ。私だって戦いたくなんかないけど、相手がやる気なんだ。

「そうだ、マイト。遠慮することはない。所詮この身は死人。ただ天の主の手先となって動くだけの、駒の一種に過ぎん」

 ぴしゃり、とフロースガルの兜がシャッターを閉ざし、顔が見えなくなる。

『さあ、侵入者を殺せ! 一人たりとも生かして帰すな――!』

 そして、戦いが始まった。

 

 

 即座に突進してきたクロガネを身体で止めつつ叫ぶ。ほらマイト射撃開始! ぼさっとしてんじゃねーぞ!

「くそ、わかったよ!」

 マイトが叫び、掃射気味に銃撃を連打する。放たれた幾条もの閃光はしかし、ベオウルフの面々に届くまえに謎のフィルタに取り込まれ、大幅に威力を減殺して弾かれた。な、なんだってー!?

『いいぞオヅノー。――これぞ太古の巫道。あらゆる邪を払う守りの巫術よ』

 うわ、マジやばい。そうこうする間にパピーがこけこっこーと大騒ぎ。あまりの大音量にしりもちをついた私をめがけて再びクロガネが突撃し、守りに入ったシロと真っ向から激突。両者ともにはじき飛ばされた。

 助かった、と思っていたらマイトの声。

「ばか、ぼーっとしてるんじゃねえ!」

 え? ってうわぁ! がきん、とフロースガルの剣を受け止める。うげげ、すげえ力。こりゃ鬼力化かかってるな。あの猿、マジで悪質だ。

 がきがきがきん、と連続するフロースガルの剣をかろうじて捌きながら打開策を探す。マイトはさっきから鳥に釘付け。シロはクロガネと真っ向張り合い中。これじゃ猿にはなにもできん。くそ、そもそも頭数が3対4じゃジリ貧だ――って、おい。こらカチノヘ、なにぼーっとしてる!? おまえも働け!

「……ん……僕も戦うの……?」

 当たり前だろー!? つーか助けて、わ、た、ちょ、この、ぐぎゃー!?

「ふう……観察……もう少し、したかったけど……いいか」

 カチノヘがつぶやくと同時に。

『ぬぅ!?』

 フロースガルが飛びずさる。その足にゆるゆると茨のようなものが絡まり、動きを微妙に阻害している。よく見ると他の連中も似たような状況で、特に地面へと引きずりおろされたパピーがぴぃ、と悲鳴を上げ、

 そしてそこに、フルパワーのアグネアの光条が突き刺さった。

 すげえぞカチノヘ、ほぼ一撃で猿の特殊能力を無力化しやがった! 自由になったマイトは続けてフロースガルに向けて銃を乱射。だがすぐに持ち直したオヅノーがまた防御の術を張り、光弾は威力を減殺されてしまった。あーもう、またかよ!

 ともかく、一撃でもまともに入れられたのは収穫だった。おかげでパピーはグロッキーになってへたっている。フロースガルも足を封じられた今、猿をなんとかできるのはこのタイミングしかねえ! 突撃ー!

 ――ワンパンチで弾かれました。南無。

 しかも気づいたらフロースガル、クロガネ、オヅノーに囲まれた場所に来てしまってますね私。ははは。た、助けてマイトー!

「ええい、世話が焼けるっ……わあ!?」

 こちらに銃を向けたマイトにじゃれるパピー。シロはクロガネにはね飛ばされてピヨり中。カチノヘはぼーっと見てるだけ。超ぴーんち。フロースガルが腕を振り上げ、私はもう無茶を承知で剣を相手にたたきつけようと

 ――した身体が、急激に加速。すごい勢いでフロースガルをはねとばした。

 な、なんだああ!? と思った私の耳に聞こえてくる、聞いたことがあるような旋律。でろりろりーん、とキタラをかき鳴らしながら、そいつは言った。

「ヒーローは遅れてやってくる、ってね。――カチドキ、推参だぜ!」

 うわあなんてかっこようさんくさい台詞。カチドキ、待ってなかったけど待ってた! これで5対4、人数的にも逆転だ!

 さらにパピーの悲鳴。哀れな鳥はマイトに銃でぶん殴られてたたき落とされ、さらに至近距離から銃撃を連打されて、なすすべなく地に倒れ伏して動かなくなった。クロガネもシロに押され始めてうなり声を上げて後退。

『……! オヅノー、援護を――』

 させるかあ! と私はフロースガルに襲いかかる。がきがきがきん、と互角の剣戟を交わし、そうこうしている間にカチノヘが二度目の呪言をたたき込み、ふたたびオヅノーの防御が破られる。そこにアグネア炸裂。まともに直撃を喰らったオヅノーは、一撃で吹っ飛ばされてご臨終。

『ぬ、ならば――クロガネ!』

 声に応え、クロガネが私にじゃれついてくるってうわあ重っ! こ、この腐れケダモノ、どかんかーい! ともごもご身体を動かすがどいてくれない。そこにフロースガルが剣をたたきつけようと振り上げるが、腕を狙ったマイトの射撃がそれを阻む。ひるんだところをシロに体当たりされ、よろめいて後退。

 さらにマイトの射撃がクロガネを直撃ってうわ危なっ! おまえね、私が下にいる状況でその射撃はどうよ。つーか逸れて私に当たったらどうするんだ? と言ったら、

「当たったからいいだろ! それより前、前!」

 え? っておわ!? 撃たれたにも関わらずまだ元気なクロガネが私にのしかかろうとする。が、そこに横からシロが突貫。はね飛ばされてクロガネはごろごろと遠くに転がっていった。さらにそちらへ動こうとしたフロースガルを私が足止めし、マイトが銃撃。フロースガルは大きく吹っ飛ばされ、地面に転がった。

『ぐ、ぐぐ』

 ――それでも、まだ動く。

 明らかに勝負はついた。そんな状況でありながら、彼はまだ立ち上がろうともがいている。もうやめろ、あなたの負けだよ、と言ったが、

『ぐぐ、ぐ、ぐぐぐ』

 聞いちゃいない。

 というより、もはやこの身体は。

「だめだな。もう意志は残っていない。

 フロースガルは死んだ。この身体は、天の主とやらの命に従うためだけに無理やり動かされている、ただの人形だ」

 マイトはそう言って、銃を構えた。

 ……撃つのか。

「楽にしてやるにはそれしかないよ。

 ――さよならだ、フロースガル。また会えたことは、少しうれしかった」

 マイトはつぶやいて。

 

 銃声が、戦いの終わりを告げた。

 

 翼持ちと大公宮からお褒めの言葉をもらって、明日天の城へ入ることを約束して。

 そうして宿に帰って、いま、この日記をつけている。

 ……私の選択が正しかったのかどうか。それはいまはわからない。

 だけど、もう後には引き返せない。信じたこの道を、突き進むしかない。

 明日も、がんばろう。

 

 ちなみにカチドキがどうしてあのタイミングであそこに現れたのか、それはよくわからなかった。

 が、とりあえず翼持ちの監視員をごまかして上に来る手法は聞き出せた。なんでも、ビールと枝豆持って行ったら大盛り上がりの挙げ句に監視員が寝てしまったのであっさり通れた、らしい。……ひでえ。盟約とかペンダントとかいろいろ揃えていった私の立場はいったい。




 ここで新たな第四階層のボス、通称モモタロ一同の構成を紹介。


1)フロースガル
 言わずと知れたフロなんとかさん。職業はパラディンだが、この構成では切り込み隊長の役も担う。

2)クロガネ
 犬。標準的なペットとしての能力を持つが、敵特有のHPの高さから傷舐め等の特技が相対的に弱体化しており、大暴れ連打の方が強いかも。

3)オヅノー
 猿。イルミネよりよほど立派にドクトルマグスしてる。フォーススキルを連打できる守りの要。逆に言うと彼が崩れると全部崩れる。

4)パピー
 雉。ハルピュイアを一段弱体化させたような性能。だが混乱ばらまきは相変わらず脅威。


特殊所持スキル紹介:


エンタングルフィールド
使用者:カチノヘ
 フォーススキル。敵全体の強化を全解除し、強化の解除数に応じた縛りを入れる。
 案外馬鹿にならないが、しかし他の強力なフォーススキルと比べるとどうにも見劣りするあたりがカチノヘ。

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