転生クー・フーリンは本家クー・フーリンになりたかっただけなのに。   作:texiatto

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 台風大丈夫でしたか。私の住んでいるところはレベル4で済んだのですが、翌日ニュースを見て、あまりの被害の多さと大きさに戦慄しました。私にはどうすることもできませんが、少しでもこのようなクソ小説で笑顔を届けられればと思います。


一騎打ち、好敵手

 ◆

 

 

 

 やってしまった。あれ程に避けようとしていた殺しを。これまで不殺を貫いていたというのに、結局は一時の衝動に飲まれてこのザマだ。

 

 それで折れそうになった時、レーグ君が俺を励ましてくれた。

 貴方は僕の英雄だ、とかさ……これアレだ。救いがない惨状に絶望したケリィが、士郎くん見つけて救ったのに救われた気持ちになったやつ。それに近いと思う。

 

 ただ、俺が救われるのみでは、ここで死んでいった皆に顔向けができない。

 ということで、俺はケツイに満ち溢れて不殺を貫き通す覚悟を決めた。それは修羅の道だろうが、今更だ。

 

 ……それに、俺が人の命を奪ってしまったという事実が、未だ受け止めきれない。

 これは戦争で、時代も時代なのだから、死人が出るのは言わずもがな。だが、それはそれとして人が死ぬのは冗談じゃないと思う。

 そういった倫理観を有しているからこそ、俺は自分がやったことが恐ろしい。そしてそれ以上に、俺がそれに縋り続けたばっかりに死人が増えてしまったことに、いくら後悔しても足りない。足りてはいけない。

 

 今すぐそれを噛み砕き、飲み込み、消化するというのは……難しい。しかし、次に同じようなことに直面したのなら、今度こそは身を切って信念を実現させてみせる。

 これは紛うことなき我儘で、単なるエゴに過ぎない。そうわかっていながら、俺はその道を進む他ない。何せ、俺がそうしたいと思ったからだ。

 

 そこまで考えて、ふと、「アレ、これクー・フーリンと全然違うじゃん」と気が付く。

 兄貴みたくさぱっと人殺せないし、そもそも聖杯戦争に呼ばれるような「より強き者との戦いに興じたい」という願いもない。

 ……マズイ。非常にマズイ……! これは聖杯戦争に喚ばれない可能性が……だが、もしこのまま死後にstaynightに呼ばれてみろ、士郎くん殺せないから話始まんないやんけ! どのルートでも死ぬのは全然OKなんですけどね! 

 頑張って本家兄貴ロールするか……? いやッ、それが無理だから今みてえな本家とオルタを掛け合わせた謎仕様になっているんじゃねえか! 

 

 あれ、コレ詰んでね? 

 

 ……あ、そういえば、レーグ君はどうやって俺のことを元に戻してくれたのだろうか(現実逃避)。

 そう思って聞いてみれば、何と言うか……お前ホントに御者? と疑いたくなるレベルに頑張ってくれたことが判明。

 

 ……やっぱすげぇよ、レーグは。

 

 は? 英雄の友だから当たり前? (英雄は)お前じゃい! 

 

 

 

 ◆

 

 

 

 一旦アルスターへと帰国した俺達を迎えたのは、コンホヴォル王とエメルだった。

 

「おぉ、クー・フーリ「クー! 怪我はないッ!? 貴方が苦戦したって聞いたから、私いても立ってもいられなかったんですよ! だから言ったじゃない! 一人で戦いに行くなんて無茶だって!」」

 

 そう言って涙ながらに詰め寄って来るエメル。今回はエメルの言葉が一理あるどころか百理あるから何も言えねえ……。

 でもなエメルさんや、仮にも王様の言葉やぞ。遮るのは如何なモンかと思うぞ。

 ほら見ろ、コンホヴォル王の渋い顔。道で正面から来る人と左右どっちに避けるかで譲り合いが発生した時みたいな顔してやがる。

 

 エメルを落ち着かせてから、俺とレーグ君で戦況の報告をした。

 アルスターとコノートの戦士達は互いが全滅。生存者は俺達のみ。

 その実、アルスターの皆を死なせてしまったのは俺のせいで、コノートを全滅させたのもまた俺であると告げ、それを説明する過程で不殺についても語った。

 

 幻滅、失望、軽蔑────されて当然。それに相当する信念を抱いているし、戦犯と罵られても否定できない結果を持って帰ってきたのだから。

 

 緊張を以て語り終えたところで、清聴していたコンホヴォル王は目を閉じ、

 

「………………そうか」

 

 深々と息を吐き、沈黙する。コンホヴォル王の胸中に湧く感情は侮蔑か、それとも嘲弄か。そうでなくとも悪感情なのは相違ないだろう。

 

「一先ず、だ。クー・フーリンよ、今は休息を取ると良い」

 

 耳を疑う。思わず、何故と口に出た。今の俺の顔は実に滑稽だろうと自覚できる。

 

「……多少なりとも理解が及ばん部分はある。だが、今のお前は盲目的に理想を追い求める愚者ではなく、現実を知り、覚悟を持った戦士のそれだ。私は王であるが故、眼はあると自負している。それに従ったまでよ」

 

 薄く目を開き、俺を見据えるコンホヴォル王は、一呼吸入れてから話を続ける。

 

「騎士団の皆は戦士だ。勇猛果敢に強者と矛を交え、生殺与奪の権を己の力に委ねた生粋の戦士達。彼らは戦場で生き、逝く。それこそが華。散るのもまた名誉なのだ。そこに怨嗟は介在せず、あるのは己を屠った敵への賞賛と一抹の充足感、後は力及ばず敗北となった結果を出した自身への悔やみか」

 

 レーグ君にも似たようなことを言われた。やはり、ケルトにおける死生観はそのようなものなのだろう。

 だが、だからといって彼らの死を自然の摂理のように受け入れて、流してしまうのは無理な話だった。

 

 そのような思考が顔に映し出されていたのか、コンホヴォル王は威厳を湛えた眼で俺を射抜く。

 

「戦友の死を悼むのはいい。だがな、騎士団に出撃の命令を下したは私だ。好きにやらせたのも私だ。お前ではない。それでも尚、彼らの死が己の責であると宣うのなら、それはお前の傲慢であり、戦士の矜持に対する侮辱だ」

 

 初めて向けられる、コンホヴォル王の為政者としての眼差し。射殺さんとする双眸に見つめられたことで、俺の心は底冷えした。

 

「自責の念に囚われるのは勝手だが、それを他者に振り撒き、押し付けるな」

 

 レ〇ンだ? 貴様この野郎、みたいな感じに凄んだコンホヴォル王は、いつものやらかしおじさんな雰囲気が死に絶え、覗かせるは圧倒的な国王のそれ。

 コンホヴォル王の様変わりに愕然とする俺に、彼は歩み寄り、手を伸ばせば触れる距離まで近付いたところで、表情と共に雰囲気を柔らかくする。

 

「そう悩まずともよかろう。若者は振り返らず、猛進すればよい。周囲に存分に迷惑を掛け、周囲を巻き込みながら存分に暴走する。それができるのは青い内だけだ。そうして己が築き上げてきた道を振り返るのは、勢いが衰えたところで幾らでもできる」

 

 俺の肩へと手を置き、続けるコンホヴォル王。パパみが凄い。

 

「当然、失敗も挫折もある。時には耐え切れずに逃げ出すこともあるだろう。だが、それも含めての歩み、成長の過程だ。その過程で生じた汚点は我ら大人が何とかしてみせる故な、難しいことを考えず、思うままにやってみればよい」

 

 甘やかしのようにも聞こえるが、これこそがコンホヴォル王の方針なのだろう。

 為政者としての優秀な指揮能力はもちろんのこと、それ以上に個々の意思や能力を尊重し、部下を信頼して任せる。また、それを部下達も理解しているからこそ、期待に応えようと死力を尽くせる。

 

「……ただ、今回の犠牲に多少の責任を感じているのであれば、それに苦悩してばかりいるのではなく、受け入れて糧とせよ。そしてお前の信念とやらを貫いてみせよ。それこそがお前の決めた償いなのだろう?」

 

 口角を上げて不敵な笑みを浮かべて締めくくる。イケオジやな(確信)。

 それに対して、俺が罪悪感を忘れることはないが、それを原動力にして悔いのない選択と結果を出してみせると口にすれば、親愛を思わせる微笑みを浮かべ、「ならばよい」と言ってクールに去るコンホヴォル王。

 

 それと入れ替わるように、にこやかな笑みを浮かべたエメルが近くに寄ってくる。珍しくハイライト先生がご健在の狂気成分控えめだ。

 

「私もいくつか言いたいことがあったのですが……ふふ、今のクーの様子を見れば、その必要もなさそうですね」

 

 そっかぁ。何時も「愛! 邪視! 《コンプライアンス》!」なエメルにも心配掛けてたのか。 肝を冷やされている側ではあるが、この時ばかりは申し訳なさが募るばかり。

 

「……ですが、もうやめてくださいね。今回は事が事だけに仕方ありませんでしたが、貴方が私の手の届かないところで苦しむのは、とても……とてもここが痛みます……」

 

 胸に手を当て、眉をハの字にした悲しみ混じりの笑みを見せるエメル。

 

「ですから、『次』なんてことはないようにお願いしますね?」

 

 病みモードではないせいか、純真100%で向けられるそれに心臓がヒートアップ。やっぱ美人なんだなって思いました(小並)。

 女性の悲しむ顔は見たくない。そう思ったからか、俺は無意識の内にエメルの頭を撫でていた。これはきっと、兄貴の器がそう動いているのかもしれないな。

 

「────っ、はふぅ……」

 

 頭頂部に手が触れるとエメルは身体をびくつかせ、撫で始めると完全に心を許した愛玩動物そのもの。ちょっと楽しくなってきた。うりうり、ここがええんかぁ? 

 

「あぁ、いけません……これ以上は……ぅぅ」

 

 恥ずかしそうに身を悶えさせ、シャ〇もニッコリな真紅に顔を染めあげた顔を見られまいと俯かせる。

 何この可愛い生き物。え、病み成分がなくなると、こんなになんの? 不覚にも心臓がトゥンク……したわ。

 

 瞬間、背筋が凍てつく恐怖。飢餓状態の肉食獣の大口が眼前に迫っているかのような、生命の危機を強く感じる。

 

 俺はこれを知っている……! というか、知らなくとも眼前から発せられているとわかる……! 

 

 エメルの頭を撫でていた俺の腕が、神速を持ってして掴まれる。もちろんエメルにだ。

 そして掴んだ腕を己の顔まで寄せ、頬擦り。その時に絡み合った視線もとい目に浮かぶは淀みと狂気と情欲を煮詰めた混沌。

 

「────んふふ、クーを慰めるためだと言い聞かせて我慢していましたが……なるほど、やはり人肌が恋しいということなのですね……!」

 

 アッー! やめて来ないでしがみつかないで俺が悪かったッ! ここ往来! 時間と場所を弁えなヨー!(手遅れ)

 

「人目など何のその! むしろ見せ付けてやりましょう! 私達がどれだけ相思相愛なのかをっ!」

 

 ヤメッ、ヤメロー! 露出性癖は持ち合わせてねえんだよ巫山戯んなッ! ってかコイツ力強いな! 兄貴の筋力Bを捩じ伏せるとか怪力ってレベルじゃねーぞ!(ベルジャネーゾ卿)

 

 あのねぇ! 俺だってヘタレとうない! でも神話上でのクー・フーリンが誰とくっついたとか知らんから手が出せないんよ! 

 明らかに逸般人なエメルは主要人物かもだけど何した人かわからんし、師範は師匠の妹ってくらいしか知らんし、師匠とメイヴに限ってはクー・フーリンと男女の関係じゃなかったろ! 好きなキャラな故に俺なんかが手を出すなんて禁忌だろコレ……。

 

 だからエメルさんや! 来世でッ、来世で会えたらその時は何でもするからさぁ! 俺を押し倒すな、しなだれかかるなァ!? 

 

 

 

 

 

 

 因みに、往来で繰り広げられたこの取っ組み合いを、唯一無二のメシアたるレーグ君は満面の笑みで見守っていた。

 バスターコールをしてみたが「いやぁ、クー・フーリンさんは好かれてますねぇ」とだけ言い残し、セングレンとマッハを連れ、レーグ君は馬小屋へと姿を消した。

 

 

 

 ちきしょうめぇ!(自業自得)

 

 

 

 ◆

 

 

 

 エメルの抱き枕(理性EX)になることでギリギリ丸く収め、無事(?)翌日を迎えた俺。

 その過程である種の悟りを開いていた俺は、おセンチな気分になりつつ「俺、何してんだろうなぁ」と自分を見直していた。

 

 皆が俺に優しくしてくれる。慰めようとしてくれる。或いは成長するようにと促してくれる。それを受けて惨めな気持ちにもなりはしたが、遥かに凌駕する量の感謝の念が胸の内を温かくしてくれた。

 そして再び決意しなければならない。皆が支えてくれているのだから、それに応えるよう俺は努力せねばならないと。

 例えそれが本家クー・フーリンと異なる顛末を辿るものだとしても、俺は俺として、この器を無駄にせず兄貴リスペクトの取捨選択をしていきたいと思う。

 極力、Fate/シリーズの兄貴のような人間関係を目指したくはあるが、極度の無理はしないということだ。何が原因で俺が兄貴と成ったのかはわからない。だが、今この瞬間を生きているのは俺なのだ。偽物は偽物らしく、本物に憧れて生きりゃいいってことさね。

 

 ……まあ、どうせ剪定されるでしょ的な気持ちでいれば好き勝手やれるモンよね! 好き勝手はしないけども! 

 ほら、剪定事象なんだから聖杯戦争に喚ばれることはないってね。俺は俺だァ!(戦争屋並感)……え、異聞帯ワンチャン? ないない。

 

 

 

 思考では縦横無尽右往左往している俺だが、今現在も未だにベッドの上でエメルに抱き着かれていた。役得ではあるが手を出せば周囲を巻き込んで大爆発すること待ったナシ。

 

「ふぇへへ……クー……」

 

 語尾にハートマークが付きそうな声色で寝言を漏らしながら、モゾりと動くエメル。俺の胸板へと頭を押し付け、心底幸せそうな顔で抱き締める力を強くする。

 凄く……柔らかいです(素直)。こうして見れば、普通の美女なんですけどね……。何時もの重い言動がなけりゃあ言うことナシなんだがなぁ。

 

 鋼の理性を過労死寸前まで働かせ、耐え続ける俺。不意にエメルの手が伸びて俺の胸筋の上に乗り、何故か複数回揉まれる。

 逆ゥ! 普通立場逆ですゥ! しかもソレやっていいのはなろう系主人公だけですゥ! って、ちょっち待ちや! お前起きてるだろ!? 明らかに手がテクい動きしてやがるぞオイ! 

 

 

 

 ◆

 

 

 

 ほぼ逝きかけました……(耐)。コイツぁひでえや。

 

 一晩じっくりと休んだおかげか、非常に身体が軽い。何だかんだで人肌があると疲労ってとれるんやなって。まあ、心労はそこそこあったものの許容範囲。それよか、こんだけされてても休める俺に驚きだわ。慣れ……恐ろしい子……! 

 

 オナモミと化したエメルに引っ付かれながら回復と戦慄に浸っていると、部屋に四度のノックが響く。

 元気よく挨拶して入室して来るは何時ぞやの女傑の一人。彼女は俺とエメルの姿を見た途端「おっ、お邪魔でしたかっ!?」と赤面して目を逸らす。いやデフォでしょコレ? 

 

 用があって来たんだろ? と促せば、すっごいチラチラ見ながら「コンホヴォル王がお呼びです」と。

 

 

 

 

 

 

 エメル同伴(強制)でコンホヴォル王の元へと向かう途中、こちらに駆けてくる足音がひとつ。

 

「クー・フーリンさん、エメルさん、おはようございます!」

 

 レーグ君だ。溌剌な様子から察するに回復したようで何より。でも昨日の今日なワケだし、もう少し休んでてもいいのよ? 

 

「いえ! しっかり休息を取れたので快調ですよ! それに僕はクー・フーリンさんの相棒を自称しているんですから、クー・フーリンさん行く場所に僕もあり、です」

 

 はえー、健気。涙が出、出ますよ……。俺には勿体ない聖人ですね間違いない。

 

 そんなこんなでレーグ君も加えてコンホヴォル王の元へと赴くと、玉座に腰を降ろしながら「うむ、来たか」と迎えられる。レーグ君はともかく、マグネット=エメルは黙認されるんすね……。

 おはようさん。そんで要件は何だい? と口にすると、コンホヴォル王は目に見えて渋い顔が浮かび上がる。

 

「呼んだのは他でもない。早朝、コノートからの使いの者が来てな。何でも、戦争のやり方を一騎打ちに変更して欲しいそうだ 」

 

 ……え、一騎打ち? しかも突然に変更ですか? いや、それ以前に戦争にそーいうルール通用するもんなの? 

 それら全てを込めて、怪訝な顔をコンホヴォル王に向ける。

 

「言わずともわかる。だが致し方あるまい。お前にとっては悔やむべきことかもしれんが、相手にとってみれば僅か数時間で万軍が全滅したのだ。悪夢と呼ぶ他ない。本来ならば一度立ち止まるべき損害。しかし相手はメイヴ……諦めが悪い」

 

 なるほど、これもまた俺のせいか。俺は被害者なんだが、同時に原因となっているのも事実。

 

 多勢に無勢、質も量も圧倒的に劣る相手に、余裕綽々の勝ち確で挑んだ戦争。しかし蓋を開けてみれば全滅という結果。しかも単騎で無双されたとなれば、戦いは数だよ兄貴! とは訳が違う。

 常道なら「こんなクソゲー二度とやらんわ!」となって然るべきだが、コノートのトップは、あのメイヴ。メイヴなのだ。

 ならば、と。少数精鋭の選りすぐりの戦士との一体一ならば勝機があるのではないかという発想。これを選択できるのも、この時代だからこそだろう。

 

 うーむ、しゃーなしやな。一騎打ちを受けないと更に戦死者が出るかもってんなら、他に道はない。ただ、相手を殺さずに、というのが通用するかどうか……。

 考え込む俺の側で、何かが膨れ上がるのを感じ取る。その出処は今も尚俺に引っ付いているエメルだった。

 

「……あっちから仕掛けてきた癖に、勝てる見込みがなくなったから一騎打ちにしろだなんて……!」

 

 視線のみで射殺さんとする程に瞳孔が開き、怒髪天を衝くエメル。際限ない怒りを表すように、全身に力が篭っているとわかる。

 俺のために怒ってくれるのは嬉しい。ただね、お前が力入れてるせいで抱き着かれている俺は苦じぃぃぁぁあ! 

 

 心で慟哭する俺を他所に、レーグ君とコンホヴォル王との間で話は進んでいく。

 

「一騎打ちという形式にすれば、確かに犠牲となる人は激減します。ですが、それはつまり、クー・フーリンさんに一騎打ちで相手を殺せ、と言うことですよね?」

 

「いや、そうとも限らんぞ?」

 

「……そうなんですか?」

 

「うむ、だがこれは私が決めることではないし、私が決めるべきことでもない」

 

 そう口にしたコンホヴォル王は一呼吸挟んでから、聡明さを湛える双眸を俺に向ける。

 

「さて、如何するクー・フーリン。エメルの言うように、この戦争は向こうから仕掛けてきたもの。その癖にお願いなど図々しい、と突っぱねるもお前次第だ」

 

 丸投げしたような物言いだが、言い切ったコンホヴォル王の口角が上がっているのを見て、俺はコンホヴォル王の意図を察する。

 

 なら、それに応えてこそだな。

 

 まず、コノートからの一騎打ちの申し出は受けようと思う。そう口にすれば、エメルとレーグ君の顔に焦りが走る。しかし俺にも考えがあるのだとわかってか、口を挟むことはせず。

 それを確認してから、続ける。一騎打ちは受けるが、しかしこちら側からもコノートへ要求をする。

 その内容は一騎打ちにおける敗北条件の指定だ。具体的に言えば、どちらかの気絶、戦意喪失、或いは降参。

 これを設けておけば死者が出ることもないだろう。ただし、戦士の矜持やら誇りやらを踏みにじっていると罵倒されることもあるだろうが、それは覚悟の上のこと。

 

 向こうが一騎打ちという形式を吹っかけた側に要求しているのだから、それを飲む上でこちらも要求するというのは問題ないだろう。

 一騎打ちは受けてもらいたいが、そちらの要求は飲めないなど道理に適っていない。

 

 これでどや? と目でものを言うと、「お前がそうしたいのなら、それでいいのではないか」と、コンホヴォル王。エメルとレーグ君もまた「まあ、それなら」と頷く。じゃあ、そういうことでコノートに連絡しておくれや。

 

 

 

 

 

 

 翌日、コノートからOKの返事が来たのだった。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 早朝、コンホヴォル王やアルスターの人々に見送られながら、レーグ君の操る新しい戦車に揺られて俺は戦場へと向かった。

 指定されたのは、またもあの荒野。昨日の今日みたいなところがあるせいで、少し気分は重い。

 

 内心では重苦しい気分に憂鬱になるが、それとは対照的なのが俺の隣にいる。

 

「はぁー♡私、クーの活躍をこの目に焼き付けることができるのですねー♡」

 

 ハートマーク入りの桃色オーラを全身から放出し、デートにでも行くかのようなルンルン気分を隠すこともしない、エメルである。何故か着いてきていた……何で? 

 

「一騎打ちなら、何処の誰が何人着いて行こうが関係ないでしょう?」

 

 まあ、そうですけどね? でもオブザーバーは別に要らないんじゃないかなー、など言えるはずもなく。今のエメルを見れば、そっとしておこう(番長)が最適解か。

 

 

 

 

 

 

 そうこうしている内に荒野へと到着する。

 

 血肉で彩られた大地に並ぶ、コノートの戦士達。その数は先日のそれの百分の一以下だった。一騎打ちする相手は一人だけだから、残りは立ち会い人とか見届け人ってところか。

 対するこちらは俺と、付き添いのレーグ君とエメルの三人のみ。ちょっと心細い。

 

 戦車から降り、コノートの戦士達へと歩いていけば、向こうからも一人が俺の元へと、鷹揚な歩みで近付いてくる。

 そして向き合ったところで、向こうが口を開いた。

 

「一騎打ちを受けてくれたことに感謝する。だが、そちらの提示した条件はどういうことだ? 殺さずして雌雄を決するなど、戦士としての誉れを穢す行為だと考えるが」

 

 まあ、そうよね。でも、向こうに向こうの意地があるように、俺にも曲げられないモンがあるってことさね。

 それをわかってもらおう、なんて考えちゃあいない。でもな、少なくとも俺はそのエゴを貫く。

 

 ……つっても、ここで不毛な議論をしても意味はないだろうさ。そーいうのはお上のヤツらの仕事。俺達は、ただ戦えばいい。

 

「……フッ、確かにそうだ」

 

 不敵な笑みを浮かべ、己の得物────良質そうな槍を構える男。それを目視した俺もまた魔槍を両手で持ち、腰を落とす。

 互いに槍を構えた姿勢のまま、視線のみが交錯する。男の顔に映るは闘気と滾り。強者と一戦交える行為そのものに歓喜する戦士のそれ。或いは仕える主の願いを果たさんとする忠臣。

 

 俺達を見守る者らもまた、張り詰めた空気に当てられ、声一つ漏らすことなく、ただ固唾を呑む。静謐の中に満ちた緊張感。

 

 戦闘行為というのは、何度やろうと緊張が全身を満たす。始まる前からだ。入試や就活なんかで面接をする時のような、吐き気すら催しかねない極度の緊張。

 だが、それによって俺の思考も徐々に戦闘時の鋭利なものへと切り替わっていく。

 

 先に動いたのは俺ではなく、男。

 

「勝利を、我らが女王に────!」

 

 自らを鼓舞し、俺へと突貫する。轟速の如き縮地で一瞬で距離を詰めたそれは、きっと傍から見ても瞬間移動に近いレベルだろう。

 圧倒的な初見殺し技を、まさかの初手に持ってくるという。これには某審判骸骨もニッコリ。

 

 ああ、確かに速い。そりゃあもうとんでもなく。だが不思議と目で追える。反応できるという確信を持つ。今までの俺なら、初見故に咄嗟にガードすることが精一杯であるはずなのに。

 頭の中で描いたモーションを、そのまま身体に投影する感覚で動けば、眼前に迫っていた穂先を容易に受け止めて弾く。

 

 何だ、この感覚は……? アレか、所謂ゾーンというヤツにでも入ったのか? 

 

「ッ! 流石にやるッ!」

 

 瞠目する男。しかし硬直はせず、すぐさま次のアクションへと移行する。

 瞬時に槍を引き戻し、容赦のない刺突を連続して繰り出す。時より拳や脚による攻撃も交えた変則的、否、勝利に貪欲な戦闘スタイル。さながらインファイト。

 心臓を穿ったり、首を断ったりしなければ、大抵の傷はルーンで治せる。そのため、加減などする必要はない。故に最初から全力。

 

 しかしそれでも、俺には届かない。向こうがあらゆる隙を潰した連続攻撃をしてくるも、俺は一歩も動くことなく、硬化のルーンを施した手足や魔槍で全て捌ききる。

 言うなればアレか。マト〇ックスで覚醒したネ〇が高速で攻撃をいなし続けるような絵面か。

 

 ……うん、何だか向こうが頑張っているのに、こう、申し訳ない気持ちになる。ので、俺も攻撃を仕掛けるとしよう。

 

 男が槍で穿とうとしたのを、ジャストタイミングで弾く。要するにパリィ。

 それによって刹那の間、男の構えが大きく崩れる。完成されたものこそ僅かな綻びで瓦解し、尚且つ脆い。増して玄人のパリィほど恐ろしいものはない(ダクソ並感)。

 そうして、隙だらけの男に全力の腹パンをぶち込む。彼女は瑠璃ではない!(無関係)

 

「ぁッ!!?」

 

 男はくの字になって吹き飛ばされるが、槍と脚をストッパーにして耐える。しかし膝を突き、吐血する。

 

「ぅ、ああ、強いな、お前は……! 攻撃させる隙を、与えないつもりだったが、まさか刹那をっ、突いてくるとは!」

 

 そう言いながら、男は徐ろに離れた俺に向けて手を伸ばし、「ならばッ、これはどうかッ!」と開いた手を閉じる。

 すると俺の足下で何かの機微を感じ、即座に視線を下げれば、そこにはルーン文字が刻まれた石が………………んエッ!?

 

 猛攻の最中に撒いていたであろう石から眩い程の放電。バチバチマンも叫ばずにはいられない。

 だが彼と同じ運命を辿りたくもないので、全身が痺れて動けなくなる前に、俺は神憑り的な速度で雷避けのルーンを描き、雷撃から身を守る。

 

 俺が放電で麻痺すると踏んでいたのか、男はまたも轟速で接近していたが、途中で軽く目を見開く。それでも今更止まるわけにもいかない。

 どちらにせよ、高速戦闘におけるワンアクションの差は大きいのだから。

 

 腹部を狙う、男が放つ一閃。それは俺が雷避けのルーンを使用した直後に到来する。

 見てから回避余裕、ともいかず。何故なら身体に若干の痺れを感じ、脳からの命令が直行しなかったからだった。

 槍が俺の腹を貫かんとする直前になって、身体が言うことを聞くようになり、咄嗟に身を捻って躱す。少し脇腹を抉られたが許容範囲のダメージだ。

 だが、ただ避けるだけでは勿体ない。俺は槍を持つ引き伸ばされた男の腕を掴み、その勢いを利用して半回転、そして男を地面に叩き付ける。

 

「グッ! ……ッ!」

 

 背から落ちた男は鈍い衝撃に呻く。しかし目を閉じるなどという愚行はせず、そのおかげで俺の魔槍による一刺しを、転がって回避し飛び退く。

 

 血を流しながらも破顔する男。コイツも今までのヤツと同じか。なら、殺しはできないが、それでも全力を振るうのが礼儀だ。

 

 男が再び構えたのを見てから、俺は神速で接近し、魔槍を放つ。対し、男は反射的に槍を構えたおかげで、偶然にも槍の太刀打ちの部分で受け止める。

 その後に続く魔槍による俺の連撃を、男は必死に槍で捌き続けるが、そのせいで俺の意図に気が付いていなかった。

 

 魔槍による連撃を止め、一歩踏み込んだ勢いで思い切りに蹴り付ける。そうすれば男は地面に脚で線を刻みながら後退し、油断なくこちらを見据える。

 

 そんじゃあ、次で終わらせようか。

 

 そう宣言すれば、男は「何……?」と睨み付ける。その反応は最もだ。まだ余力がありまくりながら、既に終わりが見えたと勝利宣言をされたのだから。

 怪訝な顔を向ける男に、俺は悠然と歩いて行く。近付く程に男は理解不能だと言わんばかりに顔を歪めていく。

 

「……舐めるなッ!」

 

 勝利を疑わない俺に対する侮蔑か、はたまた実力者との一騎打ちをまだ終わりにしたくないという欲求か。何れにせよ、感情の昂りによって弾き出された男。

 全力を委ねた刺突。その穂先が俺の胸部を貫かんとするが、それでも俺は構えることをしない。正確には、構える必要はない。

 

 コノシュンカンヲマッテイタンダー!

 

 俺は右手に持つ魔槍を眼前で回転させ、迫る槍に打ち付ける。と、鈍い破砕音。男の槍が砕け散った。

 

「なァっ!?」

 

 何故こんな時に砕けた、あのような一撃で槍が破壊されるのか、という困惑が伝わってくる程に、男は驚愕と呆然に顔を染める。

 

 もちろん偶然などではない。コイツは気が付かなかったが、俺は槍の太刀打ちの部分を的確に執拗に攻撃していた。寸分の狂いなく、だ。

 見栄えする芸だが、これは実用性など皆無に等しい。激動の戦闘中に、そのような意図の下で力を振るうなど愚策であるし、そちらに割く余力も惜しいのが常だ。

 だと言うのに、俺はやった。何故か「できる」という予感があった。それに従ってみれば、俺の魔槍は男の槍の太刀打ちへと吸い込まれるが如く。

 

 武器破壊を成せば、轟速の如き男の勢いが衰えたように感じられ、俺は隙だらけな呆けた顔もとい顎を的確に蹴り抜く。

 そうすれば男の目から意志が消え去り、意識が刈り取られたことで地面を転がった。

 

 敗北条件の一つ────気絶。それに身を委ねてしまった男の負けだった。

 

「きゃ────!!♡♡」

 

「クー・フーリンさんが勝ったあ!」

 

 俺の勝利を全身全霊で歓喜するエメルとレーグ君。それに俺が笑みを零そうとするが、コノート側から数人が走って来て、地面に伸びた男を引き摺って回収していく。そしてそれと入れ替わるように、別の男が悪態をつきながらこちらにやって来た。

 

「ったく、あんだけ一番槍を欲しがってた割にゃあ……さぱっと負けやがってよォ」

 

 先程の男が礼儀を重んじる騎士だとすれば、次にやって来たこの男は勝てばよかろうなのだァァ! タイプのカー〇様か。

 

 え、てか待って。まだ一騎打ちは終わらんの? 待って聞いてない。さしづめ、奴は四天王の中でも最弱……とか、私が倒されたとしても第二、第三の私が……とか、そーいうやつよね、コレ。

 アッ、そういえば誰も「一騎打ちが一人で終わる」なんて言ってないやん! ちっきしょう騙された! ランバー〇ャックかよオラァ! 

 コノート側、何人おったっけ? ……あー、百人前後はいらっしゃるなぁ(察し)。もしかすると、もしかするかもしれませんよ? 

 

 さっきの男は、終わり方こそアレだったけど十分に実力者だった。武器破壊という技によって形成された隙にぶち込むことで、何とか勝利を収められたが、長期戦に持ち込まれていれば勝てたかどうかわからなかった。

 なのに、これだけで終わらず、しかもさっきの男と同格レベルのがあと百人前後もいて、そいつら全員と一騎打ちしなきゃならんと……? 

 

 

 ……ファック(達観)。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 その後、俺は連戦に連戦を重ね、勝利を掴み続けた。最初の男は槍術に魔術を絡めた実力者だったが、以降に続く戦士達もまた練度の高い者達ばかりだった。

 

 小回りの効くショートソードを持ち、速度で翻弄しながら魔術でトラップを仕掛ける者。

 ソルジャー並のバスターソードを、それこそ木の枝を振り回すように軽々と振るう脳筋野郎。

 魔術オンリーで攻め立ててくる、攻防優れたドルイド。

 

 実に多くの強敵達だったが、全員が俺に敗れ去った。連戦連勝の俺だが、百近くも戦えば当然疲労困憊────と思いきや、むしろ戦う程にゾーンのようなモノが俺に馴染んでいき、練磨されていった。

 それによって、全ての戦闘で最小限の動作に抑えることができ、スタミナの温存ができていた。そのおかげで、微量の疲れはあるが支障はナシ。

 

 そうしてコノートの面々のほぼ全員を倒し終えたところで、今まで以上の強敵の気配を、コノート側から感知する。

 引き抜かれた日本刀のような、芯の通った鋭利な気配。それに何処か懐かしさを感じ取れる。

 

 ふと、そちらに目を向けると、コノートの戦士達が指揮された軍隊のような統率で道を開け、そこを二人の男が通る。

 

 

 

 ……ああ、そうか。この二人か。

 

 

 

 快活で豪快。優しげな糸目に筋骨隆々な肉体を持つ、特徴的な螺旋剣をトレードマークとした戦士────フェルグス。

 

 互いに好敵手として師匠の下で切磋琢磨した仲である、観察と反射に重きを置いた硬派な戦士────フェルディア。

 

 フェルグスは俺というより、アルスターへと目を向けているようだったが、フェルディアの視線は俺に縫いとめられていた。

 

 

 

 ……なるほど、これは一筋縄ではいかなそうだ。

 

 

 

 ◆




◆補足

Q.部下死にまくってるのにコンホヴォル王動じてなさすぎひん?
A.ポーカーフェイスです。実際は憤怒、悲愴、後悔などが渦巻いています。が、未だ終戦していないため立ち止まる訳にも行かず、王として振る舞う必要があると理解っているため、思考を切り替えていたりします。

Q.(偽)の言ってたゾーン、つまりアレは何なの?
A.ゲッシュって知ってるぅ?(HDS様)

Q.フェルディアさんコノート入りしてて草。
A.時系列としては、(偽)がゲイ・ボルクを受け取った辺りでスカサハの修行を踏破し、しかし己が魔槍を手に入れられなかったと知ると、あえて(偽)と会話することなく。次に会う時は戦場で、という望みを抱いて影の国から出て行きました。因みに、フェルディアさんは以前、メイヴを嫌っていましたが、メイヴが(偽)によって純心(?)乙女に変貌したので、フェルディアさんは忠誠を誓うに足る統治者として認識を改めました。

Q.(偽)ニキが神話よりハードモードやん、たまげたなぁ。
A.勝手にたまげてろ(辛辣)。一応ケルト・アルスターサイクルが終わったら、本来の神話と今作を比較した設定資料的なの書く予定なんで、はい。終われば、ね?(予防線)


  ↓ここから雑談↓


 お久しぶりです、texiattoです。最近、投稿する本作が毎回一万字を超えていて、初めの頃に「毎回一万字書ける人ってすげー」って言っていたのに、まさか自分もそうなるとは……と驚いている、どうも僕です。つまり俺は凄かった……?儂は天才じゃあぁあ!(人斬りポメラニアン)
 今回は(偽)が新たにケツイを満たす回でした。前回までの話が話だけに、今回はどうスタートしてやろうかと頭を悩ませ、ごっちゃごちゃになったらアイスボーンをして、事件簿見てを繰り返していました。とても幸せでした(恍惚)。前回の重苦しい雰囲気を払拭するために、脊椎反射トークを徐々に取り入れて書いていったのですが、あまりに久しぶり過ぎて感覚を忘れており、まあ大変でした。でもやっぱ、頭チンパンで書くの楽しいっすね(強者の余裕)。
 また、今回はレーグ君成分控えめにして、本来のヒロインの一人であるエメルとの絡みを捩じ込みました。羨ましいんだよちくしょうが、俺にもやらせろよ!クキィ!(鳴き声)
 次回はフェルグスさんやフェルディアさんとの一悶着を描く予定です。あ、言っておきますがフェルグスさんとは戦いません。彼には別の思惑があるので、はい(白目)。ただ、次回は一人称視点よりも三人称視点の方が映えそうな気がしているので、もしかしたらそうするかもしれません。ただ、そうすると書き慣れていない分、投稿が遅くなると思われますので御容赦を。ではまた次回!































◆バビロニア視聴レポート◆

ぼく「事件簿終わって悲しいのら……(感涙&悲愴)」

>バビロニア!

ぼく「Fateコンテンツ供給続行嬉しいのじゃ^〜」

>1話冒頭

ぼく「アッ…アッ…(エモさで言語能力消失)」

>ケツ&鼠径部(重大案件)

ぼく「エッッッッッッッッ(ガン見&巻き戻し)」

>ドゥ()登場

ぼく「マ°ッ!!!(画伯演技に悶絶)」

>続けて2話視聴

ぼく「ヒェッ……(OPの完成度と牛若丸を見た反応)」

>シスベシフォーウ!

ぼく「モフモフ(キャッキャッ)」

>アナ

ぼく「エモ…エモ…(語彙消失)」

>シドゥリさん

ぼく「あぁ……あぁ……」(SAN値直葬)


こんな感じでした!(ひでえや)
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