転生クー・フーリンは本家クー・フーリンになりたかっただけなのに。   作:texiatto

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 今回は初めての真面目な戦闘描写に挑戦したところ、かなりの長文が出来上がりました………これで半分なんで、はい。1話毎に1万字くらい書ける人って凄いんだなっていうのを身をもって知りました。もう半分はまだ書きかけなので、完成次第あげます。
 ハイフンでの場面転換についてコメントをいただいたので、今回は試験的に「◆」で場面転換をしてみています。

 くっっっっっっっっっっそ疲れましたが、とても楽しく書けたのでまだまだ書きたい気分ですね!(ドM)

 あと、スカサハらしさとFateらしさを出せるよう努めたつもりなのですが、スカサハの語尾に「〜じゃ」とか付けた方がいいですかね?一応は付けずに書いたんですが、それの有無に関して何かあればコメントお願いします。


魔境、深淵の叡智:スカサハ視点 (上)

 ◆

 

 

 

 ────長き、永き年月を経た。

 

 何時この世界に生まれ落ち、何処で育ったかさえ、今では定かではない。そんなことが瑣末事だと思う程度に、それ程に生き過ぎた。

 人の身でありながら人と神と亡霊を斬り過ぎた故に、神霊の領域に足を踏み入れてしまった私は、死ぬことが叶わぬ身体となり、戦士としての誉れ高い/悔恨の残る死も、人としての美しい/醜い死も、生命の終着を迎えることができなくなってしまったのだ。

 

 いつからだろうか、影の国の門番を務めるようになったのは。

 

 いつからだろうか、人心すら腐り落ち、自覚も無く朽ち果てていったのは。

 

 いつからだろうか、私を殺せる強者を渇望し始めたのは。

 

 いつからだろうか、才ある者に武術と魔術の悉くを授けだしたのは。

 

 

 

 ────あぁ、私を殺せる者はどこだ。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 激しい打ち合い、しかし息一つ乱されることはなく。対し、相手は至る所に生傷を刻み続ける。見慣れ過ぎた、当然の結果だ。

 

 魔槍を下げ、構えを解く。

 

「ふむ、ここまでだな」

 

「────グッ! …………あ、ありがとうございました」

 

「フェルディアよ、お主はコノートにおいて最強の戦士となる素質がある。だが、お主は相手の動きに注視し過ぎるきらいがあるな。読め、相手の深層に潜む意識を。讀め、駆け引きの最たるものを」

 

「…………精進します」

 

 弟子の一人であるフェルディアへの鍛錬を終え────その時、直感に何かがかかった。

 何なのかはわからんが、何かがあるのはわかる。そのようなものが。

 衝動に身を委ねた私は、直ぐに行動に移した。ふふっ、まるで恋焦がれる小娘のようではないか。

 

 

 

 

 

 

 

「────ほう」

 

 居た、彼奴だ。間違いなく、前途を嘱望されし戦士の素質を持つ者だ。

 なるほど、先のあれは戦士の誕生の産声であったか。

 

 外見からわかる情報────ケルトの男らしい肉体や珍妙にも理性を灯らせる瞳、そして何より若い────もさることながら、彼奴が放つ濃密な闘気と纏う鋭利な察知能力、それと少々の歪さは異常だ。

 どのような人生を辿れば、童の如き若さであれ程までの熟達したそれを身に付けられようか。

 

 ────あぁ、鍛え上げてやりたい。

 

 私の中の欲望に近い昂りが、疼いて疼いて堪らない。久しぶりだ、このような天与の質を有する人間に会えたのは…………! 

 

 気が付けば、私は彼奴に「お主、弟子にならんか?」と、声をかけていた。

 するとどうだ、この童め、射殺さんばかりの眼光をこちらに向け、瞬間、目を見開いたではないか。ほほう、一目で私のことを見抜くか。面白い、実に、実に面白い。

 しかし一方、この童の反応はそれのみで、後はこちらを疑いもせずに、ただ、ただ低い声で返答した。

 

「…………受けよう」

 

「うむ、そうか」

 

 もう少し可愛げがあってもよい年頃だろうに。いや、この童は英雄になるべくして生まれたような、そう運命付られたような男なのだろう。天賦の才の対価として、幼さを失ったように見受けられるな。

 

「お主、名は?」

 

「クー・フーリンだ、幼名をセタンタ」

 

 クランの猛犬(クー・フ―リン)か。あぁ、少し前に耳にしたか。随分と健気で可愛らしい奴がいるものだと呆れていたが、それがまさかこやつとは。

 

「私はスカサハ。影の国の門番をしている、スカサハだ」

 

 そう口にした途端、こやつは私を確認、否、値踏みするかのような視線で蹂躙し始めた。お前は俺の師匠足り得るのか、本当に強いのか。目がそう語る。

 私のやったことを即座にやり返すとは。このような逸材であったなら、もっと早くに目を付けておけばよかったか。

 

「ッ、俺を、一刻も早く影の国へと連れて行け」

 

 突如、クー・フーリンの雰囲気に焦燥が色濃く混ざり始める。

 

「ほう?」

 

「時間が惜しい、アレは喉元まで来ているだろう」

 

 アレとな? こやつが言う、アレ、とは何のことだ? いや、そのような些細な事はいい。

 それよりもクー・フーリンめ、今、何と言った? 早く影の国へと、死と亡霊が渦巻く魔境へと、早く行きたいだと? 

 

「────フッ、くく、ハハハハハッ!」

 

 これは愉快だ! これまで会った誰よりも愉快だとも! 

 この世ならざる者共の吹き溜まり、人の身では正しく魔境・深淵そのもの、変わることのない幽世────影の国に自ら進んで赴きたいなどと! 

 あぁ、みっともない。久方ぶりに大声で笑ってしまったわ! 

 

 おぉ、見ればこやつめ、年相応の短気な顔もできるではないか。

 

「あい、すまんな。では、お望み通りと行こう。と言いたいところだが、お主、気付いとらんのか?」

 

「…………? 何にだ」

 

「いくら末端とはいえ、ここは既に正真正銘、影の国よ。お主はここに流れ着いただけでも幸運なのだが、よもや知らんかったのか?」

 

「…………………………あぁ」

 

 本当に知らんとは。単なる腑抜けか? とは言ったものの、私の眼前に辿りつくことでさえ、既に艱難辛苦の道。武勇を誇る戦士の素質を備えていると言っても過言ではないのだがな。

 

 

 

 

 あぁ、楽しみだ。とても、とても楽しみだ。

 

 もしかしたら、こやつならば────。

 

 

 

 ◆

 

 

 

「では、やろうか」

 

 着いて早々、私は新たな弟子へと材質補強を施した槍を一筋、投げ渡す。

 私の弟子には皆、初めの始めに私との一騎打ちを強制させている。これの出来具合で今後の予定を立てられるからだ。

 だが、大抵は投げ渡された槍を見て、説明を求めるような目を向けてくる。が、

 

「………………」

 

 クー・フーリンはそれを察していたかのように動じることなく、槍を受け取ると、すぐさま構えた。

 

 うむ、いいぞ、それでこそだ。

 

「好きに打ち込んでくるといい、何、壊れた身体はルーンで再生する。お主もな。さあ、気兼ねなく来るがいい」

 

 私が極めしルーン魔術、その原初。万能ではないが、限りなく万能に近いそれによって、死の淵から強引に引き揚げることすら可能だ。だからこそ、存分に、存分に打ち合えるというもの。

 そうと理解したのか、鋼鉄のように不動だったクー・フーリンの表情に、酷く獰猛で冷酷な獣の如き笑みが出現したではないか。

 

「そうか────」

 

 ────ならば、加減は無しだ。

 

 実際には紡がれていない、しかし、そう言葉が続いたのを、はっきりと聴いた。

 

「──────フッ!」

 

 クー・フーリンの姿が掻き消える、瞬間、背後からの刺突。

 普通ならば対応することが不可能な領域の神速、正面に向き合っていたのに初撃は真後ろという死角。一撃で終わらせに来たのが伺える。

 

 ──―相手が私でなければ、の話だが。

 

 重く鋭い音。私は難なくこやつの初撃を、振り向くことなく魔槍で弾いてやる。

 だが、それで終わることなぞ有り得ず、逆に不意を打たれたかたちになったクー・フーリンめの腹を、勢い付けて蹴り飛ばす。

 

「ッ!!?」

 

「ハハッ! どうした、背後を取れたつもりだったか!」

 

 無様に、しかし衝撃を逃がすように転がるクー・フーリン。その顔と気には驚愕が入り混じる。

 

「速さはある、が、眼前で消えるなぞ、背に移動したのを知らせるようなものだ」

 

 だから、こうしろ、と続け────

 

「なっ」

 

 ────クー・フーリンがこちらを視界に収めている状態で、踏み込み、魔槍を振るい、こやつの武器を弾き飛ばし、無防備な首に魔槍を添える。

 

 この間、刹那。ただ、ただ刹那。

 

 弾いた槍が、ガチャリ、と落ちる。否、落ちたのはこやつの慢心か。

 

「そうら、拾いに行け。再開だ」

 

 これでこやつの鼻は折ってやった。ここからがクー・フーリンの本領だ。

 

 さて、どこまで楽しませてくれるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 クー・フーリンが神速をもって槍で穿つ、穿つ、穿つ。

 鋭い必殺の応酬、しかしそれを閃光を伴って弾く、弾く、弾く。

 

 では、次はこちらの番だ。一転して攻防が入れ替わり、クー・フーリンめの槍を弾いた直後、一条の真紅を走らす。

 不意の一撃だというのに、こやつは瞬間的に目を見開いては即座に認識し、槍を宛てがって致命傷を防ぐ。

 

「見事…………!」

 

 流石の気配察知、いや、どちらかと言えば反射神経か。獣の如き敏捷さよな。これは上々。

 

 であれば、これはどうか。

 

 握る魔槍を踊らせ、残像で円を描くように高速回転させる。突きではなく、斬撃、薙ぎの連打である。

 毛色の変わった連撃に対し、クー・フーリンは槍を浅く構え、太刀打ちで捌こうと試みる。が、すぐさま限界を迎え、

 

「〜〜〜ッ! フンッ!」

 

「甘いッ!」

 

「がァっ!?」

 

 一度距離を取って仕切り直そうとする────それを討ち取る。

 

(特筆すべきは速度だが、それ以外に力もあり、眼もある。しかし技と場数が足りておらんか)

 

 クー・フーリンの腹部にずぶり、と深々と突き刺さった魔槍、当の本人は苦痛に顔を歪めるが、それに構うことなく即座に引き抜き、ルーンで再生させる。

 

「────5秒だ、立て」

 

 もっとだ、もっと足掻け、振るえ、穿て。お主の力はその程度ではないだろう。

 

「────ッ、あんなん、どうすりゃいいってんだ」

 

「知りたくば学べ、盗め、そして練り上げよ」

 

「…………そうかい、ッ!」

 

 クー・フーリンが走る、奔る、はしる。

 

 神速で打ち出された刺突、それは受け止めればこちらの腕を麻痺させる程に強力だった。そこからの突きの雨、しかし私はそれらを正確に、丁寧に、余裕を持って弾いてやる。

 

 と、不意にこやつの槍の構えが深くなり、

 

「どうだッ!」

 

「っ、ほう!」

 

 自らの槍を見様見真似で回転させ、勢い付いた連撃をかましてくるではないか。先の私のそれには劣るものの、それは正しく、相手の不意をつくには上等の技だった。

 が、やはり経験と練度の不足。自身よりも全てが上回る相手に真似で返すというのは、時には有効打だが、この瞬間においては中々に愚策よな! 

 

 円を描く残像に向かって、私は逆に踏み込み、それを受け流す。後はもぬけの殻となった懐に一撃を見舞う。

 

「ん、今のは驚かされた」

 

「…………っ、嘘吐け」

 

「嘘ではないさ、あのようなことを一目で真似されるなぞ、驚く他あるまい。だが、挙動が露骨過ぎたな」

 

 結果だけいえば粗末なものだったが、しかし、自らの疑問に対し、答えを求めるでなく学ぼうとする姿勢は評価できる。

 

 他の弟子達の場合は、己が人生の集大成とでも語りたそうな程、この一騎打ちで持てる技の全てを叩き込んできた。当然だ、戦いとは技と技の競い合い。技の一つひとつにはその者の全てが宿る。

 しかし、こやつはどうだ。己の技は初撃のみで、力量を把握したのなら、これを一騎打ちではなく鍛錬の機会へと切り替えおった。

 ともすれば相手に対して失礼極まりないそれだが、しかし同時に、物事の本質を見抜く観察眼と自身の力不足を素直に認める潔さが感じられる。なかなか、どうして────。

 

「ほら、何を勝手に休んでいる。再開だ」

 

 

 

 

 

 

 

 何という、何という精神よ…………! 

 

 もはや一騎打ちを始めてから丸5日、その間に幾度となく死の淵へと叩き落としてやったというに、未だ倒れんとは! 

 私に傷こそ負わせられていないが、少々楽しくなってきたではないか! 

 

 自然と私の握る魔槍に力が籠り、頬は釣り上がっていた。そして、そんなことに気が付かない程に集中していた。

 こやつめ、底無しか! いや、既に限界を迎えているのだろう、故に気力と精神力にものを言わせ、ほぼ反射神経のみで私の一撃一撃に対処する、か。

 

 ────あぁ、これだ、滾る、滾る! 

 

 摩耗した心身の末に魅せる、その者の本質。それこそが戦士の素質たる輝き。

 クー・フーリンの場合、物事を論理的にこなすのではなく、反射的に対応してみせる、それこそがこやつの輝き。技術不足も経験不足も補って余り有る、敏捷、神速! 

 

 ────もっとだ、もっと見せよ、観せよ、視せよ、魅せよ! 

 

 思わずクー・フーリンの脳天を穿ちそうになる、その瞬間、

 

「っ」

 

 睡魔に敗北した赤子のように、クー・フーリンは脱力し切って地に伏した。いや、ようやっと倒れたのか。

 むう、もう少し楽しんでいたかったのだが。いや、これはこやつの実力の測定のために始めたのだったな。熱に浮かされ、惚けておったわ。

 

「…………ふむ、既に他の弟子達と同等の力量を持ち、素質で言えば誰をも凌駕する、か」

 

 これならば、並大抵では事足りん。当初予定していた最難関に位置する試練、その要求度を引き上げねばならんな。

 

 それにしても、打ち合いの最中で感じ取れた歪さ────老成、摩耗、諦観、片生、熟達、情景。それらは何なのだ? こやつは何者なのだ? 何故こうも歪んでおるのだ? 

 フッ、まあ、構うものか。これからは私が指導してやるのだからな。そうして戦士となれば、それで良い。

 

 あわよくば、私を殺せる者となれば────。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 力量を測り終えた私は、クー・フーリンを正式に弟子と認め、私の持てる武術と魔術の悉くを授け始めた。

 あやつの最も得意とする槍術────好んで使っている、の方が正確か? ────は当然として、ルーン魔術、剣術や騎乗術、投擲、心身の強化や戦士の咆哮など、あらゆる妙技や秘法を教え込む。

 

 今までの弟子達は根性がなかったのか、何事も初めの段階で音を上げていたのだが、ことクー・フーリンに関しては違う。

 私の授ける術の全てを意欲的に求め、面白いように覚えていく。戦うことに特化したケルトの性にそぐわぬ冷静で理性的な思考は、物事を自分なりに噛み砕き、理解しやすいよう認知し、身を持って覚えることに長けているようだった。

 

 なるほど、道理で勇ましいわけだ。

 

 そのせいか、調子付いた私は他の弟子達に教授するよりも質の高い修行を課す。しかし、それすら飲み干すクー・フーリンに生意気にも「もっと寄越せ」と言わんばかりの目を向けられ、更に、更にと激烈化していく。

 

 ────そうだ、その意気だ! 

 

 

 

 ◆

 

 

 

 不思議と、クー・フーリンに技を授けていると、人心が戻るような感覚がある。だが、消えた何が戻っているのかはわからぬ。

 

「今日は何を施してやろうか、ふふっ」

 

 しかし、少なくとも悪い類のものではないだろう。その証左に、こんなにも躍っているのだから。

 足取り軽やかにあやつを探す。と、どうやらフェルディアと話をしているようだな。

 

 瞬間、私に電流が迸る。クー・フーリンめが、屈託のない、年齢相応の笑みを浮かべていたのだから。

 珍しい。そう感じると共に、黒い何かが這い出てくる。あれは私には向けたことのないものだ、何故私には向けてくれんのだ、と。

 

 むう、急に何だ、この靄が立ち込めるような何かは。…………そうか、久しく忘れていた嫉妬か、これは。ふふっ。あぁ、不愉快だ。

 

「お主ら、これから抜き打ち試験を行う。何、軽く死ぬだけだ、心配はない。不合格なら特別集中講義だ」

 

 年甲斐もなく八つ当たりをしてしまうではないか、全く。

 

 

 

 ◆

 




◆補足◆

Q.無表情で紳士的とかカルナさんじゃね?
A.セヤナー(感想で言われて的確過ぎて草も生えんかった)

Q.史実でクー・フーリンが殺す奴が生きてたり、出会うはずの人と会ってなかったりやけど、そこんとこどうなん?
A.基本的に型月wikiに記載のある、クー・フーリンと関係のある人物の登場をメインにしてますので、そこらは各々の脳内補完でお願いします←

Q.このクー・フーリン(偽)、殺しに忌避感あるみたいやけど、この先どうなるん?
A.『今は』まだ、とだけ。

Q.ケルト神話とか知らんのやけど、史実乖離っていつから?
A.(プロローグから)もう始まってる!

Q.何このエメル?
A.何やろこれ?


↓ここから雑談↓


 魔境、深淵の叡智:スカサハ視点(上)でした。スカサハっぽさやFateっぽさを出せたでしょうか?これでも頑張った方なんですが、まだまだ改善の余地があると思います。いやはや、アイデアはあっても、それを可視化することは難しいですね。だからこそ、やる価値があるのですが。
 想像以上のUAや評価を頂いていて感謝感激しております。小説素人の文章ですから、読みにくさや整合性のなさ、キャラ崩壊や表現力不足などが目立つと思います。ですが、決して手抜きでやっているわけではないので、文章構成能力や語彙力が身に付くまでは暖かい目で見守っていただけると幸いです。








 ………もう、いいかな?



 ………よし(適当)



 ウッソだろお前wwwww 想像以上に読まれ過ぎィ! はえー、すっごい。皆の優しさで涙が出、出ますよ。やっぱクー・フーリン好きなんすねぇ。
 この小説にプロットもストックもなかったおかげで、後で思い付いたことを盛り込めて結果的にはよかったです。むしろ感想に溢れる知識人らの発言で勉強させられるレベルです←

 それはただの作者の情報ガバだね! わかるとも!(グエー)

 次回はスカサハ視点の後半、スカサハは未来視で何を視たのか、アイフェとの間で何が勃発したのかについての話になる予定です。戦闘描写の連続になると思われますが、作者は頑張り過ぎた疲れからか、不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう。後輩をかばいすべての責任を負った三浦に対し、車の主、暴力団員谷岡が言い渡した示談の条件とは...。

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