転生クー・フーリンは本家クー・フーリンになりたかっただけなのに。   作:texiatto

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 影の国での修行に明け暮れるクー・フーリン(偽)。諸悪の根源たるコイツが色々と歪めた結果、

 ス「正しく『愛』だッ!(旗乗ハム並感)」
 ア「好き?(懐疑) → 好き!(確信)」
 フ「やっぱり好敵手じゃないか!(歓喜)」

 ク(偽)「何、この人ら………(困惑)」

 となり、遂にはスカサハに「クリードとコインヘンを狩ってこい」と最終試練を言い渡される。果たしてこの世全ての悪みてーなコイツは生還できるのか。



 今回は待望の、事実上のメインヒロイン♂が出ます(謎)。



最終試練、忍び寄る最期:1

 ◆

 

 

 

「我が愛弟子クー・フーリンよ、お主に最後の試練を与えよう。紅海に棲む海獣クリードとコインヘンを狩り、私の元へと骸を持ってくるがいい」

 

 最後の試練、と師匠に言われたが、その内容は最早死刑宣告なのではないかと疑うレベルだった。

 詳しくは知らないが、クリードとコインヘンといったら、確か【オルタ】の宝具名の由来となった怪物だったか。クリードはゲイ・ボルクの素材となった神話級の怪物、そんなクリードを殺す程のコインヘンも神話級の怪物だったはず。

 

 …………え、そんなの狩ってこいとか、ガチで俺に死ねと? やっぱ最近の師匠はどこかおかしい。

 師範との一件では、俺が影の国から避難しようとしたら真っ青な顔で引き留めてくるし、二人ともが「我らはお主のモノ」とか宣ってくるし、最近ではエメルのソレと同じ視線を向けてくるしで。

 あ、あかん。限界を迎えたら影の国から逃亡せなあかんやつやんけ……! でもこの人らから逃げるとか無理ゲーじゃね? 

 

「その試練を達成するためには影の国を出ねばならん。が、よいか? 他所(そと)で決して女子などに現を抜かすでないぞ?」

 

「そうだぞ、クー・フーリン。お主の女は影の国(ここ)にいるのだから、な?」

 

 そう言いながら俺に詰め寄ってくる師匠と師範。

 

 ────ヒェッ!!!!! ハイライト先生がお亡くなりになった! 救って差し上げろ! 

 

「しかし、いくら試練のためとはいえ、こやつを外に出したくはないのぅ…………」

 

「いや、姉上。男を信じて送り出してやるのもいい女としての条件だ。私達はクー・フーリンが帰ってくるのを待っていればいい」

 

「ふむぅ、それは分かっておるが」

 

「それに、こやつに言い寄ってくる女狐(ムシ)共には、身の程を教えてやればいいだろう?」

 

「そうさな。その身を捕えて死ぬまで監禁するか、亡霊共に放り投げるかすればよいか」

 

「それはよいな。私もやろうか。原初のルーンで氷像にし、見せしめとして女狐の故郷に送り付けてやろう」

 

「「ふふふ…………」」

 

 怖っ!? この人達、怖ァ!? あぁ分かったよ! 狩ってやるよ! 狩りに行きゃあいいんだろ! そんで黙って帰ってきてやんよ! 

 

 てか何? アンタら俺の事好きなの? んな訳ねぇか。俺何かした覚えないもん。つか、神話でのクー・フーリンって師匠らとそーいう関係じゃないよね、きっと。

 もし俺が師匠らとアレな関係になって、本家はそうでないとかだったらマズい…………! 歴史を壊してなるものか! …………神話知らんけど。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 影の国から出た俺だが、師匠と師範はギリギリまで俺に引っ付いて離れず、出張することを何となく察してじゃれつく大型犬を幻視した。

 しかしアレだ。色々と当たって理性抑えるのがキツいから控えてほしい。師匠も師範もスタイル抜群の美女よ? そこのところ意識してほしい。

 

 そういえば、クリードとコインヘンはどこら辺に生息しているのか。海獣なんて異名が付いていることから海でも眺めていれば見つかるのか? いや、海なんて規模が広大すぎて見つかる気がしない。

 てか、そもそもクリードもコインヘンも名前しか知らなくて、肝心の姿かたちをさっぱり知らない。つまり、悲しいことに情報が微塵もない。まさかの一歩目から手詰りだ。

 

 ────そうだ、アルスターに行こう。

 

 思わず京都みたいなノリで言ったが、これは妙案なのでは? 人が集まる場所には必然的に情報も集まる。コンホヴォル王にならある程度は情報は入っているだろう。

 …………ただ、あそこには奴────エメルがいやがる。俺がアルスターから逃走するきっかけの女、邪視によるSAN値直葬。しかしまさか俺の意思で戻ることになるとは。

 

 ‪‪✱全身を舐めるような視線を思い出し、あなたはケツイに満たされた。

 

 いや、ケツイなんてねえわ! むしろサツイ(向けられる側)だわ! ぐあー、行きたくねぇ。いやしかし、行かないと何も始まらんし。

 

 …………腹くくるか。

 

 俺は即座に駆け出し、アルスターへと向かった。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 約九ヶ月振りのアルスターの地、どことなくホームシックな気分にさせられる。今となってはアルスターの脳筋達すら懐かしく感じられ────

 

「おう、誰かと思えば、クランの犬っころじゃねぇか! 再会祝いだ、俺と戦えや」

 

「次、俺! 俺な! な、俺だ!」

 

「久し振りじゃねぇかクソガキィ! 今日こそは俺が勝つまで付き合ってもらうぜぃ?」

 

「あーっ! 怒らせるとやべーやつじゃん!」

 

 ────る訳ねぇだろ! 暑苦しいわ! 

 

 相変わらずの赤枝の騎士団。好き勝手に喧嘩売っては買ってを繰り返している蛮族に群がられる俺、という図。何これ。

 

 お前らはどうでもいい、エメルは、エメルはいるのか!? いないでおくれ! 

 

「あ? エメルか。エメルなら武装させた侍女を数人連れて近場の獣狩りに出たぜ」

 

 ────え"? 何で?? 

 

「あぁ、そっか、知らねえのか。なら聞かせてやるさ。お前がいなくなってからというもの、エメルのやつは少し荒れちまってな。何するにしても抜け殻みてぇで、かと思えば突然にキーキー喚き出すからたまったもんじゃなかったんだよ」

 

 え、こわ。

 

「それから少しすりゃあ、急に槍術とか魔術を習いてえって言い始めてな。あん時の目は皆が震え上がる程に澱んでたな…………。ま、そんな訳で自分含め侍女らも巻き込んで鍛錬し始めたのよ。…………時折、『ふふ、待っていて下さいね』って空に向かって呟いてるのは恐ろしいがな」

 

 え、こわ(本日二度目)。

 

「そんなこんなで、今じゃあ女傑の騎士団みてえな存在になってる。下手すりゃ、ある意味では俺らより強いかもな」

 

 原形ないやん! どうしてくれんのこれ? 一先ずエメルのことは考えないようにしよう! ここにエメルはいない、いいね?(現実逃避)

 

 

 

 

 

 

 流石コンホヴォル王、略してさすコン。クリードとコインヘンの目撃情報をしっかりと持っていた。コノート付近の海岸に二頭が徘徊しているらしく、それらが争うのも時間の問題なのだとか。

 

 え、そんなこと聞いてどうするのかって? そんなん決まってるだろ、奴らを狩るんだ。そう返答してやればコンホヴォル王は色々と支援してやると申し出、二頭の馬と戦車、御者を付けてくれた。

 黒色の馬がセングレン、灰色の馬がマッハというらしく、誰の言うことも聞かないじゃじゃ馬なのだとか。また、戦車の方も、誰が乗るのかを一切想定していなかった程に頑丈な作りにしてしまったせいで、乗り手がいなくて困っていたらしい。押し付けやがったなコンホヴォル王ェ…………。

 暴れ馬二頭とシステム障害を引き起こしそうな不明なユニットの如きチャリオットというアンハッピーセットの御者、もとい贄として選出されたのは、レーグという赤毛そばかすの青年だった。

 

「じ、自分はっ、レーグといいます! ク、クー・フーリンさんの強さについては兼ね兼ね…………」

 

 手足が震え過ぎて高周波ブレードみたくなってるけど、大丈夫? そんなにかしこまんなくてもいいのよ? てか、ごめんね。こんなのの御者なんてさせて…………。

 そう口にすれば、レーグ君は「むしろ光栄なことです!」と返す。は? 何で?? 

 

「クー・フーリンさんと言えば、ずば抜けた素早さと技を持ち、誰をも寄せ付けぬ強者。しかし、無用な暴力を嫌い、力を振るう時は必ず誰かのため。その姿は正しく英雄だ、と聞いてきたものですから! そんな方の脚となれるんですから、光栄と言わずしてなんとしましょうか!」

 

 恥ずい。それはもう恥ずい。確かに言われた内容と遜色ないことはしてきたつもりだけどさ…………。

 でも、賢い俺は知っている。どうせこの後には「じゃあ僕と手合わせ願います!」とか何とか言い出すに決まってる。全てまるっとお見通しだ! 

 

 と、思っていた時期が僕にもありました。

 

 初手殴り合い宇宙じゃなかった。そして確信した、レーグ君めっさ良い奴だわ。脳筋揃いのケルトでは既に絶滅したと思われていた良識人だ! 囲めっ! 

 そしてそんな彼を贄にしたコンホヴォル王、許されません(IGA)。

 

 

 

 

 

 

 セングレンとマッハと顔合わせをしたのだが…………コイツら全然暴れ馬じゃねえじゃんか! 擦り寄ってきて愛くるしいレベル。よーしよしよしよし! 

 

「「ヒヒン!」」

 

 ふっ、いつの間にか撫でぽ(獣特攻)を獲得していたようだ。

 

「なっ!? あの暴れ馬達がこんなにも…………!? 流石、クー・フーリンさん!」

 

 隣にいたレーグ君が目を真ん丸くして驚いていたが。

 

 さて、コノートに向かうとしよう。あんまりゆっくりしていると、何が師匠らの琴線に触れるかわからんしな。…………師匠らって爆弾か何かで? 

 そう意気込んだと同時にコンホヴォル王がやって来て「ちょっとやらかしてフェルグスとかがコノートに亡命しちゃった☆ だから見かけたら戻ってくるよう説得してね(超翻訳)」とお願いしてきた。

 

 何やらかしやがったコンホヴォル王ェ…………! (憤怒)

 

 

 

 ◆

 

 

 

 アルスターから出て早二日。俺はレーグ君の操る戦車に揺られていた。頑丈な分重いはずの戦車だが、実にパワフルなセングレンとマッハのおかげで超スピード(!?)だった。

 そしてレーグ君は凄かった。御者としての技術も然ることながら、魔術で俺らを不可視にすることができるようで、大抵の獣や竜には襲われずに済んでいる。

 いくら物理的な力がないからと言っても、やはり一芸を備えたケルトの人間なのだと思わされる。

 

 だが当然、音や臭いまでは消すことは出来ないため、血気盛んな奴らは襲ってくる。

 

「クー・フーリンさんっ! 後方から狼の群れが接近、頭上に竜三頭!」

 

 影の国の修行に明け暮れた俺からすれば、そこらの害獣処理なんて朝飯前だ。

 

 俺はセングレンとマッハを狙う竜共に向かって跳躍し、槍で心臓を穿つ。一頭。

 その亡骸を蹴って空中で方向転換し、別の竜の心臓を穿つ。二頭。

 同じ要領で残る一頭に迫ると、その竜は炎を吐き出す。が、俺は悠然と炎に飛び込み、ダメージを負うことなく飛び出して手を胸部に突っ込み、ハートキャッチ(物理)。三頭。

 ラスト、脱力して落下する竜の骸を空中で掴んで身を捻り、戦車の後方から群れて追跡してくる狼共に向かって投げつける。そうすれば大半が巨体に押し潰されて死に絶え、残った狼は劣勢と見るや逃走。

 

 後は綺麗に戦車へと着地。

 

 ね? 簡単でしょ? 失敗なんてないんです! (ボブ並感)

 

「助かりました! いやぁ、流石ですね! 特に竜の心臓を素手で掴み取るのとか、僕初めて見ましたよ!」

 

 キラッキラした目で俺を見つめるレーグ君。よ、よせやい! そんな大した技じゃねえよ! 少〜しだけ影の国で死ねば誰でもできるようになる技だよ! (イキリ)

 まあ、俺も初めてやったんですけどね。つか、炎無効化とかできたんやなって。はえー、知らんかったわ。

 

 でも、流石だってのはレーグ君もよ? 不可視の魔術のおかげで今みたいな襲撃も少ないし、されても一度のエネミー数が少ないから対処も楽。もっと自分の力を自覚して、どうぞ。

 が、レーグ君。自分は武芸に富んでないから魔術をやるしかなかった。でも魔術もこれぐらいしが使えないから局所的にしか役に立たない。と、俯いてしまった。

 うーん、この自己評価クソ底辺。レーグ君、本当に人間性ぐう聖で、素人目線からでも分かる腕利きの御者の技術を持ってて、魔術も不可視なんて代物をホイホイ使えるんだから、もう少し自信持ってもええんとちゃう? 

 

「…………わかってはいるんです。でも、周りが着実に力をつけていくのに、僕だけが取り残されていく疎外感を味わいたくないんです」

 

 そう言って、顔をシュンとさせるレーグ君。察するに、今まで鍛錬を積んできたが、伸びなかったことに苦悩したのだろう。

 そっかぁ。まあ、わかんなくないな。友人が進路決まっていくのに、俺だけ何にも決まってない時の取り残された感はヤバみ。え? 関係ない? あそ。

 

 だが俺に言わせれば、師範にも似たようなこと言ったが、要は自分が何をどうしたいかが重要なのだと思う。

 目標が不鮮明でもいい、とにかく自分は何をしたいのかを突き詰めていく。そうして切り出した物事に突き進んで、時より寄り道をしたり間違えたりする。

 結果、辿り着いた場所が自分の思い描いていたものとは違っていても、そこに至るまでの過程には無駄なんてひとつもないだろう。それに、やり直しなんていくらでもきく。ドリカムおじさんの言葉を借りれば、「諦めなけりゃあ」ってやつだ。

 

 レーグ君を元気付けていたら、成り行きでコノートへの旅路の合間にレーグ君の武術の相手を務めることになった。まあ、御者をしてもらう対価、ギブアンドテイクみたいなもんだな。

 そして、俺にとっては今世初めてのまともな友人ができた瞬間であり、近年稀に見るほどに滅茶苦茶はしゃいでいた。が、流石にこれじゃ師匠らは怒らないよな? 

 

 

 

 ◆

 

 

 

「クー・フーリンさん、もうそろそろでコノートに到着しますよ」

 

 あぁ、遂に来てしまったか。クリードとコインヘンと戦う時が。ここが俺の死に場所だ! でもせめて、死ぬならノリスさんみたいに死にたかったでござるぅ! 

 などと呑気に構えていると、不意にレーグ君が厳しい目付きになる。

 

「っ、前方、足音多数!」

 

 な、盗賊か野盗の類か? いや、それにしては焦りを感じさせる足音だ。これは…………

 

 ──―「うわぁぁぁあ!!」

 

 ──―「に、逃げろ!」

 

 ──―「あんな化け物に勝てるわけねぇ!」

 

「えっ、あれはコノートの…………?」

 

 前方からは必死の形相で駆けてくる数人の男。レーグ君の言葉を踏まえれば、コノートの戦士達なのだろう。

 一様に武具を装備している彼らが戦う選択肢を放棄する程の相手。つまり化け物と遭遇したと推測できる。

 ええ、はい、十中八九クリードとコインヘンですね間違いない。

 

 恐れるな、死ぬ時間が来ただけだ(N並感)。

 

 

 

 

 

 

 海に接近するに連れ、何かが荒れ狂っているのを感じる。見れば、海上の空は鈍色に激変しており、現れる幾本の竜巻は水生生物を蹂躙する。

 

 ────いた。

 

 衝突し合う二頭の海獣。

 

 片や、波がそのまま形をとったような外殻を纏う体躯を持ち、深海の如き青の光を灯らす眼は神秘と冷酷を孕んでおり、人間なぞ容易に踏み潰せるだろう剛腕を備えた海獣────クリード。

 

 片や、光沢のある流線型の肉体に数十程の触手を生やし、鯨や蛸といった生物を混合させたような体躯は恐怖を植え付け、そこらの水生生物よりも俊敏な動きを可能とする海獣────コインヘン。

 

 …………はっきり言おう。レイテ沖海戦(絶望)。

 

 だってさぁ、まずそれぞれが一戸建ての住宅並の大きさだってことと、アイツらが暴れている空間だけ海が割れてるってことを見ると、これは人間が介入できる領域じゃないことが分かっちゃうじゃん? 

 しかも、クリードは嵐でも操れるのか、咆哮を上げれば竜巻が起きて、ソニックブラストもぶち込んでくる。コインヘンに関しては、完全にアビーの攻撃モーションで見れる、異空間から触手を生やしてバタバタさせるあれを数十同時展開している。完全にク〇ゥルフ神話ですお疲れ様でした。

 

 対し、強固を施した一条の槍と、コノア王に押し付けられて戦車に積んだ剣や盾の数々、影の国で鍛え上げた身体能力とルーン魔術が俺の持つ全てだ。これでアイツらに勝てと言う。

 

 オイオイオイ。死んだわ俺。

 

 でもやるしかないんだよなぁ…………ん? あれ、クリードとコインヘンの大乱闘の傍に、誰かがいる? というか、腰を抜かしているって方が正しいか。

 白いドレスのような服装に同色のブーツ、桃色の長髪にティアラ────え、メイヴ? 何でここにおるんや…………。

 

 

 

 ◆




◆補足◆

Q.師匠らはクー・フーリンを外に出したくなかったのに、何で外に行かせたん?
A.そういう試練だったのだ()。

Q.最近のクー・フーリン(偽)がなろう系主人公化してね?
A.確かに! でも神話の兄貴は女好きでヤリまくりで、それはそれでどうかと思うんですよね←

Q.エメル………何故こうなったん?
A.これもうわかんねぇなぁ(思考放棄)。というのは冗談で、後々の展開的に武力を備えてる方がいいんすわ。

Q.コンホヴォル王は何をやらかしたん?
A.諸事情あってゲッシュを使ってノイシュ三兄弟を抹殺したことで、フェルグス含む3人の信用を失ってます。詳しくはggrks←(本性現したね)

Q.レーグ君やね(質問とは)。
A.はい、レーグ君です(補足とは)。


↓ここから雑談↓


 お久しぶりです。リアルが忙しくてオデノカラダハボドボドダ! それはそれとしてですね、今話で遂にメイヴが姿を現しました。わーい。感想欄では既に予見されている「相対的に1番マトモという天変地異」ことメイヴですが、本格的に動くのは次回からになります。許して。
 後、今回は実質メインヒロインのレーグ君が出ました。「は? 何頭おかしいこと言ってんだコイツ?」と思った方、是非ともレーグ君について調べてみてください。メインヒロインです(迫真)。誰が何と言おうとメインヒロインです(迫真)。
 ということでですね、次回もクー・フーリン(偽)視点からお送りする予定です。この(偽)視点で最終試練の奮闘について書くかは未定で、後々にいれるメイヴ視点で激闘について描写するかもしれません。













 密かにUAとか評価が上昇しててウァァ!!オレモイッチャウゥゥゥ!!!ウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥウウウウウウウウ!イィィイィィィイイイィイイイイイイイイイイイイ!!
 

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