東方愛骨伝   作:お煎餅

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幻想入り
#1 プロローグ


 

はぁっ......はぁっ......

 

 

 

 

俺は、もう何度アイツに説得の言葉をかけたのだろう?

 

 

俺は、もう何本アイツに骨を突き刺したのだろう?

 

 

俺は.........

 

 

 

 

 

 

 

もう何回アイツを殺したのだろう?

 

 

......いい加減そろそろ限界だ...

 

 

「よし......もう良いだろう。もう十分だ。」

 

 

「俺の必殺技のお披露目といくか。」

 

 

「いくぞ?必殺技 何もしない。」

 

 

「...............。」

 

 

......表情だけで、もうアイツがイラついてんのが解る。

 

「ああそうだ。正真正銘、何もしない。」

 

「俺はお前を倒せない。

次のターンで確実に......」

 

「俺はお前に殺される。」

 

 

「だから、俺はお前に二度とターンを譲らない事にした。」

 

 

.........正直、俺はアイツに勝てるとは思ってない。

 

......アイツは何度でも戻ってくる。

 

死ぬ都度 強くなって 学習して 戻ってくる。

 

 

...対して俺にあるのは、骨とケチャップと本の少しの

「決意」だけ。

 

「決意」だってアイツのそれに比べたら俺のなんて微々たるものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

..................俺はもう疲れた。

 

 

今目の前では、動けなくて更にイラついているアイツがいる。

 

 

 

どんなにナイフを滅茶苦茶に振り回しても無駄だ。

 

 

...諦めたのか、アイツはおとなしくなった。

 

 

.....そうだ。 もう諦めろ。

 

 

......そのまま、全部「無かったこと」にしろ。

 

 

...ヤベェ、今になって疲れがまわって来やがった。

 

 

元々俺はそこまで動き回る奴じゃない。

 

.........まぶた......重く...なって......来た...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...............。」

 

 

 

 

眠った。

 

モンスター殺しである僕を前にして、

弟の敵である僕を前にして、

皆の敵である僕を前にして、

 

 

 

コイツはいびきをかきながら眠った。

 

 

 

 

 

頭の中で声が響く...

 

 

 

 

 

 

 

 

 *攻撃を続けろ 

 

 

 

 

 

 

 

その言葉に従い、彼の元にゆっくりと近づいた。

 

 

 

 

 

 

 

 *攻撃を続けろ

 

 

 

 

 

 

 

かつては友達でもあったその骨に向かって獲物を構える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 *こ  ろ  せ  : - ) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     MISS

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へっ...まさかとは思うが本当に....」

 

 

 

 

 

 

 

「  お  そ  い  」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   ズバッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    99999

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

......鈍い痛みが走る......

 

 

 

切られた拍子に懐に入れといたケチャップのボトルが破裂して、まるで鮮血のように宙を舞った。

 

 

 

 

 

 

.....................痛い。...初めての感覚だ。

 

 

 

 

 

 

「..................まぁ...そりゃあ...こうなるだろうよ。」

 

 

 

 

 

...やっぱり駄目だった

 

 

 

 

 

「だが、俺はちゃんと警告したからな。」

 

 

 

 

 

............友達だと......思ってたんだがな...

 

 

 

 

 

 

「さてと......俺はグリルビーズにでも行くかな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

意識が朦朧とする。

 

目が霞む。

 

 

最期に、いるはずの無い俺の最愛の弟に......

 

 

手を、伸ばす

 

 

 

 

 

「......パピルス...お前も何か頼むか?」

 

 

 

......伸ばした手は、何にも触れることはなく

 

 

むなしく 空を切った。

 

 

 

 

「貴方にはこんなところで死んでもらっては、困りますわ。」

 

 

 

最期にそんな声が聞こえた気がした。

 

 

             to be continued




どうも、ここまで読んでくれてありがとうございます❗️
作者のおせんべいと申します。
まず始めに、作者はまだしっかりとハーメルンのシステムをきちんと理解していません。本当にスミマセンm(._.)m
そして作者はバリバリの現役学生です。なので投稿は不定期なります。スミマセン。
まだまだ超絶駄文ですがこれからも読んでくだされば幸いです。(作者が飛んで喜びます。)

これからも 「東方愛骨伝」 をよろしくお願いします!
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