霊夢視点
BGM ~月時計 ルナダイアル~
さてと、面倒な事になったわね。
「これでも食らいなさい!」
幻幽「ジャック・ザ・ルドビレ」
咲夜がそう宣言すると、大玉弾幕が飛んできた。
このくらいならまだ余裕ね。
軽く避けようとしたとき、気がついたら目の前に大量のナイフが迫っていた。
「!?......いつの間に!...」
なんとか避ける事が出来た。
「.........本当なら、今の一撃で倒すはずだったのに。流石は〔博麗の巫女〕といった所でしょうか...。」
どういうこと?
何も無かった場所から突然沢山ナイフが飛んできた。
能力の類いかしら...
「......これは、厄介ね。」
なんにせよ面倒くさい相手なのは、良く分かったわ。
夢符「封魔陣」
大量の弾幕を展開する。しかし、まるで瞬間移動のようにして弾幕を避けられる。
いったいどんな能力なのかしら......
そう思案していると、私のスペルの効果時間が切れた。
「あら?もう終わりかしら......なら、今度はこっちの番ね。」
幻世「ザ・ワールド」
今度は最初からナイフが飛んできている。
避けようとすると、急にナイフの向きが変わった。
「...くっ......!」
お祓い棒でナイフを弾く。だが、対処しきれない。
さっさと咲夜の能力を特定しないと......。
「はっ!...やあっ!」
咲夜がまたナイフを投げてくる。
「......」チラッ
? 今一瞬、懐中時計を見た?
その瞬間にナイフの向きが変わった。
今度は対処することが出来た。
一瞬.........瞬間移動............懐中時計............はっ!
成る程ね。これなら今までの攻撃にも頷けるわ。
「.........アンタ......時間を止めてるでしょ?」
「!?.....................正解よ。だが、能力が分かったからといって、避けられるとは限らない!!」
ナイフが迫っているが、一度タネが分かってしまえば、簡単だ。時計を見るタイミングに合わせて、避ければ良いのだから。
「無駄よ。能力がばれた時点で、アンタは負けたの。」
そう言って、体を捻りながら避けていく。
「そんなこと!!...」
怒っているのか、さっきよりもナイフの投げ方が大雑把だ。
避ける。 避ける。 避ける。
メイド秘技「殺人ドール」
大量のナイフが飛んでくる。普通の人が見たら発狂ものだが、弾幕に慣れている私からしたら別に大したことはない。
「これなら、まだ魔理沙のほうが避けにくい弾幕使ってくるわよ。」
「うるさい!これでも食r.........!!ナイフが......」
「どうやら、ナイフ切れのようね。」
「くっ......!」シュンッ
私の攻撃を警戒して、咲夜が跳んでいった。
しかし私もバカではない。
「!?......こ......これは!?動けない!」
「予め私が罠を張っておいたわ。そこには私の術式が書かれてる、並大抵の奴じゃ解除出来ないわ。」
私は咲夜にお祓い棒を向けながら、言った。
「ここまでよ。十六夜 咲夜。」
「.................................私の..................敗けです。」
やっと終わったわね。
私は、咲夜の術式を解除する。
「じゃあ、異変の主犯の所に案内してもらおうかしら?」
「敗者に権利は無いものね......。コッチよ、ついてきて。」
咲夜の後ろについていく。
くそ長い廊下を渡りきって、ようやくまともな部屋の前まで来た。
「いくらなんでも、長すぎじゃない?」
「お嬢様のワガママでね.........。」
成る程、コイツもなかなかの苦労人ね。
「ここがお嬢様の部屋よ。」
目の前に真っ赤な扉がある。
本当に趣味が悪いわ。
私は部屋の扉を開けた。
扉を開けた瞬間、物凄い轟音とともに弾幕が飛んできた。
なんとか避けた。
「ちょっと!客人にむかっていきなり弾幕飛ばしてくるなんて、どういう神経してん......の......よ。」
館の主とおもしき人物が睨んでいる。だが、その視線は私に向けられてはいない。
一定の距離で主から離れている、男に視線が注がれている。
「どうした?そんなもんか?」
「うるさいわね!まだ私は、本気のほの字も出してないわ!」
主とおもしき人物はピンク色っぽい服を着て、同じ色のナイトキャップのような物を被り、背中からは羽が生えた幼女だった。
だが、男の方には見覚えがあった。というか見覚えしかない。
「ん?...おっ。遅かったな霊夢。」
「な...なんで、Sansさんがここにいるの!?」
主が射っている弾幕を避けながら、Sansさんが話している。
「なんでって......来たからとしか......」
「なんで当たんないのよ!!!」
主の声が響いた。
to be continued
はい!どうも、作者のお煎餅です!
第14話を読んでくださり、ありがとうございます❗️
戦闘描写ってむずかしいね......
今回は、かなーり駄文ですね!
文才が欲しいぜ。
そして今日から数日間、作者の諸事情により小説を更新できません。
楽しみにしてくれていたかた大変申し訳ありません。
これからも「東方愛骨伝」を宜しくお願い致します❗️
でわ、また次回❕