~ヴワル魔法図書館~
「マスタースパーク!!」
虹色の光が図書館全体をつつむ
ズドーーーン!!
「むきゅ~」ガクッ
「パ......パチュリー様ぁぁあ!!」
ふぅ......やっと終わった。長かったぜ。
あの紫もやし、なかなか腕の立つ魔法使いだったな。
少し危なかった。
「まっ、なにはともあれ、私の勝ちだな!!」
「うぅ...強い...。貴女みたいな奴がいたなんて。」
「お前も結構強かったぜ!だが、私の方が上だった。ただそれだけだ!!
というわけで、私はここの本を幾つか借りてくぜ!」
「どういうわけよ!! 待ちなさ...ゲホッゲホッ!!」
「パチュリー様!大丈夫ですか?!」
「ゲホッ...ゲホッ......平気よ。ありがとう小悪魔。」
急に咳き込み始めたな。
「どうした?大丈夫か?」
「パチュリー様は、持病の喘息を患っているんです!」
コイツ喘息持ちだったのか。
「こりゃすまないことをしたな。悪かった。」
「そう思うなら、本を返して出ていきなさい。」
「それとこれとは話が別だぜ!あばよ!」ピューン
「あっ!待ちなさ~い!」
パチュリーの声を無視しつつ、私は図書館を後にした。
「なんだこれ!」
私は目の前の光景を見て愕然とした。
壁が荒れて、カーペットはグチャグチャ、終いには至るところにナイフが突き刺さっている。
「............はは~ん、さては霊夢だな?」
壁の傷跡がまだ新しい。どうやらさっきまでここで弾幕ごっこをしていたらしい。
アイツもアイツで、だいぶ容赦ないな。
それから少しさまよっていたら、いつの間にか立派な扉の前に出ていた。
「ここだな? よーし、一番ノリィィイ!!!」ガチャン
そう言って勢いよく扉を開けた。
「おっ、遅かったな魔理沙。」
骨が私を出迎えた。
「あっ!Sans!もう来てたのか!」
「あぁ。ちなみに霊夢ももう来てるぜ。」
ナニィ!?...つまり......私がビリか......。
「はぁ~...んで、肝心の霊夢はどこだ?」
「あそこ。」ユビサス
Sansが指差した方向を見ると、霊夢と幼女が弾幕ごっこをしていた。
「なんだあれ。どういう状況だ?」
「簡単に言うと、
俺、主犯煽る
⬇️
主犯、キレて弾幕を射ちまくる
⬇️
流れ弾で霊夢ピチューン
⬇️
霊夢「ここがお前の死に場所ダァ!」
⬇️
弾幕ごっこ◀️イマココ
って感じ。」
「お前のせいじゃねぇか!」
「ヘッヘッヘッ............さぁて、オイラ達暇になったぞ。どうする?」
確かに暇になったな。弾幕ごっこの手助けは私のポリシーに反する。
「~♪」
Sansが鼻歌をしだした。聞いたことない曲だな。
「それ、なんて曲だ?」
「さぁな。...雨に濡れた石像に傘でもさしてやれば聞こえるんじゃないか?」
何をいってんだコイツは。
「~♪」
ちょっとだけ、悲しい曲調だ。
「でも、いい曲だな...。」
ふと、この曲を聞いていたらSansに聴いてみたくなった。
「なぁ、Sans。」
「ん?どうした?」
「お前は、今、〔幸せ〕か?」
「それは、どういう意味だ?」
「ここに...幻想郷に来て、幸せか?」
「.................................。」
「こう言っちゃなんだが、お前はいつもわらってるよな?............私は、お前が心から笑っているのは見たことがない。」
「..............................。」
「........................前の所に帰りたいか?」
「........................どうなんだろうな。」
「へ?」
「オイラには前の場所の方が合ってるような気がする。」
「!!」
「ここは、歩いていたら弾幕が飛んでくるし、止まっていても勝負を持ち掛けられる。はっきり言ってほぼ無法地帯みたいなもんだ。」
「............そうか...。」
「だけど、」
「?」
「そんな無法地帯が、居心地が良くなりつつあるのも事実だ。」
「だから............そうだな............オイラは、
幸せだよ。」
「!!......そうかそうか!...良かった。」
「あー......柄にもないこと言っちまった。」
Sansは、頭を押さえて若干後悔している。
そのとき、
「夢想封印!!!」
ズドーーーン!!
霊夢のかけ声と轟音が響いた。
「......どうやら終わったみたいだな。」
Sansが言う。
「だな。.........んじゃ!さっさと行って片付けようぜ?
〔親友〕。」
「!!!.........heh...heh...heh〔親友〕か...良い響きだな。」
そう言いながら私達は、霊夢のもとへ歩きだした。
to be continued
はい!どうも作者のお煎餅です!
最近ですね、「BENDY and the inkmachine」という海外のホラーゲームにハマっています。
知ってる人いるかな?
16話を読んでくださり、ありがとうございます❗️
今回は、魔理沙視点オンリーでしたがいかがだったでしょうか?
さて!作者の方が時間がないので、今回はここまで!
感想や意見は随時募集しています!
これからも「東方愛骨伝」を宜しくお願い致します❗️
でわ、また次回❕