東方愛骨伝   作:お煎餅

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16話かもしれない


#16 「親友」

 ~ヴワル魔法図書館~

 

 

「マスタースパーク!!」

 

虹色の光が図書館全体をつつむ

 

 

 

ズドーーーン!!

 

 

「むきゅ~」ガクッ

 

「パ......パチュリー様ぁぁあ!!」

 

ふぅ......やっと終わった。長かったぜ。

あの紫もやし、なかなか腕の立つ魔法使いだったな。

少し危なかった。

 

「まっ、なにはともあれ、私の勝ちだな!!」

 

「うぅ...強い...。貴女みたいな奴がいたなんて。」

 

「お前も結構強かったぜ!だが、私の方が上だった。ただそれだけだ!!

というわけで、私はここの本を幾つか借りてくぜ!」

 

「どういうわけよ!! 待ちなさ...ゲホッゲホッ!!」

 

「パチュリー様!大丈夫ですか?!」

 

「ゲホッ...ゲホッ......平気よ。ありがとう小悪魔。」

 

急に咳き込み始めたな。

 

「どうした?大丈夫か?」

 

「パチュリー様は、持病の喘息を患っているんです!」

 

コイツ喘息持ちだったのか。

 

「こりゃすまないことをしたな。悪かった。」

 

「そう思うなら、本を返して出ていきなさい。」

 

「それとこれとは話が別だぜ!あばよ!」ピューン

 

「あっ!待ちなさ~い!」

 

パチュリーの声を無視しつつ、私は図書館を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんだこれ!」

 

私は目の前の光景を見て愕然とした。

壁が荒れて、カーペットはグチャグチャ、終いには至るところにナイフが突き刺さっている。

 

「............はは~ん、さては霊夢だな?」

 

壁の傷跡がまだ新しい。どうやらさっきまでここで弾幕ごっこをしていたらしい。

 

アイツもアイツで、だいぶ容赦ないな。

 

 

 

それから少しさまよっていたら、いつの間にか立派な扉の前に出ていた。

 

「ここだな? よーし、一番ノリィィイ!!!」ガチャン

 

そう言って勢いよく扉を開けた。

 

「おっ、遅かったな魔理沙。」

 

骨が私を出迎えた。

 

「あっ!Sans!もう来てたのか!」

 

「あぁ。ちなみに霊夢ももう来てるぜ。」

 

ナニィ!?...つまり......私がビリか......。

 

「はぁ~...んで、肝心の霊夢はどこだ?」

 

「あそこ。」ユビサス

 

Sansが指差した方向を見ると、霊夢と幼女が弾幕ごっこをしていた。

 

「なんだあれ。どういう状況だ?」

 

「簡単に言うと、

 

         俺、主犯煽る

 

           ⬇️

     

     主犯、キレて弾幕を射ちまくる

 

           ⬇️

 

      流れ弾で霊夢ピチューン

 

           ⬇️

 

    霊夢「ここがお前の死に場所ダァ!」

 

           ⬇️

 

          弾幕ごっこ◀️イマココ

 

 

 

                って感じ。」

 

「お前のせいじゃねぇか!」

 

「ヘッヘッヘッ............さぁて、オイラ達暇になったぞ。どうする?」

 

確かに暇になったな。弾幕ごっこの手助けは私のポリシーに反する。

 

「~♪」

 

Sansが鼻歌をしだした。聞いたことない曲だな。

 

「それ、なんて曲だ?」

 

「さぁな。...雨に濡れた石像に傘でもさしてやれば聞こえるんじゃないか?」

 

何をいってんだコイツは。

 

「~♪」

 

ちょっとだけ、悲しい曲調だ。

 

「でも、いい曲だな...。」

 

ふと、この曲を聞いていたらSansに聴いてみたくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁ、Sans。」

 

「ん?どうした?」

 

「お前は、今、〔幸せ〕か?」

 

「それは、どういう意味だ?」

 

「ここに...幻想郷に来て、幸せか?」

 

「.................................。」

 

「こう言っちゃなんだが、お前はいつもわらってるよな?............私は、お前が心から笑っているのは見たことがない。」

 

「..............................。」

 

「........................前の所に帰りたいか?」

 

「........................どうなんだろうな。」

 

「へ?」

 

「オイラには前の場所の方が合ってるような気がする。」

 

「!!」

 

「ここは、歩いていたら弾幕が飛んでくるし、止まっていても勝負を持ち掛けられる。はっきり言ってほぼ無法地帯みたいなもんだ。」

 

「............そうか...。」

 

「だけど、」

 

「?」

 

「そんな無法地帯が、居心地が良くなりつつあるのも事実だ。」

 

「だから............そうだな............オイラは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

               幸せだよ。」

 

「!!......そうかそうか!...良かった。」

 

「あー......柄にもないこと言っちまった。」

 

Sansは、頭を押さえて若干後悔している。

 

そのとき、

 

 

 

 

「夢想封印!!!」

 

 

 

ズドーーーン!!

 

 

 

 

 

 

霊夢のかけ声と轟音が響いた。

 

「......どうやら終わったみたいだな。」

 

Sansが言う。

 

「だな。.........んじゃ!さっさと行って片付けようぜ?

〔親友〕。」

 

「!!!.........heh...heh...heh〔親友〕か...良い響きだな。」

 

そう言いながら私達は、霊夢のもとへ歩きだした。

               

 

 

              to be continued




はい!どうも作者のお煎餅です!

最近ですね、「BENDY and the inkmachine」という海外のホラーゲームにハマっています。

知ってる人いるかな?


16話を読んでくださり、ありがとうございます❗️

今回は、魔理沙視点オンリーでしたがいかがだったでしょうか?

さて!作者の方が時間がないので、今回はここまで!

感想や意見は随時募集しています!

これからも「東方愛骨伝」を宜しくお願い致します❗️

でわ、また次回❕
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