Sans視点
「へぇ~、つまりSans君は〔スケルトン〕という珍しい種族なんだね。」
「まぁ、そういうこったな。」
オイラ達は人里を出て、〔香霖堂〕に向かって歩いているところだ。
霖之助と話しているうちに、いつの間にかオイラの昔話になってた。
「それに、Sansはスゲー強いんだぜ!
私相手に弾幕ごっこで一回もスペルを使わずに引き分けまでいったんだ!」
「え!? それは、凄いな。」
「heh......避けるのが得意なんだよ。」
「あとは、あの〔ガスターブラスター〕って奴も凄いカッコいいんだ!」
「〔ガスターブラスター〕なんだい?それは。」
「コイツの事だ。」パチン
オイラは指を鳴らしてBrastarを出す。
「うわっ!............これは...少し怖いな。」
「そうか?私はカッコいいと思うんだが......。」
「少し、触ってみても良いかな?」ソロリソロリ
霖之助がBrastarにゆっくり手を伸ばし、触ろうとすると...青白い光が灯っていく。
「!! こーりん!伏せろ!!」
「へ?...((キュイーン))わわっ!?((ズギューーーン!!!))」
霖之助が伏せた直後にBrastarが放たれる。
後ろの木に穴があいて、もげた。
「おっと、気を付けな。Brastarはちょっとばかし気性が荒いぜ?」
「ほへ~.........。」
霖之助が軽く放心している。
すると、後ろから鉄拳がとんでくる。
MISS
「馬鹿Sans!!こーりんに当たったらどうするつもりだ!」
「.........コイツを使い始めて、もう結構長いんだぜ?流石にそんなヘマはしないさ。」
「それでもだ!!」プンスコ
あー、これはコッチが謝るまで終わんない奴だな。
こういうのはさっさと謝って終わらせるに限る。
「..................まぁ、そうだな。
ジョークにしちゃあ度が過ぎてたかもしれん。悪かったな。」
「大丈夫だよ。僕も良いものが見れたしね。
それはそうと、着いたよ。」
見てみると、〔香霖堂〕と書いてある看板が掛けられたボロ家がある。
「これか?」
「うん。これが僕の店だよ。」
扉を開けると、カランコロンと音がなった。
「よし、こーりん!お茶!」
「はぁ.........分かったよ。少し待っててくれ。」
そう言うと霖之助は、店の奥に消えていった。
「これが全部......ガラクタか...。」
「おう!使えるものから、そうじゃないものまで!何でも有るぜ?」
「...............霖之助が戻るまで少し見てるか。」
いろんな物があるな。
自転車に...携帯に...テレビ...変な人形みたいな奴。
大量のガラクタの中で1つ、見覚えがあるものがあった。
「おー、コイツは良いな。」
オイラはそれを手に取った。
「ん?なんだそれ?」
魔理沙が除き込んできた。
「コイツか?コイツはな、〔トロンボーン〕ってんだ。」
「とろんぼーん?何に使うんだ?」
「見てな。」
ファ⤴️ファ⤵️ファーン⤵️
「おぉ!スゲェ!それ、楽器だったのか!」
「スゲェだろ?オイラ、たまにコレ吹いてたんだ。」
主に相手を茶化すときにな。
「欲しい物でもあったかい?」
霖之助がお盆の上にお茶とお菓子を持って出てきた。
「あぁ。霖之助、コイツはいくらだ?」
トロンボーンを見せながら言う。
「ふむ、4000円ってところかな?」
「よし、買った。」
「毎度あり。」
「良いのか?あんまり高い物買うと、霊夢がキレるぜ?」
「heh...巫女が怖くて買い物が出来るかってんだ。」
「ハハハ、違いない。」
お茶を飲みながら、結構長い時間談笑していた。
そうして一時間がたった頃.........
「こーりん!おかわり!」
「またかい?はぁ......いったい何杯飲めば気が済むんだ。」
「まだ、五杯しか飲んでないぜ!」
話だけ聞くと魔理沙が酒豪みたいだが、違う。
ただお茶をがぶ飲みして、お菓子を貪ってるだけだ。
「あまり食べ過ぎないでくれよ?夜には〔宴会〕もあるんだから。」
「宴会?なんだそいつは。」
「ん?Sans、霊夢から話聞いてないのか?」
「聞いてない。聞いてたとしても覚えてない。」
「幻想郷では異変が終わる度に宴会を開いて、皆で飲み食いして騒ぐんだぜ!」
「今回の宴会は、おそらくSans君の歓迎会でもあるんじゃないかな?」
「へぇ~...。」
宴会ねぇ.........
「まっ、とっておきのジョークでも暖めとくか。」
「ハハハ、まぁ期待しておくよ。」
このあとも少し喋って、霖之助にお礼をして店を出たあと、魔理沙に神社まで送ってもらった。
神社に戻ってくるなり、顔を真っ赤にした霊夢に怒鳴られた。
意味が分からん。
to be continued
はい!どうも作者のお煎餅です!
ついに20話まで来ました!
ここまで長かった......。
というわけで次回は、宴会の話です。
新キャラもこれからどんどん出していくので、ご心配なく。
取り敢えず今回は、ここまで!
感想や、意見は随時募集しています❗️
これからも「東方愛骨伝」を宜しくお願い致します❗️
でわ、また次回❕