東方愛骨伝   作:お煎餅

8 / 28
8☆話☆め☆



#8 飛び交う弾幕 飛び回る魔女

弾幕ごっこか......ルーミアもそんなような事を言っていた気がする。

 

「おいおい、オイラ痛いのは嫌だぞ?」

 

「大丈夫だ!当たらなければ痛くないぜ!」

 

そういう問題か?

 

「ちょっと!魔理沙!Sansさんはまだ〔スペカ〕も持ってないのよ!」

 

「無いなら、作れば良いぜ!」

 

聞き慣れない単語が聞こえたな。

 

「霊夢、〔スペカ〕ってのは何だ?」

 

「え?あぁ!まだ説明してなかったわね。」

 

「弾幕ごっこってのはなんとなく分かる。だが、〔スペカ〕は良くわからん。」

 

「えっと、まずスペカっていうのは〔スペルカード〕の略なの。特殊な紙に自分の使いたい弾幕や、技を残しておくことで、使うことができるのよ。」

 

「うーん?つまり?骨にも分かるように究極的に説明すると?」

 

「弾幕ごっこで使う〔必殺技〕だぜ!」

 

「弾幕ごっこでは、事前に使うスペルカードの枚数を申告しなければ行けないわ。相手を弾幕や技でピチュらせるか、相手のスペルカードを全て避けきれば勝ちよ。」

 

成る程な...つまり倒すか、逃げるかということか。

 

「OK 把握した。」

 

「じゃあ、まずはスペルカードを作りましょうか。」

 

「あぁ、頼む。」

 

そうすると霊夢は1度部屋に引っ込み、すぐに紙束を持って戻ってきた。

 

「はい、これがスペルカードの元よ。これに自分の使いたい技を思い起こすの。」

 

どうみても普通の紙にしか見えないのだが......

 

「まぁ、やってみりゃわかるか?」

 

オイラはその紙を顔の前まで持っていき、目をつぶって技を思い浮かべた。

 

「..............................。」

 

しばらくすると、持っていた紙が淡く光始め、模様が浮かび上がる。そして、1度強く発光した後静かになった。

 

「出来たな。」

 

「出来たわね。」

 

「出来たぜ。」

 

オイラは手の中の〔カード〕を見つめた。

 

「よし!スペカもできたことだし、早速勝負だ!」

 

「ヘヘッ......お手柔らかに頼むぜ?」

 

 

 

 

      BGM 「恋色マスタースパーク」

 

 

 

「私が使うスペカは3枚だ!避けれるもんなら避けてみろ!」

 

「いくぞ!!」

 

 

 

 

     魔符「スターダストレヴァリエ」

 

 

 

魔理沙の回りにいくつかの魔方陣が現れ、そこから大量の星形弾幕が放出された。

 

「WAO......コイツは、綺麗だな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔理沙のあり得ない量の弾幕が、Sansさんに降り注ぐ。

 

「魔理沙!なに初心者に本気でスペカぶっぱなしてんのよ!正気!?」

 

「やっべぇ......力加減ミスっちまったぜ!」

 

「ミスっちまったぜ!じゃないわよ!Sansさんに何かあったらどうするの!?」

 

「本当だよ。オイラじゃなかったら、粉々だぜ?」

 

後ろから少し低めの声が聞こえた。

 

「「え?」」

 

魔理沙と私の声が重なった。

 

「「Sans(さん)!?な...何で?」」

 

「ん?どうした?ただなにもせずにそこに突っ立って攻撃を食らうとでも思ってたのか?」ニヤニヤ

 

信じられない......弾幕初心者が魔理沙が本気で射った

スペルを避けきるなんて......。

 

「へへへ、面白くなってきたぜ!!!!やるなーSans!

私のスペルを初見で避けるとは!」

 

「だろ?割りとこういうのは、得意なんだよ。

さぁ、勝負を続けようぜ?」

 

「あぁ!のぞむところだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言うと魔理沙はまた、大量に弾幕を展開してきた。

自分に近い弾から順に避けていく。

 

 

 

    MISS  MISS   MISS

 

 

 

「おお!すごいなお前!...だが、コイツはどうだ!?」

 

 

 

 

      彗星「ブレイジングスター」

 

 

 

すると魔理沙の箒が光を纏い、一気に加速してこちらに突っ込んでくる。更に魔理沙が通ったところに、星形弾幕が展開される。

 

「おっと。」

 

 

      MISS

 

 

後ろを見ると、星形弾幕が近くまで迫ってきていた。

 

「ちっ......仕方ねぇか。」

 

オイラは後ろから長い骨を数本生やして弾幕を防いだ。

 

「!?なんだ今の!」

 

「ん?お前さんが攻撃に星を使うように、オイラは攻撃に骨とか、色々使うのさ。 .........というわけでオイラもここからは攻撃していくからな?」

 

「かかってこい!」

 

 

 

 

「いくぜ?」

 

 

 

 

オイラが指を鳴らすと、魔理沙の胸の前に青いハート 

が現れる

 

「ん?何だこれ?」

 

オイラは、腕を振り下ろす。

 

「うわ!?」

 

魔理沙は地面に叩きつけられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な、何だ?今の?  体が思うように動かねぇ。」

 

Sansが腕を振り下ろした直後、私の体がまるで何かに引っ張られるように、地面に叩きつけられた。

 

「〔これは何だ〕ってか?オイラがお前のSOULを操ったのさ。」

 

Sansの声がする。

 

「何だよ、SOULって?どういこt 」

 

そこで私の声は止まった。

 

そこにいるのはSansだ。紛れもなくSans本人だが、1つだけ決定的に違った。

 

「お前......何だ?.....その〔目〕は......」

 

Sansは、左目だけ青く光っていた。

 

「オイラの能力みたいなもんだ。」ヘッヘッヘ

 

Sansが不敵に笑っている。

 

Sansがもう一度指を鳴らすと、急に体が軽くなった。

Sansの目は元に戻った。

 

「あー...良かったな?これが〔弾幕ごっこ〕で?」

 

 

 

弾幕ごっこではなく......これがもし〔実戦〕だったら......

 

「もしもこれが〔実戦〕だったら...............

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お 前 さ ん と っ く に 死 ん で た ぜ?」

 

 

久しぶりに、「恐い」という気持ちを感じた。

 

 

               to be continued

 




はい!どうも!最近は、ゆっくり実況ばっかり観てる、作者のお煎餅です!

ゆっくりボイス、結構好きなんですよね。

第8話を読んでくださりありがとうございます❗️

投票してくれた方本当にありがとうございます❗️
(作者は歓喜で雄叫びをあげ、弟に蹴られました)

今回は、弾幕ごっこ回です。視点切り替えの乱用でしたね。書いてるうちに、
「あれ?楽しい弾幕ごっこ書いてたのに、いつの間にかSansが脅迫してた。アレ? アレレ?(。∀°)」
と、なりました。

それでは今回はここまで!

意見や、感想は随時募集しています!

これからも「東方愛骨伝」を宜しくお願いいたします❗️

でわ!また次回❕

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。