クレヨンしんちゃん:トルネードコール・スパイダーマン   作:じゃすてぃすり~ぐ

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ドーモ、じゃすてぃすり~ぐです。
明日で10月!10月と言えば、DCコミックのジョーカー=サンを主人公にした『ジョーカー』が公開されますね。
マーベル、DC問わずアメコミヒーローが好きなので、自分としては是非見に行きたいです。
おっとっとっと、話がそれましたね。今回は、スパイディ&ニンジャスレイヤーVSコメディアン&暴君竜の戦いとなります!
では、どうぞ!


『スパイディ・ミート・ニンジャスレイヤー #4』

「GYAOOOOOOOOOOOOON!!!」

 

 暴君竜が吼え、ミサイルを放つ。

 

「Wasshoi!」

「イヤーッ!」

 

 ニンジャスレイヤーとスパイダーマンは飛び上がって回避。

 

「隙だらけだぞ、イヤーッ!」

 

 飛び上がった隙を突いて、コメディアンがマシンガンを構え二人を撃とうとする!アブナイ!

 

「おっと、これは没収!」

 

―TWIP!TWIP!

 

「ナニィー!?」

 

 スパイダーマンが咄嗟にウェブシューターからスパイダー・イトを放ち、コメディアンの持つマシンガンを絡め取り、奪い取った。

 

「イヤーッ!」

 

 それと同時に、ニンジャスレイヤーが上空からコメディアン目掛けチョップを放つ。

 

「GYAOOON!」

 

 暴君竜がコメディアンを庇うように、ニンジャスレイヤーの前に立ちはだかる。そのまま、脳天にチョップが直撃か!?

 

―ガギン!

 

「ヌゥーッ!」

 

 否ッ!頭部のシャッターが閉じ、チョップを防いだ!ニンジャ腕力から繰り出されるチョップを防ぐほどとは何たる硬さか!さしものニンジャスレイヤーも実際唸る。

 

「GYAOOON!」

「イヤーッ!」

 

 右手の鎌めいた剣で、ニンジャスレイヤーの首を刎ねんと振るう暴君竜。対するニンジャスレイヤーはブリッジ回避。そして、

 

「イヤーッ!」

 

 そのまま、シャッターに守られていない顎目掛けてサマーソルトキックを放つ。だが、

 

―ガキン!

 

「ナニィ!?」

 

 その顎部分にもシャッターが下り、防がれてしまう。

 

「GUOOOOOOO!!!」

 

 左手のミサイルを構え、至近距離でニンジャスレイヤーに向けて放とうとしていた。アブナイ!

 

「させるか!イヤーッ!」

「GUWAAAAAA!!!」

 

 だが、寸でのところでスパイダーマンが暴君竜を蹴り飛ばした。吹っ飛ばされた暴君竜は、隣のビルに衝突するが、無傷で起き上がりジェット噴射で飛び上がった。

 

「チェッ、この程度じゃ倒れないか・・・。ダイジョブ?ニンジャスレイヤー=サン」

「問題ない。私の事より、オヌシ自身を心配しろ」

 

 そんな暴君竜に舌打ちをしながらスパイダーマンは問いかける。スパイダーマンの言葉に、ニンジャスレイヤーは無愛想に返す。

 

「まぁ、それもそうだね。それにしても、ちょっとつっけんどん過ぎない?一応オラ達パートナーなんだからさ、もうちょっとフランクに行こうよ」

「オヌシとは、状況判断で共闘しているだけにすぎん。あまりしつこいとオヌシから殺してやろうか」

「OK,分かった。オラも黙っとく」

 

 ギロリ、と睨むニンジャスレイヤーに、スパイダーマンは肩をすくめながら答え暴君竜とコメディアンを見据え構えたのであった。

 

【トルネードコール】

 

 

【スパイダーマン】

 

 

―一方その頃・・・。

 

 貪欲なブッダデーモンの宝石箱めいた幻想的なネオサイタマの夜景。その美を高所から見下ろすようにそびえ立つビルがあった。

 その名はトコロザワ・ピラー。その天守閣にて、居を構える男がいた。

 こののっぴきならない男こそ、ネコソギ・ファンド社主であり、ソウカイヤシンジケートの首魁であるラオモト・カンである。ラオモトは傍らに座るフード付きのマントを羽織った人物と共に、モニターを観ていた。

 

「いかがでしょうか?我等が造りし『ニンダー』の性能は」

「ムハハハハハ!素晴らしいものだ、クローンヤクザにも引けをとらぬ性能!これにクローンヤクザの部隊と混成すれば、正に敵無しよ!」

 

 モニターに映されていたのは、灰色の全身タイツ。顔には黒いサングラスとクチバシめいたパーツを取り付けた異様な人物達。その人物の足元には・・・おお、見よ!凶悪さに定評のあるサバンナライオンをベースに生み出したバイオサバンナライオンがツキジめいた死体で転がっているではないか!

 対する、全身タイツの集団は無傷。・・・スゴイ!

 

「これからも、オヌシら『アイアン・十字』の面々とは仲良くしたいものだな!ムッハハハハハハ!」

「ありがたきお言葉にございます。我らが偉大なる『プロフェッサー・M』も、ソウカイヤの方々とは仲良くしたいとおっしゃっておりました」

「そうかそうか、ムハハハハハハハ!」

 

 マントの人物の言葉に、愉快そうに笑いながら侍らせていたオイランからスシを受け取り、豪快に食べるラオモト。そこへ、モニターから通信が入り、一人の男が映る。

 

『ドーモ、ラオモト=サン。「ブブジマ」船長のキンジマです』

 

 モニターでオジギをするのは宇宙服めいたパイロットスーツを着た、小太りの男。彼のヘルメットにはオムラ・インダストリの社章が描かれている。ちなみにブブジマとは、ニンジャスレイヤーとスパイダーマンを捕捉しているマグロツェペリンの事であり、正式名称は『戦闘鬼瓦飛行船ブブジマ』である。有事の際には変形し、鬼瓦めいた形態となるのだ。コワイ!

 読者の皆様の中には『オムラ・インダストリとは何か?』と疑問に思う人もいるだろう。オムラ・インダストリとは、日本の重工業を独占する暗黒メガコーポである。当然、ソウカイヤとの繋がりも深い。

 

「何だ?今はビジネスの途中だったのだがな」

『にっくきスパイダーマンと他1名のニンジャ存在を捕捉しましてございます』

「ウム、映せ」

 

 ヨロコンデーと船長の言葉と共に、イクサ現場が中継される。そこには、スパイダーマン&ニンジャスレイヤーのコンビとイクサをするマシーンベム・暴君竜、そしてコメディアンが映されていた。

 

「ホウ、あの憎たらしいウォールクローラーと相対しなおかつ梃子摺らせるとは、流石は『アイアン・十字』の作ったマシーンベムであるな」

「恐縮でございます」

 

 満足そうにクククと笑うラオモトに、ペコリと頭を下げるマントの人物。船長は、しかし!と得意げに語る。

 

『「アイアン・十字」の技術も凄いですが、我がオムラの技術も負けておりません!この「ブブジマ」にはオムラの最新鋭技術を詰め込んでおります!

 いざと言う時には、この圧倒的火力でコメディアン=サンを援護し、必ずやスパイダーマンを・・・』

「五月蝿いぞ、無礼者めが」

 

 船長のマシンガンめいたトークを、ギロリ。と睨み中断させながらラオモトは言った。コワイ!

 

『ア、アイエエエエエエ!?』

 

 その圧倒的恐怖に船長はガクガクと震えながら、しめやかに失禁した。そして、すぐさまドゲザをする。

 

『も、申し訳ございません!ヒラニー!ヒラニー!』

「オヌシ等の下らんオモチャなど心底纏めてどうでもいい、ただ黙って引き続き、マシーンベムとコメディアン=サンの戦いをモニタリング。危なくなったら援護しろ」

『ハイ、ヨロコンデー!』

 

 ラオモトの言葉に、ドゲザをしながら通信を切る。そして、再びイクサの場面へと映る。

 

「あのニンジャ共は『暴君竜』相手にどこまでやれるかな?・・・ククククク」

 

 その呟きは、ラオモトの笑いに掻き消されたのであった。

 

 

【クレヨンしんちゃん】

 

 

【ニンジャスレイヤー】

 

 

 ネオサイタマの摩天楼を縦横無尽にかけながら、スリケンを投げ、スパイダー・イトを放ち、ミサイルと銃弾が飛び交う。そんな激しいイクサが繰り広げられていた。

 

「ボディならどうだ!イヤーッ!!!」

「GUWAAAA!?」

 

 ボディ目掛けてのスイングキックが暴君竜に炸裂する。だが、大したダメージを与える事は敵わなかった。

 

「GUOOOOOON!!!」

「ウワワワワ!?」

 

 渾身の力を込めてそれを振り払う暴君竜。その勢いは凄まじく、スパイダーマンは吹っ飛ばされてしまう。飛ばされた先は・・・?

 

―CRAAAAAAAASH!!!

 

「グワーッ!?」

「「アイエエエエエエエ!?」」

 

 ホテルの・・・一室。そこで、一組のアベックが今まさにネンゴロをしようとしていたその瞬間、スパイダーマンは窓をぶち破ってエントリーしてしまう。

 ウーン。と身体を起こして、頭を振りながら周りを見て・・・アベックを見る。そして、自分のいる場所と周りの状況を把握し、一言。

 

「・・・ゴユルリトー」

 

―TWIP!

 

 そう言って、スパイダー・イトを窓の外へと放ち、外へと出ると再びイクサ場へと舞い戻った。

 

「GUOOOOON!!」

 

 それと同時に、ミサイルが放たれる。狙いはスパイダーマン。避ければ、アベックが危ない!どうする親愛なる隣人!

 

「イヤーッ!」

 

 慌てずに、スパイダー・イトをミサイルにくっつけさせ、そのまま投げ返した。ワザマエ!

 

「GUWAAAAAAA!?」

 

―KABOOOOM!

 

 ミサイルは暴君竜の胸部に直撃し、爆発。今度はダメージが通ったらしく、胸部の装甲が割れ、機械部分が露出していた。

 

「よっし!ダメージ通った!ここから反撃・・・!?」

 

 反撃に出ようとした瞬間、スパイダー感覚が危険を察知し、スパイダーマンに警告を知らせた。その方向を見ると、マグロツェッペリンからアンタイニンジャミサイルが飛来してきた!

 

「街中でそんなのをぶっ放すなっての!イヤーッ!!」

 

 先ほど暴君竜のミサイルを弾き返したと同じ容量で、ミサイルにスパイダー・イトを絡ませ、思いっきりブン投げた!投げられたミサイルはマグロツェッペリンを直撃!ワザマエ!

 爆炎に包まれるマグロツェッペリン。木っ端微塵に吹き飛んだか・・・?否!

 

『この飛行船は広告目的であり、怪しくは無い』

 

 欺瞞的なマイコ音声と共に、爆炎から姿を現したのはマグロツェッペリン・・・なのだが、その姿は異様に変わっていた。マグロ外装が変形し、憤怒の形相のデーモン・オニめいた姿、鬼瓦ツェッペリンとなっていたのだ!コワイ!

 

「説得力全く無いんだけど、一回怪しさの意味を辞書で調べてみたら?」

 

 そんな欺瞞的な言葉に、半眼でスパイダーマンはそう言った。

 

『デモンストレーションで、頼もしさが重点し、広告効果が倍増される。そして、爆発で広告効果がさらに倍増!』

 

 それと共に、アンタイニンジャ砲弾をスパイダーマンとコメディアンと戦っているニンジャスレイヤーに向けて放ったのであった。

 ここから反撃と言う時に、鬼瓦ツェッペリンと言う乱入者!危うし、スパイダーマンとニンジャスレイヤー!

 この危機を二人はどう乗り切るのか?負けるな、スパイダーマン!負けるな!

 

 

【スパイディ・ミート・ニンジャスレイヤー #5に続く】




いかがだったでしょうか?
今回は・・・あまりニンジャスレイヤー=サンを動かしてないなぁ・・・(汗)次回は、もっと動かさなきゃ・・・。
マントに包まれていた人物は、東映版スパイダーマンに出てきたキャラクターです。誰なのかは・・・、次回明らかにします。
果たして、スパイダーマン達はどうなるのか?待て、次回!
それではオタッシャデー!
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