多分これが最初で最後の投稿です。
「無駄な足掻きを止め、そこで大人しく横になれ。せめてのもの情けに苦痛なく殺してやる。」
王国戦士長ガゼフ・ストロノーフは他の二次創作動揺、テンプレ通りにピンチに陥っていた。このままでは彼は天使による一撃か、それとも魔法による攻撃か彼は命を落とし、そしてカルネ村も彼らによって滅ぼされてしまうだろう、しかし彼の口元には僅かに笑みが浮かんでいた…。
「やめておけ、あの村には俺より強い御仁が二人もいる。」
彼は後悔はないと言いたげに笑みを浮かべた、例え自分がここで倒れたとしてもあの二人は村人達を守ってくれるだろう…と。
「はったりを…天使達よ、ガゼフにトドメをさせ。」
ニグンの号令により天使達がガゼフ目掛けて一斉に剣を構えたその時だった。
「そろそろ交代だな。」
そうは問屋が卸さないのがオバロ二次小説、ガゼフを含めた王国戦士団が煙のように掻き消え、代わりに現れたのが…
「おっす、オラ後藤!」
著作権の都合上で橙色の道着ではなく上下ともに真っ白なスーツ、黒いワイシャツ赤いネクタイと喧嘩ヤクザ風味な服装をした一人の男がまるで知人へ挨拶を交わすような軽い自己紹介を述べながら現れた…ちなみに背中には申し訳程度に赤いラインの大きな白塗りの円にA.O.Gという文字を達筆で描いたような刺繍がほどこされている。
「なっ…だ、誰だ貴様っ!ガゼフ・ストロノーフを何処へ隠した!?」
「当ててみな、当たったらハワイへご招待してやる……ぜッ!!」
軽口を叩きながら男は拳を構え正拳突きを放った。その瞬間、陽光聖典の隊員達は凄まじい衝撃波の風を受けて後ろへと転び、彼らを守るように前に出ていた天使達はまるで鉄塊に叩きつけられたかのように爆散する。
男の口調が某クサイヤ人から宇宙蛇へ変わったのはただかっこいいセリフが言いたかっただけである、どうでもいいね。
「な!?天使達が…拳の一振で…!」
「まさか魔法か!相手はモンクじゃないのか!?」
「た、隊長!」
「な……さ、最高位天使を召喚する!!生き残りたい者は時間を稼げ!!」
天使達が一撃で屠られた事へ危機感を感じたニグンはすぐ様魔封じの水晶を取り出し魔神を倒した神の使いの召喚に取りかかる
「へへ、そう来なくっちゃな…ならオラもちょっと本気だしちゃうぞ」
まぁぶっちゃけここら辺の展開はもう他の二次小説で見飽きたし…一言だけ…。
「預金持ってくれよぉ!!課金拳…!十倍だぁあァ!!!」
この後めちゃくちゃ舐めプした。
「いやぁ、モモンガさんの予想通りの弱さでしたね…。」
「でしたね、じゃないですよ!アルティメット☆後藤さん!課金拳をホイホイ使っちゃって…ユグドラシルが無くなった以上、課金した金額分使い切っても補充できるかまだ分からないんですよ!?」
テンプレ通りに陽光聖典を拉致った数時間後、ナザリックの円卓の間にて…
そこにはナザリック地下大墳墓の支配者であるアンデッド、後に魔導王アインズ・ウール・ゴウンと呼ばれる男と後に魔導王の懐刀にして盟友、拳武王ゴトゥー呼ばれる男がいた。
「もしも俺や守護者、それこそルベドですら適わない敵対者が現れた時の為に温存して欲しいってあれ程言ったのに…」
「はは、そう言って本当はこの世界の強さの基準が分からない現状で俺に無茶な行動して欲しくないのが本音だってわかってるんですからね…ところでモモンガさん」
「それもありますけど…なんですか?」
「モモンガさんちょっと両手あげてみ?」
「え?…こうですか?」
後藤の言葉に首を傾げながらも両手を上げるモモンガ、すると後藤もそれに合わせて両手を上げ始めた。
「モモンガさん、課金用にチャージしたお金、いくらくらい有ります?」
「え?まぁ…結局貧乏性が祟って使い切れなくて15万くr…え?まさか…」
「オラに現金を分けてくれ!!」
「やめろぉおおおお!!??」
普通に続かない。
クソして寝てきます。