未来掴むミライダー   作:ガンダムラザーニャ

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読者の皆様、一か月の投稿の遅れ、申し訳ありませんでした。

次回はなるべく早めに投稿できるよう頑張ります。

それではどうぞ。

最後にアンケートも用意してます。


手伝いと誓い

「うっ、うぅ…。

ここは…?」

 

俺が目を覚ますと、さっきの場所とは別の場所だった。

 

そこには初めて見る女性に、やちよと一緒にいた少女、そしていろはがいた。

 

「気が付いたようね。

あなた、いろはちゃんと一緒に魔女を倒して倒れたそうよ?」

 

「…あんたは?」

 

「私?

私は八雲みたま、ここで魔法少女の調整を行ってるのよ。

…さすがにあなたは調整できなかったけど」

 

「でも君さっきすごかったよ!

いろはちゃんと一緒に闘うなんて…!」

 

「お前は確か、いろはにももこって言われてた…」

 

「あぁそう言えばまだ自己紹介してなかったね。

私は十咎ももこ、よろしくな掴くん!」

 

「あぁ、どうも…。

俺は未来掴、よろしく」

 

それからやちよのことを聞いたのだが、あの人は俺をここまで運んだ後で帰ったらしい。

 

それでここは調整屋という、魔法少女行きつけのところで、いろはもここで調整を受けたらしい。

 

それで、俺といろはのことで何か色々と訳アリだと思った二人はその場を後にして、俺といろはの二人だけになった。

 

「…」

 

「…」

 

…どうしようか。

 

ここでは久しぶりとでも言っておくか、それとも…。

 

正直、俺はいろはに何て説明すればいいのか、わからなかった。

 

「…もう一回聞くけど、あなた掴だよね?」

 

「…あぁ。

俺も聞くけど、お前は、本当に、いろは、環いろはなんだよな?

俺、さっきのお前の姿とか見て、色々と混乱してるけど」

 

「うん、そうだよ。

ねぇ、さっきのこと、覚えてる?」

 

「…お前の記憶と願い事ってやつか?」

 

「うん、さっきあなたに触れた時、思い出したんだもん。

ねぇ、何か知ってるの?

何か隠し事してるの?」

 

「…俺は、何も知らない。

けど、俺も色々と混乱してるのは本当だ。

気が付いたらこの街に来てて、あのアイテムを持ってた。

そして何より俺も驚いてるのが、お前に触ったとき時だ」

 

「…どういうこと?」

 

「それは…」

 

俺はありのまま自分の身に起こったこと、知ってることを話した。

 

「…」

 

多少驚いてるのが、話を聞いてくれてるようだ。

 

「…言いたいことはわかるよ。

その、平行世界っていうのは理解できてないけど。

でも、私を守りたくて戦ってくれたんだよね?」

 

「あぁ、がむしゃらだったけどな。

…そう言えば、お前は何でこの街に来たんだ?

さっき願いを思い出したって言ってる辺り、ここに来れば何か思い出せるって感じらしいけど」

 

「そうだよ。

家でも、私の部屋の一部がまるでごっそりと何もなかったし、そこに誰かいた気がしたから。

でも、ういのことを思い出して、それも変わったの」

 

「…というと?」

 

「私、またここに来ようと思うの。

今度はういを探すために」

 

「…そうか」

 

まぁ、俺の知ってるいろはも、死んでもういちゃんのことを引きづってたからな。

 

ういちゃんが死んで、それからどこか遠い目をしてて、家事でも失敗することも多かった。

 

料理でも、必ず一人分余るし。

 

多分この世界でも、いろはは探すって言ったら、絶対に探すだろうな。

 

俺もこの世界にういちゃんがいるって言うなら、俺も会いたい。

 

いろはの願いでういちゃんの病気が治ってるなら、きっとどこかにいるはずなんだ。

 

ういちゃんだけじゃない、灯花ちゃんもねむちゃんも。

 

それに、ういちゃんたちがいた病院も、この神浜の病院だったはずだ。

 

「…じゃあ、俺もそれを手伝おうかな」

 

「え?」

 

「お前のことだから、ういちゃんを探すのに無茶しそうだからな。

俺も手伝うんだよ。

まぁ、俺だけでも難しそうだから、今の人たちにも助けを借りたりしてな」

 

「えっ、でも、良いの?

掴まで一緒に…」

 

「良いんだよ。

前の世界だろうと、この世界だろうと、お前は俺の幼馴染だ。

そう簡単に放っておけるかよ」

 

「…!」

 

俺がそう言うと、いろはの目に涙が浮かんでいた。

 

こいつ、色々と気を遣いすぎてため込むくせに、俺が庇ったりフォローしたりすると、誰もいない、俺の前でよく泣くよな。

 

…ほんと、そういうところも、変わんねぇよ。

 

「おいおい、泣くところかよ」

 

「ごめんね…。

…やっぱり、掴は掴だよね。

小さいころから、そうやって私のこと、助けてくれるんだよね…っ」

 

「まぁ、俺もこのアイテムのこと、わかってないところがあるから、この先どうなるかわからないけどな。

それに、俺はできる範囲で、お前のことを守ってやるさ。

だけど、逆の立場になったら、お前も俺のことを守ってくれよ」

 

「…うんっ!」

 

「それじゃあ、決まりだな。

ほら、涙拭いとけよ」

 

「あら、話はもう決まったのかしら?」

 

そう言って入ってきたのはみたまとももこだった。

 

「…あぁ、俺たちはまたここに来るよ。

いろはの妹を探すためにな」

 

「そう、でも気を付けてね。

神浜の魔女も使い魔も、とても強いから」

 

「その時は、あたしがフォローに入るから、その時はよろしくな!」

 

「ありがとうございます!」

 

こうして俺たちは、再び神浜に来ることを約束して、家に帰ることにした。

 

ちなみに俺は自分の手荷物を確認したときに、俺がいた世界と同じ身分証明があったから、このまま家に帰っても問題はなかった。

 

「…」

 

「…」

 

帰りの電車の中、俺の隣でいろはが寝ていた。

 

ここに来るのも初めてで色々とあったから、疲れていただろうな。

 

「…いろは」

 

俺はそっと、いろはの頭に手を置いた。

 

「今度は、ちゃんとお前のこと、守って見せるからな。

絶対に…!」

 

もう、あんな惨劇が来ようとも、絶対に守ると、心の中で誓うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

俺はいろはを家に送って家に帰った後で、手に持っていた三つのアイテムを見ていた。

 

「確か、このひょうたんがシノビ、ネックレスがクイズ、スパナがキカイ、だよな。

…何でこんなものが俺のところに…」

 

この三つのアイテム、俺がこの世界に来た時にあった。

 

何でこんなのが俺の手元にあるんだ…?

 

でも、これであの魔女とか使い魔と闘えたのだから、とりあえずはこれでどうにかするか。

 

そう思い、俺はこのアイテムを手に取って、変身の練習することにした。

 

この世界での俺の家は一人暮らしで、両親は海外に出勤しているそうだから、基本的には誰もここには俺以外いない。

 

この辺りも、俺のいた世界と同じだな。

 

そういう風に考えてから俺は再びアイテムを構える。

 

…まぁ変身するだけだから、別に部屋が荒れるとかはないだろうな。

 

「…よし、行くぞ。

変身っ!!」

 

そうして俺は、変身の練習するのだった。

 

そして俺は、その練習時に、ある異変に気付くのだった。

 

 

 

 




主人公に起こった異変は次回書かせていただきます。
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