零 -刺青ノ聲-   作:柊@

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   -刺青(シセイ)巫女(ミコ)- 二ノ刻

 

 

 それは空に雲一つなく日差しの眩しい、穏やかな日だった。

早朝の緩やかな暖気を感じ、目覚めた鳥達が囀り始めると、村の営みもまたそこかしこでちらほらと顔を見せ始める。雪代家の明け方はそれ程慌ただしくはないが、零華は既に起床していた。寝つけの悪い夜を過ごした零華は頭の重さを紛らわす為、まだ寝ている家族を起こさぬ様、静かに玄関の戸を開け外に出た。

 

 頭上から差し込むうららかな光と、済んだ空気。天候に恵まれた清らかな風が、近くで芽吹いたばかりの草木や花の匂いを運び、零華の鼻孔を擽る。普段なら清々しく一日の始まりを迎えることが出来ただろう。

 

 しかし零華は夜明けが永遠に訪れなければいいとさえ思っていた。けれどこうして当たり前のように時間は流れ、太陽はゆるりと昇る。陽光がその強さを増す度に、零華の心の影が一層に浮き彫りになっていく。

 

 正午を過ぎれば、この村にはもう要はいない。そんな色のない景色の中で、これからずっと独りで生きていかなければならない。

 

 目に映る全ての物が心を抉る。村のどこを見ても要との思い出が転がっていて、自然と涙が流れ落ちてしまう。幾度となく心が通ったような気がした。互いに言わなくても、想いは伝わっているものだと思っていた。

 

 けれど、それはただの独りよがりに過ぎなかったのかもしれない。 

 

 

 

 

 

「要さん……、本当に行ってしまうの」

 

 零華は別れの時が訪れても、愁眉を開くことは出来ず、縋るような眼差しを送る事しか出来なかった。

 

「すまない、もう決めたことなんだ」

 

 己の出生を知る為。それが要の旅立ちの理由だった。

 

 要には幼い頃に見たであろう、奇妙な記憶がいくつもあった。それは明らかにここではないどこかの情景で、自分をあやす両親ではない誰かの姿もあり、要は次第に両親に疑問を抱くようになっていった。初めはうまくはぐらかしていた両親も、要が成長するにつれ、もう隠しきれないと判断したのか、頃合いを見て自分たちが本当の親ではないことを要に打ち明けたのだった。

 要が今の義理の両親と共にこの村に越してきたのは、零華や要が物心つく前のことで、それ以前に要がどこでどう暮らしていたかは、零華はおろか、要自身にも分からなかった。

 なら、本当の両親はどうなったのか。そればかりは義理の両親も頑なに口を閉ざすばかりで、一向に真実を知り得ることが出来ず、要はもどかしく感じていた。生みの親は違えど、育ての親は今の両親なのだ。どんな過去があっても自分の両親は目の前にいる母様と父様だと要が説得しても、義理の両親はただ謝りながら首を横に振るだけだった。

 

 要がなぜそこまで自分の生い立ちに拘るのか、零華には分からなかった。普段は温厚な要が、己の過去を知ることにだけは貪欲で、時折思いがけない行動と一面を露わにする。何かに焦燥し、どこか生き急いでいるようにすら感じてならなかった。

 今回の件もそうである。自分よりも周りの人のことを第一に考える要が、零華にすら相談の一つもなく、一人で勝手に決めてしまったのだ。

 

 要のことだ。ただ知りたいが為だけで、人を蔑ろにするはずがない。そうしなければならない本当の理由がきっとあるのだ。零華にそれを聞き出したい気持ちはあったが、決心の固く真剣な要の表情を向けられると、もうあれこれと詮索する気にはなれなかった。

 

 ……思い知らされたのは、要は自分が隣にいなくても平気だということだ。

 

「私は……」

 

 貴方さえ傍にいてくれたら、それでいいのに。

 そう頭の中では何度でも言えるというのに、聲にはいつも出せないでいる。

 

 零華が口籠ってしまうと、要は困ったような笑顔を浮かべ、優しく零華の頭に手を乗せた。そして肩に担ぐ荷包から何かを取り出した後、零華の手を引き寄せた。

 

「これを君に渡そう」

 

 零華の手を包む要の両の手の平が離れると、零華の手の平の中には小奇麗な装飾の耳飾りが置かれていた。

 

「母様から貰った耳飾りの片割れだ。本当の母親の物らしいから、僕にとってそれは形見になるのかもしれない」

 

「そんな大切な物……」

 

「零華、君にだからこそ渡すんだ。互いを忘れぬよう、分け合って持っておこう」

 距離を越えて、二人を繋ぐ絆。要はその意を込め、零華に託すことにしたのだろう。けれど零華には、その耳飾りの輝きがどこか寂しげに見えた。

 

「やっぱり、私も……」

 

 その続きを聞く前に、要はそれは駄目だと割り込んでくる。零華は俯き、溢れ出そうになる涙を必死で堪えた。

 

「昨日は君を苦しめることを言ってしまった。今思えば本当に軽率な発言だったと思う」 

 

 昨夜、零華は一緒に付いてきてはくれないかと要に誘いの言葉をかけられた。しかし、零華には病弱な母親がいて、昼間仕事で手の空かない父親の代わりに看病をしなければならなかった。弟も母親に似て良く体調を崩しがちで、零華が面倒を見てやることが多かった。そんな家族を置いてこの村を離れられるわけがなく、零華は了承することが出来なかったのだ。

 

「僕は母親の代わりに懸命に家事をする君をずっと見てきたというのに、なんて愚かなのだろう」

 

 何気なく出た一言だったことは、零華も知っている。いつもする他愛もない話の途中でふと要の口から零れたのだ。きっとその気はなかったのだろう。一緒に時間を過ごしている内に、要にも情が込み上げてきたのかもしれない。

 

「君と離れたくない一心で出た言葉なんだ。許してほしい」

 

 それは嘘偽りのない本心であるのだと思う。けれど、その想いがあってなお、要の決意は変わらないのだ。

 ここには過去はないが、大切な人々と人生を歩める今がある。しかし、要は違う道を歩むことを選んだ。……そこに零華がいない道を。

 

「必ず帰ってくるよ」

 

 要は踵を返し、零華に背を向ける。

 

「待っています」

 

 もう、それしか言えなかった。それを聞いた要はゆっくりと歩き出し、村を後にする。

 

 本当にこれでいいのだろうか。要を見送った後、残された自分はまたいつもの日常に戻るしかない。共に過ごした掛け替えのない思い出が、記憶が、目の前をちらつき零華の心を掻き乱す。

 

 徐々に小さくなる要の姿と足音に、零華の心の鼓動が強く高鳴り、早まっていく。

 知らず知らずに手を伸ばし、引き留める言葉を探していた。

 

 置いていかないで。

 

 気づいた時には後を追い、後ろから要の着物の袖を掴んでいた。

 要は足を止めたが、こちらを振り返ることはなかった。

 しばらくの間、お互い動けずにいた。零華は要がこちらを向いてくれることを待っていたが、要にはその気がないようだった。

 

「……もう行かないと」

 

 胸を裂く聲に、零華の手から力が抜け落ちる。

 零華の指を離れた袖が、近づいた距離を越えるほどにまた遠ざかっていく。

 

 この世に変わらないものなどない。人も、その感情も然りだ。零華にはどうしてもこれが要との人生を分かつ分水嶺に思えてならなかった。

 

 村人達が仕事の一段落を終え、それぞれの我が家に戻る中。

 ぽつんと置き去りにされた零華は、消えゆく要の後ろ姿をいつまでも見続けていた。

 

 

 

 

 はっと、零華は閉じられていた瞼を開いた。それと同時に抑えられていた涙が両耳に勢いよく流れ、枕を濡らす。

 

「起きたか」

 

 上体を起こし声の方を見やると、夜舟が囲炉裏に薪をくべていた。

 

「ここは……」

 

「久世の宮下の村じゃ。覚えておるか」

 

 そうだ、自分は巫女になることに同意し、久世に拾われたのだ。……それにしても、後味の悪い夢を見た。脳裏に固く閉ざしていた、思い出したくない記憶。この過酷な境遇がそれを呼び覚まし、心内の悲鳴となって夢に現れてしまったのかもしれない。

 

「あのままでは体に障るのでな。済まぬが勝手に着替えさせて貰った」

 

 零華が目よりも先に探る様に手を身体に回すと、さらりと肌触りの良い感触が伝わった。視線を胸元に落とすと、しわ一つない清潔そうな装束を纏っていた。

 

「それとお主の懐からこんな物が出てきてな」

 

 そう言いながら手を突き出す夜舟の手には、あの耳飾りがあった。目を離すと無くしてしまいそうで、いつも持ち歩いていたのだ。ただ、耳に付けるには人目が気になったので、いつも懐にしまっていた。奇跡的にもあの雪崩の中、無くさずに済んだようだった。

 

「良かった、大切な物なんです。ありがとうございます」

 

 零華は礼を述べて耳飾りを受け取ったが、夜舟の手前、また懐に入れるというのも気が引けた。仕方なく零華は羞恥につつまれるも、覚束無い手つきで耳に飾った。

 

「皆はどうなったんですか」

 

 真っ先に気になったのは、村人達の安否だ。本当は聞くのが怖かったが、知らないわけにもいかなかった。

 

「最善は尽くした。しかし、お主の村は完全に雪に飲まれておって、手のつけようがなかった」

 

 夜舟は済まなそうに顔を歪めながら、また一本と薪を放り投げる。遅れてパチパチと弾ける音が、辺りに響き渡った。

 

「あの積雪では供養するにも、雪解けを待つしかあるまい」

 

「そう……、ですか」

 

 おそらくそうなるだろうとは覚悟していた。しかし、現実はそんなもので心が耐えうるほど甘くはない。零華は悲しみよりも、そう、胸にぽっかりと穴が開いたような、そんな空虚な気持ちに支配された。

 

「ただ、お主の倒れていた近くに、一人だけ生きていた子供がおってな。名は、露葉(つゆは)といったか」

 

 現実のあまりの無常さにあてられ、聞き漏らしそうになった零華だったが、露葉という名前に反応し、もう一度夜舟の言葉を拾い、頭で意味を確かめた。

 

「あの子、助かったんですか」

 

 零華は驚きのあまり、声を張り上げた。露葉はあの時、一緒に遊んでいた子供の一人だ。

 

「ああ、お主より先に目を覚まし、今は外に出ておる。お主の名も、あの場所にいた

ある程度の経緯も、露葉から聞いている」

 

 声を荒げ、食いつく零華とは相反して、夜舟は落ち着いた声色で事実を述べた。不幸中の幸いか、奇しくも村を離れていた者だけが生き残ったのだ。思わぬ知らせが、零華の沈みきった心を僅かにすくい上げた。

 

「時に零華よ、先ほど泣いて目を覚ました様じゃが、件の夢でも見たか」

 

 零華に少しだけ感情が戻る中、夜舟はおもむろに話題を変え、問いかけた。件とは、雪崩のことを指しているのだろう。確かにそれが引き金なのかもしれないが、零華は首を横に振った。

 

「ああ、いえ、違います。自分にとってとても……、とても悲しい過去の夢を見ていたんです」

 

「そうか……しかし」

 

 夜舟は何か考える所があったのか、眉間にしわを寄せた。少し言葉を溜めた後、続きを切り出した。

 

「今は良いが、それも件の悲しみもいずれその内から消してもらわなければならぬ」

 

「どういうことですか」

 

「お主が落ち着いてから順を追って話すが、久世の巫女になるとはそういうことなのじゃ」

 

 零華はまだ久世の巫女について何も知らない。しかし夜舟の話を汲み取ると、巫女は感情を殺す必要があるということなのか。いずれにしても、久世に従うしか零華にはもう道はなかった。

 

「とりあえず、食事を取るがよい。今使いに持ってこさせる故」

 

 夜舟がそう言ったと同時に、既にふすまの向こうに控えていたのか、人の歩く音が聞こえ、遠のいていく。しかし、すぐさままた足音はこちらに近づき、ふすまの前で止まった。

 零華が怪訝に思う中、ふすまがゆっくりと開かれ、座した女性の姿が現れた。

 

「当主様、巫女様の容態がよろしくないようです」

 

 腰ほどまですらりと真っ直ぐに伸びた髪の美しい、大人の女性だった。あまりにも髪が艶やかでそちらに目が行ってしまったが、顔もそれに負けじと非の打ちどころのなく整っていて、恐ろしく淡麗だった。零華は生涯そのような美人にあったことがなく、思わず魅入ってしまっていた。

 

「そうか。もはや流すことも考えねばな……」

 

 夜舟はとても悩ましい表情で項垂れた。呆けていた零華だったが、夜舟の会話のおかしな表現に気づき、思考を引き戻した。流す、とはどういうことなのか。髪の美しい女性の発言に対し、夜舟の発言は明らかに噛み合わず、意味の伝わらない内容だった。もしかしたら、儀式に関係する久世特有の隠語なのかもしれない。流すで直ぐに連想されることと言えば、灯篭流しである。この地域には盆に灯篭と共に死者を送る風習があり、それは今も変わらず続いている。夜舟は巫女は儀式で命を捧げるのだと言っていた。だとすれば、巫女は最後に海に流されるということなのだろうか。

 

「その子が例の養子にございますか」

 

 そう言って髪の美しい女性は零華を一瞥した。目を合わせて初めて、零華はその表情に違和感を覚えた。確かに綺麗な面持ちだったが、それは人が持つ美しさではなかった。まるで路傍の石でも眺めるような、虚ろで、冷たい眼差し。著しく感情が欠け、生気の抜けた様は、さながら精巧に彫られた氷像のようだった。

 

「ああ。もし逆身剥ぎ(さかみはぎ)になれば、すぐにでもこの子を巫女に立てねばなるまい」

 

「逆身剥ぎ……、そうならねば良いですが」

 

 また分からない単語が目の前の二人の間を飛び交った。しかし久世の言葉や巫女、儀式については、おそらく後々説明されるはずだ。零華はとりあえずそういった単語は理解しようとはせず、今は聞き流すことにした。と、その時、髪の美しい女性の、突き刺すような視線に気づく。あれほど無表情だった女性が、零華を食い入るように見つめていた。夜舟もその様子に気づいたのか、只ならぬ女性に対し、何の真似だとおもむろに顔をしかめる。

 

「当主様、私をこの子の補佐役にさせて頂きたく思います」

 

 女性は零華から目を離さず、そのまま声静かに淡々と夜船に願い出た。それがよっぽど予想外だったのか、夜舟は呆気にとられた様子で、すぐに返答は返さなかった。

 

「ならぬ。そんな身勝手は許されぬ」

 

 我に返った夜舟は怒りに震えた様子で、激しく叱咤した。女性はようやく零華から視線を外し、夜舟に向き直った。その瞳の奥には先程とは打って変わって、何らかの底深い激情がちらちらと見え隠れしていた。

 

「母上、私は次期当主です。これは後学の為にも必要かと」

 

 夜舟はピクリとわずかに眉尻を上げたが、頑として首を縦に振ることはしなかった。しかし、女性の鬼気迫る様相にとうとう折れたのか、夜舟はわざとらしくも大きく嘆息をしてみせた。

 

「どういう心の変わりようか。……好きにせい」

 

 そう言って首を振りながら再び深いため息を残し、夜舟はその場を立った。

 

「私は巫女様の様子を伺いに行く。鏡華(きょうか)、後は任せたぞ」 

 

 鏡華と呼ばれた女性が頭を垂れると、夜舟はその横を通り過ぎ、廊下に出た。

 

「過ぎた干渉はするでないぞ」

 

 最後に釘をさす様に言い放ち、夜舟はその場を後にした。

 

 

「……貴女、名前は何て言うの」

 

 鏡華はなぜか部屋に入ろうとはせず、そのまま零華に話し出した。

 

「零華です」

 

「そう。私は久世鏡華。現当主である夜舟様は、私の母にあたるわ」

 

 確かに一度鏡華は夜舟のことを母上と口にした。しかしそれはその時だけで、鏡華は基本的に当主様と呼んでいた。親子であるとしても、久世のしきたりの上では立場をわきまえなければならないようだった。

 

「零華、貴女には沢山話さねばならないことがあるの」

 

 夜舟から任された補佐の役目ということだろう。零華には鏡華が夜舟に、無理を押し通しているように見えた。あれほど無気力を全面に押し出していた鏡華に何がそうさせるのか、零華は不思議でならなかった。はきはきとしゃべる鏡華の別人とも思えるまでの変わり様は、驚きを通り越しておどろおどろしくすら感じられた。

 そうして零華が恐る恐る鏡華の顔色を伺っていると、突然鏡華は何かに気づいたのか、座ったそのままの姿勢で横を向いた。するとまたこちらへ向かう何者かの足音が聞こえ出し、鏡華の隣で止まった。

 

「食事をお持ちしました」

 

 鏡華はそれを待っていたかのように、律儀に正座をしていた足を崩し、すっと立ち上がった。どうやら先程の不可解な足音は、鏡華と食事を用意する者との入れ違いによる所為だったようだ。

 

「私も一旦席を外して、後程また来るわ。難儀でしょうけど、食事はしっかりね」

 

 起きたばかりの零華に気を使ってか、鏡華は優しい言葉を投げかけた。中に入らなかったのは初めからそうつもりだったのだ。

 

「ありがとうございます」

 

 心の整理をする暇を与えてくれた鏡華に、零華はお礼を言った。鏡華は小さく微笑み、食事を置いた使いと共に去って行った。本来鏡華はあの薄ら寒い印象のような人間ではなく、とても温かみのある女性なのかもしれない。零華はそう考えを改めたのだった。

 

 ようやく一人の時間が訪れる。

……僅かな間で、自分の環境が目まぐるしく変わってしまった。なぜこうも、自分から大切な物を奪っていくのだろう。そう零華は己の運命に嘆き、どうにもならない今に諦観せざるを得なかった。

 

 零華は添えられた食事の、湯気を上げる椀を見つめた。食欲はないが、折角出された食事に手を付けないわけにもいかなかった。零華は布団から出て、食事の置かれたお盆の前に座った。箸を持ち、芋粥を口に運ぶ。とても、身に染み入る暖かさだった。

 

 突然、ぽろぽろと涙が零れた。無心を盾に塞き止めていたものが、溢れ出てきてしまう。

 父親も、母親も、弟も、皆死んでしまった。

 

 ほんの数日前の雪代家の食台にも、同じ芋粥が並べられた。家族の数より一つだけ多い、芋粥が。家族の皆が揃い、手伝いに来ていた要も迎えた、小さな村の、慎ましやかな晩食の団欒。この粥ほど芋はなかったが、それは尊く、素朴な幸せだった。

 

 あの日々はもう戻っては来ない。……そう、二度と。

 大切りの芋が中々喉を通らず、悲しみに暮れる零華だった。

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