零 -刺青ノ聲-   作:柊@

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秋人忘れてました。影薄い鎮女達も書いた方がいいかもしれませんね。後々更新します。



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【登場人物 原作】 ネタバレ有り


 

久世零華(くぜれいか)

 

 旧姓雪代。久世の宮近隣の村に住んでいた少女。幼少期を幼馴染である要と共に平穏に過ごすが、要が村を旅立ってしまったことで、少しずつ運命の歯車が狂い始めてゆく。その後村が災厄に見舞われ、独り身となった。天涯孤独の彼女を夜舟が拾い、以降、久世に代々伝わる刺青の儀式の巫女として生涯を捧げていく。が、戒の儀を経て永遠の眠りにつこうとする零華の元に、想い人である要が逢いに来た事で夜舟の怒りを買い、悲劇の結末を迎える。要を失った痛みを自身の柊として瞳に刻んでしまった零華は破戒を引き起こし、久世を滅亡させた。

 

 [原作との相違点]

 

 別れた後の零華の経緯を知らない要が送った何通かの手紙はおそらく村宛であり、全て零華に届いていない。巫女となった零華は儀式以外で吊牢の外へ出る事を許された事実はなく、原作上鏡華が零華の耳飾りに気づいた様子が見られない点から、鏡華との接点は皆無であった可能性が高い。

 

 

 

乙月要(おとつきかなめ)

 

 鏡華と秋人の間に生まれた子。男子は忌子という久世のしきたりから殺される運命だったが、鏡華が夜舟の目を掻い潜り、近隣の村へと逃がした。要は乙月家の養子として零華と出会い、互いの仲を深めていく。しかし、己の出生の記憶がなく、義理の両親に素性を隠されたままの要は、自身の生い立ちを知るべく零華を置いて村を後にした。しばらくの間下宿先で研究に明け暮れていた要だったが、ふと見た白昼夢に村へ残してきた零華の事が気がかりになり、故郷へ帰省する。夢を頼りに久世の宮を訪れた要は、雨音の協力を得て棘獄で眠る零華の元へ駆けつけるが、それを阻止しようとした夜舟の手によって殺されてしまう。

 

 [原作との相違点]

 

 ほぼ原作通り。あえて言うなら達筆であったという所は独創。

 

 

 

久世夜舟(くぜやしゅう)

 

 久世家最後の当主。最高権力者であり、刺青の儀式の一切を取り仕切る役目を担っている。身寄りない零華を巫女として迎え入れ、順調に儀式を進めていく。しかし、最後の最後で要に禁忌を犯され、零華の目の前で要を殺害する。その破戒を防ぐ為の行動が裏目となり、久世は瘴気と共に狭間に飲まれた。非常に信仰深く、そこから来る残忍さから要(未遂に終わったが、赤子の時)や雨音等の身内を含め、数々の人間を手にかけている。

 

 [原作との相違点]

 

 久世家当主の章の幼少期の話は全て独創。特に天涯との関係は完全な脚色。破戒後零華に殺された描写はなく、原作では瘴気に当てられつつも、最後まで宮大工達に指揮を取り、久世を幽世へ封印させた。

 

 

 

久世鏡華(くぜきょうか)

 

 夜舟の実娘。客人として迎えられた秋人と恋仲になり要を授かる。表向きでは秋人は久世から去ったことになっていて、鏡華はその死を知らない。掟の下、夜舟に流されそうになった要を井戸へ放り込み、水路から脱出させる。後に別の客人と関係を持ち雨音を生んだ。それからずっと帰らぬ秋人を待ち続け、心を壊してしまう。

 

 [原作との相違点]

 

 要の件で夜舟に怒りを買い、座敷牢で幽閉されていた為、儀式に干渉出来る機会はほぼ皆無であったと思われる。最後まで秋人の帰りを待ち、破戒後に座敷牢から出られなくなり、そのまま命を落とした。

 

 

 

鳴海天涯(なるみてんがい)

 

 宮大工の棟梁。久世に殉じ、主に柊を抑え込む眠りの宮と狭間の宮の増築を生業としていた。零華の破戒の凄まじさから、番匠達の犠牲だけでは完全な封印は困難だと判断し、自らも命を絶ち人柱となった。

 

 [原作との相違点]

 

 夜舟の説明同様、棟梁への経緯自体が独創。

 

 

 

久世雨音(くぜあまね)

 

 鏡華の娘。巫女の世話をする鎮女に抜擢され、役目を全うする。戒の儀後に久世へ訪れた要を兄だと気づき、その不憫さから零華の眠る棘獄へ誘ってしまう。その最中、他の鎮女達に見つかり、無数に杭を打たれて息絶えた。

 

 [原作との相違点]

 

 耳飾りが発端ではなく、以前から母である鏡華に要のことは聞いており、世話をする零華の話に出てくる恋人の要が兄であるのではないかと早々に思い至っていた。

 

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