緋弾のアリア ~千里眼の矢《second sight》~   作:リバポから世界へ

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皆さん、お久しぶりです。リバポから世界へです。

約3ヶ月ぶりの更新です。本当にお待たせしました!
仕事が立て込んでて……ようやく落ち着いたので投稿します。

今回はリハビリと言いますか……文法とか表現がメチャクチャかもしれません。大目に見てクレメンス・・・。



それではどうぞ!


Snipe 04 「7本の薔薇」

「こ、ここで食べるの?」

「うん。私の部屋なら静かだから」

 

昼休み。

案の定ごった返していた食堂で、何とか昼食を買ったショウは白雪と共に彼女の専門学科へと向かった。

超能力捜査研究科―――――通称SSR。

ショウは此処があまり好きではない。

周りを見回せば朱色の鳥居が建物の入口まで連なり、その入り口には狛犬とスフィンクスが左右に並んでいる。他にもモアイ像や灯篭……エトセトラ、エトセトラ。様々な宗教のオブジェクトが所狭しと並んでおり、カオス極まりない。

 

「ショウ君、行こ?」

 

この異様な空間に何も感じないらしい白雪がショウのブレザーの裾をちょこんと摘まんだ。

 

「……ん」

 

ショウは裾を摘ままれたまま、重い足取りで建物へと入っていく。

中に入ると建物内にほとんど人影が見られなかった。不気味ではあったが、2人で一緒に居るのを見られ変な噂を立てられるよりかはマシだろう。

 

「そういえば、ショウ君が此処に来るのは初めてだったね」

「ん? あ、ああ。なんつーか、その……部外者は気軽に来づらいというか……」

「……? そんなことないと思うけど……」

 

白雪はキョトンとした表情をするが『お前の学科は気味が悪いから来たくねえ』なんて口が裂けても言えなかった。泣かれる自信がある。

5階にある彼女の部屋は十畳敷の和室だった。SSRの生徒は人数が少ないため、それぞれの個室がある。狙撃科(スナイプ)のショウは少し羨ましい。

 

「ショウ君どうぞ。今、お茶淹れるね」

「お邪魔しまーす」

 

ショウも部屋に入り襖を閉めると、白雪が用意してくれた座布団に座った。

 

(ん?)

 

ショウの視線の先に漆塗りの棚があり……そこに置かれてあった物の一つに目を奪われる。

 

「はい、どうぞ。……ショウ君?」

「……驚いたな」

「え?」

 

急須でほうじ茶を淹れてくれた白雪もショウの視線の先に目をやった。棚には古いプリザーブドフラワーが置かれてる。7本ある薔薇の花は色褪せて花びらは所々ひび割れているが、それでも未だにこうして置かれているということは余程大事にしているようだ。

 

「まだ持ってたのか。とっくに捨てたかと……」

「もちろん。ショウ君がせっかく作ってくれたから」

 

白雪の言う通り、それは5年程前に不器用なショウが彼女のために作ったもの。はっきり言って今思えば、あまりにもお粗末な出来だ。母親に手伝ってもらわなかったら、とても渡せない状態だったろう。

 

「……そんな古いもん捨てちまえよ。新しい綺麗なやつ買ってやるから」

 

妙な恥ずかしさが込み上げてきて、心にもないことを言ってしまう。本当は嬉しくてたまらないのに……。

 

「ううん。これ貰った時、すっごく嬉しかったんだよ? だからずっと飾っとくね。ショウ君に『捨てろ』って言われても絶対に嫌だから」

「…………」

 

時々、彼女はショウも驚くほど頑固になる。そんな彼女がたまらなく―――――魅力的に感じた。

 

「……好きにしな」

「うん、そうするね。ふふっ」

 

プイッとそっぽを向いて買ってきたサンドウィッチを取り出すと、白雪が何やらニコニコしている。

 

「……何さ?」

 

ジト目で白雪の方に向き直ると、彼女は心の底から楽しそうに答えた。

 

「ううん。ショウ君可愛いなあって。あ、そういえば私も後から知ったんだけどね? 7本の薔薇の花言葉って―――――」

「は、恥ずかしいからやめてくださいます? それ以上言われたら恥ずか死ぬよ俺。恥ずか死ぬって何だよ……何言ってんだ俺は……」

「はいはい。じゃあ、ご飯食べよ? あっ、ショウ君のサンドウィッチ美味しそう♪」

「聞いちゃいねえや、この()……。ちょっとあげるから、おにぎり分けて?」

 

2人で「いただきます」と手を合わせ、おにぎりとサンドウィッチを少し交換する。

暫くはとりとめのない世間話が続いたが、やがてショウが思い出したように口を開いた。

 

「そういえば聞いたか? A組に転入生が来たんだって」

「転入生?」

「うん。正確には去年の3学期に来たらしいんだけどさ。顔までは知らんけど」

「…………」

 

その話を聞いた途端、白雪の表情が曇った。深刻そうな顔付きで何かを考えている。

 

「ユキ? どうかしたか?」

「……え? あっ……ううん! 何でもないよっ」

「そうか? なら良いんだけど」

 

その時、ショウのポケットの中でiPhoneの電子音が鳴った。教務科(マスターズ)からの周知メールだ。

 

「あぁん? なんだコレ?」

 

メールの内容を見てショウは眉を寄せた。内容は2年生の男子の自転車に爆弾が仕掛けられたとの事。

添付ファイルにはメチャクチャになった自転車の画像が載っている。だが、この自転車何処かで見たような気が……まさか……。

 

「……なあ、ユキよ」

「はい?」

「このチャリ……誰のだと思う?」

 




いかがでしょうか? 実は長くなったんで途中で切ってユキちゃんとのイチャイチャシーンだけに全振りしたのは内緒。

ここでの白雪はからかい上手な感じになってる気がする。

ショウもキンジや白雪をからかう感じだけど、白雪の方が一枚上手な感じかな?
タグにキャラ変って載せようかしら。

薔薇の本数は結構悩みました(汗)花言葉は・・・言わぬが花かな。花だけに(゚∀゚)
色は皆様のご想像にお任せしますね。

良かったら感想とか書いてやってくだせえm(_ _)m

それでは読んでくださってありがとうございました。失礼します
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