正直読まなくても本編にはなんの問題もありません(多分)。
感想で多く書かれていた「鰤世界で現場主義が強いわけねーだろ」の理由付け部分です。
即興で書いたので、割と雑。
月曜日。
空が割れた。黒腔だ。そこからゆっくり姿を現すのは大虚のギリアンだ。ゆっくりと顔を出し、そしてその仮面は一瞬で両断された。
「最近多いな。まあ、暇するよりは良いか。」
春直が納刀し、姿を消した。
火曜日。
喉元に穴の開いた、亀のような虚。挑発するように笑い声をあげる。
「ぐははは!運が無かったな死神!この俺の鋼皮は斬魄刀では斬れぬぞ!」
「へぇ……。硬さに自信ありですか。では、少し試させてもらっても?」
笑みを浮かべながら春直が斬魄刀を抜く。圧倒的な自信がある虚は余裕の態度を崩さない。
「ぐはは!どうせ死ぬのだから良いだろう!試してみるがよい!」
亀の癖に二足歩行で立ち上がり、背を向ける。やはり甲羅の方が硬さに自信があるのだろう。
「それじゃあ、お言葉に甘えて。」
ゆっくり近づき、一振り。ガキンッと金属を叩いたような音がした。成程、これは確かに硬い。
「どうだ!この防御を破れぬ限り、貴様ら死神に俺を倒すことはできん!」
「たいした硬さですね。これは確かに『斬れない』。でも、それが倒せないという事にはならないな。」
春直が腰を落とし刺突の構えを取る。
「ぐはは!無駄なこt……!?!?」
「まあまあの硬さだったな。」
腹部に巨大な穴をあけ、倒れる虚を見下ろし、春直が笑みを浮かべていた。
水曜日。
「……そこか。縛道の六十一 六杖光牢。」
春直が指を伸ばした先に六つの帯の光が何かを拘束する。
「ば、バカにゃ!?なぜ姿が見えt!?」
「霊圧も感じないし、姿も見えなかった。あえて言うなら、空気が少し澱んだからかな。」
拘束された猫の骨のような頭の虚が叫ぶのを無視し、切り捨てた。
木曜日。
腹部に二つの穴が開いた土偶のような虚。春直が縦に一刀両断すると、その虚は二体に分離した。
「「あはは!残念でした!!」」
二体に分離した虚の片方を春直が斬り捨てる。仮面を斬られた筈の虚がその場で即再生した。流石に春直も驚く。
「「あはは!その程度じゃだめだよ!」」
「フム。これは流石に……。交じり染まるは 『童子丸』。」
春直の斬魄刀が光を放ち、真っ白な鍔と柄と薄黒く輝く刃となる。
二体が春直の周りを周りながら攻撃をしてくる。それを斬魄刀で受け、躱し反撃するが虚の傷はすぐに塞がってしまう。
「それじゃあ、縛道の三十 嘴突三閃。」
二体が丁度重なり合った瞬間を狙い、縛道で動きを止めた。
「破道の七十八 斬華輪。」
「「あああ!?」」
斬魄刀の刃を左手の手甲に当て、居合いの様に刃を振りぬく。放たれた刃状の霊圧が二体の仮面を同時に切裂いた。
「やっぱり、同時か。この間の猫みたいなのといい、今回のといい、最近変なのが増えたなぁ……。」
金曜日。
「お、今日は大量だな。」
朝からあちらこちらに現れた虚の気配。春直は思わずニヤリとしてしまう。
「最速記録狙ってみるか。」
言うが早いか春直が姿を消した。そして昼前には全て片付いた。
土曜日。
突然の雷が春直を襲った。だが、それは春直に当たることなく四散する。そしてあからさまに面倒くさそうな顔をした。
「なんなんですか、あなたは。暇なんですか?」
「うるせぇ!今日こそ一発ぶん殴る!」
金髪で真っ白い服を着た女性が春直に弓を向けていた。滅却師の存在は知っていたが、対峙したのはここ最近だ。この前はゴリラみたいな奴。その前はプロレスマスクのおっさん。ちなみにこの子は前にも一回来たので二回目だ。
正直、殺す理由が無いので前の二人も適当な所で気絶させてそのままほったらかして置いておいた。
「……暇なんですか?」
「うるせぇって言ってんだよ!」
図星だったのか、顔を赤くしながら矢を放つが、それを春直は斬魄刀を抜くことなく素手で叩き落とす。するとまた雷が落ちる。
「ああ、もう。」
瞬歩で背後に周り頭部に一撃。意識を刈り取った。
「やりにくいんだよ……女性を相手にするのは。」
溜息を吐き、春直はその場を離れた。
日曜日。
義骸に入った春直が小さな喫茶店で雑誌を読みながらコーヒーを飲んでいた。
「ふぅ……。で、なんなの君たちは?」
「……うるせぇ。」
なぜか昨日の女性と、小柄で金髪おかっぱ少女が春直の前でケーキを食べていた。
月から金を見ていた藍染
「やっぱり、彼は良い実験相手だ。」
土曜日を見てたユーハバッハ
「……どうしてくれようか。」
春直「!?……なんか寒気が……。」