カルラ・イーターに憑依しました(凍結)   作:緋月 弥生

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第43話 殺人鬼との邂逅

 ウォール・ローゼ、トロスト区。

 人類領域の現最南端の街であり、僅か数ヶ月前に『超大型』と『鎧』の侵略によって、壊滅的被害を受けた地域だ。

 未だ復興は進んでおらず、並び立つ建物には巨人による破壊の跡が今もはっきりと残っている。

 往来を行き交う人々は十分な食事を取れていないのか痩せこけており、着用している衣服もお世辞にも綺麗とは言えない。歯に衣着せずに言うと、ボロ切れを身に巻きつけているような有様。

 

 否応無く巨人の恐怖を想起させる街並みの端、その倉庫街に俺とエレン(・・・)……即ちジャンは捕らえられていた。

 ここまでの展開は『原作』通り。王政設立記念日で年に一回の特別配給が実施され、沸き立つ民衆を横目にトロスト区の大通りを歩いていると、馬車が突っ込んできて俺とジャンはすれ違い様に荷台に引きずり込まれたという訳だ。

 

 俺たちは向かい合うようにして椅子に座らされ、両手を後ろにした状態で縄でガッチリと拘束されている。

 まぁ猿轡はかまされてないので、いつでも自傷をトリガーに巨人化することは可能だが。

 敵のボスが出てくる前にそれやっちまうとせっかくの囮作戦が根っからパーになるので、俺は耐え忍ぶしかない。

 この、拷問よりも遥かに辛い地獄を。

 

「はぁ、はぁ……なぁ、どうだ? 声を聞かせてくれよ……?」

 

 ……今なら、俺は殺人すら出来るかもしれん。

 心の奥底から湧き上がる嫌悪感と不快感に奥歯を噛み締めて耐え、燃え上がる赫怒と殺意を理性で押さえつけながら、ひたすら精神統一する俺はそう思う。

 今すぐにでも舌を噛み切って巨人化し、このクソ野郎を喰い殺せと心が叫んでいる。

 荒い息遣いが聞こえる度に、ギラついた視線が(ダイナ)の肢体を舐め回す度に、脂ぎった手に体を弄られる度に、怖気が走る。(ダイナ)の体が拒絶反応を起こしている。

 

 要するに、薄暗い倉庫の中で誘拐犯に椅子に拘束されて顔も名前も知らねぇ男に性的暴行を受ける5秒前。

 

 ヘルプミー!!

 もう誰でも構わん、とにかく早く来てくれ! 

 これ以上は無理だ。ギブアップ。男に性的な目で見られた挙句に欲情されるとかキャパオーバーにも程がある。

 

 対面に座るジャンにアイコンタクトで救援要請を送るが、貧乏くじ仲間は苦しそうに顔を背けて――おい、ガン見してんじゃねぇぞテメェ。なんでお前までちょっと興奮してんだ。

 全部終わって一段落したら、絶対にこの馬面も殴ってやる。それとミカサにも無理やりするのが好きな変態だって言ってやろう。エレン(本物)が存在する以上はどうせ実らない恋だ、盛大に爆発しちまえ。

 

 心の中でジャンに八つ当たりしているうちに、男の手が俺の首に触れた。地獄はそれだけで終わらず、興奮で僅かに震える指先は少しずつ服の中へと向かって動いていく。

 ふざけっ、これ以上はマジでシャレになら――

 

「お、ご、ぶるげぁああっっ!!??」

 

 至近距離で凄まじい打撃音が鳴り響き、続いて男が絶叫と血反吐を喉から吐き出して吹き飛んだ。何度も地面にバウンドして横たわった男の顔はひしゃげており、顔面を強打されたことが容易に察せられる。

 完全なるノックダウン。

 気を失ったのか、倒れ伏す悪漢はピクリともしない。しないのだが、男はそれだけの暴力を受けてもまだ許されていなかった。鼻がへし折れ、歯も何本か失った男の下腹部に、より正確に言うなら股間に、痛烈な蹴りが叩き込まれた。

 

「があああああああああっっっ!?!?」

 

 急所に強撃を浴びた男は激痛で停止していた意識を強引に再起動させられ、患部を押さえながら2度目の絶叫。痙攣しながらのたうつその姿は本来なら同情を禁じ得ないが、先に手を出されている為に「ザマァ見ろ」という感情しか抱けない。

 おう、ザマァ見ろ。そのまま機能不全に陥って……オイちょっと待て!

 

「アリーセ、ストップ! 止まってください! それ以上やったら2つの意味でその変態が死にます!」

 

 主に命と男としての部分が。後者は死んでも良いと思うが、前者はまだダメだ。情報吐かせた後なら殺っても構わんが。

 救援に来た友人が無言で再び足を持ち上げ、股間に狙いを定めるのを見て流石に制止を呼びかける。

 俺の声を聞いたアリーセはようやく暴走から立ち直り、はっとした表情で振り返った。そして慌てて駆け寄ってくる。

 

「ダイナさん、大丈夫ですか!?」

 

「何の問題もありません……とは言い難いですが、取り敢えず身体に害は受けていません。メンタルには甚大な被害を受けましたが」

 

「すみません、偵察と様子見で思ったより時間がかかってしまい……。あの変態はちゃんと去勢しますので、本当にもう大丈夫ですよ」

 

「何はともあれ、まずは囮作戦を続けましょう。アリーセが来たという事は、敵は釣れたんですよね?」

 

「はい。先ほど、コニーがこの倉庫へと近づく一団を目視しました。もう間も無く入ってくると思います」

 

「じゃあ悠長にお話ししている暇ありませんよね!? 早く準備を!」

 

 ここまでやったのに作戦失敗とかマジで笑えねぇ。

 アリーセは慌てて高窓から倉庫内を覗き込んでいたミカサたちに合図を送り、超硬質ブレードで俺とジャンを縛る縄に切れ目を入れる。

 こうしておけば、少し力を込めるだけで縄はあっさりと解けるだろう。

 ミカサがまだピクピクしている変態を縛り上げ、遠くへと蹴り飛ばすと、全ての準備は終わりだ。

 工作を終えたアリーセはミカサと共に積み上げられた木箱の影に身を隠し、サシャは弓を引いて臨戦態勢に。

 

 作戦通り奇襲の布陣が完成するのと同タイミングで、倉庫の扉が乱暴に開け放たれる。

 現れたのは、4人組の男たちだ。

 後ろの2人は『原作知識』がイマイチ反応しないので、主要キャラではない。反対に、前を歩く2人の顔は見覚えがあった。

 リーブス商会の会長ディモ・リーブスと、その息子のフレーゲル・リーブス。

 前者はトロスト区襲撃の際に大荷物を開閉門に詰まらせて、住民の避難遅れの原因を作った人物だ。尤も悪人ではなく、その後はトロスト区復興に尽力しているが。

 

「おい、本当にエレンとクリスタで間違い無いんだろうな?」

 

「特徴は一致しています」

 

 リーブス会長は俺とジャンを一瞥すると、後ろに付き従う部下に問いを投げかける。それに部下が答えた瞬間に、隠れていたアリーセとミカサが同時に飛び出した。

 地を蹴って華奢な身を中空に踊らせたミカサの膝が、2人いる部下の片割れの顔を打つ。飛び膝蹴りという大技をモロに受けた哀れな男は風に吹かれた紙切れの如く吹き飛び、頭から木箱に激突して気を失う。

 もう1人の部下はアリーセの回し蹴りを腹に受け、血反吐を吐きながら崩れ落ちた。そして蹲って悶絶する男の背中に、親友は容赦なく踵を振り下ろす。

 踵落としを受け男は激痛で意識を失ったらしく、こちらも全く動く気配がない。

 

「――っ!? 何だコイツら……!?」

 

 瞬きの間に護衛の役も兼ねた部下2人が打ち倒され、動揺と焦燥を滲ませた声と共にフレーゲルは懐からピストルを取り出すが、引き金を引くより早くミカサの爪先が彼の頬を穿った。

 うわ、よく首が吹っ飛ばなかったな。

 人間が空中で5回も横回転するというサーカスでも見られないような光景の後、口から泡を吹いてフレーゲルが床に沈む。

 頃合いだ。

 

「行きますよ、ジャン!」

 

「了解!」

 

 両手に力を込め、俺を縛り上げていた縄を引き千切る。

 椅子を倒しながら全力で駆け出し、そのまま姿勢を低くしてリーブス会長の懐へと踏み込む。

 

「な……っ!?」

 

「口は閉じておく事をお勧めします。舌を噛んでも、知りませんよ?」

 

 俺の掌底が真下から跳ね上がり、リーブス会長の下顎を撃ち抜いた。開きかけていた会長の口が強引に閉じられ、そのまま後ろに倒れ込んだ。

 やべ、ちょっとやり過ぎたか?

 流石に生きているとは思うが、これだけボコボコにしたら後で兵長が協力を要請する時にマイナスの影響が出るんじゃ……。

 いや、これはセクハラされた分ってことにしよう。何やかんや未遂だったし、これで許してやるよ。

 心の内で言い訳しつつ、俺は自分を縛っていた縄で会長の両手を拘束する。隣ではジャンがフレーゲルを縛り上げており、残る部下2人もサシャとユミルによって拘束済み。

 見張り役のアルミンとコニーが今ので全ての敵の制圧が完了したと合図を送ってきた。

 

 これで前哨戦は終わりだな。

 次はケニー・アッカーマンとその部下にニファを始めとした仲間たちが顔を吹っ飛ばされるよりも早く、兵長たちと合流する必要がある。

 

「アリーセ、私の立体機動装置を!」

 

「既に準備しています!」

 

 流石は俺の最大の理解者。

 俺が求めるものを先回りして用意しておくことくらい、アリーセにとっては造作もないのだろう。

 即座に手渡された立体機動装置を受け取り、ヒストリアから借りていたスカートを脱ぎ捨てる。刹那に、ミカサ、サシャ、アリーセの女性陣が男性陣の視線を強引に俺から逸らしてくれた。

 その間に兵服を着込み、ベルトを巻いて、立体機動装置を装備する。5年もの間、毎日のように繰り返したその動作。完了するまでに、もはや1分の時すら必要ない。

 

 装置に不備がないか点検した後、俺は倉庫の天井付近にある高窓に向かってワイヤーを射出。窓枠にアンカーが打ち込まれたのを確認し、トリガーを引いてガスを吹かしつつワイヤーを巻き取る。

 今この瞬間――立体機動中のみ、体は重力という星の力から解き放たれた。

 高窓を突き破り、全速力を以って兵長の元へと向かう。

 

 既に、兵長を含む本作戦の参加者には中央憲兵団による奇襲を受ける危険性を示唆している。

 流石に『原作知識』による未来予測とは言えないので、調査兵団内に潜むスパイによって情報が敵に漏洩する可能性がある、といった感じで。

 兵長曰く、目標を集団で尾行する時は両斜め後方と見晴らしの良い高台がベストらしい。今も、兵長はハンジさんから借りた兵士をそのように展開しているはずだ。

 ――ケニー・アッカーマンの、予想通りに。

 何せそういった知識を兵長に与えたのはケニー・アッカーマンなのだから、こちらの動きは読まれていて当然。故に、俺はその状況すらも逆手に取る事を考えた。

 

 要するに、相手に裏を取られてる事に気付かないフリをして敢えて敵を引きずり出す作戦。

 ケニーと正面からカチ合うのは好ましくないが、奴は兵長が抑えられる。放置すると危険極まりないし、仕留められる時に首を狙いに行くのがベストだろう。

 

 なので『原作』と違い、エレンとヒストリア追跡部隊は中央憲兵の襲撃にかなり注意している筈だが、それでも反応が遅れてしまう可能性はゼロではない。

 104期の指揮はアルミンに丸投げし、俺とアリーセは追跡部隊をカバーする為に2人だけで先行。

 俺がいなくても、104期にはミカサと『顎』のユミルがいるからな。襲われても問題ないだろう。

 むしろ襲撃した側が悲惨な末路を辿るんじゃねぇの?

 

 などと思考を巡らせながら立体機動で街を突き進んでいると、視界にリヴァイ兵長とニファの姿が映った。

 ――そして、その2人に音もなく忍び寄る殺人鬼の姿も。

 

「アリーセ、赤!!」

 

 反射的に叫ぶと同時、俺は宙空で思い切り体を捻る。腕だけでなく全身に力を巡らせ、右手に持つ刃をケニーに向けて全力で投擲。

 俺の手から放たれた刃は銀の輪を描き、今まさに凶弾を放ってニファの頭部を吹き飛ばそうとする銃にぶち当たった。

 甲高い金属音が鳴り響き、接触した鋼の刃と銃身が火花を散らす。結果、衝撃で銃口が僅かに逸れて、ケニーの左手から放たれた散弾はニファの足元を吹き飛ばすだけで終わる。

 

 リヴァイ兵長の方は言わずもがな。

 撃たれる直前にケニーの気配に気づき、咄嗟に身を屈めて放たれた鉛玉を見事に回避していた。

 

「ケニー――ィィッッッ!!」

 

 怒号が響く。

 襲撃者の姿を確認した兵長は、追撃する為にリロードを行なっていたケニーに向けて突貫。

 下から上へ。人体を両断するような軌道で、兵長の握る超硬質ブレードが振るわれた。

 常人ならば視認する事すら出来ずに真っ二つにされていたであろうその斬撃は、しかしケニーには届かない。兵長の攻撃に反応した殺人鬼は、後ろへと飛び退きながら迫り来る刃の軌道上に銃身を挟む事で防御を行う。

 

 そうして、今の一連の攻防から2人のアッカーマンによる凄絶な殺し合いが始まった。

 目にも留まらぬ速度で立体機動を行い、斬撃と銃撃を向け合う武家の末裔たち。その様相は、もはや貧弱な俺のボキャブラリーでは表現する事すら難しい。

 

「まぁ、全体的にこちらが有利という事さえ分かれば良いでしょう」

 

 ひとまずアッカーマン達の規格外な戦場から視線を外し、俺は視線を別の場所へ。

 新たに視線を向けた先には、無数の小規模な戦場が生まれていた。

 俺の合図でアリーセが打ち上げた赤色の「信煙弾」で奇襲を察した調査兵達が不意打ちを防ぎ、襲撃者である対人立体機動部隊と各々迎え撃っているのだ。

 通常、赤色の信煙弾は「通常種の巨人発見」を意味するのだが、今回に限っては「中央憲兵の襲撃を確認」という意味に変わってるんだよ。

 

「ダイナさん、私たちはどうしますか?」

 

「……ん。そうですね――」

 

 アリーセに問われた俺はワイヤーを巻き取り、近くの建物の屋根に着地して刹那の思考。

 兵長の援護――むしろ足手纏いになるな。

 あの意味わからん高速戦闘に割り込む自信はねぇわ。

 となると、残るは雑兵を蹴散らすことくらいか。今ここにいる追跡部隊は十分以上の精鋭たちで、初手の奇襲さえ防げたのならカバーの必要があるのかも怪しいけど。

 

「露払いに徹しましょう。何人たりとも、兵長の戦いに割り込まないように」

 

「了解です」

 

「私は一足先に追跡部隊と合流して戦闘に加わりますので、アリーセは遅れてくる104期と合流して――」

 

「よぉ、姉ちゃん。コイツがアリーセであってるか?」

 

 言い終えるより早く、真後ろから声がした。

 

「……っっ!?」

 

 背筋が粟立つ。頭の中で警鐘が鳴り響く。

 考えるより早く振り返り、気配すら感じさせずに背後に現れた相手に斬撃を叩き込んだ。

 が、手応えがない。虚空を斬った虚しい感覚だけが剣を握る両手に残るのみ。

 咄嗟に消えた敵の姿を探して次撃を繰り出そうとするが、再び声が俺の動作を止める。しかし、今回は心の臓まで冷えるような殺人鬼の声ではなく――

 

「あ、ぐ……ッ!?」

 

 苦しみに喘ぐ、友人の声。

 

「アリーセ!!」

 

 再度振り返った先に、悪魔のような光景がある。

 リヴァイ兵長と戦っていた筈の『憲兵殺し』ケニー・アッカーマンが、完全に脱力してぐったりとしたアリーセを抱えていた。

 もしもアリーセの弱々しい息遣いが聞こえていなければ、俺は友人を亡くしたと判断し、巨人の力で敵味方問わず全てをぶち殺していたかもしれない。

 

「ケニー……ッ。どうやって兵長から……いや、アリーセに何の用だ?」

 

 俺の問いかけに、殺人鬼からの返答はなかった。

 代わりにケニーは近くの部下をジェスチャーで呼び寄せると、気絶したアリーセをソイツに渡す。

 

「待っ……」

 

「っと、悪りぃな。俺たちもアリーセに用があんだよ」

 

 俺はすぐにケニーからアリーセを預りこの場から離脱していく憲兵を追いかけようとするが、その行く手を『憲兵殺し』が阻む。

 

 ふざけんな。何がどうなってる? 兵長は? それよりなぜアリーセが拐われる? 俺に対する人質か? スパイが情報を流した? 俺に対するカードとして? 俺を殺すのに失敗したから?

 疑問が溢れて止まらない。

 この意味の分からない状況に加えて、親友を奪われたという焦りが余計に思考を乱す。

 クソが、どうすりゃいい?

 今の俺じゃあケニーを倒すのは無理だ。だが、エレンやヒストリアと違ってアリーセはどう扱われるのか分からない。下手したら即殺や拷問に……拷問?

 俺の殺害未遂、スパイの存在、情報、アリーセ…………!

 

「まさか、まさかまさかまさか!? 巨人化能力者に傷は与えられないから!?」

 

 スパイは調査兵団の内情に精通している。

 俺の正体も理解している。

 俺はウォール教や中央が必死で隠そうとしている情報を調査兵団に漏らした。

 スパイはそれも知っている。

 そうだ、それだ、間違いない。

 

「ダイナに続いて「壁の秘密」の情報を持つアリーセを拷問するつもりか!? ダイナが何をどこまで知っているのか、本人に聞けないから!!」

 

 俺の叫び声を聞いたケニー・アッカーマンは僅かに驚愕の表情を浮かべ、そして不敵に笑った。

 

「ご明察。やるじゃねぇか。もしかしてどチビのネズミが裏の裏まで読んでたのは……」

 

「退け」

 

 3度目は立場が入れ替わり、俺が相手の言葉を遮る形となる。

 殺人鬼を挑発する危険すら度外視し、気づけば俺は感情のままに刃の先をケニーに向けていた。

 

「道を譲れ、殺人鬼」

 

 ――言い放って、何もかもをかなぐり捨てて、俺はもう1人の人類最強へと挑む。

 あまりにも無謀なソレに、殺人鬼は嗤って引き金を引いた。


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