340:TS美少女
これから、どうすれば良いですか……
341:名無しさん
俺らに聞かれてもな……
342:名無しさん
取り敢えず、今までの経緯をまとめてみたらどうだ? 何か分かるかも知れん。
343:TS美少女
ん……
345:名無しさん
(精神までTSしてない? アレ)
346:名無しさん
(言ってやるな)
348:TS美少女
会社で3徹キメる。
↓
上司から押し付けられた分が終わらなかったので、アパートまで持ち帰って仕事を続ける。
この時点で身体はかなりヤバかった。
↓
意識が落ちる。たぶん死んだか……最低でも気絶。
↓
目が覚めたら美少女になってた。
349:名無しさん
サツバツ!
しかし、ブラック企業のサラリマンがカロウシするのは実際よくある事である。
350:名無しさん
なるほどなぁ。
にしたって美少女強調するなしw
351:TS美少女
はい、今の私。
URL※※※※
352:名無しさん
だから迂闊に画像をアップするなと……は? マジ?
353:名無しさん
おいおいなんだこの白髪赤目の神秘系美少女。
354:名無しさん
これはメインサブヒロイン。
355:名無しさん
>>354
どっちやねん。
356:名無しさん
いや、隠しヒロインか……?
357:名無しさん
いわゆるアルビノ美少女か。しかしこの光彩、ただのアルビノとも思えん……
360:名無しさん
事あるごとにヒントを出してくれたり、行く先々で主人公にだけ姿見える少女感あるな。
後、その後一回行き違いで敵対したあと、終盤で仲間になってくれるヒロイン感もある。
361:名無しさん
>>360
的確。100アグニカポイントをやろう。
362:名無しさん
>>361
何にも使えんポイントじゃないか……
363:名無しさん
ならグリフィンドールに100点入れとくわ。
364:名無しさん
はいはいグリフィンドール贔屓グリフィンドール贔屓。
365:名無しさん
紅茶中毒者ってそういうとこあるよな。
366:名無しさん
パンジャンドラムがどうしたって?
367:名無しさん
いや、紅茶だろう。
368:名無しさん
やめろよ! メシマズをパンジャンドラムとか紅茶とか言うの!
369:名無しさん
オマエモナー
370:名無しさん
ハボクック!
372:名無しさん
いや、ちょっと待てよ。イッチ、顔を映していいのか? ……いや、そもそもアップするなよって話だが。
374:TS美少女
>>372
もう会社行きたくないし、どうせ自殺するし……画像ぐらい良いかなって。
それに中身は私だけど、この身体は理想の美少女だからね。記録には残しておきたい。
376:名無しさん
そんなに会社行きたくないのか……
377:TS美少女
あんなブラック企業潰れれば良いんだよ。玄関先で首吊り自殺してやる……!
378:名無しさん
会社の玄関先で美少女が首吊り自殺……うわぁ。うわぁ。
379:名無しさん
遺書でも置いておいたらトドメさせるな。お父さんの仇とかなんとか書いてれば。あるいは少し騒ぎにしてもいい。世間は同情的になるさ……美少女の方にな!
少なくとも同じ場所で商売は出来まい。
380:TS美少女
ザマァみろ……ふふ。
381:名無しさん
けどよ、そもそも仕事せんでよくね? ていうか出来なくね?
382:名無しさん
>>381
どういうことだってばよ。
384:名無しさん
前のイッチと今のイッチは違うじゃん?
で、今のイッチが職場に行ったところで……なぁ?
かといって前のイッチを探そうにも既に居ない。見つかるのは身元不明な美少女だけよ。
385:名無しさん
なるほどな。
386:名無しさん
それもそうだ。
387:TS美少女
もう、仕事しなくていい?
388:名無しさん
>>387
しなくていい。というか出来ない。
389:名無しさん
>>387
今日は休め。
390:TS美少女
やった! お祝いにジュース買ってくる!
391:名無しさん
いてら。
392:名無しさん
いてら。
……お祝いがジュースか。酒じゃないのな。
393:名無しさん
>>392
安月給だったんじゃね?
394:名無しさん
悲しいね。バナージ。
397:名無しさん
というか、イッチの思考能力……いや、精神性というべきかな?
既にTSしてね? 堕ちてね?
399:名無しさん
ブラック企業で過労死した後っぽいからな……脳細胞は殆んど死滅してるだろ。
400:名無しさん
哀れな……
401:名無しさん
オッサンの過労死は流せるけど、TSされると哀れまずにはいられない……悲しみ。
402:名無しさん
はいはい女尊男卑、女尊男卑。
403:名無しさん
でも実際……なぁ?
哀れなオッサンと、哀れな美少女を比べると……なぁ?
405:名無しさん
平等とか存在せんのやで。学校で習ったろ?
406:名無しさん
なんなら家庭でも学べるぞ。格差なんて今更や。
407:名無しさん
せやな……
415:TS美少女
助けて。
417:名無しさん
お、どうした。
418:TS美少女
帰るとこ、無くなった、
URL※※※※
420:名無しさん
うわぁ……燃えとるやん。
421:名無しさん
>>418
特定した。
423:名無しさん
萌えてるの、イッチの住んどるアパートか?
こりゃぁ……駄目っぽいなぁ。
424:名無しさん
イッチ、どうすんの? コレ、マジで。
住むとこもそうだけど、金品の類いも燃えてるだろ。コレは。
425:TS美少女
全部アパートに置いてある。お金も、ピッタリ持ってきたからお釣りも無いよ……
服も今着てるダボダボのしか無いし、持ち物もスマホしかない。
これは……公園で、野宿とかかな?
426:名無しさん
>>425
なめとんのか?
ヤられんぞ。幾ら日本の治安が良くても、限度がある。
427:名無しさん
426>>はエロ同人の読み過ぎ……とも言えんのよなぁ。年間の変質者って割と居るし、ここ数年治安レベルか悪化し続けてる地域もある。
イッチがそこに住んでない事を祈るばかりや。
429:TS美少女
不審者注意って立て看板ある……割と最近かな? あんまり汚れてない。
駄目?
430:名無しさん
>>429
駄目。
430:名無しさん
>>429
アウト。
431:名無しさん
せめて何らかの施設に……そうだ、施設に保護されるのはどうだ?
432:名無しさん
施設か……色々と大丈夫か? それ。
433:名無しさん
親御さんに連絡を……とか言われたらアウトだろ。戸籍とかアレコレで。前のイッチと今のイッチが同じだと証明出来ん。
ゲームにもそう書いてある。
435:名無しさん
こぉれは駄目ですねぇ。
436:名無しさん
戸籍って大事なんやなって……
437:名無しさん
戸籍が無いとどうなるんや? コレ。
色々不便そうやが。
438:名無しさん
>>437
不法入国者扱い……とか?
もしくは記載漏れとか。
439:名無しさん
身分証明書が必要なアレコレは全部駄目だろうな。
アパートどころか、レンタルビデオすら借りれんぞ。
440:名無しさん
もう、人身売買組織から逃げ出して来ましたとか言うしかないな。
441:名無しさん
うわぁ……うわぁ……
442:名無しさん
イッチ、イッチ大丈夫?
443:TS美少女
無理、自殺する。
自殺して無縁仏に突っ込まれる……
445:名無しさん
うーん、この。
446:名無しさん
なんとかならないのか?
447:名無しさん
少なくともお役所は駄目やろうな。戸籍が無い、前例が無い、どうすれば良いか分からない……てんやわんやになるで。
まだその辺の個人に泣きついた方がまだ可能性あるわ。
449:TS美少女
ふふふ、自撮りイエーイ。私カワイイ。
URL※※※※
450:名無しさん
可哀想に、頭がおかしくなってしまって……
451:名無しさん
実際カワイイんだよなぁ。
452:名無しさん
なお目のハイライト。
453:名無しさん
>>453
やめやめろ!
454:名無しさん
ブラックサラリマンの目と美少女の組み合わせがこうも凶悪だとは……このリハクの目を持ってしても分からなんだわ。
456:名無しさん
もうその手の店に行くか……いや、その手の店も真っ当なところは未成年は嫌がるか。
だとすると真っ当じゃないその手の店……? 日本にあるのか?
457:名無しさん
>>456
場所を絞ればあるぞ。なんなら管理者不在を良いことに悪化してるまである。
458:名無しさん
イッチどうするんだ……?
459:名無しさん
こう、パーッと魔法で解決出来れば良いんだけどなぁ。
460:名無しさん
>>459
それが出来たら苦労しないんだわ。
465:TS美少女
あ
467:名無しさん
どうした、イッチ。
468:TS美少女
魔法少女だ、私。
469:名無しさん
???
470:名無しさん
なんて事だ。ストレスで頭が完全に破壊されてしまったのか……
471:名無しさん
イッチ、なんかポーズをキメてみ?
472:TS美少女
ん
475:名無しさん
はい、特定。間違いない。
URL※※※※
476:名無しさん
>>475
某動画サイトのURLなんか乗せて、釣りか?
477:名無しさん
>>475
何の設定もされてないじゃねぇか、このチャンネル。
ライブ配信してるみたいだが……は?
478:名無しさん
>>475
いや、おいおいおい。イッチか? これ。
479:TS美少女
わー、私だ。
となると、あの辺かな?
480:名無しさん
カワイイ!
481:名無しさん
カワイイ!
482:名無しさん
こっちに手を振ってくるのかわよ。
483:名無しさん
>>482
なお表情。
484:名無しさん
>>482
なおハイライト。
485:名無しさん
>>483
>>484
やめやめろ!
487:名無しさん
おい、カメラマン。3行で説明しろ。
どうなってる?
490:名無しさん
>>487
火災現場から住所特定して、
近所を走り回ったら、
イッチを発見したので馴染みの配信サイトでライブ配信。
491:名無しさん
言いたい事は山程あるが……イッチ、魔法少女なのか?
492:TS美少女
えい
493:名無しさん
魔法少女ですねぇ。
495:名無しさん
なんか無闇矢鱈にキラキラしてる……
496:名無しさん
これは変身して武器を取り出す瞬間。
500:TS美少女
んー……武器、何にしようか?
色々出せるみたいだけど。
502:名無しさん
え、そこ? 今更?
503:名無しさん
まぁ、悩むよな。今どきの魔法少女の武器は多彩だし……
505:名無しさん
素手か、ステッキか……難しいな。
508:TS美少女
武器、安価。
>>515
509:名無しさん
ちょ、近。
510:名無しさん
素手。
511:名無しさん
釘バット。
512:名無しさん
ステッキ。
513:名無しさん
素手。
514:名無しさん
剣。
515:名無しさん
銃火器。
516:名無しさん
魔法のステッキ。
519:名無しさん
えぇ……
520:名無しさん
銃火器とか、マ?
521:名無しさん
これじゃ魔法少女じゃないわ! 魔砲少女よ!
522:名無しさん
>>521
だったら撃てば良いだろ!?
523:名無しさん
いやいや、そもそも銃火器とか手に入らんやろ。アメリカじゃねぇんだぞ?
これは再安価だろ。
524:名無しさん
自衛隊の武器庫から……
525:名無しさん
>>524
やめやめろ!
マジでヤメて差し上げろ? 責任者の首が飛ぶから。
527:TS美少女
んー……何かいけそう。
529:名無しさん
ゑ?
531:TS美少女
あ
532:名無しさん
出来てますねぇ……
533:名無しさん
アンチマテリアルライフルかな?
デカい武器持った美少女って良いよね。
534:名無しさん
>>533
分かる。
535:名無しさん
>>533
ワカルマーン。
536:名無しさん
ほう? シモノフPTRS1941ですか。いい趣味ですねぇ。
537:名無しさん
シモノフPTRS1941?
538:名無しさん
1941年にソビエト連邦が採用したセミオートマチック式対戦車ライフルです。某ガンマンが某有名映画で使ってた対戦車ライフルですよ。
そのおかげで日本ではとても有名でして、イッチがシモノフPTRS1941を出せたのも恐らくそういう理由でしょう。
539:名無しさん
あぁ、あれか。……勝ったな。風呂入ってくる。
540:名無しさん
ただ、コイツは機構が少々複雑でして……信頼性が低めなんですよ。よく故障するので。
それに操作も複雑でね……
541:TS美少女
大丈夫。問題ない。
542:名無しさん
だってよ。
543:名無しさん
魔法少女的なアレコレで理解したんですかねぇ。
あるいは、シモノフPTRS1941なのは見た目だけ……?
545:TS美少女
んー……
546:名無しさん
次はロケランか? あれ。
547:名無しさん
4連装ロケットランチャー……説明書は読んだか?
550:名無しさん
!?
何だ、今のは!?
551:名無しさん
おい、カメラマン! カメラマン応答しろ!
552:名無しさん
誤射られて電話ボックスになっちまったのか?
554:名無しさん
いや、というより今のは……
558:名無しさん
持ち直したか……
560:名無しさん
戦ってる……のか?
……………………
…………
……
「この……!」
ネットの掲示板でTS美少女と名乗っていた彼女……あるいは彼は、ナニカに襲われていた。人間でもなければ、動物でもない。まさしくナニカとしか言いようがないバケモノに。
ナニカ、あぁ、ナニカだ。特徴を上げるなら暗色系の体表に、泥のような半液体状の肉体。総じて黒い泥人形と言っていいだろうナニカ。ソイツは、少女に敵意を……いや、殺意を剥き出しにしている。
瞬間、ナニカから一本の触手が素早く伸びて少女へと向かっていく。それを咄嗟に横に跳ぶ事で回避した少女が目にしたのは、触手の先端。鋭く尖った、槍の様な殺意。
「殺す気……!?」
自分が避けて居なければ、あれに刺し貫かれて死んでいた。それを確信した少女は、背筋に悪寒が走るのを耐えれない。……泥の様なナニカは、バケモノは、少女を殺す気だった。遊ぶつもりも、楽しむつもりもなく、一切の躊躇すらないまま。
──殺らなきゃ、殺られる……っ!
弱肉強食。自然界唯一無二の掟。それを肌で感じ取った少女は、先程手にしたばかりの力を使い、その手に対戦車ライフルを作り出す。これでブッ飛ばしてやると。生き残るのは私だと。
一拍、対戦車ライフルを泥人形のバケモノへと向け、照準を合わせ、その引き金を……引けなかった。射線上に民家が合った為に。
──場所が悪い……!
少女は己の手の中にある銃の力を良く分かっていた。分かっていたが故に、思い至ってしまう。住宅街のド真ん中で対戦車ライフルをブッ放す訳にはいかないと。
再度襲ってきた触手の槍を避け損ね、腕に軽いかすり傷を作りながら少女は後退する。場所変える為に、少しずつ。
「確か、公園が……っ! 痛っ……」
少女が退いたのをチャンスと見たのだろう。泥人形の攻撃は激しさを増し、今度は足にかすり傷が出来てしまう。ズキリズキリと痛む傷。
しかし、止まる事は出来ない。止まれば身体の真ん中を刺し貫かれる。それが分かっているが為に。触手の槍を左右に跳ぶ事で避けながら、スキを見て後ろに跳び下がりながら公園を目指す。確実に。
「ぁぅ……っ!? この……!」
雨あられと襲いかかる攻撃の全てを避ける事なんて出来ず、少しずつ擦り傷や切り傷が増えていく。ダボダボだった服はあちこちが切り裂かれ、ボロ雑巾寸前だった。そして痛みは……もはや全身に広がっている。ズキリズキリと大きくない、しかし無視も出来ない痛みが。
……もし、もし少女が見た目から通りの女の子なら、痛みと恐怖で震えて戦えなかった可能性は高い。平和な国で突然襲われて、対応出来る人間はそう多くないのだ。
だが彼女は……男だった。例え過去形でも、男だったのだ。戦う為に生まれ、闘争を渇望する男として。戦いの心得というものはオタクの義務教育で済ませていた。後は実践するだけ。勿論、それは簡単な事ではない。事ではないが……幸いにも、元男のTS魔法少女は闘争に対して適性があった様だ。何度襲われても、切り裂かれても、その目から闘争心が失われる事は無かった。いや、むしろ……
「殺してやる……!」
殺意。なぶられ続けた少女の心に合ったのは、確固とした殺意だ。闘争心を燃やし、身体を奮わせ、殺意を手にし……そして少女は、ついに目的の公園へと駆け込む。
誰も居ない夜の公園。ここならば誤射の危険性はグッと減る。それを確認した少女は下がるのを止め、逆にバケモノへと駆け寄って行く。片手に対戦車ライフルを構えながら。
「──っ!」
公園の入口に引き込まれ、少女の逆襲を受けるバケモノに動揺は無い。むしろ近寄って来るなら幸いとばかりに足を止め、攻撃の密度を上げて来る。
もはや槍の壁と化したバケモノの攻撃。このまま無惨にも串刺しになってしまう……その瞬間。少女は上に跳んだ。高く、バケモノの攻撃を飛び越えて、ヤツの頭上へと!
「死ね……!」
一時的にバケモノの頭上を取った少女はためらう事なくライフルの引き金を引き……瞬間、凄まじい炸裂音。
大砲が放たれたのかと聞き間違おうばかりのソレは、その轟音に見合うだけの威力を見せる。放たれた弾丸により、バケモノは爆砕したのだ。命中した攻撃に耐える事が出来ず、大穴を開けて。
「……ふぅ」
どう見ても死んでいる。それを確認した彼女は追撃が来ない事を確信し……ようやく息を吐く。ネコ尻尾をしゃなりと揺らしながら、一安心だと。
だが──本題は何も片付いていなかった。少女はスマホを取り出し、文字を打ち込む。バケモノの身体が消えていくのを横目にしつつ。どうしよう? と。