今回が初投稿で、少し緊張して居ますが、後書きヤバくなりそうで怖い。まぁ、小難しい話(そこまででは無い)なんぞは置いといて、本編をどうぞ。
聖者の右腕Ⅰ
その絃神島には、ある噂が存在した。
十二体もの
災厄を撒き散らすといわれる幻の吸血鬼が、絃神島に出現したという。
そしてもう一つある噂が流れていた、とある一国をたった一人で守り抜き、英雄と称えられるもの、その姿は誰にも分からず、分かる事は"氷の刀を持つ侍"と言う証言が多く人々の間ではこう囁かれていた。
その氷結の侍もまた絃神島にいると言う...
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ピンポーン♪
ドアの方から軽快なインターホンの音が聞こえる。
「うーい」
ガチャ
ドアを開けるとそのには、白いパーカーを着た青年
「よっ、おはよう洸夜」
古城から洸夜と呼ばれる青年
「ん、今日は珍しいな古城、お前がこんな朝早くに家に来るの」
「うるせえ!コッチだって早起きの一、二回位するわ!」
そう言いながら古城は俺に怒鳴りつけてくる
「まぁ、えらい事で流石天下の"第四真祖"様ですな」
そう、コイツ暁古城こそがあの噂の第四真祖なのである。
因みにコイツが第四真祖って知ってんのは俺と後もう一人だったかな。
「それを言うのはやめろ!ほかのやつに聞かれたらまずいだろ!」
「へいへい、分かりましたよ〜」
「絶対分かってないだろ!」
「チッ、ほらさっさと飯食えよ凪沙ちゃん先行ったんだろ?」
そう言いながら俺は古城に朝飯を出す
「今舌打ちしたよな?!」
「....してない」
「んじゃ今の間はなんだよ!」
なんでいつもコイツは声がデカいんだ全く
「サッサと食えよ、俺は準備できたかんな」
「お、おう悪いな」
「ま、コッチも迷惑かけてるしお互い様だ」
言ってみれば俺は古城となんらかの腐れ縁があった。
と言うよりも親同士が知り合いだったのだ。
「ったく牙城さんも何で俺とお前を知り合わせたのか未だに分からんな」
「まぁ、あの人は何考えてんのか分からんからな...ほれ、俺も準備終わったぞ」
そうして俺らは家を出た。
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俺達は古城の追試があるためオレともう二人、
「かったりぃ....なぁ、なんで俺は夏休みにこんな大量の追試を受けなきゃならねぇんだろうな?」
と愚痴を言う古城。
「嫌々、あんだけ授業サボっておまけにテストまで欠席しといて何では無いだろう古城」
と、すかざず基樹のツッコミが入る。
「そうだぞ、古城流石にテストまで欠席するとは俺も思ってなかったぞ」
俺は呆れたような声を出して古城に言う。
「アレは不可抗力なんだよ」
と必死に弁解してくる古城。
「お?」
「ほぅ、不可抗力とは?」
俺と基樹が問いかける。
「俺にも色々事情があって...」
「今の俺の体質じゃぁ朝一のテストが無理って分かってんのにあの担任は...」ボソ
「?」
そりゃそうだわなぁ、古城実際吸血鬼だから朝弱いもんなぁ、ザマァw
「朝起きれないって体質の問題?吸血鬼でもあるまいし...」
「うっ」
いつも思うんだが、浅葱ってなんでこう勘が良いんだか.....
「だよな、は、はははは」
おい古城顔が引きつってるぞ。
「あっはっは、二人とも寄って集って古城を弄るなよ、コイツ顔引きつってるぞ」
俺は笑いながら浅葱と基樹に言う。
「まぁ、そんなあんたを哀れだと思ってこうして勉強見てやってるんだから感謝しなさいよ」
「人の金でこんなに飲み食いしてそんなに恩着せがましい事言うか?!」
「?別に言うくね?」
「お前もどさくさに紛れて食うな!」
と、俺に向かって古城が言ってくる。
「別に良いじゃん減るもんじゃ無いし」
「俺の財布の中が減るんだけど?!」
「まぁ、そんな事置いといて」
「置いとくか!」
さすが古城、ツッコミの速度が高いな。
「一応言っておくがその金かしたの俺だかんな、ちゃんと返してくれよ、古城」
「え?マジで?おいおい古城、基樹から金巻き上げたのか?そろそろ本格的にヤバいぞ?」
「う、うるさい!分かってるよ、チクショウ」
と見栄を張るがかなり落ち込んでいるな。
「はぁしょうがない今度何か奢ってやるよ」
「マジか!ありがとな洸夜!」
コイツ一気に活力戻しやがったな....
「ま、日頃の礼とでも思って居てくれ」
すると浅葱が立ち上がって帰る準備をする。
「どうした浅葱もう買えんのか?」
「違うわよ、バイトよバイト」
「あ〜そういえばお前機械にめっぽう強いもんな」
「ただあんたが弱すぎるのだけだと思うけど」
すぐに言い返される俺、流石浅葱だな。
「んじゃ俺も帰りますか、宿題写し終わったし、浅葱が居なきゃこんな所で勉強してても意味ないだろ」
「あっ」
「それじゃぁな古城、洸夜」
「おう、またな」
そそくさと帰る二人
まぁ、そうなるわな
さては、古城はめられたな。
「はぁ、やる気無くすぜ...」
「しゃぁ無い、少しだけなら教えてやる」
「お?マジか?ありがとな洸夜!」
「ほんじゃサッサと終わらせて帰るぞ」
そして俺は古城に勉強を教えながら自分の勉強も終わらせた。
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「ありがとうございました〜」
店を出る俺と古城
「結構進んだか?古城」
「あぁ、洸夜のお陰で大分進んだよありがとな、本当に」
「そりゃどうも」
それにしても暑い流石常夏の島こりゃ干からびてもおかしく無いな。
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「暑い、焼ける、焦げる、廃になる」
と、四重苦を重ねる古城。
「おい、辞めろ古城コッチがもっと暑くなるだろうが」
「いや、無理だろ、こりゃ」
まぁ、そうかさっきの食事代でモノレールに乗る金すら残っていない。
「てかお前財布持ってないのかよ」
「?いや、家に置いてきた」
「何でだよ!」
いや、基樹に財布いらねぇって言われたからなんだが、それを言ったら俺が基樹に基樹が古城に殺されかねない。
「まぁまぁそんな事言わずに...?」
「?どうした洸夜」
「誰かにつけられてるな」
「?何だお前も気づいたのか」
おい、もっと先に言えよ、コッチが困るだろ
「それにしてもアレで隠れてるって思ってんのかね」
「まぁ、思ってなきゃやらんだろ」
「それもそうか」
てか完全にチョッ●ーなんだが...
「どうする洸夜」
「とりま様子見るか、そして手頃な所に逃げる」
「手頃なって何処だ?」
「この先にゲーセンがあるそこで良いだろ」
まぁ、おってな事は確かだなぁ、ま、面倒くさいことにはならんでくれよ、こちとら疲れのんねん。
ま、善か悪かで決まるだろうな。
「そうと決まれば行くぞ古城」
「あぁ、わかった」
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数分後
「....まだ追ってくるか」
「おい、何なんだ一体」
絶賛今ゲーセンに向かっている途中なのだが、さっきのストーカー?は未だ付いてきている。
「さぁな、多分俺の予想だと古城、お前の正体を知っている人間かもしれない」
「は?!何言ってんだよ!俺の正体知ってんの洸夜と那月ちゃんぐらいしかいねぇだろ」
「さぁな、そこがイマイチ分からん」
ただまぁ、こうやって見ると明らかに古城見てんな。
十中八九古城の正体知ってんな。
そう考えているとゲーセンが見えてきた。
「よし、古城中入るぞ」
「あ、あぁ」
俺達がゲーセンの中に入ると一人の女の子が駆け込んできた。
ん?あの制服、うちの学校の中等部の制服だよな?
まさか....な
「なぁ、なんか悪い気がするんだが」
「しょうがないだろ、古城お前が付けられてるって相当怪しいぞ?」
「そりゃそうだけど」
「はぁ、まあ良いサッサとここから出るぞ」
そうしてゲーセンから出ようとした瞬間。
「「あっ」」
そこには俺と古城を付けていた女の子が居るではありませんか。
「!"第四真祖"!」
あっ、やっぱ古城の正体知ってんのね
「おい、どうする古城」ボソ
「どうするったって...おい良い考えがある」ボソ
「おし、今回はお前を信じよう」ボソ
「よし、行くぞ」ボソ
「オゥ、ミディスピアーチェ!アウグーリ!」
「は?」
「ワタシ、通りすがりのイタリア人です。日本語、よく解りません。アリヴェデルチ!グラッチェ」
そうだ忘れてたコイツ筋金入のバカだった。
はぁ、しょうがない
「せい!」
「ゴフゥ!」
「少し大人しくしとけこのバカ」
そう言いながら女の子に向かって言う。
「ゴメンなこのバカのせいで迷惑かけて、後その第四真祖っての多分人違いだ、他を当たってくれ」
「え?あ、ちょ!」
大分慌ててるがなんとかまけそうだな。
そうして俺たちは近くの物陰に隠れる。
「おい洸夜!本気で腹パンする事は無いだろう!」
「済まんな、こうするしか手段は無かった」
「はぁ、お?出て来たぞ」
女の子がゲーセンから出て来たと思った瞬間
速攻でナンパされていた。
「うわ、早!ナンパされんの」
てか相手D種やんけ眷獣出されたら"聖域条約違反"になるぞ
こうして俺と古城は女の子を少し見ることにした。
次回 聖者の右腕Ⅱ
うぇぇぇぇぇぇい!
終わったぁぁぁぁぁぁぁ!(キチガイ)
おっとお見苦しい所をお見せしてしまいました。
どうでしたか?初投稿の物語は。
楽しんで頂けたなら幸いです。
今までは見ている側でしたが、今回書く側と言う物をやってみようと思い投稿しました。
これからも引き続きよろしくお願いします。
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