ストライク・ザ・ブラット〜氷結の侍〜   作:猫又侍

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ども猫又侍です。

ついに第1章聖者の右腕の最終話です。

物語についてはまだ終わらないので安心した下さい。

それでは本編をどうぞ


聖者の右腕Ⅴ

彩海学園最上階

俺はある人に会うためにここにきた。

のは良いんだが...

 

「何で那月ちゃんの部屋が理事長の階の上の階何だよ、那月ちゃん偉いのは知ってるけどここまで偉いと流石にな....」

 

そう愚痴を言いながらドアノブに手を掛ける

そしてノックを三回する。

すると中から「入って良いぞ」と言う声が聞こえてきたので俺はドアを開ける。

 

「来たか絃神」

「そりゃな....んで、何か情報は?」

「掴んで無ければ此処には呼ばん」

 

デスヨネ〜

俺はちょうど那月ちゃんにオイスタッハの居場所を探してもらっていて、つい先ほど連絡があり、此処にいると言うわけだ。

 

「んで、何処に奴等は居るんだ?」

「あぁ、その事なんだが、奴等は....」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ピリリリ

 

「あ、もしもし浅葱か?」

[あっ、洸夜?あんた今何処に居るのよ]

「済まんな今日は用事があってな、それより浅葱、ちょっとロタリンギアの運営している会社を調べて貰いたいんだが」

[え?それなら古城から調べろってお願いされたから調べてるけど....]

 

アイツ、また何かやろうとしてんじゃないだろうな.....

 

そう思ったその時

 

ドォォォォォォォォォォォン!

 

「なっ、何だ⁈」

[ちょっと嘘でしょ⁈]

「どうした浅葱!」

[キーストーンゲートに侵入者が出たみたい。それも二人でどんどん奥に進んでアンカーブロックに向かってるみたい]

 

オイスタッハめ、何を考えている.....

だが、分からんな...確か彼処にはこの島の衝撃などを耐える鉄の塊しか無いぞ?

 

「浅葱、その奥に何があるか調べてくれ!」

[はぁ、どいつもコイツも人使い荒いって]

「仕方ないだろ、緊急事態なんだから」

[分かったわよ....ってえ⁈]

「ま、あとは任せたぞ」

 

そう言いながら電話を切り走り出す。

 

「来い!氷輪丸!」

 

すると空から氷輪丸が降ってくるが、それをキャッチしながら瞬歩で進む

 

「古城、頼むからもう少し持ってくれよ!」

 

こうして俺は急いでキーストンゲートに向かった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

キーストンゲート内部

 

「こりゃ酷いな....」

 

見ているだけでも吐き気がするぐらいの死体が転がっている。

あとで那月ちゃんに頼んで色々やってもらわなきゃな。

 

「っと、着いたぞ....中はどうなってながるんだ?」

 

そっと影から覗くと其処には、オイスタッハと、それに対峙するように立っている古城と雪菜ちゃんが居た。

 

「おっさん!アンタの目的はそれだったんだな。西欧教会に仕えた聖人の遺体、聖遺物って言うんだってな。これがアンタの目的だったわけだ」

 

「貴方たちが絃神島と呼ぶこの島は龍脈の上に都市を設計し、4つのメガフロートを四神に見立て龍脈の力を得ている。しかしそのためにはどうしても解決しなければならない問題があった」

 

「要石の強度だな」

 

「そうです。島が設計された当時、四神の長たる黄龍の役割を果たす強度の建材を作り出すのは不可能だった。そこで島を支える人柱として選んだのが西欧教会から奪略した聖人の遺体だったのです!決して許されることではありません!故に私は力を持ってこれを奪還します!立ち去るがいい第四真祖!これは聖遺物かけた聖戦です!」

 

「だからってこの町に住む56万人が死んでもいいってのかよ!」

 

「この島の償うべき対価に比べたらそれぐらいの犠牲一顧だにもする価値がありません!」

 

「現在の技術を使えば人柱を使わずとも必要な強度の要石を作ることも可能です。訴え、返還を要求すれば」

 

「貴女は聖遺物を奪われ虐げられている人達にも、同じことが言えるのですか!もはや言葉は無用!アスタルテ!」

 

「命令受諾(アクセプト)」

 

そう言うとアスタルテは己の眷獣を使い攻撃体制に入る。

 

「あんたには胴体を切られた仮があるんだ。さあ、決着をつけようぜ。ここから先は俺の喧嘩だ!」

 

そう言って攻撃に出るが姫柊が前に出て雪霞狼を振り下ろし古城に言う。

 

「いいえ先輩。私達の喧嘩です!」

 

古城や姫柊の様子を見て殲教師も本気を出す。

 

「ロタリンギアの技術によって造られし聖戦装備”要塞の衣アルカサバ”――この光を持ってわが障害を排除する!」

 

その装備は輝かしい光を放ち古城たちを威嚇する。

 

「オッサンがその気なら、こちらも遠慮なく使わせてもらうぜ。焔光の夜伯(カレイドブラッド)の血脈を継ぎし者、暁古城が、汝の枷を放つ。きやがれ!五番目の眷獣、獅子の黄金(レグルスアウルム)!」

 

そこに現れたのは電撃を纏った獅子。眷獣は電撃を発し殲教師の装備を破壊する。とどめを刺そうとするがアスタルテに阻まれ攻撃を止められる。

 

「くそ!これでもあいつには届かないのかよ!」

 

古城がそう言うと姫柊が現れ古城に言う。

 

「いいえ先輩。私達の勝ちですよ。獅子の神子たる高神の剣巫が願い奉る。破魔の曙光、雪霞の神狼、鋼の神威をもちて我に悪神百鬼を討たせ給え!」

 

そう唱え、雪霞狼を投げ飛ばしアスタルテを一閃する。そこに古城が眷獣を使い電撃を与える。オイスタッハに姫柊が一撃を与え古城が殴り飛ばしとどめをさす。

 

「終わりだぜ!おっさん」

「まだまだぁ!」

 

オイスタッハは最後の力を振り絞って古城にカウンターを仕掛ける。

流石の古城と言えど反応が出来ない、それに加えて、雪菜ちゃんは、遠いところに居るので、攻撃を受け止めることも出来ない。

 

「これで終わりです!」

 

オイスタッハが攻撃を仕掛けようとしたその時.....

 

「縛道の六十一、六杖光牢(りくじょうこうろう)」

「な...に!」

「済まないねぇオイスタッハ俺も我慢の限界なんだわ」

 

そこには、氷輪丸を背中に掛けている洸夜の姿があった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

俺は六杖光牢を使いオイスタッハの動きを止める。

 

「洸夜!」

「待たせたな古城」

「何ですかこれは!」

「あぁ、コイツは鬼道と言ってな、その中の四つの種のうちの一つ縛道を使わせてもらった、能力は見てのとうり相手の動きを封じるだ」

 

俺はオイスタッハの目の前に立ち冷たい目線をオイスタッハに向ける

 

「分かってるだろうなお前?死ぬ覚悟があるからこの場に立っているんだよな?」

「何を言って....」

 

そう言うオイスタッハに手のひらを向け詠唱を始める

 

さて....サッサと終わらせるか。

 

「君臨者よ 血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ 焦熱と争乱 海隔て逆巻き南へと歩を進めよ....」

 

俺の手の平には大きな霊圧の塊が出来ているこれが至近距離で当たれば無事では済まない

 

「や、辞め....」

「今更遅い、お前は多くの人の命を奪った」

「オイスタッハ、お前の考えは間違いでは無いのかも知れない....だが、それでこの島の人々の命を奪って良い理由にはならねぇんだよ.....」

 

俺は最後に名前を吐く

 

「破道の三十一、赤火砲(しゃっかほう)

 

ドォォォォォォォォォォォン!

 

「ふぅ、これにて一件落着」

 

俺は、オイスタッハの真横に赤火砲を打ち爆破させた。

 

流石のオイスタッハでも気絶したようだ。

 

ヘッ、ザマァ見やがれこのすっとこどっこい

 

「ありがとな、洸夜」

「まぁ、お互い様だな」

 

俺は古城に安全の確認を取る

 

「それにしてもお前、眷獣を従えたのか」

「あ、あぁ」

「それは良かった....で、眷獣を従えたと言うことは、お前吸血したな?」

 

俺は冷ややかな目で古城を見る。予想はしていたが、本当にやるとは.....

 

「まさかお前が中学生に手を出すとは....」

「ちがっ、あれは不可抗力だ!しかもあれは眷獣を従えるために仕方なく....」

 

「先輩、私の血を吸ったのは仕方なくだったんですか.....」

 

「姫柊?待て…なんで槍を俺に向ける」

 

「先輩の…馬鹿ァァァァァ!!」

 

「ぎゃあぁぁぁぁ!!」

 

古城、ドンマイ( ^∀^)

そう思う事しか出来ない俺であった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

絃神島海域

其処に大きな船、"オシアナスグレイブ"が止まっていた。

その船のガレージには白いタキシードで身を包む男が一人。

 

「さぁ、会いに来たよ.....」

 

「我が愛しの第四真祖、暁古城」

 

次回ストライク.ザ.ブラッド〜氷結の侍〜

第二章 戦王の使者I




やっと第1章が終わりましたね(書き溜めてたのを投稿しただけ)

さて次回からは第2章戦王の使者編に突入します。

これからの物語はどうなって行くのでしょうか。

それではまた次回も楽しみに。
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