いやぁ、どうしても毎回字数が多くなってしまい、ちょうどいい所で切ってしまって話が長くなってしまいます。
最悪の場合、戦王の使者編とそれ以降のお話も長くなる可能性が有ります。
それでは本編をどうぞ
とある研究所ある一人の男がモニタに向かって何かをしていた。
「.....」
その時
ガシュー
研究室の扉が開く音が聞こえ振り返る。
そこには二人の黒いスーツを着た男がいた。
すると片方の男がこう言って来た。
「嘉納アルケミカルインダストリー社開発部槙村陽介だな...」
その男、槙村は何が起こっているか分からずスーツの男に問いかける。
「なんだ君達は、ここはクラス6の機密区域だぞ?」
すると片方の男が
「槙村研究主任、この研究所で扱っている荷物には、魔導貿易管理令に違反する物品が入っているという疑いがある」
「なっ...ま、待ってくれ、なにかの間違いでしょうここにはそんな」
訴えかける男に少女の言葉が聞こえて来た。
「クリストフ.ガルドシュ」
「!」
そこには黒いドレスを着た少女、南宮那月が居た。
「我々は先日その部下一面を拘束している」
那月は淡々と話をする中、片方の男が手錠を持ち槙村に近づく
その瞬間
ドコォ!
槙村は近づいて着た男を吹き飛ばす
「!」
もう片方の男は驚いて急いで拳銃を出そうとする。
すると槙村は瞬く間に人ではない姿、獣人となった。
「グァァァァァァ!」
「やはり、未登録魔族....黒死皇派の審判か...」
那月が冷静に考察していると獣人が襲いかかって来た。
「ガァァァァァァァァァァァァァァァァ!」
「下がっていろ」
那月は男を後ろに下がるよう促す。
「グゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!」
男が獣人特有の爪で那月を切り裂こうとするが、那月はいとも容易く攻撃を避け、獣人を蹴り倒す。
「グゥ」
すると獣人の前にもう一人少女アスタルテが居た。
「アスタルテ、少しくらい手荒に扱っても構わん、そいつを拘束しろ」
「命令受諾(アクセプト)」
「ホムンクルス....こんな餓鬼が俺を止められると思っているのか!」
獣人はアスタルテを威嚇するように目の前に立つ。
だがアスタルテは何ら問題もないような顔をして
「執行せよ(エクスキュート)、薔薇の指先(ロドダクテユロス)」
アスタルテがそう唱えるとアスタルテの後ろから翼の様な物が現れた。
「グッ」
次の瞬間、翼の様な物は一瞬にして大きな白い手へと変わり獣人に襲い掛かる。
ドコォ!!!!
獣人はアスタルテの眷獣によって壁に叩きつけられる。
すると力尽きたのか、壁には獣人ではなく槙村の姿に戻っていた。
「眷獣....だと⁈どうしてホムンクルスなんかが眷獣を....」
槙村はそう言いながら倒れていった。
先程のスーツを着た男が槙村に手錠をかける
「南宮教官、お陰で助かりました」
と、男は那月にお礼を言う。
「礼などいらん、働いたのは私ではない、うちの新人だ....?」
那月はふと槙村のキーボードの上に資料が置いてあるのを発見した。
「密輸品はコレか....オリジナルは?」
と、アスタルテに確認をとるが
「認識...確認不能、既に当施設から運び出されたものと推定します」
それを聞くなり那月は眉をひそめて呟く。
「出遅れたという訳か...?」
那月は槙村のパソコンの画面を見つめる...すると何かを見つけた様で、そこには
「ナラクブェーラだと!....何を考えている」
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オシアナスグレイブ内部
そこにはある白いタキシードで身を包んだ男と、その後ろに高校生くらいの女性が大きな袋を背負って立っていた。
「しかし、君みたいな綺麗な子がお目付役とはねぇ...それで、紹介して貰えるのかな?」
と男が聞くと女性の方は
「はい、匿う積りはありません。第四真祖は.....」
すると女性の目つきが変わる
「私達の敵ですから」
ここにもまた、古城を狙うものが居るなど古城も、洸夜もまだ知らない....
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オシアナスグレイブ前
「なぁ、古城や」
「なんだ?洸夜」
「なんで俺がこんなとこに来なこゃ行かんのd「知らない」
....即答辞めてくれる?コッチが悲しくなって来る。
え?状況を説明しろ?アッハイ
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数時間前
「やっと家に着いたぁ〜」
なんで帰りに運悪く帰宅ラッシュの時間帯に遭遇すんのかねぇ.....お陰でコッチはもう動けんぞ?
まぁ、もともと寝る気満々だが.....
「?なんだこれ、どっかで見覚えが....」
俺がドアを開けて家の中に入り、念のためポストの中身を確認すると、手紙が入っていた。
うん、そこまでは良いんだよ?実はそこからなんだよね〜
「まぁ、いっか内容だけ読んどこ」
俺はリビングに行き、ハサミで手紙が入っている封筒を開けた。
「中身は何じゃろなっと....え?」
俺に届いた手紙の内容はこうだった。
背景 絃神洸夜様
この度は大変申し訳ございませんが、貴方をパーティに招待させていただきます。
勿論拒否権は有りません、拒否してもよろしいですが、貴方の身は安全とは程遠い物になるでしょう。
そもそも何故招待状を出しましたかと言いますと、バトラー様が暁古城様の一番のご学友との事を調べ、おまけに並みの人間では無いと知った上でこれを出させていただきたいます。
服の方はこちらで用意してご自宅にお送りさせてもらいました。
迎えも9:30に向かわせますのでよろしくお願いたします。
バトラー秘書
こう書かれていた。
「はぁ....拒否権ない+拒否した場合安全とは程遠い物になるでしょうってなんやねん、ほぼ脅しやんけ」
俺がそう愚痴って居ると
ピンポーン
と軽快なインターホンの音が鳴り響いた。
「え?マジ?もう届いたの?」
いつ届いたか分からない手紙を読んだのは良い、それは数日前に送られてきた物だと分かるが、この送られてきたスーツ、明らかに今日送った物だよな?
「ヤベェ、高級感パネェ....着るの嫌にn」
そう言おうとした瞬間窓の奥から殺気が....
「....着るか」
こうして俺は謎の威圧(殺気)に負けて渋々スーツを着ることにした。
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こうして現在に至る。
OK?
「お前、さっきから誰と喋ってんだ?」
「いんや、何でもない」
辞めろ古城、俺にその冷たい眼差しを向けるな、自分が悲しくなるだろ。
「にしても....ここまで船がデカイとねぇ」
俺達が招待された船、"オシアナスグレイブ"
それは、どの豪華客船寄りも大きいとしか言いようがないデカさだったのだ。
「ってか何でお前が居るんだ?洸夜」
「今更か!....俺の身元と、身体能力がバレた」
「は?」
は?ってなんやねん、は?って。
コッチがは?何ですけど。
「お前知ってるか?デミトリエ.バトラーってのは、言わば戦闘狂だ。そしてアイツは俺が強いと知っている.....大体察しが着いただろ?」
「お、おう....災難だな」
お前の方が災難だと思うがねぇ。
「んにしても、オシアナスグレイブ....養生の墓場とは、また悪趣味な名前なこったねぇ」
ほんと反吐がでる。
「あ、あの....」
すると雪菜ちゃんがモジモジと何かを言いたげにしている。
「?どうした、姫柊」
「どうしたんだい?雪菜ちゃん何か言いたい様だけど...」
俺と古城が質問すると、頰を赤らめながら言ってくる
「あ、あのやっぱりこの服おかしくないですか?」
え?なに言ってんの雪菜ちゃんむしろええで、マジグッドやで
すると古城が
「いや、全然...」
古城や、そんな目で雪菜ちゃんを見ても説得力の欠片も無いんだが...
案の定雪菜ちゃんに雪霞狼を向けられていた
「な、なんでコッチに向けてくるんだよ!」
「先輩が下心に塗れた顔で言うから」
「塗れてねぇよ!」
うん、相変わらずリア充やなコイツら、吹き飛ばしたくなっちゃうZA☆
「...あと姫柊、髪飾り曲がってんぞ」
「あっ、ありがとうございます」
「珍しいね、雪菜ちゃんが髪飾りなんて」
俺ほぼ見た事ねぇや、あとで写真撮らせてもらお。
「昔、高神の杜に居た時ルームメイトに貰ったんです」
「ほぇ〜、そりゃ良かったな」
「え〜、剣巫の?」
古城以外といい質問すんのな。
「いえ、剣巫ではありません」
「ほ〜んじゃ何か聞いても?」
「はい、剣巫ではありませんが、同じ獅子王機関の攻魔師で、今頃どうして居るか....」
ほ〜、昔ボッチだった俺からは想像出来ないや....って上から妙に殺気が凄く来るんだが...
俺は気のせいだと言い聞かせた。
うん、そうしないと殺されそうだからね!
そんな雑談をしていると、専属のスタッフ的な人が俺達を船の中まで案内していった。
次回 戦王の使者Ⅳ
皆さんのお陰でお気に入りの人数がだいぶ増えました!(なお評価はあまり良くない)ですが、お気に入りをしてくれているだけでもとても励みになります。
これからもよろしくお願いたします!
それではまた次回を楽しみ