ストライク・ザ・ブラット〜氷結の侍〜   作:猫又侍

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ども猫又侍です。

いやぁ、もう一つの作品は誤字報告半端ないのにコッチは余り来なくてなんでこんなに差があるのか不思議で仕方無いですねw(ただ皆んなが報告してない可能性を考えていないアホ)

それでは本編をどうぞ


戦王の使者Ⅳ

♪〜

 

オシアナスグレイブの中には、大分多くの人が集まって居た。

 

まぁ、ほとんどがお偉いさんかセレブや富豪だろうな....ってなんでプールなんか付いてんだよ。

 

「場違いも良いとこだぞ俺達...」

 

「それな」

 

全く、古城にはちゃんとした理由があって読んで貰って居て欲しい物だな...俺が来た意味がなくなる。

 

「古城、俺はちとこの船の中を探索してくるよ」

 

「お?そうか、分かった。何か会ったら連絡するよ」

 

さてと、オシアナスグレイブの中には何があるのかなぁ.....

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

オシアナスグレイブ内部

 

「よっと、ここは....ってなんじゃこりゃ!」

 

そこは格納庫もようだったが、中には大量の機会が置いてあった。

 

「何だ?この後工事でもすんのか?....ってよく考えて見たらこれナラクブェーラじゃん!え?ドユコト?なんでバトラーなんかの船にこんな兵器乗ってるんだ?ってそんな事より早めにぶっ壊さねぇと」

 

俺はあらかじめ持ってきて居た氷輪丸を取り出し刀を抜こうとした時。

 

「誰か居るのか?」

 

「!」

 

入り口から何者かが、入って来たのである。

 

あの姿からするに黒死皇派の奴らか....確か前にアルディギア国王からそんな話があった様な....まさか、バトラーがわざとナラクブェーラを格納庫に入れたりなんかしてねぇよな?

 

そう考えて居たその時。

 

ブーッブーッ

 

携帯のバイブレーションが鳴る。

 

「古城か....もしもし、どうしt「洸夜すまねぇが、今すぐ上のロッジに来てくれないか?」....なんか会ったんだな?直ぐに行く」

 

俺は一応ナラクブェーラの一機に爆弾を仕込ませておいた。

 

これが作動しない事を祈るよ...

 

俺は黒死皇派の奴らに見つからない様に格納庫から出て行った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

オシアナスグレイブ ロッジ

 

「どうした古城、ってあんたは...!」

 

「やぁ、初めまして絃神洸夜」

 

そこには俺達を呼んだ張本人ディミトリエ.バトラーが居た

 

「これはご丁寧にどうもアルデアル公」

 

「嫌だなぁ、私はバトラーと読んで貰っても良いのだけどね」

 

流石に真祖にタメ語は気がひけるが、コイツなら別にいいか。

 

「分かった....そんで古城、俺をなんで呼んだんだ?」

 

「そいつがいきなり眷獣を姫柊にぶつけようとしてきたんだ」

 

成る程...考えるに古城の力量を測ったってとこか。

 

しかしそれだけで俺を呼ぶ必要はそこまで無いはず...

 

「バトラー、一体俺になんの用で古城に俺を呼ばせた?」

 

「成る程、察しが良くて助かる」

 

するとバトラーは古城の方を向く

 

「申し遅れてすまない、私わディミトリエ.バトラー...我真祖ロスト.ウォーロードより、アルデアル公位を賜りし者...」

 

「さっきも聞いて居たが、あんたがバトラー....」

 

するとお辞儀して居たバトラーが顔を上げ

 

「初めまして、と言って置こうか暁古城....いや、焔光の夜伯(カレイドブラッド)我が愛しの第四真祖よ...」

 

と、バトラーは古城に投げキッスをする

 

「「「はぁ(え)?!」

 

やべ、吐き気が止まらん。

 

俺にしてないと分かっていても、男が男にそう言う行為をする時点で吐き気が...

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ふぅ、やっと治った。

 

まぁ、数秒しか経っとらんけど..,

 

「なんだ、その芝居がかった喋り方は」

 

「うん、流石の俺も引くわ...古城がそんな性癖だとは...」

 

「いや、そっちかよ!」

 

え?それ以外に何あんの?あ、コイツ馬鹿だから分からんのか....

 

そんな事を考えていた次の瞬間

 

ヒュン....ガツ!

 

何かが物凄いスピードでこちらに飛んできて俺と古城の間をすり抜けて床に突き刺さった。

 

「こ、これって....」

 

「まさか...」

 

俺と古城は一瞬だけ顔を見合わせると同時に上から何本ものフォークが降って来た。

 

「あっぶね」

 

「大丈夫か古城!」

 

しかも古城を重点的に倣ってやがるが、地味にこっちにも飛ばして来やがる...

 

すると上からチャイナ服を着た女が下に降りて来て直ぐに俺達の前に来た。

 

「雪菜から手を離しなさい、暁古城」

 

「え?」

 

「なんだ古城、コイツの知り合い?」

 

「いや、知らん」

 

え?んじゃ誰?なんで馬鹿(古城)のこと知ってんの?

 

「紗矢華さん!」

 

「「え?」」

 

何?!コイツ雪菜ちゃんの知り合いだと...!

 

「紗矢華?って誰だhゴフゥ」

 

すると紗矢華と呼ばれる女は古城をつき飛ばし雪菜ちゃんに抱きついた。

 

この!羨まsゲフンゲフン破廉恥な!

 

「雪菜雪菜雪菜雪菜雪菜雪菜雪菜」

 

え?何この人怖い、抱き着いた途端雪菜ちゃんの名前連呼し始めたんやけど...

こりゃ流石の古城と俺でも顔をひきつらせる。

 

こんなやばい人初めて見た。

 

「久しぶりね、元気だった?」

 

「え、えぇ」

 

この人テンション高すぎやろ、珍しく雪菜ちゃん困っとるやん。

 

「う、ううん」

 

「だ、大丈夫か?古城凄い音立てて床に倒れたが...」

 

そんな話をしている中、あちらはあちらで話をしていた。

 

「でもどうして...外事課で多国籍魔導犯罪を担当してたんじゃ...」

 

「今でもそうよ、ここではアルデアル公の監視として付いて来たの」

 

なるへそなるへそ。

 

それならばここに居てもおかしくないけど、流石に人を突き飛ばすのはちょっと...

 

「それじゃあ、あの手紙」

 

「そう、彼(バトラー)に依頼されたの」

 

ほうほう、でも流石に殺気丸出しで送られて来て嬉しい人はいないんじゃ...

 

「それにしても体は平気?痛くない?」

 

「「......なんだコイツ」」

 

過保護過ぎるやろ雪菜ちゃんに対して。

 

「獅子王機関もなんて酷い、私が居ない間に第四真祖の監視任務を雪菜に押し付けるなんて」

 

流石にそこまでは行ってない気がするんだけど....

 

流石に古城も何か感じたのか、雪菜ちゃんに質問しようとする

 

「お、おい姫r「呼ばないで」は?」

 

「貴方に雪菜の名前を呼んで欲しくない、雪菜もそうでしょ?」

 

嫌々なんでそんな理屈に行き着く!

てか、嫌そうじゃなくてむしろ俺からしたら雪菜ちゃん嬉しそうなんですけど!

 

「え?あぁ、私は....」

 

ほら、雪菜ちゃん戸惑っとるやん。

 

「古城...」

 

「なんだ?洸夜...」

 

「俺が言いたい事分かるよな?」

 

「あぁ」

 

流石古城、察しが良い。

 

「なぁ姫柊、コイツは一体誰なんだ?」

 

すると雪菜ちゃんは素直に答えてくれた。

 

「煌坂紗矢華(きらさかさやか)獅子王機関の舞威媛です」

 

「あっ、さっき話していたルームメイトの人か...」

 

「舞威媛?剣巫と違うのか?」

 

「教えてあげる、舞威媛って物は...「舞威媛(まいひめ)獅子王機関に仕える攻魔師で、主に呪詛と暗殺を専門として活動、それが転じて要人警護や密偵の任務に就くようになった...こんな感じだろ?」!」

 

「洸夜、なんでお前がそれを?」

 

「言った筈だぜ?仕事上こう言うもんは否が応でも知る事になるんだよ」

 

「違うわね」

 

「なに?」

 

え?違うの?めっちゃ恥ずかいカッコつけてドヤ顔で言っちまったやないかい。

 

「主に雪菜に近付く者を抹殺するのよ...」

 

「いや、それ私情!」

 

全然まちがえとらんかったやないかい!

それはただの私情ですよ?OK?

 

「分かったらこれ以上雪菜に近付かないて」

 

「うわぁ、露骨な脅し...」

 

「何か言った?」

 

「イエナンデモ」

 

いや怖!怖すぎるんやけど....

 

「どうする、古城」

 

すると古城は一度バトラーの方を向く。

 

バトラーは明らかに狙っていたかのごとくニヤニヤしていた。

 

「....はぁ、勘弁してくれ」

 

うん、お疲れ古城!(他人事)

 

さぁて、今夜は楽しくなりそうだなぁ。

 

あぁ、後バトラーにナラクの事は聞かんとな

俺達はバトラーの案内で中に入る事にした。

 

次回戦王の使者Ⅴ





ども猫又侍です!

いやぁ洸夜君なんて物を....まぁ、少し焦らすのが猫又侍クオリティと受け取って下さい。

評価、感想等お待ちしております!

それでは次回を楽しみ

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