【完結】 オリ主「愛が重すぎて草www」   作:勝間 おとう党

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 転べば女性と絡み合って倒れ

 歩けば近くの女性のスカートが風でめくれ

 部屋に入れば高確率で女性の着替えに遭遇する

 アクションを起こせば必ずラッキースケベが伴う

 通称ラノベ主人公、女の敵、管理局のクズ、対女性用ヒト型決戦兵器

 そんな管理局員の物語


 俺のレアスキルは【ラッキースケベ】
 誰か書いてください


悪夢で草www 〜すずか〜

 明晰夢をたまにみる

 夢のなかで"あぁ、これ夢だ"って自覚する

 その夢は月に1回あるかないかのペースでみて、内容の大体はすずかに関すること

 

 夢の始まりは真紅に輝くすずかの瞳が俺を射ぬく場面から始まる

 

 今回の夢はなんか俺とすずかが縛られてて目の前に甚平を着たダンディなおっさんとコナンに出て来る黒ずくめばりにスーツを着合わせた集団がいた

 甚平とか浴衣が似合うおっさんってカッコいいよね。めちゃくちゃ憧れる

 

 朦朧とする意識のなかですずかとおっさんがなにか言い争っている

 俺の印象だと物静かで大声なんて出したことないようなお嬢様なのにものすごい剣幕で声を張り上げている

 どんな内容かと耳を澄ませるがなぜか理解できない

 これだから夢は困る。大事なところで手抜きをする

 

 そうやってボーとしてるとおっさんがすずかと同じ真っ赤な目で俺と視線を合わせて来る

 そうするとなんか少し思考がクリアになって話の内容がわかるようになった

 

 

 すずかとおっさんは吸血鬼

 夜を統べる選ばれた種族

 人間は吸血鬼のエサでしかない

 etc……etc……

 

 

 俺の夢のクセに設定が凝ってることに感心しつつボケーっと聞き続ける

 つかこんなに細かく設定してあるとか実は俺って中二病?

 うわァ……

 初めて知る自分に少しヘコむ

 

 "ふんッわかったか小童。暗愚で愚鈍で鈍感な人間のガキにもわかりやすくしてやったんだ。ありがたく思え"

 

 おっ?

 落ち込んでるうちに終わった

 "ほぼ聞いてなかったです"って謝ろうとしたが口が上手く動かない

 設定を凝るくせに変なところで融通が効かない

 おっさんは俺に興味を失ったのか視線を外し、すすがの方を向く

 そうするとまた思考が朦朧とする

 

 夢ならもっと楽しい夢がよかったなー

 具体的にいうと文化祭とかワイワイした夢とか

 そんなことを思っていたらおっさんがすずかの腹を蹴り上げた

 

 ……………………………はッ?

 

 おい    - 

 

 おい    

 

 おい    

 

 おい    

 

      ヴォイ゛

 

 夢だからってやっていいことと悪いことがあんだろ

 なにすずかに手ぇ出してんだよ

 

 ハンマーで頭を殴られたかのように脳天に熱が昇る

 今の俺なら阿修羅すら凌駕する存在になれそうなぐらい堪忍袋の緒がぷっちんしてる

 

『人の女泣かせてんじゃねぇぞジジイ……ッ』

 

 いうことの聞かなかった体を無理やり動かしておっさんにタックルをかます

 やればできんじゃねぇか

 さすが俺

 

 "■■■■■■■■■■■■■!"

 

『あ゛ぁ゛?なに言ってるかわかんねぇよ』

 

 体を縛ってた縄を魔法で燃やしてすずかの守るように立ちふさがる

 

 チクショウが

 一瞬でも気ィ抜くと力が抜けて倒れそうになる

 そんな俺1人対おっさんと黒ずくめ複数人

 しかもすずかを守りながら

 絶望すぎだろ

 夢までハードモードとかMかよ

 

 "そ■■は■■■■■■■■ぞ!"

 

 だからなに言ってるかわかんねぇよ

 でもいいや

 とりあえずこいつらをふちぶちにすればオールオッケー、無問題だ

 後ろにいるすずかに精一杯の笑顔を向ける

 

『ちょっと待ってろよすずか。こいつらぶちのめして蹴ったことを謝らせるから』

 

 なにが面白かったのかおっさんは破顔して笑う

 ぶん殴りたい、その笑顔

 いや、殴らねぇけど

 

 多勢に無勢で殴りかかるほど俺だってバカじゃない

 夢だからって俺Tueeeできるとは思えないし、そんなことできるなら縄なんか引きちぎってる

 これでも魔導師なんで魔導師らしく戦わせてもらおう

 えっ?違反?

 そんなルール知らんなぁ

 バレなきゃ犯罪じゃねぇんだよ

 それにこれ夢だからセーフ

 と、いうことでね

 

『く た ば れ』

 

 指パッチンして電をおっさんたちに向けて全力で放出する

 全力全開。なのは直伝の魔力ブッパ

 悲しいところは魔力量と質が違うから威力が低いってこと

 だけど魔導師でもない一般人には十分すぎる

 その証拠におっさんたちは感電してびくんびくん痙攣してのたうち回っている

 

『ざまぁ見やが……れ……?』

 

 体を支えきれなくなって受け身も取れず倒れる

 リンカーコアが熱を持って体を蝕む

 夢なのにこんなところまでリアルかよ

 目の前がだんだん真っ暗になっていってただでさえ朦朧としていたのにもっと霞んでいく

 

 "あぁ、もっといい夢がよかった"

 

 最後にそんなことを思いながら俺は意識を手放した




過去編終了
ハイ、終わりー
ネタ尽きマウンテンですわ
ネタが思いつき次第書くよ
短編だからって書き捨てで終わらせるのは性に合わないから
なにかしらのエンディングは書くつもり
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