【完結】 オリ主「愛が重すぎて草www」 作:勝間 おとう党
"草www"と関係ないから読まなくとも平気
単発ネタ カリムもの
俺は転生者である
前世云々は単発だから端折る
ともかく俺は転生をして言峰神父となった
言峰とは俺が前世の友人に貸してもらったゲームに出て来る最強の店員を目指したり、なんでも温めますか?と聞いてきたり、麻婆豆腐が好きだったりするネタキャラ
そんなネタキャラに転生をした
ゲームの言峰の通り家が教会で
司祭である父親に物心ついた頃から英才教育を課された
教会の教え、八極拳、魔法
なんといっても魔法が使えるのが嬉しかった
空を飛ぶことができる
体を強化して岩を砕くことができる
これらは転生者冥利に尽きるものだった
そして、なによりも……
『キレイ。少し来なさい』
教会の裏庭でいつもの通り稽古に勤しんでいた
そんなある日。父に呼ばれ稽古を中断して教会に入ると俺と同じぐらいの女の子がいた
『キレイに紹介したい娘がいる。カリム・グラシアさんだ』
『ご紹介に与りました、カリム・グラシアと申します。初めましてキレイさん』
心を奪われた
挨拶も返さない俺に声をかける父にも気づかずしばらく呆けるほどに
そう。俺は彼女に恋をしたのだ
それからカリムとは仲よくなった
カリムが教会に来ると彼女を喜ばすためにいろいろと工夫をした
彼女に気に入られるために必死だった
彼女が若くして騎士に抜擢されたときは彼女に追い付こうと代行者になった
『カリム。今回は雪の多く降る土地に行って来た。食物があまり育たないから狩猟で生計を立てていて 』
特産物や風景。そこに住む人々の生活
教会から離れられないカリムのために語る聖遺物の収集で向かうさまざまな土地の土産話
話だけだと物足りないのでもちろんできるときは土産も買ってくるし、写真を撮ってくる
カリムはいつも喜んでくれた
俺は彼女の笑顔が大好きだった
『 で、それが……。どうした?つまらなかったか?』
『いえ、違うわ。キレイの話は毎回面白いわ。だからこそ……羨ましいと思ってしまうの……』
ずっと隠してたカリムの本音
『キレイの話を訊くたびに想像するわ。キレイが行って来た場所の風景、空気、雰囲気。とてもいい場所だと思うわ』
"でもそれはあくまで想像でしかないの。本当はいい場所じゃないかもしれないし、私が想像できないほどに綺麗なのかもしれない。私も実際に見てみたい。でも見に行けない。それがジレンマになるの"
うつむくカリムを励まそうとするが、なんと声をかけたらいいかわからない
少し考えてようやく言葉を絞り出す
『だったら見に行こう』
『無理よ。許可が降りないわ』
『たしかに今は無理かもしれない。けどいつか絶対見せてやるよ』
カリム見せたい景色がたくさんある
一緒に行きたい場所がたくさんある
食べさせたい食べ物がたくさんある
『何年後になるかはわからない。だけど俺に任せておけ。絶対行かせてやる。約束だ』
『うん。ありがとう』
俺はただ、カリムが好きだから
主人公は借りたCCCを1週しただけなので綺礼が愉悦なのを知らない
ただの面白い購買の店員としか思ってない
正直キレイにした意味がナッシング