【完結】 オリ主「愛が重すぎて草www」   作:勝間 おとう党

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人によっては最後の方気分が悪くなるかもしれません
それを踏まえて読んでください

ヤンデレというか
キャラによって”病み”を使い分けるのがむずい



男のプライドとか草www ~フェイト~

「オイ  。お前に客が来てるぞ」

 

 今日も今日とて管理局で嘱託として働く。そんな日常

 仕事中は彼女(なのは)たちも介入してこないので密かな癒しの時間だ

 

「上の待合室に待たせてるから早く行ってこい」

 

 ”わかりました”と声をかけてきた上司に返事をして、わざわざ嘱託でしかない俺を呼ぶなんてどんな人物か疑問に思いながら待合室に向かう

 おそらく俺がやってる副業の方に用があるんだと予想する

 

コン、コン、コン、コン

 

「呼ばれた  です。失礼します」

 

 待合室に着き4回ノックし、1声かけて入室する

 

「待ってたよ  

 

 入って声をかけたのは俺の幼馴染みの1人

 金髪の麗人。フェイト・T・ハラオウン

 服を脱げば速くなるという痴女理論を素で実行する天然記念物

 あれを最初に見たときにはさすがの俺も戦慄を禁じえなかった

 

「なんだフェイトか。久しぶり」

 

「うん、久しぶり。2週間ぶりだね」

 

「もうそんなに経つのか。あぁ、お茶かコーヒーどっちがいい?」

 

「いいよ。私がやるよ」

 

「いや、来客なんだから座っとけ」

 

「私にやらせて。  こそ座ってて」

 

 湯を沸かそうと準備してたポットをフェイトに取られ、袖を引っ張られて無理やり座らせられる

 こうなったフェイトになにを言っても聞く耳を持たないので素直に椅子に座って給仕をするフェイトを待つ

 

  は珈琲よりお茶の方が好きだったよね?」

 

 ”おう”と答える

 そこから少ししてマグカップを2人分持って俺の隣に座るフェイト

 

「……なぁ。向かい合って座んのが普通じゃね?」

 

「それはほら。私たちだから」

 

 そういって距離を詰め寄ってくる

 そして腕を絡ませて俺の肩に頭を預けてきた

 

「……近くね?」

 

「それはほら。私たちだから」

 

 答えになってねぇよ

 

「仕事中に会いに来たってことは大切なことなんだろ?公私は分けるべきだ」

 

 不満そうながら腕を組むことはやめてくれた

 代わりに手を握ってくるが。恋人つなぎで

 しかしちゃんと言えば聞いてくれるだけましだ

 これがはやてだったら屁理屈を言って聞く耳を持たない

 

「それで?今日はなんの用だ」

 

「うん。ちょっと最近の流通のことについて聴きたくて」

 

 やっぱりそっちか

 

 これを読んでる読者に説明しよう

 冒頭で副業云々言っていたが、俺は幼馴染みの1人

 アリサ・バニングスとフェイトの義母であるリンディさんに協力してもらって日本とミッドチルダ間の貿易会社を運営してる

 もちろん管理局に許可をもらって合法に

 代わりに嘱託として管理局で働かせられているが

 

「でもなんで?」

 

「実は裏でロストロギアが流通してるらしいんだ。流通自体は前からあったんだけど、ここ最近はそのやり取りが活発化してるの」

 

「なるほどな。でもゴメンな。俺も新参だからそこらへんはわからねぇ。でも組合でそれとなく聞いてみるよ」

 

「うん。ありがとう」

 

 いやしかしどんな業界にも裏があるんだな

 淹れてもらった茶を飲もうと思い手を伸ばす

 

「ちょっと待って」

 

 しかしとめられてしまう

 フェイトは俺のカップを持ち1口飲んでからフーフーと息を吹きかけ冷まし、また1口飲むという作業を数度繰り返して俺に渡す

 

「はい。どうぞ」

 

「……ありがとう」

 

「うん。どういたしまして」

 

 滅茶苦茶いい笑顔を向けられる

 えぇぃ!金髪の幼馴染みは化物かッ

 ママみを感じる……!

 

「そうだ。この後時間ある?時間あるなら食事でもどうかな?」

 

 壁にかかってる時計を見る

 

「あー、うん。そろそろ定時だからあがれる」

 

「よかった。じゃあなに食べる?お金ならいっぱいあるからなんでも奢るよ?」

 

「いや、金は俺が出すよ」

 

「いいって私が出すよ。  より稼いでるし。だから遠慮しないで」

 

 (#^-^)カチン

 今のは男としてのプライドに少しきた

 

「はっ?なに?高給取りアピールか?べつに俺は前年代的な男女のs   

 

「ゴメンなさい」

 

 ポツリと聞こえたそのセリフを聞いた瞬間後悔した

 恐る恐るフェイトの方を見ると顔が一気に白くなり、体も小刻みに震えていた

 

「ゴメンなさい。ゴメンなさい。ゴメンなさい。ゴメンなさい。ゴメンなさい。ゴメンなさい。ゴメンなさい。ゴメンなさい。ゴメンなさい。ゴメンなさい。ゴメンなさい。捨てないでください。1人にしないでください。独りにしないでください。なんでもします。気に触ったなら謝ります。気に食わないところがあるなら直します。だから……だからッ捨てないでください!独りはイヤ!イヤだ!」

 

 目尻に涙を貯め心から慟哭する

 すぐ隣にいるフェイトを抱き寄せる

 

「私は1人。独りぼっち。家族がいない。母さんがいない。母さん?母さんどこ?ほら?私ジュエルシード見つけたよ?」

 

「フェイト。俺が悪かった。怖かったよな?大丈夫、お前に落ち度なんてないから。不知火なみにないから」

 

 呪詛のようにぶつぶつ呟くフェイトの背中をとんとん叩く

 

コン、コン

 

「叫び声が聞こえましたけど大丈夫ですか?」

 

 泣きっ面に蜂

 こんな状況で会議室の外から声がかかる

 

「大丈夫ですよ!ちょっとグラスを割ってしまって」

 

 誤魔かすために嘘をつく

 

「じゃあ片付けるの手伝いますよ」

 

「いや、大丈夫です!」

 

「いやいや遠慮なさらず。失礼します……よ?」

 

 入ってくる親切な男性局員が見たのは抱きしめ合う男女

 つまりはフェイトと俺

 

 局員は俺たちを発見したときのアホ顔から一転

 急にいい顔になりネクタイを締めなおす

 

「すまん……ごゆっくりィ!」

 

 そういって踵を返して軽やかに出て行ってしまった

 

 終わった

 絶対ウワサになる

 

………………………………………………う゛ッ

 

「………胃薬あったかな」




15周年企画でライブイベントが決定しましたね
なのはシリーズはにわかですけど杉田さんが好きなので
杉田さんが出るなら行こうかなって考えてます
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