【完結】 オリ主「愛が重すぎて草www」 作:勝間 おとう党
”付き合うなら誰?”みたいな感じで
今回はぶっちゃけヤミ成分が低め
というか今までのが濃すぎたんだよッ
気がついたら朝になってた
起こしに来てくれたノエルさん曰く、紅茶にはリラックス効果があるから日頃の疲労も加わって寝てしまった云々
しかし茶会を始めたのが4時頃だとして5時から寝たとしたら12時間以上寝た計算になる
さすがに寝すぎだろ
それにこれだけ寝たのに疲れが取れてない
むしろ貧血気味で朝飯もまともに食えなかった
11時から会社のことでアリサと会う約束をしていて、一応ビジネスなので持ってきたスーツに着替えたのだが
なぜか首に締められた跡と左の首もとに噛みつかれた跡があった
「赤い瞳…馬乗り……う、頭が…………」
思い出そうとすると激しい頭痛に襲われる
完全に地雷臭しかしなかったのでスルーすることにした
場所は変わってアリサが所有してるマンションのエントランス
"バニングス家の"じゃなくて"アリサの"マンションなんだぜ?
同い年なのにひどい格の差を突きつけられてるようで涙がちょちょぎれそうになる
は?俺も社長?知らんなぁ(すっとぼけ)
それに起業したてのベンチャー社長が金持ってるわけないだろ。いい加減にしろッ
セキュリティーの高さがうかがえるエントランスで事前に教えられていた部屋番号を打ち込むと聞きなれたインターフォンが鳴った
『はーい』
「おっす。俺だけど」
『俺なんて人知らないわね』
「いや、そこは察せよ」
『すぐに開けるから待ってなさい』
目の前の重圧なゲートが開く
そこを通り抜けエレベーターで目的の階に上がる
エレベーターの扉が開くと俺の最後の幼馴染み
金髪の麗人……はフェイトでやったな
深窓の令嬢ってキャラじゃないし
…………………………………
ツンデレでいいや。釘宮さんだし(適当)
ツンデレの釘宮さんがいた
「釘宮さん久しぶり」
「はっ?釘宮って誰よ。あたしはバニングスなんだけど」
しまった
ついネタを引きずった
「ゴメン間違えた。改めて久しぶりだな。アリサ」
「久しぶり。相変わらず元気そうじゃない」
「表面はな」
不法侵入が多発してたり、ポストに菓子が入ってたり、メールが100通届いてたり
最近ラーメン食おうとしても胃が受けつけねぇ
やだ、俺ってばおっさん………ッ
「ふーん。あんたも苦労してるのね」
なにかを察したのか同情されてしまった
アリサに案内されて黒光りする革のソファがおいてある、いかにもドラマに出てきそうな会議室に連れてかれる
「とりあえず書類作ってきたから読んでくれ」
ミッドチルダに移住してから地道に路上アンケートや店舗に足を運び調べ、自分なりに利益につながりそうな案をまとめ
それをさらに親しくしてもらっている業界の知りあいに実用的な案だけ選別してもらい
結果3つだけとなったものをアリサに渡す
アリサに俺の集大成と呼んでも過言ではない書類を途中途中スマホでなにか調べられながら読まれる
心臓はバクバクで読んでる最中に首を傾げられるたびに冷汗が流れる
そんな断頭台に立たされているような錯覚に襲われる時間も終わる
「あんたにしてはよくできてるじゃない」
あ~よかった。罵倒じゃない
緊張の糸が切れてソファに沈み込む
「俺なりに必死こいてやったからな」
「安心するのはまだ早いわよ。むしろこれからが本番」
「わかってる。取引先見つけて卸してもらわねぇと」
「それと店舗の準備と従業員の確保。マニュアルも作らないといけないわね」
”めんどくせぇ”とさらにソファに沈む
そんな俺をアリサは鋭く睨む
「あんたそのスーツ」
「あ?あぁ、ちゃんと座らねぇとシワできるか」
「違うわよ。そんな安っぽいスーツで人に会いに行くつもり?」
「そりゃこれしか持ってねぇし」
「なめてるの?仮にもあんた社長なのよ」
"ちょっと待ってなさい"と部屋から出て行く
そして1着のスーツを持って来た
「これ。着てみて」
「着てみろってサイズが合わねぇだろ」
「いいから着てみなさい」
しぶしぶ受け取る
ネクタイをを外し、ジャケットを脱ぐとアリサが受け取ってハンガーにかけてくれる
「いや、着替えてんだから出てけよ」
「あら、いいじゃない。減るものじゃないし」
「そういうのじゃなくてな。仮にも女子なんだから恥じらえよってことだよ」
「今さらじゃない。それに裸になるわけでもないし」
こいつ1人っ子だよな
男兄弟もいないのに男の着替えに抵抗ないのか
そこまでいうならと、スラックスもワイシャツも脱ぎ下着だけとなる
アリサは表情を変えずに脱いだ服を受け取ってくれるが
気にしてないと言ってた割に俺に視線を合わせないし、顔に赤みがかかっている
とにかくアリサに渡されたスーツに着替え終える
採寸してもいないのに俺のために作られたかのようにジャストフィットする
さっきまで来てた安物のスーツとは雲泥の差を感じる
「うん。さっきよりマシね。あげるからそれ着てなさい」
「いや、あげるって。これ絶対高いだろ」
「そこまでじゃないわ。たかだか10万よ」
「着てきたスーツの10倍なんだが」
これだから金持ちは
「さすがにもらうわけn 」
「あとは靴とか細かいのね」
俺の話しも聞かず着てきたスーツを持って出て行こうとする
「フフッ。これでまたコレクションが増えたわ」ボソッ
扉がしまる時なにか言ったが声が小さくてなにを言ったか聞こえなかった
しかし胃がキュッとなったのでこれ以上なにかするのは諦めた
それから戻ってきたアリサに革靴を履き替えさせられ、有名な海外ブランドの腕時計を装着し
さらにはワックスで髪型までセットしてもらった
「うん。まぁ妥協点ね。でもなにか足りないわね」
犬のように俺の周りをぐるぐる回りながら観察してくる
「……そうね。あんたには威厳がたりないのよ!」
「……はっ?威厳?」
「そう。威厳」
なんちゅう無茶振り
それは過去の積み重ねで自然と身につくもんだろ
まだ未成年の俺が持ってるわけない
「そうね……。試しにあたしに命令してみなさい」
命令しろってなに言えばいいのかわかんねぇよ
「……焼きそばパン買ってこいよ?」
「ハァ…ダメね。ぜんぜんダメ」
"少し待ってなさい"と言いまた部屋から出て行く
今度はすぐに戻ってこなく、10分以上が経過する
暇つぶしにスマホでゲームをすることにした
”世界の半分をお前にくれてやろう”
はい ⇒いいえ ピッ
”謙虚なやつめ。では我の人生の半分をやろう”
はい YES 結婚しよう
”嬉しくて返事もできんか。可愛いやつめ”
そして世界は平和になった
HAPPY END!!
なんだこのクソゲー(驚愕)
ラスボス戦がねぇのかよッ
レベルをカンストさせた意味は!?
魔王城の前でひたすらしてたレベル上げの時間返せよ
「お待たせ」
俺がまさかのエンディングに打ちひしがれてるうちにアリサが戻ってきた
「おぉ。遅かったj 」
「どう?似合うかしら」
思わずスマホを落としてしまう
しかしそんなことに意識を割いてる余裕なんてない
そんなことよりアリサの格好に魅入ってしまった
「はっ?いやいやいや、おい……はぁ!?」
「そんなに慌てるほど驚く?」
「……いや、なんでメイド服なんか着てんだよ」
そう。アリサはなぜかノエルさんのようなメイド服を着ていた
「命令の練習よ。こっち方がイメージ付きやすいでしょ」
「いや、だからってここまでするか普通」
「いいから!今からあたしはあんたのメイド!なんでも命令してみなさい」
どこの世界に命令をお前のようなメイドがいるんだよ
まぁいい。せっかく着替えてきてくれたんだから少しだけやるか
「あー……。とりあえず茶のお替りをくれ」
「はいっ!畏まりましたご主人様」
:∴・(゚Д゚。)ブッ
俺の人生史上1番いいアリサの笑顔
思わず吹き出してしまった
「今お湯を沸かしている最中なのでしばらくお待ちください」
「あ、あぁ……」
あまりの変わり身に頭が追い付かない
「どうなさいましたご主人様?お疲れですか?」
「……うん。なんか、そうだな」
「ではリラックス効果のあるアロマなどどうでしょう」
「いや、気にしないでいいぞ」
「遠慮なさらず。評判のいいアロマですのできっと気に入るかと」
俺の前に赤い色のアロマが置かれる
それに火を点けるとすぐにジャスミンの香りで鼻孔を満たされた
「こういうのは初めてだけどなんかいいな」
「喜んでいただけてあたしも満足です」
目を閉じ、ソファに深く寄りかかり匂いを満喫する
最近味わっていないゆっくりとした時間が流れる
意識が途切れ途切れになり寝そうになる
ガチャンッ!キャアッ!
アリサの叫び声となにかが割れた音で意識が覚醒する
声が聞こえた方を向くと尻もちをつくアリサと割れたポットが視界にはいる
急いで呆然とするアリサに駆け寄る
魔法を発動させ手のひらから氷を生み出し熱湯がかったであろう、濡れている箇所に押し当てる
「オイ。大丈夫か?やけどは?」
「え……うん………大丈夫………………」
熱湯をかぶったせいか顔が赤い
氷の冷たさを我慢しながらしばらくそのままでいた
十分冷やしてたのでもういいだろうと手を離そうとしたところで気付く
ア リ サ の 胸 を 触 っ て た
急に猛烈な眩暈に襲われ視界がブレる
ちょっと待て。落ち着け俺
これは医療行為だ。アリサのためを思っての行動だ
そう!これは人工呼吸と同じ
いや、むしろキスよりか軽いだろ
そう自分の心をどうにか落ち着かせる
しかしここでまた1つ気付いてしまった
下 着 が 透 け て る
アリサのイメージとは違うピンク色の-
違う!そうじゃないだろッ
思考を無理やり打ち切ろうと顔をあげるとアリサがバッチリ俺のことを見ていた
「………スケベ」
今1番言われたくない言葉が送られる
その一言で俺の中のなにかが決壊した音が聞こえた
このままじゃ不味いと理性が叫ぶので急いでアリサから離れようと立ち上がろうとした
「待って!」
しかし袖を強く握られてジャマされる
「ねぇ……脱がせてくれない…………?」
「……脱がせるってなにを」
「最後まで言わせないでよ……」
ゴクリと音をたててつばを飲み込む
脱がせようと恐る恐る震える手で服のボタンを-
バァンッ!
「これ以上は見過ごせないよ!アリサちゃん!」
「すずか!」
ドアをブチ破いてすずかが乱入してきた
「いくらアリサちゃんの番だからってこれは協定違反だよ!」
”えっちな気分になるアロマを焚くのはいいとしても、お湯をかぶった演技までするなんて!”
”ちょっと待って!これは違うの!”
ワイノワイノ!ギャーギャーッ
………………………………………………………………………
「なんだこれ……」
これで幼馴染みは全員書き終えた
問題はこれからどうするか
短編らしく次話で終わらせるか
更新速度はすごく落ちるけどずるずる続けるか
とにかくあともう1話あるからそれを出してから考えるよ