転生先はアベンジャーズ!?生き残れる自信がありません!!   作:断空我

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ウソやろ?試しの投稿でここまで感想来るの?

しかも評価バーに色、ついているし。

どうせだし、この話含めて、二話ほど投稿します。

タイトルからわかるとおり、つまるところ、アベンジャーズの戦いから二年後。

喜べ、盾を持つ彼がでるぞ?



あ、おまけで、シンジ君の女がでるよ。


ウィンター・ソルジャー(前編)

 

 少年兵だった俺はある組織に所属していた。

 

 その組織名はどうでもよかったから覚えていなかったがとにかく犯罪者ばっかりだった気がする。

 

 偶然、本当に偶然にも俺は一人の女の子を保護したことがあった。

 

 とにかく口が悪く、二言目には拳が飛んでくる。

 

 レディーとか、そういうのとは程遠い少女。

 

 俺以外のメンバーがみつけていたなら楽しんだ後にポイか、売り飛ばされるか、頭に鉛玉をプレゼントされていただろう。

 

 生き残るためということで戦場におけるノウハウを叩き込んでしまい、何度か戦場にも出ていた。

 

 だが、途中でアイアンマンと一緒にやってきた正規軍に保護してもらう様に仕向けて、バイバイ。

 

 それっきり俺と少女は会うことがない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……そう思っていたのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ニューヨークの戦いから二年後、多くの被害を生んだチタウリとの戦いの爪痕はスタークが契約したダメージコントロール等や援助などによって無事に復興した。

 

 あれからアベンジャーズのメンバーは自身の生活へ戻っている。

 

 バナー博士はスタークとどこかへ行ったし、ソーはロキ(一発、殴った)を連れてアスガルドへ、ホークアイは療養という名前の休暇。

 

 かくいう俺もS.H.I.E.L.D.のエージェントとして日夜、活動をしていた。

 

「遅いぞ、ジャッカー」

 

「無茶、言わない、で」

 

 ウソである。

 

「左、失礼」

 

「え、あぁ、どうぞ」

 

「し、しつれい……」

 

「どうぞ~」

 

 エージェントとしての活動はほとんどしておらず、専らキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースが現代社会へ適応できるようにフォローする毎日だ。

 

 これは互いに現代生活に対する理解が低いから切磋琢磨させることで早くなじませようとするフューリーの企みである。

 

 もう一度、言おう、企みだ。

 

 ぜぇはぁ、と息を吐きながら数メートル先を平然と走っているスティーブを追いかけるのはとにかく大変だった。

 

 日課になっている早朝ランニングでなんとか、スティーブに食らいつくのがやっとだ。

 

「あぁ、おい、待て、言うな、言うな」

 

「左、失礼」

 

「あぁ、もう!」

 

「し、しふれい」

 

「アンタ、大丈夫か?」

 

 大丈夫ではない。

 

 キャプテン・アメリカと毎日のようにランニングをして追いつくのがやっとなのだ、これを追い越せるようになったらようやくスーパーヒーローの仲間入りができるだろう、まぁ、なりたくもないんだが。

 

 原っぱで大の字で倒れる俺の横で平然としているスティーブと最近、よく会うようになったサム・ウィルソンは楽しそうに話をしている。

 

 サムはスティーブがキャプテン・アメリカだとしると尊敬の念を向けていた。

 

「じゃあ、彼が噂になっていたディザスター?」

 

「今は――と呼んでやってほしい」

 

「ぜぇ、はぁ、何の話?」

 

 俺が問いかけると「なんでもない」とスティーブが答える。

 

 話をしていると車に乗ってナターシャ・ロマノフがやってきた。

 

 仕事らしい。

 

「ボーヤ、早く来なさい」

 

「はいはい……人使いの荒い」

 

「荒い?」

 

「何でもありません、御姉様」

 

「早く来て」

 

 笑顔を浮かべているがあのまま言っていたら眉間を撃たれていたかもしれない。

 

 幸いなことにATフィールドで即死しないがほいほいと撃たれてはたまらないものだ。

 

 過去にオバサンを口にしてしまって頭に弾丸を受けて、続けて手榴弾を投げられた。

 

 生きていたのが本当に奇跡だと思えたほど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで、楽しい同棲生活は慣れたかしら?」

 

「誤解のある言い方はしないでくれ、俺とキャプテンの部屋は別だ」

 

「シンジの料理はおいしい、とても参考になったよ」

 

「あら、そうなの?」

 

 S.H.I.E.L.D.の輸送機内。

 

 スーツを着用したキャプテン・アメリカとブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフの談笑になぜか、俺は巻き込まれていた。

 

 横で話を聞きながら武装のチェックを簡単に行う。

 

「ボーヤ、説明の時間よ?」

 

 ナターシャに言われて渋々、空中投影されている画面をみる。

 

 ミッションはS.H.I.E.L.D.が保有する船舶、レムリア・スターが海賊ジョルジュ・バトロックによって占拠されてしまったという。船舶の中には多数のS.H.I.E.L.D.の技術者とエージェントのシットウェルが拉致されている。

 

 事態解決のため、テロ組織を無力化させることがキャプテン・アメリカと俺、そして対テロ作戦部隊S.T.R.I.K.E.である。

 

 S.T.R.I.K.E.を率いるのはエージェント・ラムロウ、はっきりいって、コイツは胡散臭くて好きになれない。陽気な性格でキャプテンをからかうことをするが能力は優秀。

 

 テロ組織にいた時に敵は味方の振りをするということを教わってきた影響か、どうもラムロウは信用できないイメージが強い。

 

「おい、小僧、キャプテンは行ったぞ」

 

「きっちり五秒、行きますよ」

 

 ラムロウに小突かれそうになったのを躱しながらパラシュートなしで飛び降りる。

 

「二人とも、パラシュートしていないぞ?」

 

「大丈夫だ」

 

 ラムロウの言葉通り、俺とキャプテンはパラシュート不要である。

 

 船舶には海賊の部下が武器を構えて見張りをしていた。

 

 音を立てずに着地してキャプテンが相手している場所とは別の敵を無力化させる。

 

「あら、早いわね」

 

 パラシュートで降下してきたナターシャが感心したように言う。

 

「じゃあ、キャプテンたちの方は頼むわね?」

 

「はいはい」

 

 なんで、こういう任務ばっかりくるかねぇ。

 

 俺はキャプテンと連絡を取りながら船の中の敵を無力化させていく。

 

 キャプテンとS.T.R.I.K.E.が要救助者とバトロックの捕縛に動いている間、俺はナターシャの護衛をしている。

 

 彼女自身に護衛は不要だと思うのだが、もう一つの任務を気付かれずに行うためだった。

 

「これさぁ、キャプテンに見つかると絶対に怒られるんだけど」

 

「任務よ、ボーヤ」

 

 長官ニック・フューリーから下された任務は二つ。

 

 一つは海賊の捕縛と救助、もう一つはレムリア・スターにあるデータの回収。

 

「あぁ、ナターシャさん?」

 

「何かしら?忙しいんだけど」

 

「こっちにキャプテンが」

 

――来るよ、という言葉を同時にドアが壊れてそこからバトロックとキャプテンが転がって来る。

 

 ドアから飛来した破片は自動的に機能しているATフィールドのおかげで俺とナターシャに被害はない。

 

 被害はないがキャプテンは怒っている。

 

「何をしているんだ!」

 

「任務よ」

 

「あぁ、キャプテン」

 

「キミの勝手な行動で周りに被害が出るかもしれない!」

 

「救助と捕縛が貴方の任務だけど、こっちが私の任務なのよ」

 

「フューリーの隠し事か!シンジ、お前も知っていたのか!」

 

「いや、俺はさっき……聞かさ」

 

「ボーヤは私の護衛も兼ねているから当然、知っているわよ」

 

 ウソだ。

 

 叫びたい気持ちに視界の片隅で起き上がったバロックの姿を捉える。

 

「二人とも!」

 

 叫びながらホルダーからグロックを抜いて発砲するも相手は通路の向こうへ消えてしまう。

 

 目の前に落ちているのは爆弾。

 

「キャプテン!!」

 

 俺の叫びにキャプテンはナターシャを抱きかかえるようにして爆弾の方に盾を構える。

少し遅れて爆発が起こった。

 

 二人の前に立って念のため、ATフィールドを発動する。

 

 キャプテンの盾はヴィヴラニウムという貴重かつ特殊な金属で作られていて、そうそう傷つけられることがない。

 

 しかし、万が一ということもあるのでATフィールドによる防御もつける。

 

 バトロックには逃げられてしまったが死者0、任務は成功といえるだろう。

 

 キャプテンの中の不満という塊については置いとこう。

 

 

――インサイト計画。

 

 

 S.H.I.E.L.D.が行おうとしているプロジェクトだが、

 

 嫌な予感がするなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ジャッカー、今、どこにいるかしら?』

 

 端末に連絡がきた、相手はマリア・ヒル。

 

 フューリーの補佐をしている女性。

 

 二年前の戦いにおいて、俺の数少ない話し相手の一人。そんな彼女からの連絡だから、お仕事だろう。

 

「休日で街へ出ているよ。久しぶりに一人でのんびり……ってわけにいかないんだろ?」

 

 先日、ニック・フューリーが死んだ。

 

 俺は立ち会えていないがスティーブの部屋にやってきて何者かに撃たれたという。

 

 あのニック・フューリーをやれる相手と考えると数は限られる。

 

『えぇ、今から指定するポイントへ』

 

「ごめん、それ、難しそう」

 

 通話をきる。

 

 振り返るとこちらへ笑顔を向けている素敵な女性がいた。

 

 綺麗な肢体を包み込む赤いドレスは男たちを魅了させるだろう。しかし、俺へ向けている激しい感情と獰猛な顔が台無しにしていた。

 

 はっきりいって、あんな女性に殺意を向けられる覚えはない。

 

 何より両手に持っている対物ライフルが全てを台無しにしている。

 

 広がる悲鳴。

 

 放たれた弾丸はオートで起動したATフィールドで防がれる。

 

 歪んだ弾丸が音を立てて地面へ落ちた。

 

「死になさい」

 

 二撃目。

 

 今度は直接俺を狙うのではなくてコンクリートの壁などを砕いて破片を飛ばしてくる。

 

 逃げ惑う人の方向ではなく、襲撃者の方向。

 

 相手は俺がくるとわかると対物ライフルを投げ捨ててドレススカートの中からナイフを取り出す。

 

 振るわれるサバイバルナイフを隠していたナイフで防ぐ。

 

「一応、確認、人違いじゃ?」

 

「そんなわけ、ない!」

 

 振るわれる蹴り、ATフィールドで振るおうとしたが顔に衝撃が広がる。

 

「な、にぃ?」

 

「あ、効いた」

 

 ATフィールドが発動しなかった?

 

 突然の事態に困惑しながら相手の刃を躱す。

 

 不思議なことに相手の動きがわかる。

 

 振るわれる斬撃を躱して距離をとった。

 

 この騒ぎだと警察だけでなく、S.H.I.E.L.D.の連中がやってくるかもしれない。

 

「てなわけで、逃げる!」

 

「な!待て!」

 

 追いかけてくるドレスの女性。

 

 落いてある対物ライフルを構えて狙撃してくるがATフィールドが起動して防いでくれる。

 

 走りながら距離をとる。

 

 このまま逃げ切れば、なんとか。

 

 

 

――ザキュ。

 

 

 

 脇腹に激しい熱が走る。

 

 何が起こったのかわからない。

 

 混乱する中で、ひたすらに走る。

 

 見つけた。

 

 少し離れたところでドレス女性とは別に銃を構えている奴。

 

 独特なデザインをした近未来兵器。

 

 太陽の光を受けて反射しているようにみえる金属の義手。

 

 顔は防弾仕様のゴーグルのようなもので素顔はみえない。

 

 だが、ある存在が頭をよぎる。

 

 

――ウィンター・ソルジャー。

 

 

 

 

 噂でしか聞いたことのなかった存在に攻撃を受けた俺は腹を抑えながら近くの橋から川の中に落ちた。

 

 




いったろ?シンジ君の(ことを殺そうとする)女がでたよ?

感想はみてます。

一応、ウィンター・ソルジャーでこの作品は終わりにします。

希望があれば、ウルトロンまではやるかも?

シビル・ウォーもみてはいるけれど、うろ覚えだからなぁ。


ちなみに作者はキャプテン・アメリカ、アイアンマン、ホークアイなど、色々大好きです。

あ、ガーディアンズオブギャラクシーも好きだよ?
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