戦いたくなんてなかったんや   作:魚介(改)貧弱卿

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海域攻略、中編

もちろん戦い以外もあるんだが

 

こと戦闘時において

フラグの回収率というのはかなり高い

 

具体的にはやったか!はやってない

なん……だとは勝利フラグ

思い出すのは必殺技

選択肢では左の道を選ぶ

 

まぁまだまだあるがそれを一々挙げていたら地球の木全てを切り倒して紙にしても足りないので割愛する

 

 

要するに

 

「マジかよ……」

戦艦ル級、装甲空母鬼

空母ヲ級、軽母ヌ級

重巡リ級、駆逐ハ級

 

複縦陣にて登場、さらに反航戦

 

これ仕留められんのか?

「お前のせいだぞ天龍!」

「俺かよっ!ふざけんなちったぁ手応えある敵が出てきたら面白えとか思った自分を殴りてぇ!」

「自爆してちゃ世話ないね」

 

軽巡組と俺が口論を始める…前に航空優勢を取るために艦載機を出す

 

既に結構落とされてしまったが

妖精の直接支援により数は戻っている

 

艦載機熟練度?推して知るべし

 

「高高度奇襲攻撃、行けるな?」

(はいっ!やってやります!)

 

この子は素直で可愛い、一番真っ当に好感度高い妖精だ

 

(……ぷしゅ〜)

 

あぶねぇな、今揺らいだぞ?

(大丈夫でしゅ!あっ)

「本当に大丈夫か?卵焼き食べる?」

(たべりゅー!!)

 

元気を取り戻したようで何より、

 

急降下奇襲っていうのは腐るほど使い込まれた古臭い作戦ではあるが、戦いというのは古来上を取ったほうが有利である

急降下突撃は戦法として現役なのだ

 

おそらく人が重力圏内で単独飛行できるようになっても変わらないだろう

 

そもそも人の構造からして左右はともかく上下の視界が狭いのだ、上から攻撃するのは下手に後ろを取るより発見され難い

 

「いけ!」

(攻撃かいしです!!)

 

ミサイルの様な高火力兵器こそ無いものの、それでも彗星は爆撃機だ、もちろん強い

 

突如爆撃に晒された敵艦は

速やかにそれを防御する姿勢に入り

ダメージを抑え込む

 

具体的には装甲空母鬼と空母、軽母が艦載機を飛ばして彗星を迎撃し、駆逐、重巡は対空射撃を甘く振って拡散させ、相手を寄せ付けない形にした

 

さすが鬼の艦隊、練度が高い

 

「奇襲攻撃ダ!総員対空姿勢!」

《了解》

 

対応の早い事早い事

 

しかし、駆逐、重巡の対空は狙いが甘く

味方にあたることも考えていないようで

言い方は悪いが粗雑だ

 

それを織り込んで艦載機の削りあいに持ち込むためなのだろう

 

[速さなら負けないんだから!]

[まず黙ろうか島風]

 

島風をなだめながら戦える自信はない

行けるかなぁ?

 

俺自身も追加で札を撒き、彗星を補充しつつ烈風も展開して護衛させる

 

「天龍、引き撃ちで誘い込め

時雨潜伏、夕立時雨から注意を逸らすために機を見計らって突撃」

 

「私はどうするの?」

「北上様は、雷撃用意を」

 

「くひひっ、りょーかい」

 

悪い顔してるなぁ

 

「俺はこのまま航空機壊滅まで航空戦を続ける、心配はいらん、ちゃんと妖精は生還させる」

 

そのまま大和撫子のブレードを起動して、アイヴィを停止、つまり海上から脱落して潜る

 

「司令官?!大丈夫なの!?」「問題ないよ、雷は待機

自己判断で砲雷撃を許可」

 

少しはランダム要素を入れたほうが予測しづらいだろう

「っ!了解」

 

雷が悲壮な表情で俺を見送り

俺は息を止めて潜水する

 

そのまま装甲空母鬼のお足元へ移動し

 

艤装の怪物を潜り抜けて

進行方向に向かって撫子で海水を薙ぎ、少しだけ波を作っ

て、ゆっくりと海水を動かして

 

アイヴィを再起動、急浮上する

 

動かされて揺らいでいた海水が急激な質量体の浮上に耐えられずに波を起こし、事前の先導によって渦を巻く

 

そう、渦潮が突如として出現したのである

 

小型とはいえ渦潮が、至近距離で発生した装甲空母鬼は渦潮を感知するより早く巻き込まれて

 

「おっそーい!」

 

島風的な高音に変声した俺のコールに煽られて俺へ集中する

 

この瞬間、鬼率いる六隻の艦隊は

装甲空母鬼と頭を持たない五隻の群れに分断されたのだ

 

天龍が重巡を引きつけ

横合いから飛び出した時雨が丁字有利からカットイン砲撃を決め

北上は駆逐艦にまとわりつかれ

 

夕立は軽空母をガンガン撃ちまくり

雷が戦艦ル級の目に探照灯の白光を叩きつける

 

散兵に対する奇襲は古来より効果的であるが、、俺がピンチ

 

何が悲しくて鬼の前に一人で飛び出すのか….

まぁ勝てるからなんだけど

 

渦潮は非常に小さく、また短期的

それ故に吸引力も強く

 

今、俺と装甲空母鬼は手が触れるほどの至近距離で向き合っているのだ

 

「死ネッ!バカ提督コノヤロウ!」

「なんかめっちゃ煽ってくるんだけど言葉のチョイスが既にボキャブラリーの貧困さを感じさせる」

 

俺は呆れながら両手を引き….

[行きますっ!][おうっ!][あらあらあら]

 

シャッシャッシャッドーン(主砲カットイン)

 

である

 

内訳としては

急加速した俺が風になって大きな空に吹き渡り…飛び膝蹴りをカマした後、至近距離で輝那ハンドガンを12連発し

弾痕を正確になぞって撫子でスライスした

 

未だに体が首を繋いでいるのが不思議な状態の装甲空母鬼はロクな攻撃も出来ないままにヤマトソードの餌食となったわけだ

 

弱い奴が悪い、いいね?

 

《アッハイ》

 

しかし大技であるため、戻りが遅く

トドメを刺すよりも装甲空母鬼(壊)が逃げる方が早かった…勿体ない

 

とでも言うとでも思ったか?

重巡と軽母それぞれを沈めた天龍と夕立が時雨を回収、

戦艦に単身立ち塞がっていた雷を援護して

 

4対1で砲雷撃を浴びせた

 

これで敵艦隊は

戦艦、重巡、軽母を失い

空母ヲ級も先ほどついにボーキが禿げ上がったらしく沈黙した、

 

戦意を保っているのは装甲空母鬼のみであり、そして既に大破状態だ

 

「艦載機モ、モウナイナ……ダガ

私トテ鬼ノ意地ガアル!」

 

大破状態のまま

無理に砲撃を発動した装甲空母鬼

それが油断していた天龍に突き刺さり

「ぐぅっ、クソがっ!」

 

ぐうの音を出した

 

その直後

 

「狙い撃つ」

 

再装填した狙撃銃、輝那NX(ネスクエッジ)によって再装填された主砲を打ち抜かれて誘爆、

最後の言葉を遺すまでもなく爆沈した




どうでしょう、散々ネタを積み込んでみましたが

>どんどん載せていい気持ち!
お前は呼んでない

600話記念番外編は

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  • 過去編深海勢
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  • ストーリーを進めよう
  • 戦争が終わった後の話を!
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