戦いたくなんてなかったんや

スピリットシップ

龍田が雪だるま式に増やしたという金は

十分な量に達している、

あとは賢く運用して堅実に貯めるか

博打で一気に増やすか、、堅実一択だな

なんでこんな事になったのかは本人の龍田にしか分からないだろうが、俺にとっては有難い事だ

これで艤装メンテが出来る

（欲望だだ漏れ）

「駆逐と軽巡のみんなをメンテして

そのあと悪いけど連続出撃してもらう、

その間で潜水艦たちの艤装をメンテしきる！」

今後の予定を立てる

もちろん予定はファジー極まるものだが

それでも立てないよりは道筋ができる分確実にマシだ

かっちりと立て過ぎても結局上手く動かなくなるだけ

『高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応する』

これが最高の計画だ

え？それは戦術レベルの話？

良いんだよそんなこと（震え声）

いつもの六駆を工廠から見送り

出撃する後ろ姿を眺める

雷やっぱり膝枕慣れてるな、、

違うよ！何考えてんだよ

《ｹﾝﾍﾟｲｻﾝｺｯﾁﾃﾞｽ！

違いますよ？

金はある、本日は時間もある

ならそろそろドックから引っ越そうか？

来てからそんなに時間たっているわけではないが

ここにいると裏勢とも顔を合わせる事になる

正直突然怒鳴られるのはメンテの邪魔だ

やめてほしい

「おい、お前まだこんな処にいたのかよ

さっさと帰れよ」

「今の俺はここが家だよ天龍」

世界水準超えの胸部装甲を持つ軽巡

天龍が今日のお客だった

「お話かい？ゲームかい？」

「もちろん、ゲームだ」

「よろしい、ならば戦争だ」

「なんって、今俺たち深海共と戦争中なんだけどな」

ハハハハハ！！

天龍と話す時は一々話題を考えなくて

良いから助かるな、龍田と話すとか

銃口を額に押し付けられながら外交してる気分になる

（失礼）

「ワンコイン？ツーコイン？オアスリーコイン？」

「もちろんスリーコインだ！」

「オーケー、、コイントスで先攻を決める

はっ！ほっ！、、表裏は？」

「表！」

「オープン、、、表だ、」

「よっしゃ！」

大げさな動作で喜ぶ天龍、、眼福です

（世界水準軽く超えてる、、さすが）

何がとは言わないがな、、

「俺が先攻だぜ！俺のターン！ドローを省略し

コストゼロのスピリット

スピリチュアルスネークを召喚！ターンエンド！」

「俺のターンドロー！、俺はラビクラスタを召喚！」

このあと一時間半続いた、、

「ラストターンだ、、

戦女神ゲフィオン召喚！効果発動

ガラスの女神フレイヤの効果により

俺のライフは残り一で残留している、、

さらにグナにパーフェクトリペアを発動し

再度効果発動！BＰ28000！アタック！

さらにレオンエクスカリバーのブレイブにより

ダブルシンボルだ！」

氷姫、機獣デッキなのだが、わりと強い

とくに姫が揃うと強い

「ぐっ、、ダークティラノザウラーで

ブロックだ！」

「俺はこの瞬間、インヴィジブルクロークを発動！ブロックはできんよ！」

「なっ、、てめぇ！それ禁止カード！」

「別に公式ルールとは言われてない！」

どうせティラノザウラーをゴミにして捨てるか

ライフを捨てるかの二択を選ばされているにも等しい

「わかった、インビジブルはやめてやる

ダークティラノは破壊だ、、お前のスピリットは今ブレイズスピナー1体、

ジャノメ シールダーによる

回復阻害でこの次のターンは動けないぜ？」

「仕方ねえっ！ドローに賭ける！」

「そうかそうか、グナの攻撃終了

続いてゲフィオンでアタックだ！」

「くっ、、ライフで受ける」

さて、三戦三勝だな

「なんでお前そんな古い、ブレイブもろくに入ってないようなデッキで勝てるんだよぉ、、」

「失礼な、ダブルキャメルとジャノメシールダーとレオンエクスカリバーは入っているぞ！」

「三体な、、普通数盛るっての、

異魔神でもねぇブレイブしかない上

アルティメットも入ってない

そんな古いデッキ止めろよ、、」

「機獣は強いぞ！特にブロック！

書いてある数値が当てにならないからな

それにお前はなんで赤のソードブレイブに

こだわるんだ？

正直ダークティラノよりシャイアークで

突っ込んだ方が速かったぞ？」

「そりゃこだわるだろ！主人公のカードだぜ？

そこらへんに落ちてるような物と

ブレイブなんて出来るかよ！」

ちなみに、こういう光景は実は週一で

展開されている、絶対に休みになる日が日曜な為

俺は日曜の午後は空く、そこに手が空いた艦娘が来る、おはなしする、以下ループである

一応メンタルケアの側面を持たせている

鎮守府の医務官と相談した結果だ

最近天龍がゲームにハマったため、

古めのカードを集めてデッキを作り直した

メテオラインデッキにしていないだけマシだ

終焉描かれしキャンパスとか

グラウンドオブロロが回れば勝てるからな

他の艦娘も歌自慢やお絵かきや

おやつやとさまざまな目的で現れる

夕雲先生が官能小説を書いて感想を求めて来るのがなかなか悩ましい事だが

アレはアレで助かっているため、続いて欲しいとも思う

それを抜きにしても文才、画才共に備えた

強力な人材である、しっかりと成長して欲しい

「あとは、、、天龍、罰ゲームだ」

「ううぅ、、またぁ、、」

俺はこのタイミングを心待ちにしながらゲームしているのだ、さぁ！罰ゲームだ！

「今度は、、そうだな、、、」

「あんまりヘンなのにはするなよ、、」

「うん！決まった！

天龍が一番可愛いと思う動物になりきって

ワンシーンどうぞ！」

超無茶振りだ、、何が出るかな？何が出るかな？

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蒼羅くんはこういう時にはっちゃける事でストレスを発散していますw