「………はぁ………………暇だ」
何もすることがない
仕事が終わってしまうと何をしよくという訳でもない時間が生まれてしまう
普段なら絶好のメンテタイムなのだが、俺はまだ安静を言い渡されている
故に何をするわけでもない
という訳だ
「そういえと思って、持ってきたっぽい!」
「ちゃんと里見さんに許可は取っているから、安心して」
「いっちばんに推せるやつ持ってきたの!」
白露型の皆さんおはよう
「おはよう、提督」
「おはようっぽい!」「おはよう」
白露型の序盤ナンバー3人が
持ってきたというのは…
キャリーで移動可能にしたディスプレイと…DVDプレイヤー?
「映画見るっぽい!」
「今日は非番…というか、休みの日だからね、」
「三連休なんていっても、鎮守府には休みはないし、今日は五月雨が
午前遠征任務なのよ」
「なるほど…で、タイトルは?」
「
「うん、待とうか」
まず何故それをチョイスした?
そしてそれをどこで入手した?
「…………待ったっぽい、それじゃあ見るっぽい!」
「僕としてもこれは面白かったよ、提督、これは良いものだ」
「イチオシなんだから!」
……仕方ない、白露型の頼みだ
艦これの顔扱いすらされる事のある大人気艦娘たちである
ちなみに吹雪、六駆、島風、鹿島、金剛あたりが同様に、顔扱いされる
有名艦娘である、無論みんな可愛いのだが、特に時雨、金剛、
島風のネームバリューは大きい
そして、艦これ入門時にお世話になる相手にして、最強の敵
………猫吊るし
最強の深海棲艦、切断棲姫
………考えないことにしよう
「始まったよ、提督」
「ステキなP.A.R.T.Yしましょ!」
「お前それ言いたいだけだろ…」
「ちゃんと踊れるっぽい!」
そりゃ振りを簡単にして、みんなで踊れるようにしてるからだ
「………っ!」
やっぱり剣は受けるのに銃は当たらないんだな
銃をまともに攻撃手段として使ったのってファイズとディケイドくらいじゃないか?
おっと、バールクス構文が…
「っぽい?」
おっぱい回避…扶桑だったら当たってたな…失礼
[キッ!]
睨んでくるんじゃない、お前なら当たらないから、ほれ、お前も映画に集中しなさい
[シノビいないの?]
[あれは存在しない枠だからな]
[なら良いや]
せっかくのレジェンズを見逃すとは…
なんともったいない
……あ、やっぱりクウガには盾装備とかはないのね?
「面白かったっぽい!」
「ゼロワンゼロワンゼロワンゼロワン…」
「だめだ、白露がゼロワンに汚染されてる、一番はいいけどそれはバッタ
…割と前からバッタか」
「最初からバッタだぞ?むしろトンボのV3からバリエーションが出たんだし」
視聴後の感想などを話しつつ
足をバタバタさせている夕立をベッドから下ろす、
「一応だけど医務室のベッドだし、俺の足下敷きにしてるからな」
「夕立、さすがに足を下敷きにするのは良くないよ、ちゃんと避けないと」
「俺の肩の横に顔置いてるお前が言うな」
時雨は俺のベッドの、上の方に来て…俺の肩に首を乗せながら映画を見ていた、
「何故だい?映画も提督の横顔も見られる最高のポジショニングじゃないか」
「俺の横顔見過ぎなんだよ!お前は映画を勧めに来たんだろ?まずは映画を見ろよ!」
きょとんとした顔で俺の方を見てくる時雨から間を離しながら言うと
時雨は離れた分寄ってきて
「提督はすぐに無茶をするせいで監視が必要なんだから、僕は必然的に
この位置に来るし、提督の監視の関係上、提督を見るのは当然のことさ」
俺の片腕にくっついた時雨を剥がす
「なら腕にしがみつくな」
「僕が映画を見るためには提督の確保が必要なんだ、提督が大人しくしているうちは
僕も映画を見られるから、そのために腕を取るのは極めて自然で当然の行動だと思うのだけれど?」
「………一部の隙もない理論だ…」
クソ…なにか…何かアラは無いのか?
……………
無いな(論破)
「さぁ、提督」
ぎゅぅと腕の力を強める時雨
…………
「まて、もう見終わっただろ?」
「なにを言ってるんだい?たしかにライダーは終わったけど、
これから戦隊も見るんだよ?」
マジかよ
「ダメですよ、そろそろ定時検診の時間ですから、それに夕食も近い」
「里見さんっぽい?」
「何故自分の名前に疑問符が付き纏うのか…ちょっとした研究になりそうだ」
時雨を遮り、里見くんが入って来る
「………チッ…」
時雨?聞こえてたよ?今の音はなに?
「僕はヤンデレじゃない僕はヤンデレじゃない僕はヤンデレじゃない僕は」
なんか極小のボイスでつぶやいてんだけど、なに言ってるかわかる?
あと白露、お前はディスプレイに近すぎ、一番近い位置ってか?
目悪くなるぞ
「はいはい、それじゃあ連れてきますね〜」
「っぽ〜い」
「キャーッ!」
恐らくは里見くんのサポートに呼ばれたのだろう龍田さんに白露と夕立が連行されていった
「せっかくの休みも提督と一緒にいられないなんて…」
時雨も流石に連行には身の危険を感じたのか、大人しく従う様子だ
「…助かった」
「いえいえ〜、私は里見さんに頼まれただけですから〜」
龍田の笑顔が…怖くない…だと
「今何か〜?」「いえなんでも」
俺が否定した直後
龍田は俺の方に寄ってきて
「…みんな心配してるんですから、早く元気になって、戻ってきてくださいね?」
俺の目元にかかっていた髪を上げて、目を合わせてきた
「…あぁ、わかっているさ」
じきに復帰するから、もう少しだけ
待っていてくれ
600話記念番外編は
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過去編深海勢
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裏山とかの話を
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テンプレ転生者(ヘイト)
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ストーリーを進めよう
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戦争が終わった後の話を!
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しぐ……しぐ……