すぐに終わったな、みんなアレなら安泰だ
漁船でしばらくついていき
軽巡ホ級
駆逐ロ級二隻
駆逐ハ級
の計四隻を発見、即座に開幕爆撃と先制魚雷で攻撃をかけ、駆逐ロ級二隻を撃破
ホとハはそれぞれ小破だ
映像記録カメラを回しながら
俺はエンジン出力を上げて艦隊軌道を離脱する。もちろん魚雷が飛んで来るが
「ぴぎいっ!」
パッと出てきた白タコヤキがそれに食らいつく
「ぴっ、、ぴっ、、ぴぎぴっぴぎー」
『あむ、、あむ、、美味しかったー』
俺の帽子の上に着艦して感想まで、
ちょっと可愛いです
結局魚雷は不発に終わったと理解した敵艦隊は俺を集中攻撃することを諦め、、そして爆轟と共に沈んだ
「遅えよバカ」
「私は結構急いだんだけど、、遅かったかな?」
「いや艦娘じゃなくて深海棲艦に言ってるんだよ」
隊列を組み直して進む
この海域なら確か二戦しかしないはず
もう戦わなくて良いかな?
そんなことを考えて漁船のエンジン回転数を下げ始めた俺は、波の振動に気づいた
「潜水艦来るぞ!対潜警戒厳としろ!」
「潜水艦?この海域では見たことない、、
きゃあっ!」
突然飛んできた魚雷によって、
蒼龍がダメージを受ける
服が破けるのは目に優しい光景だが、足元がいただけないな
「響!やれるか?」
「やるさ」
響が海中にひそんでいた潜水艦を発見
捕捉し、魚雷と対潜攻撃
響は魚雷と電探の装備だったようだ
「命中、、」
雷撃の撃ち合いとなった対潜戦
これはこれで困る
何せ目標が見えない、有視界戦闘を前提としている俺は基本何もできない
そもそも武装などないが
漁船のソナーを武装とは呼べまい
え?艦娘のソナー?アレは武装区分だから
対深海棲艦専用武装だから、
必死に魚雷を回避する俺と蒼龍
響に攻撃を任せっぱなしだ
「命中」
沈めたらしいな
「響!終わったか?」
「うん、二隻とも沈めたよ」
「そりゃ良かった」
今度は三人で漁船に集まる
「蒼龍、艤装を治すから脱いで」
「えっ?、、/////」
「だから制服艤装じゃなくて弓を渡せって意味だよ!」
「あっ、そういうこと、、はい」
蒼龍から受け取った艤装を手早く分解し、ダメージを解析して被害箇所を交換していく
「すごい、、早い」
「今の技師さん、ちょっとかっこいい」
三十分で艤装を全快状態にまで持ち込み、蒼龍に返した
途中二人が何か言っていたような気がしたが、何か言ってたのだろうか
まぁ、いい、燃料も給油できたし
弾薬も補充した、艦載機も回復済みだ
こういう時に母艦のありがたみってあるよな
え?お艦?違うよ母艦を『はは』って
読もうとするんじゃないよ
いやお艦もありがたいよ?
むしろ俺としてはお艦はクリティカルだよ、だがやはりロリお艦はア艦(非誤字)と思う
「さて、目標地点まで残り80海里
巡航速度で二時間半と言ったところか」
羅針盤で時折方角を確認しながら進む
この羅針盤は海軍が艦娘黎明期に世界の表に出てきた陰陽師達と共に作り出した、安全な方向、又は敵がいる方向を指し示すアイテム、
ゆえに声に従って進めば敵艦に会えるし
大破しても帰投できる
もっとも、最初にはそんな便利なものではなく『どんな時でも鎮守府の方角を指し続ける』
という機能に特化していたらしいが
今は安全なルートで進んでいるが、、
よし、、敵影なし、進路変更なし
目標の島はもうじきだ、、
彩雲、電探、ソナー、羅針盤と
様々な道具で索敵を密に行い
安全性を確保しながら進み、ついに
島へたどり着いた、
「提督の指令だと、
ここで引き渡しするらしいけど」
蒼龍のつぶやきは、、ただ虚しく響いた
海岸に突ったつ俺達は、それらしき影を見つけることが出来なかったのだ。
指定の引き取り時刻になった後も、
しばらく待ってみても誰もこない
「周囲の海域の哨戒を頼む、どこかで襲われて救難待ちの可能性もある」
「了解、響、出撃する」
「我が機動部隊、出撃します!」
二人にそれぞれ左右周りのルートで島を回ってもらう
ことにした、、
艦娘が出撃したあと、俺は重かった武装物のトランクケースを置いて十メートル程離れた波止場に座り
突如爆発したトランクに吹き飛ばされた
海に叩きつけられ、そのまま意識を失った、、
side change
「♪〜♪」
「またその歌か、、あんたも懲りないね」
「家の伝えですから」
私は今、海上を走っている
唸る主機が水を蹴立て、進んでいる
「そうか、、」
ため息をついて黙り込んだ彼女をみて
私もため息をつく
種族が変わったからか、日焼けもしなくなった、年もとった様子はない、私の艦載機運用も相変わらずだ
そして、未だ弟に会えていない
私が九つになるころに離別してしまった弟
私の大好きな空の名を冠した子
「また考え事?」
「弟の事を、ね」
「またそれ?早いとこ諦めときなよ
実際にそれやって拒絶された元姉ちゃんがここにいるんだけど」
「貴方と私はちがうでしょう?」
「ヒュー!冷たくてあっついね〜!」
「どっちなのよそれ」
軽くいいながら、隊列に戻る
「実際、考えてみなさいよ
家を出て行った姉ちゃんが、箸より重いもの持てないはずだったのに姿変わって帰って来た時には素手で鉄の塊握りつぶす握力出してるのよ?」
それは、、確かに、すこし怖い
「そんなものよ、家族なんて、
あんたもさっさと諦めときなさい」
カラカラと笑った彼女は
そのまま去って行った
「そうね、、私たちは、結局は化け物よ
でも私は、、」
それでも、、蒼羅の事を、、愛している
side end
意味は 海、星空、、姉
感想、評価、、まってます
600話記念番外編は
-
過去編軍学校
-
過去編深海勢
-
裏山とかの話を
-
テンプレ転生者(ヘイト)
-
ストーリーを進めよう
-
戦争が終わった後の話を!
-
しぐ……しぐ……