ヘブンは前回ですよ?
朝っぱらから酷い目にあった
『ひっどーい!私との逢瀬は酷い目にしないでよ!』
『うるさい、お前の態度が悪い』
『辛辣ーもうちょっと優しくしてくれても良いんだよ?』
頭の中で川内と言い合いながら
「ていとくー、、お酒ちょうだーい?」
現実で呑兵衛から酒瓶を死守している
忙しいこともあったもんだ
『呑まずにやってられるか!って奴ね』
「ん〜、、」
ちょっと唇を差し出すのは何故ですか隼鷹さんって!速い!
「動揺したお主の負けよ!この酒は頂いた!」
言うが早いか飲み出した、、はぁ
朝ごはんは何でしょうねー
(現実逃避)
「この酒はけしからん、実にけしからん!けしからんから腹に収めてしまおう!」
「そんな戦中の主計担当みたいな事を、、」
『ねー提督ー!?』
「あぁ、もうどっちもうるさい!、隼鷹は酒飲むんなら部屋から出る!川内は騒ぐな!」
取り敢えず二人を黙らせてから
身支度を整え、出勤だ
忙しい、、
「今日は、、メンテの内容についての話だったんだが、、
どうした?随分体調が悪そうだが」
「いえ、睡眠不足と疲れの残りです」
「そうか、、おつかれさん」
何気ない一言が、心に染みる
「ありがとうございます!俺には救いです!」
急にテンションが上がる、
猫背気味だった姿勢も直り、気分が上向く
「回復したなら何よりだ、それよりメンテを進めるぞ?」
「はいっ!」
道具を取り出す所から指導された、
こう言う時には、自分には至らない所だらけだと実感する
お陰で空中に道具を投げて浮いている間に使って空中に戻して、道具が浮遊してるように見える現象が発生する様になった
一級艤装技師の基礎技能、空工展開 と言うらしい、最初はこんな謎技をやってられるかとは思ったが、出来るようになれば便利だ
なにせ道具がいちいち移動しなくても取れる
「私達はみーんな出来るよー」
「一級艤装技師なら全員できるだろうな」
みんなぶっ飛んでるんですねわかります
「久しぶりに771研究室全員集合してみたいなー」
「お前な、、問題児どもを支える事になる俺たちの苦労を考えろ、それに十九人だぞ?多いわ」
「たった十九人じゃん!宴会とかだったら百人集めても余裕なくせに!」
「宴会ならルールがあるからだ、問題児相手にそれは適用されない」
室長もだいぶ苦労されている様子で
眠れているのだろうか?
「はぁ、、もはや地獄絵図だ」
室長頭の中には何が展開されているのか
おそらくちょっと以上に想像を絶する事態なのだろう、なにせ一級艤装技師十七人全員集合である
化け物どもの集会なんて
たしかに地獄絵図だ
「集まるのならテレビ電話でも使え!集合したら間違いなく問題を起こす連中だぞ!」
室長が声を荒げる
非常に珍しい光景と言えるだろうが
それを素直には受け取れない
むしろその声こそが事態がどれだけ切迫しているかを雄弁に語っているのである
「話を戻すぞ、君のメンテはまだ未熟だ、本来の実力を発揮できていない[キラ付けメンテ]など呼ばれてはいてもそれは未だ完全でないのだ、、故に」
「君の実力を引き出す為の修行だ」
そこから地獄が始まった
一週間に及ぶメンテ地獄の中、
日々無表情で過ごしていった俺は
ついに連続投擲したパーツを使って20メートル彼方の艤装を修理する技能を身に付けたのだった
次第に反応がなくなっていく俺に恐怖を覚えたのか、ナナイ研以外誰も話し掛け無くなったが
まぁ、問題はない
8日に及んだメンテ地獄、正式名称
艤装技師育成、難度甲 をクリアした俺は
ある日、飛鳥さんに突然呼ばれたのだった
「何ですか突然」
「ん?一緒に問題考えてー?一級艤装技師試験の」
「誰がやるか」
嫌悪感と共に吐き捨てたが、
「随分素直なお答えだねー、デュエルで決める?」
謎の返答と共にデュエルを持ちかけられた
まぁ、仕方ないか
「真のデュエリストはデュエルを断らない、受けてやる」
「「
「なんてするかボケ」
「きゃん!」
頭を叩いて話をごまかす
俺に真のデュエリストなんて謎の職は重すぎる
メンテ技師だけで十分だ
「俺は二級技師、一級の問題を考えられる立場じゃない」
「じゃあ私と契約して、一級技師になってよ!」
誰がするかだれが!そんな明らかにバッドエンドに染まるのが分かりきってる契約なんて
え?少女ならする?
やめようぜそう言うの、
最近はヤベーイのも増えてるからさ
「ねーぇー!最近二人でやってて飽きてきてるのー!前回の二級なんて面白そうだと思ったのに一人しかクリアいないしー!」
ん?、、一人しかクリアしていない?
それ、、なんか聞き覚えが
「それ俺だよ!、、お前か!この頭が元凶か!この!」
捏ねくり回してやった
ふぅ〜、スッとしたぜー
「こんなところに居られるか!俺は自分の部屋に帰るぜ!」
捨てゼリフだけ残して部屋に帰る
その道中に、、
「こいつはここで飲んじまうか、、こいつはええっと、熱燗にすっかな〜」
「おい!廊下で酒盛りはやめろ!
参加者が膨れ上がるだろうが!」
室長が隼鷹を叱っている所を見つけてしまった
しかし、、そっち!?
参加者が増えるのが心配なの?!
邪魔とかじゃないの?
「そこは問題ない、廊下は基本広いし
少々遠いが迂回路もある」
「それでいいのか大本営」
「上の方は困るかもしらんが、現場はそうでもないな」
それからひとしきり笑い
本当に通りかかった那智が飲み始めたために部屋に隼鷹を引きずりこむのに苦労するのだった
結局深夜まで飲みまくった挙句
今度は那智が始めた酒盛りに
人間達まで参加し始めて
酔いつぶれた奴らの救助活動を夜を徹して行う羽目になったのだった
日常回ですね?日常とは一体
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