戦いたくなんてなかったんや   作:魚介(改)貧弱卿

54 / 649
今回ひどいです
将棋好きな人は飛ばしたほうがいいかも!
(秋津洲)


ぞく、将棋の国

「ええっと、まずは基礎的な事からはじめましょう、駒の動きは知ってるなら省略するわね」

 

結局は皆さんが持ち回りで教えてくれる事になった

 

「ええっと、、たしかイエスマンで只々前に突撃することしか能の無い自分の未来()すら予測できないくせに金になろうとする愚かな兵士」

 

「最初の前提から教えてあげるわ」

 

「え?これでいいって言われて友人に教わったんですが」

「そのお友達連れてきなさい!」

怒鳴られてしまった、、

それに

 

「無理です、もういないので」

死んだことにしておこう、世界が違うから最低でも会えないのは同じだ

 

「うぅ、、ちょっと悪いことしたわね、、でも!将棋を馬鹿にするのは容認出来ないわ!駒の名前からして間違ってるし!」

霞さんキツいです、目線がキツいです

 

「で?ほかは?」

「え?」

「ほかは?(凄み)」

「アッハイ」

 

ええっと、たしか友人は

こんな感じだったか?

「車の名を冠する割りに突撃しかできず責任をかぶるのが嫌で撤退指示ができない無能指揮官のキョウと

唯一ほかの駒を飛び越える特性ゆえに天狗になれば即座に歩兵に喰われる脳の足りない馬

あとは、、金銀いるのに何故か銅が居ない不足した陣形と飛んでるハズなのに何故か他の駒を飛び越えられずに逃げ道を塞がれる飛車と、名前の通りに角を取れば一方向にしか進めない雑魚に成り果てる角行、、だったっけ?」

 

「大体動きにあってるのが少しイラつくわね、、マイナスイメージは忘れ辛いとはいうけれど、、それに飛車ってそもそも飛んで無いわよ?」

 

「えっ?マジですか」

「大真面目よ、そもそも飛車っていうのはね、ものすごく早く走ってる人力車や馬車のようなものよ、ほら

中国に汗血馬ってあるでしょ?」

 

たしか、、ええっと、、中学の国語で聞いたような覚えが

 

「血の汗を吹きながら燕を踏んで空を走ってみせた、日に千里を駆ける馬、そんな感じで余りにも早くて地面に車輪が付いてないようにみえるってだけなの」

 

「それじゃあ結局は浮いてるだけで、飛び越えられるまでの高度には上がらないのか」

 

「そういうことね、飛車が他の駒を飛び越える事が出来ないのはそのせいよ、その代わりに昔の戦車みたいに突撃できるけど」

 

なるほど、、謎が一つ解けたな

「じゃあ角は?」

「角行は、人物名とされているわ

富士山信仰の宗派の修験者とかなんとか

なんで斜めに動くのかは分からないけど、多分それはチェスの僧侶(ビショップ)役になぞらえてるからね」

 

「なるほど、僧侶と修験者で」

 

「まぁ強引な解釈だけどね」

 

「それなら銀と金は?」

 

「金銀は守りの駒、大駒の中でも近衛を任された衛兵よ

重装な分機動力は劣るけれど、王の周りを守護する仕事である以上、機動力は要らないでしょ?

それに、銅は硬いじゃない、柔軟な動きを必要とする近衛兵に硬いのはむしろ邪魔よ」

 

「あぁ、なるほど」

「そもそも攻撃力だの防御力だのが存在しない分、少々不利なのは否めないけどね」

「肝心の王を置いていくわけにもいかない、と」

 

「そういう事よ

理解してくれたのなら何よりだわ」

 

にっこりと笑顔を向けて下さる霞様

踏んで下さい←違った

 

さて、

 

じゃあ最大の質問だ

 

「そもそも、なんで平面が前提なんですか?山とか城とかあるでしょう、平原で同規模の戦力をぶつけ合うなんて消耗戦、軍師がいるなら避けるでしょうに」

 

「そもそも奇襲とかしたら平等なルールじゃなくなるでしょ!何考えてるのアンタ!バカなの?死ぬの?!」

 

「あれ?バカの次は死ねじゃ無いんですか?霞さんのテンプレ展開はなんか投げながら死ねって叫ぶ奴じゃ」

「死ねっこのクズ提督!」

 

バフッ!という音と共に

俺の帽子が奪われて投げつけられたのを悟る

 

悟りって小五ロリって書くらしいねw

 

「インドのチャトランガは遠距離攻撃が可能な『砲』正確には『炮』(バオ)があったり、川が中央を横切っていて、車は渡れないんだとか、国家だの騎士道がどうとか構成の都合とかでそういうのを切り捨てて平原でのぶつけ合いを前提としたチェスがモデルだから日本も平原前提なのよ」

 

「なるほど、、して貴方は?」

 

「あぁ、失礼しました、青葉です!一言お願いします!」

「えっ?あぁ取材の類か?」

 

「本当に一言で、しかもどうでもいいことを言って終わらせましたの、、」

 

熊野さんごめんなさい

 

「取材の類ならちゃんとした許可を取ってほしいな、我々とて軍規に従っている以上は守秘義務もある」

 

「許可なら取ってきてます!さぁ

一言で良いので!」

 

「着任挨拶で良ければな」

「ならそれでも!」

 

「はぁ、、本日より、横須賀第三鎮守府に研修のため着任させていただく、神巫蒼羅少佐です、若輩故、至らない点も多いと思いますが、皆さんどうかご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い致します」

 

「見事なまでにテンプレート来ましたね、、これは堅物な予感!」

「挨拶を聞けばカタブツだとは誰でもわかりますの、それは予感ではなく理解ですわ」

 

熊野さんナイス

「もう一言!何か個性的なものを!」

 

「二級艤装技師、一級陸上洋上特殊無線技士、情報技術一級の資格を持ってもいますので、皆さんのメンテナンス、オペレートなど多角的にサポートしていきたいと思います」

 

「意外と凄かった!」

「資格マニアさんでしたか?」

 

「いえ、生きる為には必要だったもので、それでは」

 

さっさと執務室へ移動する事にして、青葉と熊野と

廊下の角からチラチラこちらを見ている霞を振り切って投げつけられた帽子を被りなおしながら廊下を歩いて行く

 

すると

 

「待ちなさいよ!」

 

後ろから追いかけてきたのは

霞?

 

「アンタバカ?!知らない施設歩き回って目的地に簡単につけるはず無いでしょ!私が案内してあげるわ!」

 

結局世話焼きだったようだ

ツン世話とは一体、、

600話記念番外編は

  • 過去編軍学校
  • 過去編深海勢
  • 裏山とかの話を
  • テンプレ転生者(ヘイト)
  • ストーリーを進めよう
  • 戦争が終わった後の話を!
  • しぐ……しぐ……
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。