「……仕事終わったぁぁぁ………」
今日も今日とて似たような書類をたくさん書いたし判子を押したし色々と監督した
最低値で建造できたのは皐月と初風
もちろん両方とも艤装は大本営送りである
「……はぁ……」
いよいよ日取り的には14日後となった鎮守府の一般開放に向けて色々と書類が増えて仕事は増えて見るべきところや注意点やら把握するべき点やらが増えているのでそもそも今日は徹夜な予定だったのだがまず
「それ以前に、応援やらで艦娘の出入りが多いんだよなぁ……」
現在時刻は23:19
ちょっと明日に影響が出そうな
『寝ているべき時間』だ
「あぁ……ダルい……」
体はバキバキ言うが、まるで無視して
一旦食堂に赴く
フィリピン産……では無いが、南部の方の某鎮守府から届いたバナナがある筈だ
(鯉住マーク)
夜食はあまり良く無いが、バナナならストレス軽減にも栄養補充にも役に立つ
「……まみやさぁーん」
「私厳しいんでしょうか?」
「え?」
「まみやさーんって、いま……あれ?アマゾンズでは無い……?」
七羽さーんなリズムで言ったのは確かだが、さすがに彩度を下げろとは言っていない
アマゾンズはあまり好みではなかった(ガチバッドエンドダメ派)
「……チヒルォは誰なんだ?」
「えっと……青……青……」
イメージカラーが蒼の艦娘を考えているようだが
艦これの中では青色をパーソナルカラーにしている艦娘は割と少なく『緑青=蒼龍』『白青和装=加賀』『白青洋装=五月雨涼風』と言ったところだろうか?軽巡に蒼がパーソナルカラーの子はいたかな……?
「というかアマゾンズなんてなんで知ってるんですか間宮さん!あんな衝撃的なモノを見たら仮面ライダー観歪みますよ!ゾンズ以前にウィザードとかファイズとかの履修してから挑戦できる発展課題ですよ!」
「私だって最初からああいった物だと知っていれば最初には見ませんでしたよ
でも一旦見始めてしまったからには最後まで見たいですし、シーズン2までちゃんと見ました!」
チヒルォ!の最終決戦とその果てまで見た上でその反応ができるなら逆にすごい精神力だ
フィクションであるが故にめちゃくちゃな要素を両立させ得るストーリーと強調される理不尽さは時に実話すら凌駕するというのに
「……はぁ、とりあえず、このまえラバウルの第10から送ってもらったバナナ、まだありますよね?」
「はい、昨日赤城さんのおやつに使ってしまいましたけど、まだ幾らかは残っています」
「逆にそれほどの量があったということか……」
そこそこな量届いた、と言われはしても実際に目にしたわけではなかったが
まさか赤城さんのおやつに耐え得るほどの量とは
「とりあえず、少しもらえますか?
ここからもう寝るところなんですが、すこしは腹に入れないといけないので」
「わかりました、すぐ取ってきますね」
「あ、いやあんまり急がなくなも良いんですよ?別にそこまですぐじゃなくても」
慌てて間宮さんを諫めようとするが、その時にはすでに間宮さんは俺の視界にはいなかった
「」
そして、約1分が過ぎたころ
間宮さんが戻ってきた
「提督、美味しいバナナ、持ってきましたよ」
「あぁ、ありがとう」
黄色く熟したバナナの身を二本分
多すぎず少なすぎずと言った量、食べ盛りの高校生あたりなら不足するかもしれないが書類仕事メインの俺たちには十分なそれだ
「……」
「……」
早速皮を剥いて食べようという時に
間宮さんが視線をこちらに向けているのに気づいて、視線を合わせる
「どうかした?」
「いえ、なんでもありませんよ?」
「……そうか」
どうにもこちらにばかや視線が向いているように思うのだが、まぁ気にしないでおくか
[多分、自分が作った夕食は食べにこなかったのに貰い物のバナナは食べるのか、って考えてるんじゃ無いんですかね]
[ひぇっ……]
なんて恐ろしいんだ間宮さん……
「ご馳走様でした、すいません
ちゃんと夕食の方を食べれなくて」
「いいんですよ、その辺はもう
忙しいのはどうしようもありませんからね」
「……ありがとうございます」
理解ある顔をする間宮さんにそれ以上何をいう事もできずに、俺は食堂を後にした
--翌日--
「次のウルトラマンはトリガーっていうっぽい?」
「トリガー最後に押せって言ってたゼット初変身からすでに次回作の発表は始まっていた……?」
駆逐っ子達は新しいウルトラマンの情報で目が焼かれているらしく、その周辺の話題を必死に集めているようだが、俺はその辺のことに関わるならすこし後になるだろう
「時雨、それは穿ち過ぎな意見じゃ無いか?たしかにもう決まっていたとしても
それを一話時点で参加山する必要はない
それにわざわざボタンとかいう必要もない
結果として語句に名称が被ったとしても不自然ではないだろう?」
「うっ……」
「それと今日からちょっと忙しいから
俺はしばらく付き合えない、すまない」
「しょうがないっぼい、我慢するっぽい」
「おっ?……夕立はえらいな〜……」
「ぼ、僕だって我慢できるよ!」
ちょっと夕立の頭を撫でてやってから視線を時雨に向けると、時雨も何かを決断したような表情でそう叫ぶ
「はい、ありがとう」
「あっ……」
幸せそうな表情になる時雨の頭をゆっくりと撫でてからその場を離れて
俺は会議室へと赴いた
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