さぁ行こう佐世保鎮守府へ、、
面倒な部屋の片付けは終わった、新幹線と成田を駆使すれば三日で行けるには行けるはずだ
部屋の内装も全部処理したので何も残っていない
スーツケース一つとキャリーバッグ一つ、最後に首にかけたペンダントと
羽織っている第二種軍装、いわゆる簡式装と呼ばれるものだ、これも軍服だけあって生地が硬質で、一応九パラ程度なら完全に防げる防弾性能と厚さ7ミリの鉄板程度の対刺突、斬撃性能を持つ
え?性能高杉?そりゃ民間に流れてない秘匿技術とかも使われてますから
具体的には二世代くらい先ですから
なんちゃらフォンもサーティン位行ってますから
深海棲艦登場時、自衛隊や各国の軍による攻撃が行われたが、艦載の砲は命中時こそ効果があったが、そもそも的が小さすぎて命中、至近弾が難しく、費用的な面で劣っている上に、向こうの武器は性能が高く、機動性も向こうの方が優れているという問題があり、結果として海上では敗退した、勿論陸上では圧倒的に機動力や据え置き砲による火力などで優ったが、陸上兵器では海上の深海棲艦に攻撃し辛いという問題があるため、
結局、国際的海上輸送が事実上不可能となり、
資源量の乏しい日本は必然的に一つの素材を長く使う
壊れた素材を使い回す、そのためハイスペック化とエコロジーに長じざるを得なかったわけだ
その結果が
最寄駅で新幹線に乗り換える為の最短ルートを見つけ、そこまでの切符を買う、
電車に揺られながらこの光景も見るのは最後か〜
なんて考えつつぼんやりと車窓を眺め
!今すれ違った電車に乗っていた加賀と目が合った!?
↑(それが見えるコイツもコイツでおかしい)
その後は何事もなく電車と飛行機とバスを乗り継いで佐世保に移動し、鎮守府の門を潜った
「初めまして、翌日付けで着任す、へゔっ!」
鎮守府正門を潜って任地着任の挨拶を放った瞬間であった
空中から長良型四番艦[由良]が飛んできたのである
当然、いくら少女とはいえ、決して吹き飛んで来たのを受け止めるなんて事が出来るような勢いでも、落下速度でも重量(艤装含む)でもない
必然的に体ごとぶつかって数メートル先まで纏めて飛び、着地の際は派手に地面を擦った上に雪だるま式回転を披露することになる
ゴロゴロと転がって態勢だの何だのと言うどころか制御が効くはずもなく
回転が止まった時にはすでに彼は意識を失っていた、、
「ええっと、抱きしめられちゃってますね」
「キャーーー!」
由良さんを回収しに来た佐世保の艦娘の叫び声が響いた
さて、着任早々吹き飛ぶというなんとも佐世保らしい魔境っぷりですね
ね?
タイトルのハードコートは硬化処理の事、
ホワイトコートは軍服の白い上衣の事です
600話記念番外編は
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しぐ……しぐ……