戦いたくなんてなかったんや   作:魚介(改)貧弱卿

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状況と真相

「お疲れ様、、」

「ありがとう、霞」

 

結局ずっと重巡や軽巡の艦娘たちに引き回されるのはダメだと席を離れ、駆逐、戦艦、潜水、空母と回る

 

「提督さん、卵焼き、いっぱい焼いたんだけど、たべりゅ?」

 

「たべりゅぅぅぅー!」

 

美味しかった、俺好みの甘いやつと

白米へ伸びる箸が止まらなくなるしょっぱいやつ、炒めた玉ねぎを刻み込んだやつ、同様にベーコンを仕込んだ奴

種別が色々出てきて全く飽きない

 

どれも美味しい、、

たべりゅ教に入信していてよかった

 

「卵焼きばかりでは偏ってしまいますよ?」

鳳翔さん、、煮物おいひいれふ

違った、美味しいですありがとうございます

 

鳳翔さんは嫁というより母

全ての(日本)空母の母と呼ばれるだけある母性溢れる艦娘である、、

ちなみに雷もオ艦と呼ばれる

 

え?声帯の妖精が同じ?

何を言っているのか私にはサパーリ

 

[へぇー、、鳳翔さんかぁー

霞に手を出したと思ったら今度は母性ねぇ]

 

頭の中でメチャ睨みされとる、、

どうすれば良いかな?

[とりあえず鳳翔さんから離れる]

 

[アッハイ]

「すいません鳳翔さん、ちょっと呼ばれちゃったので行ってきます」

 

「どうぞ、行ってらっしゃい、、いつかまた会えるから」

 

うっ、、母親ムーヴが、、

凄まじい勢いで溢れる母性が、、

鳳翔さんに送り出されるとすげえ帰りたくなる

 

なんかこう、鳳翔さんがいる家が俺のいるべき場所というかなんというか

 

[伝わる?このフィーリング]

 

[伝わってます!]

[ありがとう五月雨ちゃん

君だけが俺の味方だ]

 

頭の中の五月雨を褒めながら現実に立ち返る、

「ていとくー?楽しんでるかーい?」

 

隼鷹、、飲むのはいいけどお前は飲みすぎたらアレになるだろうが、、自制しろよ

 

「あぁ、楽しんでるよ」

「良かった良かった!みーんなあんまり話せてないって言っててなー?提督の方から話しかけてなかったのか?」

 

「あぁー?、、最初の一週間くらいしか話しかけてなかったな、、大概返答はなかったから話しかけるのやめたけど」

 

「その姿勢は悪手よ!」

「提督っ?」

 

一ノ瀬提督が割り込んできた

 

「正直神巫くんがあんまり話せてなかったのは時間と場所が問題なのよ、そもそも盤に向かってる大淀に話しかけても集中し過ぎて盤と相手しか見えてないでしょ?」

 

「えっ?、、はい!って私、話しかけられてたんですか?」

 

「ほら、ご覧の通りよ」

 

なかなか悲しい話だ

大淀だってべつに無視してる訳じゃないのに俺だけ勝手に誤解して嘆いてた訳か、、

 

なんというか、なんというか

[虚しい]

[元気出してください!提督!]

[アンタがそんなんだったら艦隊の指揮に影響出るでしょ!]

[ねーねー、夜戦マダー?]

 

お前はブレないな、、川内

 

[私がブレたら誰が提督を引っ張るのー?だから私はブレないっ!]

 

[んなキリッ!とか付きそうな感じの声やめろや]

 

「だから!もっと積極的に!持続的に努力しなくちゃ!ねっ?」

「はーい」

 

かんっぜんに忘れてたけど、一ノ瀬提督自身もファンクラブが出来るくらいには凄い美人なんだよな、

一瞬○○大臣とか○統領とかに凄く似た人達が見えて焦ったけどまさかそんな訳ないよな

 

国防放り出してファンクラブなんて訳ないよな

 

そのうち深海勢もファンクラブ入りしそうな気がしなくもない俺なんだが、、俺自身はファンクラブには入らない

なぜって?ファン活動なんてしてる時間が惜しい

 

[カッコつけなさんな、どうせ視線がチラチラ寄ってるのはわかってるから]

[川内の目が節穴なのはわかりきった事実だった]

 

[はぁっ?!ちょっとどういう意味よ!こたえて!]

ガタガタと頭の中で騒がれても困るんだけど、、

 

(ていとくさんはきょうでおわかれなのです?)

(じぶんはついていきます)

(もーっとわたしにたよってくれてもいいのよ?)

妖精ズ、、あとなんで最後のは雷風なんだ?

(かみなりじゃないわ!)

 

(いくならさっさといきなさいよ、くずていとく!)

 

かすみぃ!お前まで妖精化、、ちがったコイツはアレだクリスマス艤装の霞似妖精だ

 

可愛いことは否定しないけどその程度の可愛さでは霞には遠く及ばんぞ?

 

いやそもそも可愛さとか

どうでも良いけど

 

「なーにやってんのさ!提督っ!」

 

「隼鷹?お前酒どんだけ飲んだよ」

「んー?・・・一升瓶行ったから一升は確定だな、詳しくは覚えてないぜひゃっはー!」

 

お前は全くこれだから困り者なんだよ、、はぁ、

 

「提督さん」

くいくいと袖を引かれたおれは

しゃがみこんで、その

駆逐艦、時津風と目線を合わせる

 

「どうした?時津風」

「提督さんはいなくなっちゃうんでしょ?もっとお話ししたかった!」

 

「おいおい、泣くなよ」

「一緒に遊びたかったしお話もしてない!」

 

「泣きながら叫ぶんじゃないよほら、誤解されるだろ?」

飴をあげ、、られないなこれ

どうしよう、、

 

「ほら、俺は明日の朝に此処を出るから

それまで一緒にお話ししような」

 

「わかった!一緒だよ?」

「おう」

 

[まーた幼女に手を出して、、]

 

[違う!かわいそうな少女に手を差し伸べただけだ!]

[その差し伸べた手は一体なんのためなのかしら?]

 

そのあと、めちゃくちゃ詰られた




たべりゅうぅう!

600話記念番外編は

  • 過去編軍学校
  • 過去編深海勢
  • 裏山とかの話を
  • テンプレ転生者(ヘイト)
  • ストーリーを進めよう
  • 戦争が終わった後の話を!
  • しぐ……しぐ……
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