戦いたくなんてなかったんや   作:魚介(改)貧弱卿

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策と策

提督の出撃がみんな伝わった直後、

俺に発生した仕事は、

こぞって提督の元へ行こうとする艦娘たちを鎮守府に繋いでおくことだった

 

みんな焦りすぎだよ

彼が大丈夫と言ったんだ

大丈夫さ、

 

と笑ってやればすぐに落ち着くので楽ではあったが、数が数である、戦いは数だよ兄貴

の言葉通りに1件1件処理して行くのでは手が足りなくなり、最終的にみんなを講堂に集めて演説をやる羽目になった

 

演説の内容そのものは提督が第一艦隊の出撃について行ったと言うだけの簡単なものだが、提督は安全と繰り返した結果か、騒ぐ子はいなくなった

 

もう大丈夫だと思いたい

ダメだとしたら困る

色々と、対応しきれないぜ

まさかこんなケースを体験することになろうとはな、全くもってツイてないぜ

 

いや逆にこんなケースを事前体験できた俺はツイてるのか?その辺の評価は人によって異なるだろう

 

俺はツイて無いと思う

だって騒がしいし無断出撃しようとするし、艦娘を押しとどめるのって滅茶苦茶辛いって実感しちゃったもの、俺

 

そもそも艦娘のスペックは人間のそれを遥かに凌駕する、つまるところ、実力行使に出たら艦娘を止める事など出来ない、、いや提督命令(れいじゅ)という上位権限はあるが、それで反感を溜めればいつ寝首を掻かれるかわからない、

 

綱渡りだなぁ、提督業

 

それだけ慕われてるって事で強引に納得しておこう、

艦娘マスター(ていとく)は安全に命令できるって事だろ、簡単だ

 

俺バッジ持ってねえんだけど

言うこと聞いてくれないかな?

 

艦娘マスターに、なりたいな

ならなくちゃ(生き残れない)

絶対なってやるー(切実な願望)

 

憧れでもなんでもないけど生き残るためにならなくちゃ!(使命感)と言うわけだな

 

その結果愛の深い艦がヤンデレラに…死ぬ

 

どちらにしても死ぬ、、

大本営の罠か

 

嫌な罠も合ったものだぜ

「提督さん、、」

 

「心配するなって、大丈夫さ

あの人なら」

 

どうせ深海棲艦の艦隊ごとき

すぐに打ち砕かれる

 

あの人に限って負けはない、

笑ってやればいいんだよ

「俺としては帰ってきた彼らを笑顔で迎えるために準備をしておくことを提案するぜ」

 

具体的には酒、

勝利の美酒とか言うやつだ

 

正体は脳内麻薬による高揚感なんだがな、

 

え?身もふたもない?

実際そうなんだから仕方ないだろう

 

「行儀よく待ってるだけじゃないけどな?一応燃料を補給しておく必要があるな、千、万に一つ突破された時のために備えておこう、各区間に一人ずつ武装した艦娘を置くよ、それ以外は待機、いいな?」

 

《了解!》

大淀さんと一緒に

各部で最も活躍できそうな艦娘を選定する、例えば廊下なのでは夕立のような突破、突撃力に秀でた艦、ホールなどでは扶桑さんの様な大火力艦、のような地形適合を利用して一つずつ武装艦娘を決める

 

一応燃料を補給して置くように指令を出す

ここの臨時司令としてそれくらいは許可してもらおう、、いざとなったら怒られるのは俺だけで済ませる

 

どうにかなるだろ(楽観)

みんなハイパー強いし

 

俺の仕事はパニックを回避した時点で半ば終わったとすら言えるからな

 

あとは彼らが帰ってくるまで待機するだけだ

 

と思っていた時期が私にもありました

 

「敵艦隊発見の報が入りました、どういたしますか?」

 

お、、おう、どうする

ったって迎撃一択なんだがな

「まずは出撃可能な艦娘のスペックを教えてくれるか?敵の種別とのすり合わせで合理的な艦隊を編成する」

 

「了解しました

敵旗艦戦艦レ級以下

駆逐古姫

軽巡ホ級エリート、輸送ワ級エリート

空母ヲ級改フラグシップ

軽母ヌ級改フラグシップ

以上です」

 

なんてことだ、、

ホとワ以外全員化け物じゃないか、、

特に対空とか絶望だぞこれ

 

どうすればいいんだ、、

特に姫、どうするんだ、、

よし、整理しよう

まず

戦艦+空母+駆逐のレ級

駆逐、軽巡、正規空母、軽空母

輸送艦

 

どう見ても輸送を護衛する艦隊

よし、先に輸送を狙おう

狙撃で

(かにくらアーミー思考)

 

戦艦一、正規空母二、

駆逐一、雷巡一、軽巡一かな?

 

 

武装は、、雷撃で軽巡、駆逐を先制して狙う事を想定して先に数を減らすように甲標的を、、

 

そんな風に頭の中で部隊編成を組み立てながら大淀と相談して、大枠で合意できた所から詰めていく

とはいえ少しのズレが出るのはやむを得ない、その場合は大淀を優先して編成を進めた

 

五分後

第ニ、第三艦隊を招集し

編成を伝える

 

「戦況は絶望的だ、敵は戦力を分割し陽動を掛けてきた、それに間抜けにも引っかかってしまったわけだが

敵艦隊を早くに発見できた為、基地航空隊の援護と共に艦戦、艦爆ガン積み空母ならなんとか航空拮抗に持っていけると想定がついた」

 

「では!我々は」

「それは今から言うよ、編成は」




戦闘は次回!(漫画流巻数稼ぎ)

600話記念番外編は

  • 過去編軍学校
  • 過去編深海勢
  • 裏山とかの話を
  • テンプレ転生者(ヘイト)
  • ストーリーを進めよう
  • 戦争が終わった後の話を!
  • しぐ……しぐ……
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