《不定期更新》男性アイドルは超満員の中音楽なしで一人歌うことができるだろうか 作:星燕
おひさしぶりです。星燕です。
なんか遅くなって思った人。
正解です。1日遅れました。申し訳ない。
いや、投稿を忘れたとかじゃなくて。
なんというか、少し休んだだけなのにオリ主の
性格を忘れた感じですかね。
ぶっちゃけ書き方が手探りでした。
もうね、どのくらいコミュを進めてるのかわからない。
コミュ作ろうかしら。ペルソナ的な。
そんな感じです。
今日も今日とて俺は家でゴロゴロしている。
なぜかって?
休みだからだよ!(某肉塊師匠風)
今日は土曜日。更に今週は三連休。1日目くらいはダラダラとしても文句は言われまい。全力でだらけてやる。(働くフラグ)
プルルル プルルルル プルル
HAHAHAHA!!
ダラけるっつったばっかだぞこら(フラグ回収)
ガチャッ
「はい、東郷です。」
「あ、もしもし東郷く「ただいま電話に出ることができません。後ほどお掛け直しください。」」
ガチャッ
ふぅ、なんかねこみみの声が聞こえた気がしたが…まぁ気のせいだろうな。うん。
だって俺家の電話番号教えてないし。携帯電話も教えたのはリサと美咲と有咲、千聖さんとつぐみ…いわゆる保護者達だ。
特に頻繁に連絡…というか雑談をするのは美咲とリサだ。
美咲は苦労してるんやなぁ…って連絡が来るたびに思います。(思います。)
リサは…なんというか。呼び出されたと思ったら上から下までトータルコーディネートされ。歩いていたら後ろから飛びつかれ。お昼を食べているとナチュラルに向かい側に座っている。
なんでいつもいるのかって?
しらねぇよ。誰か教えてくれよ。頼むよ(切実)
ふぅ、怖い怖い。嫌な汗が出てきたぜ。麦茶でも飲もうと席を立つ。
ピンポ-ン
チャイムが鳴る。あー、インターホンかな?どっちだろ。まぁいいや。
「はーい。」
「啓斗ー!来たよ!」
「なんでですか。」
「お姉さんと一緒に昨日のアニメを見ようじゃないか。どうせ録画してるんでしょ?」
「モカちゃんもいるよ〜」
おまえら気づいたか?
俺にプライベートと休日は無いらしいぜ。
「外暑いだろうし今日はいいけど、今度から事前に連絡くれよ?」
『『『『『はーい!』』』』』
なんかいる。なんか多い。なんだろう、全てを失敗したのがわかった。今度からは居留守を使おう。
「鍵空いてるからどうぞ。」
__________________________________________
「お邪魔します!」
「おう、邪魔される。」
全員揃ってやがる。まじかよすごいな。
俺の家のリビングって人が二十五人入っても若干余裕あるんだなぁ。
こんなことで新しい発見しても全然嬉しく無いぞ。
「早速見よう!」
こいつら本気なのか?特にボーカル陣とベース陣。
「お前ら知り合いが出てるアニメを知り合いの家で見るとか羞恥プレイにもほどがあるよな。」
「しょうがないじゃん。家が厳しいからアニメはダメなんだよ。」
お父さん、それくらい許してやってくださいよ。それが原因で男の家に押しかける娘とか親的にどうなんですか?
なんかいま可愛いから良いんだって聞こえた気がする。なんだろう、寒気がするな。今日はもう寝ようかな(現実逃避
「私はいつも早く寝るから夜のアニメを見たことがないの!」
「蘭が見たかったらしいんだけどみんなリアルタイムで観てたから録画してなかったんだよ。見せてやってくれないか?」
「ちょ、巴!?」
「さっすがともちーん、ドS〜」
「あ、私たちもこころに誘われたから来たんだよ。」
いつもいつも元凶はお前かこころ。
羽沢珈琲店しかり、アイドル云々しかり、事務所しかり、ライブしかり…etc。
この前の黒服さん集団不法侵入事件もお前のせいだったな。
ん?もしかして俺はいますごく真相に近づいているのでは?
いや、事件とかもそうだが、社会とか世界とか経済とか。
そういや弦巻ってどこかで聞いたことあるような…あれ?アニメのスポンサーにそんな名前の会社あった気が…おれ、コマーシャルに入るタイミングのスポンサー紹介みたいなやつで『この番組は弦巻グループの提供でお送りしました』って言った気がする。
…やめよう。これ以上考えると何か良くないことが起こる。具体的にいうと消される。
「じゃあ俺は自分の部屋に戻るから、何かあったら呼んでくれ。喉乾いたら冷蔵庫に紅茶とほうじ茶と緑茶と麦茶があるから適当に飲んでくれ。つまみたかったらそこの棚に軽食とかスナック菓子がある。分からないことは勝手に決めつけずに俺に聞きに来ること。」
「はいはーい!トイレはどこですか!?」
「廊下の突き当たりです。一つ言うとするなら、日菜はアイドルなのでそう言うことは大きな声でしないようにしましょう。」
「リモコンの使い方わかんなーい!」
「美咲、俺にはもう無理だ、手に負えない。あとは頼んだ。」
「え、ちょっと、私もわかんないよ。」
美咲に頼んだのには理由がある。その理由とは…
「大丈夫。お前はいつもこころと一緒にいるだろ?ならいけるさ!」
そう、つまりそういうことだ。あれはエネルギー的には台風よりちょい上くらいあるだろうから、それを抑えられる美咲のエネルギーは津波を一人で止めるくらいはあるだろう。ゴットハンド!つって。
「いやいや、普通に無理でしょ。なにその漠然としている上に謎に説得力のある顔して全てを乗り切ろうとするスタンス。」
おっと、お気に召さないのだろうか。
「いや、美咲は爽やか系が好きなのかと思っていたので。」
「いや、そりゃまあ熱血漢より爽やか系が好きなことは否定しないし君も結構好みのタイプではあるけど、そんなことで乗り切れるほどこの問題は簡単じゃない。」
「儚い…儚いっ!」
薫さん…どんな時でもそれだな。なんだろう、儚いって言葉以外しゃべれないのかな。
「薫さんはちょっと静かにしててねー。」
「それはそうと美咲、コーヒー飲むか?」
「あ、貰う。」
「アイス?ホット?」
「ホットで。」
「ほい。ついでにケーキな。じゃあよろしくー。」
「わかったー。…いや、待て待て。ちょ、啓斗…って居ないし。」
さてと、逃げるが勝ちだ。ついでに操作説明の紙も置いて(押し付けて)来たし大丈夫だろう。
「啓斗くん?入って良いかしら。」
「あー、千聖か。なんかあった?」
もしかして下で暴動でも起こっているのだろうか。
「いえ、私も出演者側だし気まずいと言うか恥ずかしいというか。」
なるほど、確かにそうだ。千聖さんは俺が演じる翡翠蒼と最終的に付き合うことになる白鳥舞というヒロインの役をしている。
なるほど、確かに気まずい。しかし、俺の方が気まずい。なぜこれからセリフで、とは言え告白する予定の相手と二人で、密室で、過ごさなければならないのだ。
ちなみに、先日俺がリサ達に手伝ってもらった時に千聖を選ばなかったのはその辺りが理由である。
「まぁ、しょうがないか。どうぞ。なんも面白いものなんかないけど。」
「対して期待してないから大丈夫よ。」
「おーおー、辛辣ですなお嬢様。」
「私が執事を雇うとするなら甲斐甲斐しく仕事をする私に忠実な執事よ。」
「そうか。俺がメイドを雇うとするなら千聖みたいに毒舌がすごいけどデレると以上に可愛いメイドだよ。」
「それ、褒めてるつもり?」
「あぁ。俺の中で最上の褒めことばだぞ?」
「あなたに期待したのが間違いだったわ。」
「おっと、期待されてたのか。そりゃ悪いことをした。お詫びに読み合わせに付き合おうか?」
「誠意は感じられないけど、まぁそれで許してあげるわ。」
「それはどうも恐悦至極。」
ここまでほとんど間を空けることなく喋り続けた。その事実と内容にどちらからともなく笑いが漏れ出す。
「あなたきっと執事役が似合うわ。」
「じゃあ千聖はお嬢様だな。世間知らずで傲慢でドジっ娘の、な。」
「あら、どういうことかしら?」
「さぁ?自分の心に聞いてみろよ。」
「全くわからないと言っているわ。残念ね、あなたの言っていることが伝わらないの。」
「よく言うよ。俺が彩と喋るとむくれるし日菜を呼ぶと睨んでくるし麻耶を褒めると不機嫌だし。あぁ、そっか。嫉妬深いを入れ忘れてた。」
「あなたに言いたいことはたくさんあるわ。でもとりあえず一発殴らせなさい。」
おっと、何かが彼女の怒りに触れたようだ。全く、龍の尾を機関銃で撃ち抜くなって何回言ったらわかるんだいジョージ。
「それで、読み合わせはしたいのか?」
「もういいわよ。誰かさんのせいで疲れてしまったしね。」
「誰だそりゃ!俺が連れてきてやるよ。」
「あ・な・たです!」
「oh...そんなに怒るなよ。」
「あなたといると静かな時間はないわね。」
「そんなに褒めるなよ。」
「ふふっ、ええ、そうね。褒めすぎたわ。」
やっと千聖が笑顔に戻りました。部屋の外からのプレッシャーが消えたよ!
人ってあんな黒いナニカを出せるもんだっけ?まぁいいや。
「うえっ、もう30分経ってんじゃん。俺は下に戻るけど、千聖はどうする?」
「どうするもなにも、私があなたの部屋で待っているとでも?」
「分かってるって、言ってみただけだよ。」
日頃周りに振り回されてるんだから、少しぐらい振り回してみたい。
いや、物理ではなく。
さてさて、と。静かだったけどあいつらなにしてんのかな。
壁に隠れながら様子を伺う。なぜか悪いことをしている気になってくる。
あれだ、小さい頃にやったスパイごっこ。謎の緊張感とターゲットの押し付け合いが始まるあれだ。
そこにはなぜか両手で顔を覆ったはぐみ、香澄、あこ以外の全員がいた。
あ、違う。薫さんはいつも通り片手で押さえて儚いしてるわ。
この日、ほとんどの人がなにも言わずに帰って行きました。
あこちゃん曰く『ソンシ』したらしいです。
はい、お知らせです。
この度、週一回不定期更新にしようと思いました。
理由としては書くスピードですね。
でも、完璧な不定期更新は待っていただいている人もいる中で自分的にいやでして。
週一回は書きます。
なので、二日連続で書いてたり全然更新ねぇじゃん!な週があったりするかもしれません。
もう最初から書き直そうかな。
ヒロイン総選挙in令和元年・夏
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千聖こそ正妻
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リサ姉まじ天使・RMT
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蘭のツンデレ最高
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紗夜さん愛してます
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その他(感想欄にて受け付けます。)