パチモノ勇者の成り上がり   作:雨在新人

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タクト様御一行の簡易紹介となります
ネタバレは多少含みますしぶっちゃけあんま読まなくて良いです。タクトハーレムメンバーの名前が列挙されて誰が誰だっけってなったときにでもお使いください
因に反転部分にある末路は予定です。変わるかもしれません


おまけ 藤季柘兎(ふじいたくと)と愉快なハーレムたち

偉大なる全ての勇者様(笑)

タクト・アルサホルン・フォブレイ

髪の色:金髪 性別:男性 年齢:18くらい

レベル:330 所有武器:鞭とその他

職業:鞭の勇者

神受スキル:異性に絶対に一途に好かれる

 偉大なるタクト様。全部の勇者武器を持てる特殊なパワーと神から与えられた異性から一途に好かれまくるスキルを駆使してやらかすスーパー転生者

 あの世界の転生者の中では最強。その結果ぶっちゃけ多くの転生者を殺して勇者武器を溜め込んでおり、女神からはこいつ何がしたいの?と呆れられていたとか。もう一人の最強転生者ことネズ公と比べても言い訳のしようがなく、転生者キルスコアに至ってはダブルスコアやトリプルどころでなくハンドレッドスコア単位。こいつひょっとして転生者内の裏切り者じゃなかろうか。本当の裏切り者であるがそれっぽい言い訳は出来てるし転生者側の利になることもやってるネズ公の代わりに疑われてる可哀想な奴

 というのは仮の姿。職業がしっかり鞭の勇者扱いになっていることから分かるように、鞭だけは正規所有である。鞭はタクトが何時かネズ公のように女神を裏切り勇者側に付いてくれると信じており、タクトから離れない!とネズ公の干渉とか剥奪能力とかをはね除けている。散々やらかしてるタクトが女神から転生者に仕込んだ安全装置で殺されないのも、鞭によるレジストの賜物

 結果、こいつガチで裏切り者だ!獅子身中の虫だ!殺せ!と転生者陣営からは目の敵にされている

 最後はネズ公に喧嘩を売り、カーススキル『ヘルストリンガー』に吊られて死亡。魂だけで逃げるも、魂に刻み付けられたタクト・アルサホルン・フォブレイを吊り殺すヘルストリンガーの呪いは解けておらず、(今のタクト認定されないくらいの)幼少の姿のホムンクルス以外に魂を入れると即死する

 因にだが、彼をぶっ殺した事でネズ公の転生者側からの評価は更に鰻登りである

 

タクト・セブン・フォブレイ

髪の色:金髪 性別:男性 年齢:7歳

レベル:35くらい 所有武器:鞭/槌

職業:鞭の勇者

 白衣ロリの趣味で作られていたタクト・フォブレイ7歳の頃の姿のホムンクルスに魂を入れて復活したタクト様。タクト様第二形態。だが、レベルは肉体依存のためクソザコ化している。ぶっちゃけ今ならリファナとラフタリアがコンビで掛かれば何とか勝てるレベル

 こんな姿になっても神受スキルの力かハーレムは一切瓦解していない。とはいえ、スキル効果が弱まったのか、アトラはある程度回復していたり、リファナには効果を解除されていたりする

 相変わらず鞭の勇者(正規)。なのだが、本人はまだまだ勇者武器は沢山あった方が強いとか思って転生者に勤しんでおり、自分が鞭にだけはしっかり勇者として認められているという事に気が付いていない

 外見が幼少期化したことで前世である藤季柘兎の面が強く出るようになっており、苛められっ娘であった柘兎の性格から、ネズ公に怯えるようになる

 

 

 

タクトハーレム主要陣

エリー

 メイド豚。ちょっと性格がヤバくなったリーシア。タクトの幼馴染であり、タクトの初めての相手。今のタクトにとって誰よりも大事な人である。ぶっちゃけ、ネズ公にとってのリファナ枠であり、エリーへの想いからふとした切欠があれば、タクトはしっかりとした鞭の勇者として覚醒しうる為、鍵とも言える存在

 結構なヤンデレであり、独占欲はかなりのもの。タクトのスキルは見境なく魅了する為沢山寄ってくるが、それは正直イライラするらしい。タクトに本当に必要な人材以外いっそ殺したいと思っていたり。マルティは隙があれば殺していた

 とはいえ、タクトガチ勢な面々(タクトハーレム主要陣に記載される者達)とはそれなりに良い関係だとか

原作ではタクトを庇って無駄死にしたり、タクトと一緒に殺されたり、自分がゾンビに襲われてるのにタクトが襲われた事に気を取られて死んだり色々だが、一貫してタクト本人を裏切ることはない。今作では……タクト第二形態が死んでいる間にネズ公によるものと偽装されマルティによって殺される。それにより、ネズ公と二度蘇ったタクトは最後の戦いを繰り広げ……

トゥリナ

 狐豚。その昔ラクーン種によって封印されていたという伝説の化け狐ロリババア。タクトによって封印を解かれ、タクトに惚れて仲間入りしたらしい。タクトハーレムの中では超古参。幼少期に鞭に選ばれたタクトと割と直ぐに出会っている

 タクトハーレムの中では頭が回る方。恋は盲目であり、タクトに言われればスキル効果もあって割と何でもやるが、昔の者達が殺せなかった程の化け狐というのは伊達ではなく、案外タクトの立ち位置や行動の不味さとて理解している。鞭の勇者であることも、それに気が付かず転生者としてすらアホやらかしてる事も。ってかそもそも魅了スキルに自分が掛かってることすら理解している。それを何時か気が付くじゃろ、と何もせず見守っているのは……やはり、惚れた弱みなのかもしれない

原作ではビーストスピア他で良く出落ち的に死ぬが、今作では……最終メンバーの一人、槌の勇者トゥリナ。エリーを殺され、ネズ公と殴りあった果てに鞭の勇者として覚醒したタクトを支えて勇者側に付く

アシェル

 空飛ぶ豚。グリフィンの王女。空飛ぶフィロリアルを絶滅させた魔物の末裔らしいが……

 レベル上げしていたタクトに負け、仲間入り。タクトが初めて鞭の勇者としての力を使った相手であり割と古参。あんまり魅了の影響はないが……

原作ではフィーロと対峙したりして、大体酷い死に様を晒す。今作では……

 

 

 

 

ナナ・フォブレイ

 妹豚。タクトの妹。流石のタクトも実妹にまでは手を出していない

 兄の性格がアレなので、割とアレ……かと思いきや、この世界ではそこそこまともな性格。だがタクトを絶対正義とする行きすぎたブラコン

 原作では改心せず暴言はいたりしてアレな殺され方をするが、ちょっとましになった今作では……ホムンクルスの体でルナ・カイザーフィールドに殺され、普通には生き返れなくなった兄を蘇らせるため、自分の体をタクトの器にする形で魂は消滅。タクトはタクト・ナナ・フォブレイとして妹の体で復活するが……

 

タクトハーレムの皆様(主要陣以外)

レールディア

 ドラゴン豚。竜帝の欠片のうち特にデカイ部分を持つタクトが育てたドラゴン女

 本来はタクトハーレムの中では特に強く、発言権も高い。はずなのだが、四聖勇者を狩るだけの戦いのはずの場所で妙にデカイフィロリアルに手も足も出ずに一方的にボコボコにされ、片方の翼や角等多くのものをむしりとられた結果、ハーレム内での地位は地に落ちたとか何とか

 産まれたときからずっとタクトのスキルの影響を受けており、性格は中々のクソ。何ならスキルの影響が強すぎて、タクト本人よりも女神側の意図を無意識に優先してしまう癖があり、エリーからは疎まれている

 原作では大抵ガエリオンに食われて消し去られるが、今作では……

 

ネリシェン

 シルドフリーデンの長のアオタツ種。ドラゴン同士レールディアと仲が良い……フリしているが、本心では敵同士。エリーからは勝手にやって共倒れしてろと思われている

 原作ではドラゴン化してイキるも大抵いやなる必要ないが?とボコボコにされる哀れな噛ませとして死ぬが、今作では……

 

シャテ

 魚っぽい亜人。良く雷でこんがり焼ける

 

 

 

ユー

 シルトヴェルトの纏め役の孫娘なゲンム種の亜人。原作には居ないパチモノ勇者オリキャラ。亀っぽい亜人の癖に影やってる変な奴

 エリーとは幼馴染であり、仲は良い。物静かで、主張が弱い

 原作に出てこないため、原作での死に様は特にないが、今作では……ルナ・カイザーフィールドにより人羽織にされ、死亡。タクトが転生者カイザーフィールド家と袂を別つ切欠となる。最後までタクトには忠実

マーシュ

 シルトヴェルトの纏め役の娘なシュサク種。同じくパチモノ勇者オリキャラ。チャイナな鳥

 本来ネズ公からしてみれば鳥は天敵なはずだが、あまり気にされていない。結構煩いらしい

 原作に出てこないため、原作での死に様は特にないが……

 

アシェン

 犬亜人の少女。パチモノ勇者オリキャラ。教皇に乗せられてタクトがホイホイ出てきた戦いで一行だけ登場。一応アシェルとは別人だが……。以降出番は無いモブなので忘れて良い

 

裏切り者の皆様

白衣ロリ

 白衣豚。名前不明。そのうちでっち上げるかもしれない。タクトの能力を改造したり色々とやらかすラトのライバル。タクトに惚れている……

 ように見えるが、転生者側の尖兵であり、女神の使徒寄りの存在。であったが、女神を裏切り一度はタクト側に付く。のだが、女神の欠片のマルティに睨まれ、女神側に鞍替えした蝙蝠幼女

原作では色々実験に突っ込まれて死ぬが、今作では……妹をだまくらかしてタクトの魂を自分に入れさせ、異性から好かれるタクトのスキルを無効化(タクトが女判定になる為女への影響が消える)。スキル影響下の皆のタクトへ向いてた魅了を女神の端末たるマルティに移し、色々と更にやらかそうとするものの、エリーによって殺されて死亡。そのままマルティによりエリーは殺される

 

マルティ・メルロマルク

 ヴィッチ。それ以上の説明が要るだろうか

 

おまけ

藤季柘兎(ふじいたくと)

 タクト・フォブレイ様の前世。元康と同世界出身の"少女"。当たり前だが、兎なんて字が当てられる奴が女の子でないはずもない。自意識過剰な正義の味方じゃあるまいし

 元康の世界はエロゲっぽいと言われていたが、彼女の環境もほぼ同じ。苛められ、強姦され、助けを求めた親からすら襲われて心を閉ざした暗い雰囲気のエロゲヒロインな女の子。けれども、彼女は主人公たるべき相手の選んだ運命のヒロインではなく。誰にも救われず、一人自殺し……その魂は女神メディアの眼に止まり、そんなに男が怖いならと男の姿で転生させられることとなる


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