担当は霧子と凛世と冬優子です。
生きてます。
今日は、とあるイタズラをしようと前々から考えてたから、ある人と待ち合わせ。
仕掛け人は私、田中摩美々でお送りしますよー。
今日は何の日か知ってますか?
じゃじゃーん、なんとまみみの誕生日なんですよー。
誕生日をお祝いしてくれるらしいその人を待つ時間、わくわくどきどき。
「悪い、待たせたな。」
「10分遅刻ですよー。」
呆れたー、みたいな顔でプロデューサーを見つめてみる。
「時間ぴったりじゃないか。」
「ばれちゃいましたかー。」
プロデューサーの腕時計の時間は待ち合わせの時間ぴったし。
「ほら、摩美々の欲しいものを買いに行くんだろ?」
「そーですよー。」
んー、いつイタズラを仕掛けますかねー。
一世一代のまみみスペシャル。
下手は打ちたくないなー。
「どうしたのか?具合でも悪いのか?」
考え込んでたらプロデューサーが心配してくれる。
「プロデューサーの足元にー、ヘビさんがいますよー。」
「うぉ…!?って、何もいないじゃないか。」
「それで、何が欲しいんだ?」
「んー…そこはプロデューサーさんのお手並み拝見ですよー。
まみみが喜びそうなの選んでくださいー。」
大型ショッピングモールで、2人。
まるでデートしてるカップルにみえちゃったりしてー、なんて言わない。
「まみみが喜びそうなの………まみみが喜びそうなの………」
服を手に取ったり、雑貨屋さんでピアスを眺めてみたり。
「ふふっ。」
思わず笑みが零れる。
「プロデューサー、まみみ飽きちゃったんでー
ご飯食べに行きませんかー?」
「……ご飯食べたらもう一回選ぶよ。」
プレゼントなんて、本当はいいのに。
今こうして、プロデューサーと居られるだけでじゅーぶんなんですよー
なぁんて、言わないけど。
おしゃれなディナーも、誕生日プレゼントも、本当はいらないから…今だけプロデューサーを独り占め出来れば…
「こんな事考えるまみみはやっぱり悪い子ですねー。」
そっと、プロデューサーの手を握ってみる。
「まみみは悪い子なんでー、すぐにどっか行っちゃいますよー。」
「それは困るな」
「だから、手を離しちゃダメですよー。」
プロデューサーがぎゅっと手を握り返してくれる。
「大丈夫だよ。摩美々が何処かに行ってしまっても俺が見つけてやる。」
ずるいなー。
そんな…
「プロデューサー…」
思い切ってイタズラしてみようかな。
「まみみ、欲しいものがあるんですよー。」
「おっ、何か?」
そっと、背伸びをしてみる。
息がかかる程の距離。
目を閉じて、
ほっぺたに口付けを落とす。
「ふふっ、キスされると思いましたー?」
結局イタズラ失敗。
本当はキスをするのが、一世一代のまみみスペシャルだったのに
プロデューサーの顔は真っ赤でゆでダコみたい。
「どーしましたー?」
顔を覗き込んでみたら、
ちゅっと唇に何か触れる。
「大好きな摩美々に日頃の仕返し。」
あーぁ、プロデューサーさんってば…
「本当にズルいですねー。」
嬉しくて、頬が緩みっぱなしじゃないですかー。
久々に投稿したなって思いました!?
これですね、ふと、夕方に思い立って書いちゃいました!!!
いや、摩美々はいいぞ。
この作品の結末は皆さんにお任せしますよー。
コーヒーに砂糖と蜂蜜をぶっ込んだくらいの甘さの小説は書いてて楽しいので、これからももっとPドル書きます!
「プロデューサー…知ってましたー?
昨日はキスの日なんですよー」