灯火の星 〜The One Story of Ours〜   作:蘭沙

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格ゲーからもう一人くるとは…! というか鉄拳ってスマブラと相性悪いとか言われてましたよね? そこら辺は使い方で話してくれるのかな?

個人的にE3ダイレクトで一番嬉しかったのがダンガンロンパ。ダンガンロンパは神ゲーなのでグロ系苦手じゃなかったら是非やろうね!

ブロウの設定になります。この後に載せるの、格ごと落ちない?
・格闘Miiファイター
名前はブロウ。姿技はデフォルト。趣味は釣り。言葉使いが特殊。アクの強い二人の手綱を持つ、ツッコミ役の苦労人。冷静そうに見えるが別にそんなことはない。


後どうでもいいことですが…


スピリット戦今話で最後でぇす!



百八話 どこかにいるのだから

 

「…あの子、ずっと辛そうなの。何もかも諦めちゃってるみたいで… 誰でもいいから友達が欲しい訳じゃない。あの子の助けになりたいの。友達になったら話してくれるかなって思って…」

 

『成る程成る程…』

 

 

半透明なリンクにゼルダは理由を話した。

彼女にとっては誰よりも信頼できる相手だった。危険なところを助けてくれたし、自分を追って闇の世界にまで来てくれた。

 

 

『…別に姫さんだけじゃないよ、僕だってたまに見かける程度だけどあんまりいい目で見られてなかったし… シークって言ったっけ? 君はどう思う?』

 

「諦めているっていうのは的を得ていると思う。彼を解放する乱闘でボクは彼を押さえつけてたんだけど、急に力を抜いたような気がして… 後、」

 

「後?」

 

「ゼルダを否定しなければならない。そう思っている気がするんだ。」

 

「どうしてそんな…」

 

 

ゼルダは更に落ち込む。そんな使命感で拒否られていてはどうすることもできないじゃないか。

 

 

『彼がやったことを真似してみよう。』

 

「えっ?」

 

『どうして僕たちを否定しなければならないのか、あの金髪の男の子が言うように無理に迫るのは良くないかもしれないけど、それぐらい知ってもいいでしょ?』

 

「やったこと…」

 

 

少しの間思考して思いつく。彼の最後の敵を倒せばいい。二人で倒すのだ。

 

 

「リンク! 一緒に戦ってくれないかしら!? あの子と同じことをするの!」

 

『僕としては構わないけどこんな体じゃ…』

 

「だったら…」

 

 

シークの言葉に二人とも目を丸くした。二人では思いつかない提案だったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スピリットを倒していくうちに左右に分かれたファイター達は合流していた。底辺の角付近から上へ上へと進んでいったのでいずれ合流するのは当然だ。その頂点にいるファイターのことも、誰も話さなかったが予測するのは楽だったのだ。そして、その一人が最後の鍵であるだろうとも。

そこへ向けて道中のスピリットを倒していた途中に起きたことだった。

 

 

「ちょっと通りますよお亀サマー!!」

 

「グバアァ!?」

 

「おとうさーん!?」

 

 

たった今スピリットに挑もうとしたクッパの横っ面に跳び蹴りをかましたのはガンナだ。そのインパクトが凄すぎてついてきたソードと首根っこ掴まれているブロウには何も浮かばない。

 

 

「キサマー! 何をする!」

 

「あったま悪いな、こいつは私達の獲物だってことだろ」

 

「な、何も蹴ること無かろうが…」

 

 

ヘロヘロだが、常識人のブロウはツッコミを忘れなかった。その声でスルーしかけたブロウにようやく気づく。

 

 

「って、ブロウも見つかったんだね、よかった」

 

「こ、この度はこの問題児二人が皆様に激撃なご迷惑を…」

 

「ホントだよ…」

 

 

バスをぶっ壊し、射線を気にせずというかむしろ人がいるのをわかった上で大砲をぶっとばす。ご迷惑で済むのだろうか。

 

 

「ってアレ!? ガンナこのこと知ってたの!?」

 

「カンだ、バカ。」

 

「このことってなんだカンってなんだ、少しは説明しろぉぉー!」

 

 

ブロウの悲痛な叫びは届かない。届いてはいるのだが届かない。

 

 

「大変だね…」

 

「苦労人の匂いが…」

 

 

常識人のマルスフォックスはあの二人にはついていけなかったが、ブロウだけは話が合う気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初の出会いは囚われたという王を助けにいくという冒険であった。もちろん他にも報酬名声秩序を求める勇者はいたものの、最後まで残ったのは結局三人だけだった。

 

ソードは知っている。二人は知的で冷静だということを。

ガンナは知っている。二人は強くて頼もしいことを。

ブロウは知っている。二人を誰よりも信じていることを。

 

それぞれの道を進んでも、どこかにいるのだから何も心配していないことを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『すれちがい伝説』。彼らにとっての最後の場所。バラバラの道を再び歩み出した場所。でもそれは決して悪い意味ではない。

 

燃えさかる火球をあっちへこっちへとステップでかわし続けるブロウ。目の前にいるのは何時ぞやのラスボス、全てのやみの王。巨大な緑色のリドリーの現し身をダーズからもらっていた。

 

 

「ウオオオォ!」

 

 

リドリーの背後から斬り落とすように巨躯な翼に剣を振り下ろす。が、

 

 

「カッタッ!? ワイ!?」

 

『…!』

 

「ぼさっとすんなグズが!」

 

 

刃は体に入らなかった。本当に斬り落とせるとは思わなかったが、それでも手応えが薄い。

空中でのけぞったソードへ向かって振り回された鋭い爪は『フレイムピラー』によって軌道をずらされ直撃は避けられた。

 

 

「ダメージがないわけじゃないな。ブワワワンと狙いがズレた」

 

「鈍くなってんだろ、スーパーアーマーか面倒だな…」

 

 

左側の大地でブロウが、宙吊りになった檻の上でガンナが意見の交換を手早く済ませる。

吹っ飛びにくくもなっているのでより多くのダメージを与えなければ勝てやしない。ブロウが動いた。

 

 

「ソード、後ろで気ぃ引いとけ! 正面は俺がいく!」

 

「イェス!」

 

 

背後から思いっきり斬り上げたソードに反応して背後へと首が曲がる。それと同時に伸びた鋭い尾を受け流し、『カウンター』で尻尾を斬る。

 

 

『……ゥ…ッ!』

 

「よそ見してちゃいけねえな?」

 

 

ガンナのアームキャノンから弾が撃ち続ける中で、ブロウは『飛び二連キック』を頭へと叩きつけた。それなりのダメージにはなったはず。だが、

 

 

『グゥ…!!』

 

「まだ猛撃炸裂に攻撃しなきゃならんか…!」

 

 

未だにピンピンしている敵の頭部に鉄球を投げるが、ブロウにとっては重くとも巨大な相手にとってはそうとは限らない。ダメージはあるだろうが、目眩しにもならなかった。

 

 

「ガッ…!?」

 

 

正面から接近していたのが災いし、巨腕一本に掴まれ地面を引き摺られる。後頭部から背中全体に痛みが走り、まともにものを考えられない。

 

 

「ブロウ!」

 

 

近くなったソードの呼ぶ声の後にカキンという音がした。その後にガシャンという音も。

宙吊りに使われていた鎖が斬られ、敵の頭上へ檻が落ちてきたのだ。中身、ガンナの自重も合わせた攻撃はいくらスーパーアーマー状態と言えども無視できないダメージとなった。

 

 

「おっしゃ、離れろブロウ!」

 

 

そう言う前にブロウは力の弱まった異形の手から抜け出していた。そして背後からの発射音。ガトリングのような連射音で何が起きているのか見なくとも大体わかる。

 

 

「(やっぱ仲間が頼もしいと楽でいい…)」

 

 

照れ臭いから口では言ってやんない言葉。

元の世界で戦った時だって一人だったら勝てていたかもわからない。

グオオオオオ、と絶叫とも咆哮とも取れる声を上げ、質量を持った波紋が鼓膜を揺らす。その声に上に乗っていたガンナが弾き飛ばされた。檻という一つの足場を失い、受け止めるものがない。

 

 

「ガンナ!」

 

「うるせえお前らなんとかしとけ!」

 

 

なんとかしておけ、そう数瞬を二人で稼げというのだ。できない筈ない。

 

 

「任せとけ!」

 

「やってヤラァ!」

 

 

『くい打ちヘッドバット』で起き上がりかけた敵を再び地に沈め、『変則急襲斬り』で斬り刻む。

 

 

「アリャ? 足りない!?」

 

「トドメのつもりだったのかよ…!」

 

 

しかし、それでもとんでいかない。ソードはガンナの帰還を待たずして勝負を決めるつもりだったのだ。

 

 

「勝手に終わらせてんじゃねえ!」

 

 

装着されているアームキャノンが頭部を大きく揺らす。足元がふらつき、前後が疎かになった。戻ってきたガンナの攻撃だ。

 

 

「うおおおおおぉぉ!!!」

 

『…!?』

 

 

高速で駆け出し『瞬発百烈キック』を繰り出す。連打、連打、連打。ブロウの最後の蹴り上げは相手の質量を度外視するように真上へと叩き上げられたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おととい来いやっと」

 

「鈍ってはねえみてえだな」

 

「イェーイ! エブリワン見てたー!」

 

「俺たち以外見えねえからな!」

 

「あはは…」

 

 

戻ってきた三人の小漫才はさておき、この地のスピリットは全ていなくなった。後に残るは頂点に君臨するファイター一人。とはいえ討伐すべき勇者はここに戻っていなかった。

 

 

「どうしよう?」

 

「私は連戦でかまわん」

 

「横取りした分際で生意気な!」

 

「そうだそうだ!」

 

「隙を見せたお前らが悪い」

 

「ンな訳ねえだろ!」

 

「皆さん待ってくれるかしら!」

 

 

喧嘩が始めた三人を止める声がした。

ガンナとソードについて行っていたゼルダとシークだった。

 

 

「今度は私が戦う。魔王ガノンドロフは私が倒して見せましょう!」

 

 

強い意志を含む眼差し。それは遥か過去を映している。その傍らに立つシークは誰にも知られず静かに、異なる光を宿していた。

 





リュウ「むっ?」

ケン「へえ〜! 格ゲーにもう一枠くれるんだな!」

サムス「プライムではなかったが… 19年ぶりの2D…! メトロイドヴァニアの名誉を取り戻した…! ちょっとシモンとリヒターに自慢してくる!」

マリオ「マリオパーティだー!!」

リンク「ようやく新作の情報がキターー!! ついでに俺たちマブダチになったな!」

ウォッチ『マブダチってなに?』

ワリオ「オイオイオイ! 今回の主役はオレだよ! ワリオだよ!」


リュウ「次回、」

ケン「『時の迷い子』、だぜ!」


CF「で? 何か言うことは?」

マリオ「Twitterで流れてきた、『FZERO民は毛糸のFZEROでも大喜びする』ってツイートが面白かったよ!」

カービィ「むいぃ…」
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