灯火の星 〜The One Story of Ours〜   作:蘭沙

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三十三話前書きより
>>安定択なら風花雪月のベレトスかクラッシュバンディーク。
>> 安定択なら風花雪月のベレトス
>> 風花雪月のベレトス



どうも皆様預言者です。

ごめんなさい調子乗りました。個人的にはジョーカーかテリー当てた人は預言者名乗ってもいいと思います。バンカズはなんだかんだで毎回出る出る言われてましたし。

最後のDLCでベレトス来ちゃいましたね。来ちゃいましたよ。
いい意味で色々ふざけた参戦ムービーに級長達の英雄の遺産。剣士が多いという意見をなんとかしようとした感じでしょうか。でも今のところこの三つが両立できるルートないんですよね。まさか風花雪月の方のDLCで…!?

第一印象はピーキーでプレイヤーの読みが一番影響でそうだなという感じでした。forのベヨネッタみたいにはならなそうですね。
既プレイ勢というのもあって大満足の出来でした。強いて言うならステージの背景にモブでいいからもっと人が欲しかったことですかね。

そして最後に風花雪月DLCの新情報。キャラの追加と服の追加とかその程度ならいいかなと詳しく調べもせずにスルーしてましたけどサイドストーリーやばそうです。三人級長使えそうで嬉しい限りです。確かに何してもわかりあえない関係というのも燃えるのですが。まあそれは兎も角、スマブラDLC六弾以降と共に頭の中の買い物カートに入れます。
あ〜あお金が消えていく〜


三十八話 飛べる限界はある

マリオ、リンク、スネークが、否、サジ、マジ、バーツが丸太を纏めて縛り上げ、橋を造る。急ごしらえの物とはいえ、これで十分だろう。Wii Fit トレーナーが足で確認するが、軋む様子はない。

 

 

『おう! これで通れるようになったぞ!』

 

「ああ、助かった。協力ありがとう。」

 

『しかし、マルス様こんな方々と一緒に戦っていらっしゃるのか。』

 

「あら、マルスの知り合いだったのね。」

 

『ああ、マルス様によろしく言っといてくれ!』

 

「わかったよ。伝えておく。」

 

 

橋が完成すると、三人は体から抜け出していく。肉体を貸していたファイター達は一瞬ガクッと揺れたものの、すぐに平常を取り戻した。

 

 

「はあ〜、慣れそうにないな。これは…」

 

「自分が動かしたんじゃないのに疲れたー。」

 

「うー、腕が痛いー!」

 

「お疲れちゃーん」

 

「マリオさん大丈夫?」

 

「んー、なんとか平気ー。そんでもってこれでっと、」

 

 

あのファイターの元へ行ける。渡るための橋が壊れていたため、戦いを挑むこともできない状況だったが、シークが解放した三人のおかげで橋がかかって進めるようになった。

 

 

「よし。でもあの三人は休んだ方がいいか… ヨッシー、行って。」

 

「ボクゥ!?」

 

「むらびとに激突してたじゃないか。それの分働いてよ。」

 

「う、うん。わかったよ。」

 

「ああ、当然リンク。キミも行くんだよ?」

 

「ええっ!?」

 

「ぷっ!」

 

 

突然指名されたリンク。三人は休んだ方がいい、とはなんだったのか。思わずスネークは吹き出してしまった。

 

 

「俺! いっぱい! 疲れてる!」

 

「そんな大きな声を出せるなら元気だよ。そもそも橋を架けたのはキミじゃない。」

 

「なあ〜!?」

 

 

片言で反論するも軽くあしらわれた。少なくともリンクでは口で勝てない。

 

 

「くっくっく… 俺の言伝を破って船の中を歩き回ってただけはある。流石だ、くくっ…」

 

「あら、懐かしいわねー。」

 

「何が流石なのかわからないけど、いつまでキミは笑ってるの。」

 

 

ガクッと項垂れながらトボトボと歩くリンクを慰めるヨッシー。疲れているのは本当らしい。

だが、それでも強行させたのは、ちょっとしたお仕置きをしたいという少しのいたずら心とそんなハンデを持ってしても負けないという信頼の現れだった。

 

実質罰ゲームのように言われたが、別に助けたくない訳ではない。一緒にそれに触れ、戦いの場へと移行する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼らの戦場になるのは『マリオUランド』。マリオが数多く冒険してきた世界の一つだ。

 

 

「ここ… マリオのとこじゃねえの?」

 

 

『終点』化はされていたが、マリオの世界にあるものだとはわかった。だが、リンクの疑問はそこではない。

 

 

「プリンだ!」

 

 

カービィと同じように丸々としたピンクの体。しかし三角の耳やカールはカービィにはないもの。大きくつぶらなひとみは赤く妖しく輝いていた。

 

 

「なんでここにプリンちゃんいるんですかね〜」

 

「ん? どういうこと?」

 

「もっとポケモンに合うステージがあるってこと。」

 

 

何故マリオの世界のステージであるはずのここにプリンがいるのか、と疑問に思ったらしい。自分は確かあの塔のステージにいた。シークは終点にいたらしいが、それはリンクの中ではカウントしていない。

 

 

「ん〜… まっ、いっか。勝てばいいだろ、勝てば。ほら、くるよ!」

 

「あわわわ!」

 

 

リンクは飛び退き、ヨッシーは襲ってきた両足揃えてのキックを卵の殻に隠れて防いだ。

 

 

「っ!」

 

『…』

 

 

『ブーメラン』を放るが、さらに高く飛んで回避された。戻ってきた武器をキャッチしながら考える。

 

 

「(どうしよっかなー。俺にプリンほどの空中戦は無理だし、ヨッシーでもちょっと大変そうだな…)」

 

 

リンクにはプリンが空中戦が得意、というざっくりとしたデータしかない。そもそも、プリンが大乱闘に積極的ではないからだ。元となる情報が少ないため、ざっくりの考察しかできない。

 

 

「んもうっ! 降りてきてよ!」

 

「ちょっとストップ!」

 

 

リンクの静止の言葉も届かず。ヨッシーは卵を生んでプリンに投げるが、右へ左へふわふわと動いて上手く当たらない。

 

 

『…』

 

「いっ! ベロッ」

 

「ったく!」

 

 

両足を揃えてドリルのように回転しながら落下して攻撃。攻撃に当たりながらも舌を伸ばすが、攻撃の衝撃を受けたままでは上手く狙いがつけられる訳ではなく、見当違いの方向へ飛んでいく。

それを見たリンクがプリンに『弓矢』を射る。これで取り敢えずの離脱に成功したと思いきや…

 

 

「あああっ! 引っ張らないで!」

 

『…!』

 

「うげっ! こいつひっでーことしやがる!」

 

 

矢が当たったプリンは必死に舌を掴み返していた。力の限り引っ張り、思わずヨッシーは悲鳴に近い声を上げる。舌を引っ張られているというのにどうして声が出せるのかというツッコミをする者はここにはいない。

 

 

「このっ!」

 

 

リンクが駆け出す。幸いかプリンに遠距離への攻撃の手段はない。リンクの動きに対応するにはヨッシーへの集中をリンクに移さなければならないだろう。だが、相手には舌で防御するという選択がある。防がれないような攻撃を加えなければいけない。

 

 

「っ!」

 

『…リッ!』

 

 

舌と地面の間を滑り込むようにスライディングを仕掛け、舌の下側からプリンを蹴り飛ばす。思わず手を離し、ヨッシーはひいひい言いながら舌を口に戻した。

 

 

「うー… た、助かったあ…」

 

「おー、大丈夫かな? あのさ、正直空中で戦っても勝てないと思う。地上で数撃っていこうぜ? プリン軽いしそれなりにすぐ飛んでいくだろ。」

 

「うん。そうだね! 迷惑かけてゴメン!」

 

「ヘヘッ、良いってことよ!」

 

 

白い歯を丸見えにしてニカっと笑う。これでも類稀なる戦闘センスを見せる。これは天性のものだ。おちゃらけているように見えて戦闘の指揮は筋が通っている。

 

 

「えいっ!」

 

 

またもや卵を放り投げるが、これは考えなしに投げているわけではない。いくら空中に強いプリンでも無限に飛べるわけではないのだ。

鳥類が大地の恵みを受けた者達を捕食し、疲労すれば休息に降りてくる。当然プリンも似たようなものだ。飛べる限界はあるのだ。

 

 

「とりゃあ!」

 

『…ッ!!』

 

 

ダッシュで跳び蹴りを入れる。ちょうど着地点で接触するように。プリンも『ころがる』体勢で迎撃しようとするが、ヨッシーの方が競り勝った。飛ばされていくプリン。

 

 

「もーらいっ!」

 

 

リンクの『下突き』だ。いつのまにかプリンの上を取っていた。プリンは逆方向へUターンしていく。

降り立つリンクに、纏う緑衣を幻視した。タブーとの一戦のとき、共に参った勇者。でも、その顔は厳しくも優しい顔とは違い、穏やかで茶目っ気のある顔で。

 

 

「ほらほら! チャンス!」

 

「はっ!? そうだね!」

 

 

今一緒に戦っているのは彼ではないけど。また会いたいとは思ってもいいだろう? 再び会うためにはキーラを倒し、この世に平和を取り戻さなければ。

 

 

「はっはっはっ…! えいやっ!」

 

『…ッ!』

 

 

ステージを飛び出して追ってくるヨッシーに反応はできたが対応できない。

 

ヨッシーの大きな頭で、少し傾いた角度で奈落に叩きつけられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金色の光を放ち、ふうせんポケモンが元の姿を取り戻す。きょとんとしながら大きな目をぱちくりさせた。

 

 

「おはよう、プリン。痛いところはないかしら?」

 

「プリ…?」

 

「平気かい? 多分リンクは手加減とかできないからね。」

 

「ひっど!? 無理やり行かせといてそれかよ!?」

 

「冗談だよ。ふふっ。」

 

 

むー、と不満げに頬を膨らますリンク。リンクは戦っていたのか? 一体誰と?

 

 

「プ…?」

 

「まあ、そこの辺りは追々説明するよ。今は置かれている状況からだね。まずキーラの攻撃から…」

 

 

その時、ドゴンと大きな音がする。空振を起こす程の巨大な衝撃。それがどこかで起きたらしい。

 

 

「おいおい、なんだなんだ?」

 

「あっちの方だね! 行ってみよう!」

 

「なんか黒い煙上がってるけど。」

 

 

天まで届く煙はまるで狼煙のようだ。

 

 

「ああ、行ってみよう。何かあったのかもしれないからな。」

 

「はい! プリンさん、説明は後です!」

 

「リュ〜…」

 

 

Wii Fit トレーナーに抱き抱えられ、プリンはあの黒煙の方へ行くこととなった。色々と聞きそびれた感はあるものの、今は身を任せて連れて行ってもらうしかなかった。




リンク「今日のハイライトはプリンに舌を掴まれた時ですねー。」

ヨッシー「あそこが勝負の分かれ道でしたっ。解説のスネークさんいかがですか!」

スネーク「いや俺知らねえから。」

リンク「そう。舌の下側をスライディング…」

スネーク「…はっ?」


リンク「次回!『純粋な殺意』!」


リンク「舌の下」

ヨッシー「舌の下」

スネーク「繰り返さなくていい!」
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