灯火の星 〜The One Story of Ours〜   作:蘭沙

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前書きに書きたいことが多すぎるのでダイジェスト

「作者、僕が言いたいことわかるよね? 風花雪月DLC、サイドストーリー煤闇の章。途中で下げたよね? 難易度。」

ごめんなさあいいい!
だってだって配信開始から一週間後にペルソナスクランブルがあるもん! 忙しいもん! ノーマルじゃなきゃクリアできる気がしなかったもん!
ちなみにまだやってない方もいると思いますのでネタバレはしません


後本編のことについてですが、何か足りないって?
物語としてカービィのボディがあること自体おかしいのです!
へ? 闇の世界のクイズ面? そこの辺りはしっかり考えておりますので文句があるならクソゲー投げて気持ちを鎮めてくださいいい


という訳でアイクラの設定で茶を濁します。

・アイスクライマー
語尾や言葉をよく二人で合わせる。年齢的にはまだまだ子供のようだが、二人の関係性は本人にすらわからない。


四十二話 私の名は

「えっと… ナチュレ、だよな…」

 

自分の中の胸騒ぎにも似た何かに従い、スピリット戦に挑んだピット。その相手は敵軍の頭であるナチュレだと見破ったのだ。この世界のルールが適応され、力がセーブされているとはいえ、自然の神すらもキーラは掌握せしめたとは。

だが、自分の上司であるパルテナすらも手も足も出なかったのだ。ならばナチュレが勝てる筈もない。身内贔屓が入っている考えだが、ファイターとしての力も得ているパルテナの方が、少なくともこの世界では力量が上なのは間違いない。

 

 

「ここあからさますぎるし…」

 

 

ピットの確信を更に高めたのは今回のステージだった。フィールドは『初期化爆弾の森』。

願いの種の覇権を巡り、起きた戦争の最前線へ。人間を自然へ還す為にナチュレが初期化爆弾を落としたその場所がモチーフだった。ナチュレのステージとしてはぴったりと言えよう。

 

 

「それで相手がソードっと…」

 

 

万人に顔が知られていないソードのボディは者によって外見が大きく変化するようで。サイドテールに杖の形状に似た剣。ナチュレに寄せた姿となっていた。性別すら正しく伝わっていないのか。

 

 

「とりあえず… 勝つ!」

 

 

そういえば混沌の使いとの騒動では随分と助けてもらっていた。本人の意識がないだろう今のうちに借りは返しておこう。後から色々言われたくない。

 

 

神弓を分離させ、駆け出す。地形と地形の隙間を飛び越え、敵の繰り出す竜巻を『衛星ガーディアンズ』の盾ではねかえす。

 

 

「たあっ!」

 

『…っ!』

 

 

返ってきた竜巻を避けた相手に、横に揃えた双剣が防御体勢の杖に飛びかかり、短い金属音と火花を散らす。

 

 

「な、なんだあ!? この音!?」

 

 

思わず叫んでしまった。一歩、二歩と下がり距離を取る。どうやら見た目が杖でもそれは普通に剣らしい。とんだ初撃だ。

 

 

「もう!」

 

 

分離させていた神弓を元の形状に戻す。その先に光の弦が張られ、引き絞って光の矢を放つ。ある程度ピットの意思で操ることのできる矢は本人の八つ当たりに答えたのか、敵の右手にヒットした。

 

 

「よしっ!」

 

 

再び神弓を分離させ、相手の体を目掛けて振るう。敵の反撃を、短剣を交差させて止める。

 

 

「たあ!」

 

『…!』

 

 

腹部に膝を入れる。剣撃の応酬の中、突如の体術には反応できなかった。腐ってもパルテナ軍の最高戦力。いつか討つことになるだろう自然王に負ける訳にはいかないのだ。

 

膝を入れられた敵は一瞬よろけるが、すぐに立て直そうと、砂煙を上げながらブレーキをかける。

 

 

「…!」

 

 

両手に握られている短剣を繋げる。但し神弓の形とは違い、片方の刃の方を真逆につけた。

 

 

「…! んぎぎぃ…!」

 

『…っ…!』

 

 

正面から刃と刃がぶつかり合う。ガキン、と音がして鍔迫り合いが始まった。

 

 

「せいっ!」

 

『…っ!』

 

 

体勢が良くなかったのでピットが競り勝った。剣を弾き、大きな隙を作った。

 

 

「ダッシュアッパー!」

 

『…!』

 

 

豪腕の攻撃が敵を襲う。防御のための剣が弾かれている為に直撃した。

 

 

『…、…!』

 

「あっ、うわっ!」

 

 

浮かび上がった所から、剣を真下に向けて急激な速度で落下する。当たった時の痛みは杖のそれとはかけ離れていた。

 

 

「…いっ…」

 

 

回転攻撃に特化した形状の神器を振って、引かせることで追撃は防ぐことができた。

 

 

「もう… 手間かけさせるなよな!」

 

『…!』

 

 

片足が滑りながらも走りだし、神弓の先を突き出す。敵は右足を後ろへ戻しながら最小限の傷で抑える。

 

 

「でも…っ!」

 

『…っ!』

 

 

ピットが腰を下げ体勢を低くするのと敵が剣を振りかざそうとするのは同時だった。狙いは脚部、背中。刃が振るわれる。

 

 

「…ぃ…あっ…!」

 

 

ダメージは肩に入った。真上の背中へ向けられた攻撃が左肩のど真ん中に入ったのだ。たがピットの攻撃にも確かな手応えがあった。

 

 

『…っ!』

 

「はあ…はあ…」

 

 

ピットの一撃により、相手は戦乱の火花が飛び交う虚空へぶっ飛ばされていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『しかしまさかおぬしが自ら戦いにくるとはのう…』

 

「まあ、混沌の使いの件では色々と助けてもらったしね。…敵に貸したままも嫌だったし。」

 

『…やっぱりおぬしら似た者同士じゃろ。』

 

「何が?」

 

『自覚なしか!? その程度自分で考えよ!』

 

「だから何が?」

 

 

霊体のナチュレはため息をついた。

勿論キーラに対しての怒りはあったのだが、悔しいがここでは自分ではどうすることもできない。一応自分の配下であり、ピットの似た者のファイターに任せるしかない。今はこの場にいないのだが。

 

 

「ま、いいや。取り敢えず他のみんなとも合流しよーと」

 

『ふん!』

 

 

ナチュレは見えなくなる。別の世界の人間だとしても本人、いや本神にとっては淘汰すべき災厄には違いない。不倶戴天の敵にこんな情けない姿を見せる気はなかった。

 

 

 

 

姿の見えない者もいるが、ある程度ファイターが纏まっている場所を発見した。だが、そこでもそこで一悶着起きているようだ。

 

 

「ピチュ! ピーチュ! チュピッチュ!」

 

『ここの辺りはあらかた片づいたんだから、そろそろあの工場みたいなところに行かせろ!…だそうだ。』

 

「うん、わかるけど… もう少し待とうか。もっと人が集まってから…」

 

「チュー! チュピ! ピチュー!」

 

「プリュー…」

 

『あそこの…ピカチュウは別のことを優先してスルーしたんだからそろそろいいだろ、と。』

 

「ピカチュウいたの!? オレ、気づかなかった!」

 

「もしかしてあそこの川の真ん中にいたのがピカチュウなの?」

 

「あれはあの川をどうにかする手段が少ないから手を出せなかっただけで… うん、言い訳だね。じゃあせめて後一人くるまで待とうか。」

 

「ピチュ!」

 

 

ちょっと膨れながらも座り込む。了承はしてくれたようだ。

 

 

「まだ行ってないところあったんだね。」

「これからそこに行くんだね。」

 

「「ねー!」」

 

「行ってない訳じゃないけど…」

 

「「屁理屈ダメだよー!」」

 

「う、うん…」

 

 

言葉がハモるアイスクライマーの二人。当然打ち合わせなどしていない。素でこうなのだ。

 

そこにピットと同じタイミングでWii Fit トレーナーがやってきた。

 

 

「みんなー!」「皆さんー!」

 

「ピチュッチュ!」

 

『来たんだから早く行くぞ、と』

 

「うん。わかってるよ。」

 

 

ピチューが後ろに倒れた反動で跳び上がって起き上がる。

 

 

「むらびとさんとしずえさんがファイターのどなたかと交戦しにいきました。私は報告に皆さんの元へ来たんです。」

 

「ふーん… ボクがいた方向のスピリットは大体解放されてたし… この森も大体いいんじゃない?」

 

「そうか。…そうだ二人とも、少し聞きたいことがあるんだけど…」

 

「何でしょう?」

 

「インクリングを見なかった? 一緒に居たんだけど気がついたらはぐれてて…」

 

「別に見てないかなー。トレさんは?」

 

「私も覚えはないですね…」

 

 

途中まで共に探索を進めていたのだが、少し目を離すといなくなっていた。自由なところがあるのではぐれること自体に違和感はないのだが…

 

 

「ピチュ。ピーチュー…」

 

『…結局待ちたいのか?』

 

 

ピチューの機嫌が悪くなるのだ。

本人達にしか知らぬことだが、一緒にリベンジすると約束した。なのに結局はこの様だ。約束などどうでもよかったのか。まさか先に行ってしまったのか。

ピチューの目が潤んできたその時だった。

 

 

「その涙は勝利の瞬間にとっておくんだ!」

 

「ピ?」

 

 

木々の頂点。そこに何者かの影がある。

 

 

「誰だ!」

 

 

ファルシオンに手をかけようとする。ここには自分達の仲間か敵かしかいない筈だ。

 

 

「私は怪しい者ではない。だが、問われたのならば答えよう!」

 

 

力強く振り返る。見慣れた顔と声色だが、服装はベストのようなものを着ており、オレンジ色だった筈の頭部は黄色になっていた。

 

 

「私の名は3号。君たちの知るインクリングは私の協力者。彼女に代わり旧友を助けに参った!」

 

「………ええ?」

 

 

ぶっちゃけただのインクリングだ。

思わずファルシオンの柄にかけていた力が抜けてしまった。





トレさん「パックマンさん、パックマンさん!」

パックマン「…?」

トレさん「そろそろ人数が増えてきて私たちの出番がなくなってきています!」

パックマン「…!?」

トレさん「どうしましょう… 私たち単独参戦組は今後の出番の保証がボス戦か数少ないスピリット戦ぐらいしかありません!」

パックマン「ワタワタ」

トレさん「慌てたってこの現実は変えられません! せめて忘れられたくはないです!」

パックマン「…!」

トレさん「えっ? このメモ… そうです! その手がありました!」


トレさん「次回、『とびだせ』です!」


トレさん「健康キャラであるからこそできること…! 皆さん! 外出後の手洗いうがいからしっかり行っていきましょう!」

パックマン「…!」

トレさん「またメモ… マスクの買い占めはどうせ使いきれないでしょうから程々にお願いします!」
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