灯火の星 〜The One Story of Ours〜 作:蘭沙
モンハンが二作も発表…!
そして3DS生産終了…!
携帯ゲーム史は一旦ストップと言っていいかもしれません。やっぱりSwitchは据え置きの印象が強い。
せっかくなので思い出きろく帳覗いてみました。
プレイ時間トップはFEifでした。769時間。forでFEが気になって発売日に買ったのですが、ガッツリハマりましたね。遊んだ回数もトップ。
二位はとび森、三位がポケモンウルトラムーンでした。
ひょあー、懐かしい。
お暇でしたら皆さんも感想欄に書いていってくださいな。
「…ピカ」
何かを決心したようにピカチュウがサムスから離れる。ルカリオを連れてすぐに戻って来た。
「ピカチュー!!」
「っ! ピカチュウ…!?」
『一体何を…?』
ピカピカとピカチュウがルカリオに話す。幾ら心を通わせていても言っていることの全てを理解することはサムスにはできない。
何かを説明しきるとルカリオはわかった、と了承した。すると、ピカチュウはまっすぐリドリーのフィギュアの方へ向かう。
「ピカチュウ!?」
「ピカー!!」
口では止めるような言葉を発していたが、宿敵を元の姿へ戻すその行為をサムスは止めることができなかった。光が発せられその像は生物らしい動きを取り戻した。
「ああん? ここは…」
「リドリー!」
「ん? サムスじゃねえかッ!」
「ピカッピカチュ!」
咄嗟に戦闘体勢に入る双方の間にピカチュウが割り込んでくる。
「ピカチュウ、退いてくれ!」
「テメェから食っちまうぞ〜?」
「ピカチュー、ピカー!!」
『まあ、待て二人とも。これから私がピカチュウの話している言葉をそのまま伝えよう。』
ピカチュウに続いて一歩引いたところでルカリオが声を上げた。
「ピカチュウ、ピカピカピー、ピカッピカチュ。」
『サムス、自分でもわかっていると思うけど今はファイター全員でこの世界をあるべき姿に戻すべきなんだよ。恨みはここで発散するものじゃない。』
「………」
「ピカッピカピカ、チュピカチュウピッカー!」
『リドリー、君もそれは後にして欲しい。このままだと僕たちにこの世界だろうと元の世界だろうと未来はない!』
「未来とか考えんのは後でいいんだよ。オレはコイツを痛ぶりてえだけだ!」
「ピカピー、ピカッチュピーカー!」
『恨みも憎しみも世界が続かなければ意味がない。だからこの一件が終わるまで君たちの乱闘は僕が止める。どっちが始めたかとか関係ないからね!』
「! ピカチュウ…」
「ハア〜? なんでそんなこと守らなきゃいけねえんだよ? オマエがオレに勝てるとでも思ってるのか?」
「ピカ、ピカッチュー」
『思ってるよ。そもそもこの状況で乱闘を始めることはないからね。大局も見抜けない訳じゃないだろう。君だってわかってる筈だ。』
「ほう? ある程度評価はしてるようだな。」
一瞬リドリーは考えて。
「いいぜ、コイツを絶望に染めるのは後にしてやる。ついでに小鼠、オマエもまとめて地獄に葬ってやる。」
「ピカチュッ!」
『それでかまわないよ。全部終わったらその時に戦おう。』
「だが、オマエらと仲良しこよしする気はないぜ。オレが手を貸すのはダーズ相手だけだ。」
「リドリー! お前は!」
「ああん? まだ文句あんのか?」
「…いや、ない」
心の中で苦虫を噛み潰した。ここが最大限の常歩案なのだろう。それだけ言うとリドリーは飛び立っていく。
「…ピカチュウ、何故…」
「ピカチュ、ピカチュー、ピカッピカッチューピカチュウ、ピカッピカッ。」
『誰かはそうしたとか考えなくていいよ。サムスはサムスなんだ。リドリーも僕も許さなくてもいいよ。僕がリドリーの力がいると判断した、それだけだよ。だから何かあったら僕のせい。』
「…すまない。」
このしっかりとした性格にどれだけ救われたのかわからない。自分の不甲斐なさを噛み締めるようにギュッとピカチュウを抱きしめた。
マリオはむくれていた。ロックマンは機嫌が斜めだった。負けたと思って、意識を取り戻したらいつの間にか上の階に上がっていたのだ。全部Mr.ゲーム&ウォッチの仕業だった。
「せめてさ、サムスを待たせてよ! 一人に任せちゃったのは申し訳ないけど別にそれぐらいいいでしょ!?」
『えー? でもピカチュウがふたりつれてはなれててってジェスチャーしてたんだよ?』
ロックマンの抗議にもコクリと顔を傾ける。何が悪かったのか本気でわかっていなかった。善悪についての判断もわかっていないのに誰かに対しての善行が誰かにとっての悪行になりうるだなんてわかる筈もない。
「まあまあ、いいじゃない。悪気があった訳じゃないんだし。」
「ピーチはウォッチに甘すぎるよぉ!」
マリオの慟哭に似た悲鳴。相手の味方がいるのが嫌なのか、想い人が相手の味方なのが嫌なのかわからない。
「グワッハッハッ! ワガハイはとても機嫌がいいぞ!」
宿敵の不幸は蜜の味。
すぐそばでもまた宿敵との戦いが始まっていた。
『終点』化、『朱雀城』。
姿形はほぼ同じだが、中身の違う人間が互いに拳を交わしていた。
白い道着の人物が、灰色の動画の人物が振り下ろした拳をバックステップでかわし『波動拳』を撃つ。反撃の『旋風脚』を正面から受け止めて距離を取った。
「口で語ることもないな。拳で語ろう」
『…』
届いているかもわからないが、相手が豪鬼ならば答えられなくとも届いていそうで言い放った。
彼とリュウの関係は先のサムスとリドリーの関係に近いものがある。
豪鬼にリュウの師匠は瀕死の重傷を受け、一時は本当に殺されたものだと思っていた。
だが、憎悪に呑まれて殺意の波動を振りかざしてはいけないと知っている。それは何より自分のためにならないのだ。
同情している訳ではないが、自分の現状を彼自身はどう思うか。死合いができれば問題ないのか。否、自分がそれを感じられないのだから受け入れないだろう。
「ふんっ!」
『…っ』
飛び蹴りはまっすぐ腕に突き刺さる。
確かに気分の良い相手ではないが、それが戦わない理由にならない。強くなるため自分の糧にする。それが助ける以上に大きな理由だった。
『!』
「…!」
足払いをジャンプでかわして反射的に動いた肘打ちは受け止められた。見た目は自分そのものに見えるが、豪鬼が中に入っているからか一撃一撃が重く、腕力が上がっている。単純な身体能力では相手の方に武があるだろう。
だが、今の奴には意志がない。戦う理由も勝つための根気もないのだ。
「芯のない戦いだ…」
小声でボソッと呟く。
止められた肘を押しつけ、バランスを崩し体勢が崩れる。
「『昇龍拳』ッ!」
『…ッ!!』
神へ、ダーズへ拳を向ける必殺技。
着地はぐらついて消耗が手に取るようにわかるが、リュウも絶好調とは言い難い。確かに今の相手が常時より強いとは言えないが、決して弱くもないのだ。
跳んで空中から振り下ろされた拳を受け止め、接近戦が始まる。リュウの拳が相手の腕によって防がれる。相手の当身を弾いて受け流し急所を外す。回し蹴りを屈んで避け、再度握り込んだ拳をまっすぐに相手の頬へ向けて飛ばした。
「…っ、せいっ!」
『…ッ』
相手の腕に阻まれた手を道着へ動かし、敵の体を大きく引っ張った。背中が地に着き、上げた左足と共に敵を背後へ投げる。『巴投げ』という投げ技だ。そもそもが道着を着ている者相手を前提とした技である為、他の相手よりスムーズに技が決まった。
『…!』
すぐに立ち上がり相手の動きを伺う。投げられた敵は一度背中を打ちつけながらも即座に起き上がる。そこは流石に闘士といったところだ。その事実だけは錆びなかった。
「ハッ!」
『…!!』
振り上げた足と、勢いがついた正拳突きがぶつかり、双方にダメージが入る。互いに弾かれ後ろへ下がる。
『…ッ!!!』
「っ…!」
その空いた距離感を活かして踏み込んで打たれた拳がリュウに叩き込まれる。
勢いもつけた拳は決して小さくないダメージであった。だが、距離を活かせるという点はリュウにとっても同じだ。痛みに耐えながら体を動かす。
「くらえっ…!」
『…っ…!!』
カウンターのように打ち込まれた『セービングアタック』。我慢を力に変えたかのような重い一撃に相手は崩れ落ちていった。
マルス「誰か! ドラゴンキラー持ってきて!」
リドリー「テメェとこのへなちょこと一緒にしてんじゃねえよ」
ピット「まあまあ、これには訳があってね」
リドリー「んだよ」
ピット「ヴィランズは愛嬌がないと本編で出しにくいんだ。助けるなんて柄じゃないからね」
リドリー「正論ではあるがムカつくなぁ!?」
ピット「次回、『言葉は必要ない』!」
ピット「という訳でエイリアンスレイヤー! カモン!」
ドンキー「ウッホッ! まだいないロボットの分も、がんばる!」
オリマー「久しぶりだね…」
CF「とりあえずブルーファルコンの弁償を」
ディディー「ウキー!」
リドリー「死んでからのこと言ってんじゃねえ!」