灯火の星 〜The One Story of Ours〜   作:蘭沙

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ガッツリメロメモやってました。星コンプリートしました。
しばらくヴァニタスの曲聞かない(トラウマ化)

実のところ、音ゲーまともにやったのはじめてなんですよね。
家族がPS2の太鼓の達人をちらーとやってたのと友達にリズム天国貸してもらったぐらいで苦手意識を感じていました。


助走つけて勢いよく押してたこっちが悪かったのですが、今思えば、小学生でDSのリズム天国とかできませんよね、マッタク。(鬼判定)



七十九話 指導者を求める

 

「はい、わかりました。今はこれで全員なのですね…」

 

「やる気のないリドリーもいるんだけどねー」

 

「………ッ」

 

 

ドンキーコング、ディディーコングが見つけた異空間への入り口。その手前で今動けるファイターのほとんどが集まっていた。インクリングが発した例外の名前に、サムスが無意識に顔をしかめる。ヘルメットを被っていてよかった。

解放されたばかりのロゼッタはその聡明さでいち早く状況を理解する。チコはわかっていないのか体を傾けていた。

 

 

「俺たちハズレ組だったよ、ちきしょー…」

 

「イッシッシッシッシ」

 

『あたったよー!』

 

「私を勘定に入れないでくれ。それと人の有無で当たり外れを判定するのは失礼になるからやめなさい…」

 

 

父親らしく、オリマーが咎めるように叱る。

 

 

「カンチョー?」

 

「勘定だ、馬鹿が」

 

「とりあえず進んでみよう。今までの出来事を聞くに突然の不意打ちは無さそうだし、油断させる為だとしても対処はできる。」

 

「うん、そうだね。でも、注意を払うことは忘れずに行こう。」

 

 

天使二人のジャブ的な漫才を無視して、ルフレが言う。戦略的な進軍においてはルフレが稀代の才を持っている。マルス達より慎重且つ大胆に、そして勝機を逃さず負け筋を潰しながら戦線を広げるのだ。

 

 

 

 

は? と惚けた声を漏らしたのは誰だったか。その世界は現実的のようでそうでなかった。

大木が、ビルが、闘技場が、誰かが見たことあるようなものが統一されず、乱雑に散りばめられていた。それらがブラックホールに吸い込まれるように渦巻いた状態で静止している。まるで時が止まったかのように。

 

 

「えっと… この… 何? なんですかこれ…」

 

 

Wii Fit トレーナーの困惑した声がやけに響く。

今までどこかの世界を模して作られていただろう異空間が突然常識を覆すかのように意味不明空間になってしまったのだ。

 

 

「これがダーズなりの不意打ちなら大成功だな!」

 

「これなら普通に背中を狙ってきた方が良かったかもな… どうやって奥に行くんだ…?」

 

 

ハキハキ意見を言ったキャプテンファルコンに対してスネークは現実主義だ。後のことを考えて少しうんざりしている。

 

 

「でも先に行かなきゃ! ここにも誰かいるよ!」

 

「うぬっ! ハズレなんかにへこたれぬ!」

 

 

大きく声を張り上げるのはヨッシー。リンクは両手で自身の頬をパチンと叩く。

短いように見える別れ道に差し掛かったところで進んでいたヨッシーの目の前に文字が現れた。

 

 

「うわわわっ」

 

「おっと、なにこれ…」

 

「どうしたの?」

 

 

微妙な顔をしているだろうことは唸り声で想像がつく。それを不思議がってデイジーが声をかけた。同時にリンクの元に歩いていく。

 

 

「えーと、『この中で空中に浮くことができるスピリットはどれ?』…って、ホントに何よ、クイズ?」

 

「クイズっぽいわね…」

 

 

人差し指の先を口に近づけてピーチが思案しながら言う。その疑問文は誰がどう見ても三択の問題文だった。

 

 

「どれ? って言われても戦わなきゃわかんないっスよ!」

 

「いや… 彼らはピクミン達だな。私にはわかる。」

 

 

そう、同じ世界の出身であったら、そのスピリットが何者なのかは本能でわかる。つまり同じ世界の出身であればこの問題は解けるのだ。

 

 

「それならわかるねっ! そして空を飛ぶピクミンと言えば羽ピクミン!」

 

「羽ピクミンは右だ。ここは私が行こうか。」

 

 

ここまでヒントを与えられればオリマーでなくとも問題は解ける。マリオが無事に言い当てた。

 

 

「ですが、他のピクミンさんはどうしましょうか?」

 

「勿論戦うよ。一応、オリマーが正解のピクミンを助けた後にしておこうか。それと、後にどんな問題が来てもいいように、同じ世界の出身は一人残っておこう。」

 

 

ルキナの心配する声にルフレが答えた。

要するに既に同じ世界の仲間を救出済みの誰かが不正解のスピリットへ挑もうということだ。

 

 

「それでは、私がいきます。」

 

「ボクも残るよ。道が開け次第みんなは先に進んでくれ。」

 

 

他のスピリットの救出はピーチとシークが志願した。これで今後の方針は決まる。

 

 

「じゃあ、次ボクが残る!」

 

「それじゃ、その次俺!」

 

「リンク、キミはダメだ。ボクが追いついてからね。」

 

「またハズレ引いたー!」

 

「君はまだ言うか…」

 

 

記憶喪失だったとしても、程があるだろう。とオリマーが内心呆れながらも冷静になれた。お陰で身内との対決も落ち着けて挑めたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『再開の花園』とアルフ達は呼んでいたようだ。オリマーもここに来たことはある。『終点』化したとはいえ、その面影は色濃く残っており懐かしさを感じている。

 

 

『……!』

 

「っと…!」

 

 

背後から近づいていたプリンのボディを赤ピクミンで叩き落とす。その相手は小さめなオリマーより小さいが、数多くいる。一匹やられたからかもう一匹追加された。

 

 

「今いるのは四匹か… 数は… いや、互角だ。私にはピクミンがついているからな。」

 

 

ピクミンを相手に戦ったことはほとんどない。ボケナメコの胞子を浴びたピクミンとは不本意ながらも戦ったことはあるが。

 

 

「(あの操られたピクミンにもこのピクミン達にも攻撃するのに、色が違うからという理由で攻撃はしないんだな…)」

 

 

ピクミンの謎がまた一つ増えた。長い付き合いだというのに未だに不明な部分が多い。

 

 

「それは後にしよう。敵は何匹いるのか… 百匹は…ないと信じたいが。」

 

 

オリマーが恐れているのは、相手にどれほどの数がいるのかだ。ピクミンの強みは数だ。一匹一匹がどれほど弱かろうと、数の力で巨大な相手を上回るのがピクミンだ。それを彼はよく知っている。

 

 

「だが、それでも戦うしかない…!」

 

 

どの道勝敗が決まらなければここから出れはしない。ならば、戦うしかないのだ。

 

 

『『『『─!』』』』

 

「…む!」

 

 

空中から、群で襲いかかる敵達。しかし、単調だった。突くように伸ばされた短い桃色の足はシールドにより全て防がれた。

 

 

「たぁ!」

 

『『…!?』』

 

 

思いっきり振りかぶったパンチは四匹全てを貫く。味方の体がクッションのように作用して、一撃死を免れた後列二匹以外はパンチに耐えれずその体が崩れる。

 

格闘技の類は未経験だったが、この世界でも戦ってきたことで威力は上がっていたようだ。

 

 

「ふふ… 私もまだ捨てたものじゃないな。」

 

 

機嫌良くなったのか、心底嬉しそうに笑う。この才能気づいたのがもっと早ければ格闘技の道に進んだかもしれないと、意気揚々だ。

 

と、勢いづきつつも相手の様子を観察することは忘れない。今三匹を倒し、残った分と追加された分で計七匹。

 

 

「ぬっ…」

 

 

追加されたばかりの二匹がこちらへ迫ってくる。一匹はオリマーの身長をも超える程度の高さから。もう一匹は空を飛ばず地上から走って。

 

 

「ならば…!」

 

 

空の相手には黄ピクミンを投げて撃ち落とす。他ピクミンで走る相手を掴んで、奥に潜む残りのスピリットへ放り投げた。

直接当たった敵と投げた敵を纏めて屠り、このタイミングで黄ピクミンがもう一匹の体力を削りきった。

 

 

「まだ追加が来るか…! これで十匹!」

 

 

ダーズも無尽蔵にボディを生産できるとは思いたくないが、追加の敵はどんどん来る。

 

疲弊していた一匹を蹴っ飛ばして消滅させ、一匹に狙いを定めて赤ピクミンで撃ち抜く。

 

 

「よし、戻れっ…え!?」

 

『『…!』』

 

 

赤ピクミンを呼び戻すために笛を吹く。

目的は達成させられたが、それ以上に効果が響いたのか敵であるはずの操られた羽ピクミンの体が止まり、こちらの方へ向いた。その動作に驚きはしたものの、反射的に赤ピクミンをぶつけ一匹をぶっ飛ばした。

 

 

「もしや… 囚われてもなお指導者を求める性質は変わっていないのか?」

 

 

ダーズの戦えという単純な命だけではピクミンにとって足りないのだろう。

オリマーのピクミンにあって、この羽ピクミンにないもの。それは指導者だ。前線に立つリーダーがいなければピクミンの数がいようとも圧倒的な力の前にねじ伏せられてしまう。

 

 

「早く救うしかない…か。ちょうど頭打ちのようだし。」

 

 

倒した一匹の追加はこない。つまり、今いる三匹を倒せば勝ちだ。赤ピクミンと黄ピクミンを投げ、二匹を消耗させる。

そして、最後の一匹は。

 

 

「すまないな…!」

 

『…ッ!?』

 

 

青ピクミンでなぎ払い、一匹を浮かせる。そこを拳で打ち抜いた。踏ん張りの効かない空中でぶっ飛ばされ、空中へ消えていく。

そして、オリマーのピクミンにも固まった相手など敵にならなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目の前にばら撒かれた小さなプリン型のフィギュアが溶けていく。先の道が光の筋で繋がっていった。

 

 

「彼らは…」

 

「どうかしましたか?」

 

 

ロゼッタの隣のチコに目が向いた。チコも指導者がいなければ、戦えなかったりするのだろうか。

地下の洞窟にいた寄生したピクミンとは違い、彼らピクミンは原生生物を指導者として定めたりしない。指導者がいなければ簡単に数を減らせるピクミンは、自分やアルフ達のように偶然たどり着いた知的生命体を指導者と認識する。

 

 

「(偶然…?)」

 

 

もし、誰も惑星にたどり着けなかったら?

知的生命体が指導者に適していなかったら?

待っているのは絶滅しかない。運に頼らなければ絶滅するような生物など、生物として破綻しているのではないか。

 

 

「まさか…!?」

 

 

自分が遭難したこともアルフ達が墜落したことも偶然ではなかったら?

それを引き起こしたのは─

 

 

「オリマー? 大丈夫かい!?」

 

「はっ…!」

 

 

マルスの少し荒げた声でオリマーは我に返った。思考を吹き飛ばすように頭を振る。

 

 

「少し考えごとをしていた。先に進もう。」

 

「…本当に大丈夫かい?」

 

 

怪しむマルスに再度大丈夫だと示す。

馬鹿なことを考えた。疲れているのかもしれない。もしそうだとしても、一介の生物がどうやって隕石を呼んだというのだ。

 

偶然なんだ。その豪運に感謝するだけなのだ。

 





しずえ「あっ、怪しい人!」

むらびと「答えはつねきちかー」

ロックマン「知り合い?」

むらびと「うん、偽物の中に本物の美術品を混ぜてお金稼いでるんだ。」

ネス「悪い人だ…」


むらびと「次回、『報われればよかったのに』。」


むらびと「全く、守銭奴の風上にもおけない。僕はもっと良心的だよ。」

インクリング「リョウシンテキ…!?」

むらびと「何? その目は…」

インクリング「……ソウダネー…」

むらびと「なんで棒読み」
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