灯火の星 〜The One Story of Ours〜 作:蘭沙
ゲームごとにバラバラに情報を出されると情報収集大変なんですよね…
そういえばあつ森に使ったカタログチケットまだ一本分残ってるんですよ。ポケモンスナップか3Dマリオかゼノブレ2か… 三月が有効期限なので使わないと忘れそうです。良ければオススメ書いてください。
「あんたは少し休んでいろ、状況はなんとなくわかった。」
「ごめんね…」
立ち上がったアイクを見上げるようにして誤った。この状況で何を言っても簡単に言い負かされる気がして、マルスは素直に引いた。
「なんか随分と理解が早いね!」
「そっちの理解は諦めたがな…」
「早く上の奴どけや、吹き飛ばすぞ!」
ファイター達は既に細道から抜け出している。しかし、一部のファイターはまだ取り残されている。
前後のことを知らない状況では一部のファイターが山のようになっている現状など意味不明だ。マリオは最下層にも関わらず、元気である。
ちなみに先程ファイターの山を見て、合流したカムイが面食らっていた。
「まだ全員は見つかってないか… ならダーズよりも先にそっちを見つけないとな」
「僕も頑張るよ!」
救われたばかりの二人がやる気を露わにする。先の道は二手に分かれていて、さらに先へ行く道にファイターが一人、行き止まりの道がスピリットを挟んでファイターが一人だ。
「めたないとっ!」
「あ! ルイージじゃない!」
前者をカービィが、後者をデイジーが反応した。
「メタナイト…か」
「えっ? ルイ「ほう? ルイージか」
メタナイトに反応したのは、連続で共闘した仲間が現れたマルス。ルイージに反応したのは意外にもデデデだった。兄の声は被さられた。
「さっきも言っただろ、あんたは休んでろって。アイツの相手は俺がする。二人はそれでいいか?」
「カービィ?」
「うゆ」
シュルクの頭にくっついていたカービィは、シュルクの確認する言葉になんとも取れない曖昧な表情で返す。だが、止めてはなかったので問題はないらしい。
「デデデはどうだ?」
「オレさまか? オレさまはメタナイトなんかより緑の小僧のほうと戦うぞ!」
「ちょっと!? おデブのおっさんが何しゃしゃり出ようとしてんのよ!」
「あの、ちょっと」
デデデの方はと言うと、メタナイトよりルイージの方が気になるらしい。案の定デイジーと口論になってしまった。マリオは山の中にいたため、完全に出遅れた。要するにメタナイトについてはアイクが受け持ってもいいらしい。
「別にいいなら俺が行こう。」
「うん、余計なお世話かもしれないけど頑張って」
ラグネルを担いでアイクは一人進んでいく。
デデデとデイジーの口論の中、取り残されたのはカムイ。
「えっと…」
世界から遠ざかったかのような静寂の中、二人の怒鳴り声と他の止める声が他人事のように遠くに聞こえる。
「じゃ、じゃあ僕は露払いでも行ってこようかな…」
普段無視されることのないカムイにとって新鮮な体験だったが、二度と味わいたくないと感じた。
『戦艦ハルバード』を背景に、離陸するのは『終点』の大地。
『…』
「あんたもやっぱりそうなってるんだな」
一見冷徹とも受け取れる言葉だが、彼の率直な感想だった。
メタナイトほどの剣士も操られてしまっているのだな、と。
亜空軍との戦いで、最初にマルスと共に行動を共にしていたのはアイクだけではない。
三つの刃。最後の一本。
マルスのそれは速さ、流麗さ、鋭さ。
アイクのそれは重さ、力強さ、豪快さ。
メタナイトのそれは─
「…っ!」
早さ、軽さ、自在さ。
個々の技がまるで繋がっているかと錯覚するように出だしが素早い。
彼の攻撃に重さがないので、防がれてもすぐに別の攻撃に移ることができる。
身のこなしが軽いのもそうだが、翼で飛びまわれるので縦横無尽に攻撃できる。
何連撃かもわからない攻撃を防ごうとラグネルを構える。
体に届いた数は思ったよりも少なかった。両手剣に見えるほどのラグネルは相応に長かったため、防御範囲が広いのだ。
「見つけた…!」
辛うじて捉えた丸い姿に、咄嗟に足を出した。
『…!』
マントに包まれ、メタナイトの姿は一瞬で移動した。空振りした足を戻し、構え直す。剣に比べて体術は得意でないことは間違いない。だが、剣の重さに囚われない格闘を織り混ぜていかなければ、メタナイトのスピードにはついていけないのだ。
腰から曲げて、ラグネルを横から振る。カキンという金属音がして火花が飛ぶ。そのまま押し切ろうと力を込めた。抜けられると自殺行為になる。だが。
『…ッ』
抜けられない。
マントごと足を踏まれていて大きな動きができないのだ。不利な鍔迫り合いをメタナイトは続けるしかない。それも長くは続かない。空中や軽さという利点を失えば、必然的に力が勝るアイクが勝つ。
ラグネルを振り切っても、メタナイトは吹き飛ばない。足は抜けても、まだマントは踏まれ続けている。
次はすくい上げるかのような軌道でメタナイトを斬り上げる。マントが斬られ、今度こそ彼は吹き飛んだ。
『…!』
「! 早い…!?」
常に得物を持っているメタナイトは目立たないが、頭身が低いのも彼の強みの一つだ。
状況によっては弱点にもなりうるが、基本的には重心が低いために立て直すのが早い。
そう、今のように。
足を踏み込んで、一気に肉薄した。彼自身もなかなか足が速い。懐へ入り込んでギャラクシアを振り抜いた。『胴抜き』だ。
「くそっ…!」
目にも留まらぬ三連攻撃。アイクは一回剣を振るのと同じ程度の時間で、メタナイトは三発も攻撃できる。手数の多さは圧倒的に負けている。どうしようもない。
止めようもないなら、やらせればいいのだ。
剣を構えて待機する。
相手は? また近づいてきている。
自分は? 防御の構えに動いている。
それを見て相手はどうする?
そして自分はどう動く?
「(『カウンター』)!」
『マッハトルネイド』!
竜巻にも負けぬ、反撃の一撃。
力すらも吹き飛ばす、刃の暴風。
その激突は引き分けに終わる。
竜巻は止められてしまったし、反撃は止められた。攻撃は受けてないが、攻撃が当たらなかった。どちらを勝者にしてもケチがつく。
だが、次に繋げやすいのはメタナイトだ。
羽を広げ、急上昇で斬りあげる『シャトルループ』だ。続けて様々な死角を狙って飛びまわりながら斬りつけた。
「キレがない…」
だがそれらの攻撃に、はじめの時のような早さは失われていた。ラグネルでも防御が間に合うほどに。
豪快に剣を振り切って、地形の端までぶっ飛ばした。鉄の音を鳴らして勢いを止める。
「半分賭だったが… 上手くいったようだな。」
『…ッ!?』
メタナイトのマントは翼となる。
ならば、マントを傷つければ翼に傷がつくのと同義。
はじめて会った時、エインシャント卿の熱線が翼に当たり、追跡を断念していたことをしっかり覚えていた。
しかし、効果的な作戦として組み込むには、知識が不足していた。マントの状態で傷をつけても同じ効果が得られるのか。治るのにどのくらい時間がかかるのか。
半分賭と言ったのはこのような事情が関わってくる。それでも結果としてできたのだ。どのような細い勝ち筋を辿ったとしても勝ちは勝ちなのだから。
例え、百回に一回しか勝てないとしてもその一回を初回に持ってくればいい。
『…ッ!!』
自らの足で走るが、蝙蝠のような自在さ速さは翼が機能しているのが前提だ。今の状態ならば見抜くのは容易だ。
頭身の低さを利用した足元への攻撃をシールドで防御し、体勢を崩させて『天空』で斬り伏せる。
半ば無理やり突き攻撃を繰り出したが、大したダメージにはならない。
どんなに劣勢でも、傀儡の絶対的存在には従うしかないのだ。
「 むっ、」
端が切れたマントに身を包み、メタナイトの姿が消えた。十八番の瞬間移動、否、見えなくなっているだけ。やはりいつもよりキレはない。
「ぬぅん!」
素早い移動、そして『居合斬り』。一閃に地形を横断した斬りは姿の見えないメタナイトを確実に斬りつけた。その身が放り出される程に。
デデデ「デブとはなんだ!? オレさまはプププランドの大王だぞ!」
デイジー「デブにデブって言って何が悪いのよ! あなた自称じゃない!」
デデデ「ふん! おまえだって姫らしい要素登場作とかっこ以外にしたか? テニスしかしてないだろ!」
デイジー「そういうあなただって食べ物奪ったりとか意地汚い! 大王らしくないじゃない!」
マリオ「アワワ… 次回、『だが安心しろ』!」
マリオ「ふ、二人とも! ここは間をとってスーパースターのボクが!」
ダブルのデ「「あなた(おまえ)は黙ってて(いろ)!!」」
マリオ「酷いっ! シンプルに酷い!」