魔道士リザの冒険譚(星のドラゴンクエストStory冒険日誌)   作:ジョギー

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アタシは魔道士リザ。
そして新たな・・・冒険王姉弟の一人です。
祖父である初代冒険王ガイアスの
意志を継ぎ、日々、冒険の旅をしています。
さて本日の冒険日誌。



エピソード8.「ゲス執行官の見本のような男」

「モガ~~~、リ、リザ達がやられた?」

 

「ピーーー!!!」

 

「リ、リザさん・・・コッツ!

私のことは構いせませんっ、

加勢をっ!!!」

 

「ハッ!

そうだ、まだ諦めてはいけない!

私にできる事、それはっ!」

 

星域の崩壊・・・スキル大全図鑑で

よ、読んだ事が・・・ある・・・・。

相手の・・・体力の・・・約9割に・・・

相当するダメージを・・・与える技!

こ・・・こんな大技を・・・隠し持って

・・・いたとは!

ふ、不覚っ!!

 

「フ、フフフフフ・・・・

ハーッハッハッハッハーーー!!!

ざまぁみろ、一気に形勢逆転だっ!!

ネズミごときが俺様に勝とうなんざ

100年早いぜっ!!」

 

・・・きゅ、9割相当という事は・・・

そ、即死には至らないけれど・・・

次の攻撃を・・・受ければ間違いなく

死んでしまう・・・!

アッガラーが勝ち誇った高笑いを

するのも無理はない・・・。

絶対絶命・・・!

 

「・・・とはいえ俺様も相当な

ダメージを負わされた・・・。

容赦はしねえ!

即刻殺してやるっ!!

まずはちょこまかと回復行動を取る

貴様からだ!」

 

!!

レ、レイファンが狙われている・・・!

まず回復役を殺して確実に

アタシ達を全滅させるつもりだ・・・。

く、アタシがか、回復呪文を

レイファンに・・・!

 

「ベ、ベホイ・・・・。」

 

ダメだ、こ、声が掠れて呪文を

詠唱できない・・・!

し、しかもレイファンは気絶しているっ!

 

「へへへへ・・・・手こずらせたな、

死にやがれっ!メラゾーマッッ!!!」

 

アッガラーの掌から大火球が発生し

レイファン目掛けて飛んでいく・・・!

あああ・・・・。

 

妹がやられる・・・そう覚悟した刹那、

物陰から何かが飛び出し

迫りくるメラゾーマの火球とレイファンとの

間に割って入った!

 

「レイファン殿ッ!

私がお護りいたしますっ!!」

 

ドゴォォォォォン!!!

 

「な、なんだとぉぉぉぉ!?」

 

アッガラーが驚愕の声を上げる。

 

「グッ、なんのこれしきっ!!」

 

レイファンの前に立ち塞がったのは

なんとコッツだった!

 

「コ、コッツ・・・!」

 

「リザ殿、何かあれば私も加勢すると

申し上げましたでしょ?

私ではリザ殿達の足手まといにしか

なりませんが盾になるぐらいは

できますっ!

ささっ、これを飲んでくださいっ!」

 

そうか、戦友の盾っ!

コッツは味方を庇うというスキルで

レイファンを救ってくれたのねっ!

そしてコッツがアタシに向かって

小瓶を投げてきた。

 

これは!?アモールの水!

ありがたい、多少でも回復できるっ!

アタシは激痛に耐えながらなんとか

瓶の蓋を開け中身を飲み干した。

 

ポワ~~~ン

 

怪我の具合と体力の消耗が

僅かながら回復したっ!

しめたっ!これで回復呪文を

詠唱できるっ!

 

「女神エイルよ、我の愛しき友人の

傷を癒やし給う・・・ベホイム!!」

 

アタシは真っ先にレイファンに向かって

超回復の呪文を詠唱した。

 

パァァァァッ!

 

強い緑色の光がレイファンを

包み込むっ!

 

「う、う~~~ん・・・。

ハッ!わ、私!アッガラーに

やられて!?」

 

よかった、無事だった!

これでレイファンは全快っ!

 

「レイファンッ!

ベホイムを施したわっ!

急いでベホマラーをっ!

ジョギーとアタシが危険領域なのっ!」

 

「え!?あ、うんっ!!

わかったっ!!!

・・・・皆の傷を癒やし給う、

ベホマラー!!!」

 

緑色の光がアタシ、ジョギー、

そしてコッツにも降り注ぎ

傷を癒やしていく。

よしっ!

これで全滅の危機は去ったっ!!

 

「コッツ、貴女が私を護って

くれたんだね、ありがとうっ!」

 

「いえ、レイファン殿の危機を

救うことができ、このコッツ

光栄でございますっ!」

 

コッツが勇気を出して

戦闘フィールドに飛び出してくれた

おかげでアタシ達は絶体絶命の

戦況から脱することができた。

 

「チィィッ!!

しまった、そういえば義勇軍の

女兵士もいるんだった・・・!」

 

アッガラーが盛大な舌打ちをする。

 

「かくなる上はっ!

もう一度『星域の崩壊』を

見舞ってやるっ!!」

 

まずい、もう一度アレを喰らえば

今度こそ全滅・・・。

勝負を急がなければっ!

 

その時・・・巻き添えを喰って

倒れていた補佐官2体が

死力を振り絞って立ち上がろう

としていたっ!

しかし彼らもまた甚大なダメージを

負っていたので完全に立ち上がる事は

できずに片膝をついて座るのが

精一杯といった様子だった。

 

「はぁはぁ、ぜぃぜぃぜぃ・・・・。

ア、アッガラー様!

なぜゆえ我らまで・・・巻き添えに?」

 

「あ?ああ、悪ぃ悪ぃ。

予想以上に冒険王達が強いもんだからよぉ。

貴様らを捨て駒に使わないと

勝てねぇと思ったんだ。

貴様らと組み合ってるあの瞬間こそが

ベストタイミングだったってワケだ。」

 

!!

このゲス、なんて事を!

 

「まぁ、どのみち貴様らじゃ

冒険王達に倒されてただろうからよぉ、

だったら俺様の捨て石として

使われたほうがマシじゃねえか、

有効活用ってヤツよ。

俺様が勝てば貴様らの死も無駄じゃなくなる、

英霊様ってヤツだ。

悪いが俺様の昇進の為だと思って

許してくれよ、な!」

 

ムギギギギギ、なんて自己中なの!

さんざんこき使った挙げ句

自分の身かわいさのあまり

敵ごと攻撃するなんてっ!!

こんなムカつくヤツは

今まで見たことがないっ!!!

 

アタシは胸クソ悪すぎるアッガラーの

言葉に怒りが頂点に達してしまった!

 

「グ、ググググ・・・・

アッガラー様ぁ・・・あまりにも

むごすきます・・・・。

アナタが上級執行官にさえ・・・

なる事ができたら・・・

今までの理不尽な扱いに耐えてきた

我らも報われると思い・・・

お仕えしてきましたのに・・・・。」

 

「ふんっ部下が上官の命令に従うのに

報われるだの思いだの関係ねえだろ、

当たり前のことだ、

それに貴様らの代わりなどいくらでも

おるわっ!

要は俺様さえ生きていれば

あとはどうとでもなるのよ、

ヒャーッハッハッハ!!」

 

「グッグゥゥ~~~・・・。」

 

な、涙!?

悔し涙か?

補佐官ヨエルとヨアキムは、

これ以上ない侮蔑の言葉を浴びせられ

怒りの感情を表すのかと思いきや

意外にも涙を見せた。

 

魔物が涙を見せるのを

アタシは初めて見たかもしれない。

 

「さぁ!冒険王達!!

手こずらせてくれたが、

そろそろ終わりにしようや。

少しばかり回復したようだが

全快ってワケじゃねえだろう、

あれだけのダメージを受けたと

あっちゃあなぁ!」

 

・・・・これ以上コイツの声を

聞きたくない。

 

「リザ姉、オレ、これ以上

コイツの話を聞きたくないよ・・・。

ウラァァァァッ!!!」

 

ボッ、バシューーーー!!!

 

!!ジョギーが怒った!

彼もアッガラーの耳が腐るような

話に嫌気が差したようね・・・

無理もない・・・。

 

「姉ちゃん、兄ちゃん、

もう一度さっきのヤツを喰らったら

かなりキツいよ、一気にトドメを

刺そうよっ!それっ!!」

 

レイファンがアタシ達に指示を出す。

そして手に持った扇を掲げたっ!

 

「こだまする光撃を我が兄ジョギーにっ!」

 

扇から黄金色の光の塊が発生し、

それがジョギーの体へと移動し、

彼の全身が黄金色に輝く!

 

それは、黄金色の光を纏った者が

次に放つスキル(剣技に限らず物理攻撃)や

攻撃呪文がこだまし、2回連続で発動する

という不思議な、それでいて最強の

サポートスキル。

レイファンが最も得意とするサポートスキル。

 

「ジョギー、コンボよ、アタシが呪文で

攻撃するからアナタはそれに続いてっ!!」

 

「・・・わかった。」

 

怒りの中にもジョギーは静かに答えた。

これから放つスキルに集中しているんだろう。

 

「姉ちゃん、私もスキル撃つっ!!

1発ぶん殴ってやらないと

気が済まないもんっ!!!」

 

レイファンもっ!

そうね、全員でやっつけよう!

 

「何をコソコソやってやがるっ!

無駄なことをっ!!

今すぐ殺されるっていうのによぉっ!!」

 

ズババババババ

 

アッガラーが先程のように

邪悪なオーラを纏い始めたっ!!

『星域の崩壊』が飛んでくるっ!!!

 

「コッツ、アレを戦友の盾で

受けるのは危険だわっ!

ありがとう、後はアタシ達で

始末する、アナタは下がっててっ!!」

 

「りょ、了解しましたっ!」

 

コッツが後方に移動したのを見届け、

アタシ達は総攻撃の準備をするっ!

けど・・・一瞬のタイミングの差で

アッガラーのほうが先に動き出したっ!

 

キュィィィィイイイイン・・・

ドガァァァァァァァァン!!!

 

!!!

しまった!!

やられたっ!!!

 

「ウォォォォォ!!!」

 

『星域の崩壊』がアタシ達の攻撃より

先に発動してしまった。

アタシとレイファンはとっさに盾を

掲げた。

直撃よりは被ダメを抑えられるだろうと。

 

するとジョギーだけは盾を構えず

アタシ達の前に立ち塞がり、

なんと無数の岩石を全て弾き飛ばしたっ!!

打ち払いかっ!!!

 

ガキィン!!

ガキィン!!!

ガキィーーンッ!!!!

 

す、凄い・・・。

これは怒りの為せる技か!?

ジョギーの怒りは相当のものだって事ね。

 

「な、なんだとぉ!?

俺様の攻撃、全て弾き飛ばしただとぉ!!??」

 

自信満々のスキルが無力化された事で

アッガラーは動揺した。

その隙をアタシは見逃さないっ!!!

 

「今よ、撃てぇぇぇっ!!!」

 

「希望の舞っ!」

 

バシィッ!

 

「ギガデインッ!!&ジゴフラッシュ!!!」

 

バチィ!!バチバチバチィッ!!!

 

「ウォォォ!!!新奥義っ!!!

ギガクラーーーーッシュ!!!!!」

 

ジョギーが剣を掲げると空間に紋章が

浮かび上がったっ!!

それはかつて闇の大魔王を倒したという

伝説の勇者ロトの紋章っ!!

 

バチバチバチッ・・・

ズザァァァァァァ!!!!

 

ジョギーが剣を振りかざしたっ!

 

「ぐぉぉぉ、コイツら強すぎる!!」

 

アタシの攻撃呪文を受けた時点で

瀕死のハズだったアッガラーは

せめてもの抵抗をと、戦斧でジョギーの

剣を受け止めようと試みたっ!

 

ガキィィィィン!!!!

 

戦斧の刃は真っ二つに折れ

ジョギーの剣が炸裂したっ!!!!

 

「ウゴォォォォォォァァアアアア!!!!」

 

ギガクラッシュと呼ばれた剣撃は

さらにこだまするっ!

 

バチバチバチ・・・

ズザァァァァァァ!!!

ダガガガガッ!!!!

 

2発目はジョギーの怒りの感情が

スキルに乗り移ったのか

会心の一撃となりアッガラーに

炸裂したっ!

 

ゴォォォォォン!!

 

アタシ達全員の凄まじいコンボ攻撃を

その体に全て受け、アッガラーは

後方の壁まで吹っ飛び激しく

叩きつけられたっ!!!

 

・・・勝った!

アッガラーは断末魔を上げることすら

できないほどダメージを受け、

その場に倒れ込んだ。

 

「す、凄いわねジョギー。

あんな技初めて見たわ。」

 

「あぁ、スキル大全図鑑の新しい枠が

最近浮かび上がってて、そこに書いてた

スキルなんだ。

それから密かに修行を続けて会得したんだ。」

 

そうだったの。

なんとも!頼もしい弟だわ。

アタシも負けてられないわね。

 

「グヌヌヌ・・・・お、おのれ~~~!

こ、この俺様が・・・こんなヤツらに

・・・!」

 

アッガラーはまだ息があった!

けど、もう虫の息、放っておいても

息絶えるだろう。

 

と。

倒れていた2体の補佐官達が

ムクリと立ち上がった。

しかし彼らもまた絶命寸前だろう。

 

「まだ抵抗する気?ならばっ!」

 

アタシは補佐官達に向かって

杖を掲げた。

 

「ふ、ふはははは!

で、でかしたぞお前たち・・・!

せめて死ぬ前に一矢報いてやれぃ!!」

 

アッガラーは・・・部下達に

アタシ達を攻撃するよう命じた。

・・・厚かましいにも程があるでしょ!

 

仕方ない。

向かってくるというなら

トドメを刺すしかない。

せめて早く楽に・・・。

 

補佐官達は先程ジョギーが真っ二つに

割ったアッガラーの戦斧の破片を

それぞれ拾った。

それでアタシ達を?

 

すると2体の補佐官は踵を返し

なんとアッガラーの体に

その刃を突き立てたっ!!!

 

グサッ!!!

 

「ウギャアアアア!!!」

 

アッガラーの刺し傷から

体液が噴水のように吹き出した!

 

「き、き、きっさまら~~~~!

ち、血迷ったか!?」

 

「・・・血迷った!?

クックックック、ア、アッガラー様、

わ、我らは・・・い、いたって・・・

冷静でございます・・・。

こ、このまま・・・・アナタ様によって

殺されたのでは・・・わ、我らまず間違いなく

怨霊と化し・・・永遠にこの世を

さ、彷徨う事に・・・なっていたでしょう。

・・・せ、せめてう、恨みを晴らし・・・

その後、地獄へ堕ちたほうが・・・

よっぽど納得できる・・・というものです、

のぉ・・・ヨアキム。」

 

「・・・アナタ様は・・・今まで部下を

・・・・捨て石として使いすぎた・・・。

我ら・・・側近としてその悪行を・・・

いくつも側で見てきた・・・。

まさか我らまで・・・・!

そのような扱いを受けるとは・・・

微塵も考えませなんだがね・・・。」

 

「クッ・・・み、惨めだぜ・・・

上級・・・執行官になる・・・はずだった

こ、この俺様が・・・・無念・・・・

グフッ!」

 

・・・自業自得・・・。

その言葉しか思い浮かばない。

 

「あ、アンタ達・・・

待ってなさい、今回復呪文をっ!」

 

アタシは、この補佐官達に

同情してしまった。

今なら回復呪文が間に合うかもしれない。

しかし、この同情は彼らにとって

非常に礼を失するものだった。

 

「情けは無用っ!

上官を殺した上に敵からの情けを受け

生き延びるなど・・・生き恥を晒すだけ。

死ぬより苦痛よっ!」

 

そう言って補佐官ヨエルはアタシを

制止した。

その次の瞬間。

 

グサッ!

グサッ!!

 

なんと!

お互い手に握った斧の破片で

お互いの首を刺してしまったのっ!!!

2体は首から体液の噴水を上げながら

その場に崩れ落ち、動かなくなった。

 

「・・・フッ・・・こ、これで思い残す・・・

ことなく・・・死ねる・・・・グフ!」

 

「・・・あ、あぁ・・・じ、地獄で逢おうぜ

・・・ヨエル・・・グフ!」

 

あまりの衝撃に・・・・

その場にいる全員が言葉を失った・・・!




★★★登場人物★★★
・魔道士リザ
本編の主人公、つまりアタシ。
職業は賢者。
偉大な魔道士を目指すべく
日々、冒険を通じ修行をしてるの。

・ジョギー
アタシの弟。
職業はバトルマスター。
得意な武器は剣。

・レイファン
末の妹。
職業はスーパースター。
回復行動に優れ、オンステージという
スキルで味方をサポートする役割が多い。

・モガ丸
モモンガ族。
おっちょこちょいで時に空気を読まない
発言が多い。けど憎めない、アタシ達の
一番の友達であり理解者。

・スラッピ
モガ丸といつも一緒にいるスライム。
言葉を話すわけじゃないけど
モガ丸だけはスラッピの話している
ことがわかるらしい。
実はスラッピが人間の言葉を話すと
関西弁だということが判明。

・オリオリ
冒険王の書に似た『宇宙王の書』という
本から現れる謎の女性。
その正体はかつて全宇宙を平和に治めていた
宇宙王の末裔。
かつ宇宙政府打倒を目指すレジスタンスグループ
『義勇軍』の総司令官。
実は既婚者だという事が判明。
これにはアタシもビックリ!

・コッツ
義勇軍3番隊の女性隊長。
3番隊と星屑魔法団の一行は
「星屑サーカス団」として身分を偽り
宇宙政府から身を隠していた。
ある時現れた白いスライムナイトの
調略により星屑魔法団は3番隊の元から
姿を消してしまう。
消えた魔法団と宇宙政府の上級執行官
との接触を阻止するため3番隊は
奮闘するが返り討ちに遭いコッツ以外の
隊員は捕虜となってしまった。

・アッガラー
次期上級執行官候補者の魔物。
気性が荒く、口調もかなり汚い。
上級執行官の地位を得るべく、
前任者チョルルカを倒したアタシ達を
倒そうと躍起になっている。
その見た目とは裏腹に呪文を得意とする
戦闘スタイル。
特に部下のサポートとの連携は完成された
素晴らしいもの。
さらにキラースキルとして『星域の崩壊』
という特大スキルを駆使する。

・執行官補佐官ヨエル・ヨアキム
アッガラーの戦闘に於ける直属の部下。
補助呪文『ディバインスペル』を得意とし、
上官の呪文攻撃をサポートする。

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