魔道士リザの冒険譚(星のドラゴンクエストStory冒険日誌)   作:ジョギー

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アタシは魔道士リザ。
ブルリア星の2代目冒険王姉弟の1人。
かつて全宇宙を平和に治めていた宇宙王。
その末裔であるオリオリは・・・
現在、全宇宙に君臨する邪悪な組織
『宇宙政府』、これに反抗する為
レジスタンスグループ『義勇軍』を率いて
打倒宇宙政府を目指していた。
アタシ達姉弟は義勇軍に参加しオリオリと
共に宇宙政府を打倒する為ここ惑星クラウド
での冒険を続けているの。
さて本日の冒険日誌^_^



エピソード2.「暗躍と隠したい事実」

バァジ島の義勇軍の秘密基地。

その近くの真夜中の森深い場所。

水晶玉に語りかける人影があった。

 

宇宙政府の元上級執行官マレドー。

彼は現在、宇宙政府を離れ義勇軍に籍を

置いていた。

彼は本心から宇宙の平和を願う男だった。

義勇軍への寝返りも二心のない行動。

 

しかしここ最近、マレドーは留守を預かる

1番隊隊長ドゥエインにも、長い牢獄生活

の疲れを癒す為静養している3番隊副隊長

マルツェルにも内密に、この森で夜な夜な

誰かと水晶玉で交信をする事が多くなっていたの。

 

「・・・では・・・現状ではまだ・・・

新しい魔星王はその活動を開始する事は

できないという事でしょうか?」

 

『あぁ、肢体を創りコアを心臓に相当する

器官に変える段階までは進んでいる、と

言えばわかりやすいか・・・。』

 

「なるほど・・・では頭脳に相当する

器官が存在しない、というワケですな。」

 

『その通りよ、さすが元上級執行官、

飲み込みが早くて助かる。』

 

「して・・・どのような方法で”頭脳“を

与えるおつもりか・・・?」

 

『・・・選択肢は2つだ・・・1つ目の

選択肢を実行するために・・・そなたに

任務を与えたいのだが・・・引き受けて

くれるか・・・?』

 

「もちろんでございます。

それが打倒宇宙政府の為であるなら。」

 

『無論だ』

 

「して2つ目の選択肢とは・・・?」

 

『これについても・・・そなたの協力が

必要だと思っている。

こちらは少々回りくどい方法なのだがな、

確率ではこちらの方が確かだと考えている。』

 

「ほう。」

 

『ピエールというのが居るだろう、

彼を利用するのだ。

そもそもピエールが青雲のオーブを破壊

してしまった事で義勇軍一行がコアの

眠る場所を知り得る事ができなくなって

しまった・・・。

私の計画に遅れが生じてしまったのだ。

そのツケを彼には払ってもらわねばな。』

 

「・・・。」

 

『しかし時間ができた事で・・・2つ目の

選択肢を試行する時間が生まれた事も

事実・・・。

彼には2つ目の選択肢の主役を演じて

もらう事になった、フッ、自らの行いが

招いた結果よ。』

 

水晶玉の中の人物は不敵に笑う。

 

『ブルリア星の冒険王に敗れた彼は今、

内心相当焦っている筈だ、自分の実力を

思い知らされたというべきか。

このままでは宇宙政府にあって、内政変革

を成し遂げる事など、自分にできるので

あろうか、とな。』

 

「・・・そもそもワシは内政変革など

無謀な話だと思いますが。」

 

『あぁ、ピエールでなくとも・・・

どれほどに強いチカラを持っている者で

あろうとも、知恵の働く者であろうとも、

腐り切った宇宙政府の執行部を変革させる

など不可能であろうな。

むしろチカラで打倒するほうがよほど

単純でやりやすい。

生かしつつも考えだけを変えさせるなど

どんな難解なパズルよりも難しい。

しかし、彼は内政変革に固執している、

愛する女を護る為だからな、その動機を

利用すれば容易くコチラの狙い通りに

動いてくれるだろう。』

 

「・・・して、利用とは?」

 

『新しい魔星王の頭脳足り得る物質・・・

そのアイテムがボォフゥ大陸のとある場所

に眠っている。

そのアイテムを手に入れた者は自身の

チカラの10倍、いや100倍の強さを得る

事ができると言われている。

ただ、この手のアイテムは・・・当然

ながら、得るチカラの対価を支払わ

なければならないのだがな。』

 

「ふむ・・・話がまだ見えてきませんが

・・・。」

 

『そのアイテムは・・・所有者に対し

絶大なチカラを与えると共に邪悪な心

をも与えるのだ、邪悪な心に共鳴するとも

言えるかな。

したがって所有者の強さ、生命力、抱えて

いる心の邪悪さいかんによっては魔物化を

促進するという副作用がある。

かつ、そのアイテム自身も所有者から

邪悪なパワーを吸収し成長するのだ。

所有者に寄生しパワーと邪心を与え、

所有者、寄生した側お互いが邪心を

増幅し合うのだ。』

 

「増幅し合う・・・いわば邪心の

ブースターのようなモノか?」

 

『まぁ、そんなところだ。

ピエールは今、チカラを欲している。

宇宙政府の内政変革をなす為、愛する女を

護る為等々・・・大義を掲げてはいるが

もはやチカラは手段ではなく目的と

化しつつある。

ブルリア星の冒険王らに敗れた事に

相当ショックを受け、リベンジに執着

しているであろうからな。

それゆえ“邪心のブースター”の存在を

嗅ぎつけたなら間違いなく飛び付くだろう。

何しろ彼は“今すぐに強くなりたい”

のだからな。リベンジを果たすために。』

 

「も、もしやそのブースターとやらは

・・・今はまだ邪悪なパワーが足りない

状態であるのか?

そしてピエールに寄生させブースター自身

を成長させ魔星王の頭脳とする、こ、これ

が貴方様の計画・・・もう1つの選択肢

・・・!?」

 

『フフフ、全くもってそなたは頭がキレる。

マレドー、そなたには任務を2つ与える。

1つは我が妻、義勇軍総司令官オリオリが

・・・魔星王の主足り得る器であるか

どうか観察するというもの。』

 

「司令官を観察っ!?

そ、それは一体どういう意図なのか?

司令官の事は夫である貴方様が1番ご存知

のはずでは?」

 

『・・・私はしばらく妻と顔を合わせて

いない。

顔を合わせていた頃の彼女、そして義勇軍

の活動は・・・いまだ局地的なゲリラ戦を

仕掛けるといった小規模なものばかり

だった。

しかし現状・・・ブルリア星の冒険王を

仲間に加えて以降の、魔星王誕生前後からの

義勇軍は・・・打倒宇宙政府の活動を本格化

させている。

そんな現状での彼女の立ち居振る舞いや

覚悟というものを・・・私は知らないのだ。

ゆえに現在、義勇軍に籍を置いており、

そして過去に政府に在籍していたという

そなたの客観性を持ったその眼で・・・

彼女を評価してほしいのだ。

私は眠っている魔星王を政府に奪われぬ

よう監視する為、此処を離れられない

ゆえな。』

 

「・・・観察の件は承知しました。

が・・・貴方様のお気持ち、腹づもりは

・・・もちろん司令官と共に宇宙政府を

打倒する、という事でよろしいのですね?」

 

『勿論だ、それが最善の選択肢であると

思っている。』

 

「・・・承知しました。」

 

『もう1つの任務を申し伝える。

ピエールに寄生し成長を遂げた邪心の

ブースターを回収する事。

以上を申し付けるっ!』

 

「は、ははぁっ!セアドさまっ!!」

 

『まぁ2つ目の選択肢は・・・どのように

事態が転ぶのか流動的ではあるので・・・

うまく事が運ぶかどうかは私にも予測

はできぬ。

ピエールが邪心のブースターを欲する

ように仕向ける事、これについては私の

方から手勢を差し向けよう。

そなたはその場所を離れるワケにはいかん

であろうしな。

そなたは任務の主旨を理解し出来るだけ

こちらの計画通り事が回るよう心がける

のだ。』

 

マレドーは水晶玉に映る相手と・・・

何やら謀議を重ねているようだ。

その相手は・・・星屑魔法団団長、

そしてオリオリの夫セアドっ!

 

しかしながらドゥエイン達も、そして

アタシ達も・・・この事実を知る由も

なかった。

夢にも思わなかったわ・・・。

 

ビュウウウウ

 

気のせいかと思っていたけど、やっぱり

風はどんどん強くなっていた。

 

一晩の野営を挟みゼンチャンの館へ

向かっていたアタシ達。

夕刻前には目的地にたどり着けた。

 

「ここがワタシの館よ。」

 

ゼンチャンの館は・・・煉瓦造りの立派な

洋館だった。

しかしこの辺りは・・・どんどん強く

なっていた風が、もう立っているのもやっと

というぐらいにまで強くなっていたの。

 

「この地方の中心部の雲海ではね、

常に竜巻が居着いていてね。

このように強風が常に吹き荒れてるの。

だから建物も強風に耐えられるように

煉瓦造りになってるの。」

 

た、竜巻っ!?

そんなの、そんなのに巻き込まれたら

いくら煉瓦造りだからって倒壊しちゃうん

じゃないのっ!?

 

「リザちゃん、心配ないわ、どういう仕組み

かは知らないけど、この地方の竜巻は

動かないのよ。

ただ、そこに居座ってるだけ。

ずーっと昔からね。

だから倒壊の心配はないわ。

竜巻の影響で吹く、この強風に負けない

建物を作りさえすれば住めない事もない

のよ。」

 

へ、へぇええ、ずーっと居座る竜巻・・・

確かに大自然の神秘だけど、それにしても

アタシだったらおっかなくて

こんな土地には住めないなぁ(;´Д`A

だって自然界のバランスなんていつ崩れる

かわかんないじゃん。

その竜巻がいつ暴れまわるかもしんないし。

 

「ずーっと動かない竜巻っ!?

そっそうかっ!なるほどっ!

どこか懐かしい空気だと思っていましたが

・・・」

 

書からオリオリが現れ突然、何か納得

したような口調で呟いたの。

 

「モガ、どうしたんだ?オリオリ。」

 

「はい、此処へ向かう途中からうすうす

思っていたのですが・・・私は幼い頃、

この辺りで住んでいた・・・ようなのです。

その頃の記憶が蘇ってきました。

何処か見たことのあるような景色だなとは

思っていたのですが・・・動かない竜巻

の話を聞き確信いたしました。」

 

「な、なんだって〜〜っ!?」

 

な、なんとオリオリが幼少期をこの辺りで

過ごしていたっ!?

と、という事は・・・ご、ご両親と一緒に

過ごした故郷がこの辺りって事なのっ!?

 

「いえリザさん、私の故郷は・・・

この地ではありません。

私の故郷は・・・あ、いえ、それについては

また追い追いお話しましょう・・・。」

 

え!?そ、そんなぁ!

めっちゃ気になるしぃっ!

あ・・・けど無理もないか、故郷の話って

事は・・・ご両親の話も当然絡んでくる

ワケで・・・ご両親については、思い出す

と悲しい気持ちになるような話をつい

こないだ聞いちゃったところだもんね。

 

「まぁまぁアナタ達、此処は風が強いし

立ち話するのも大変でしょう、どうぞ

ワタシの館へお上がんなさいな、お茶でも

淹れるわ。」

 

た、確かに。

立っているのもやっとの強風だもんね、

居座り竜巻のせいで。

ゼンチャンがもてなしてくれるというので

お言葉に甘えてアタシ達は館へお邪魔させて

もらった。

ところが・・・。

 

「モガ、館内も立派な内装だな、高そうな

調度品やら美術品がずら〜っと並んで

・・・ない?

モガッ!?な、なんだ!?

家具や調度品が床に散乱してる!?

モガ〜、ゼンチャン・・・!

いくら体は男でも心は乙女なんだからさ、

家の中は整理整頓しなきゃダメだぞ?」

 

・・・玄関に入ると・・・たしかに家財道具

が散乱していた。

と、ゼンチャンを見やると・・・小刻みに

体が震えていた。様子がおかしい。

 

「い、いえ、モガ丸ちゃん・・・わ、ワタシ

はそう、乙女ですもの、館の中はいつも

綺麗に整理整頓するよう心掛けているわ

・・・。政府に捕まって連行される時も

・・・最後に館を出た時も・・・いつも

通りの様子だったわ・・・ま、まさかっ!?」

 

ダッ!

 

そう言うとゼンチャンは急に階段のほうへ

駆け出し2階へと慌ただしく駆け上がって

いった。

アタシ達も只事ではない空気を感じゼン

チャンの後を追うっ!

すると。

 

「キャーーーーーーッ!!!」

 

2階の奥の方からゼンチャンの叫び声が

響き渡るっ!

ゼンチャンが居るであろう部屋に駆けつける

と、そこに広がっていた光景はっ!

 

「こ、これはっ!?」

 

其処は図書館と見紛うほどのたくさんの

本を保管していた部屋だった。

ただ、その本達の殆どが床に散乱していたの!

 

「モガ、これは・・・明らかに荒らされた

ってカンジだな、空き巣でも入ったのか?」

 

「ち、違うわっ!

きっと宇宙政府よ、宇宙政府がやったに

違いないわっ!ひ、ひどい・・・!」

 

う、宇宙政府っ!?

むぅ、って事はまだ魔物が居るかもしれ

ないっ!?

アタシと弟達は息を潜め室内のそこかしこに

神経を集中させた。

しかし、それらしい気配は感じられない。

次いで館内全体も手分けして探索を行った。

幸い魔物が潜んでいるような気配はなさ

そうだった。

危険はないと言うことをパーティーに

報告する。

 

「ゼンチャンさん、”家探し“の犯人が

宇宙政府であるとなぜ思ったのですか?

何か心当たりでも?」

 

「じ、実は・・・。

この館からも見えるあっちの方角に

『ピピタワー』という塔が建っているの、

そこからワタシはいつも監視されていたの

よ。ワタシが宇宙政府に連行された後、

留守を狙って空き巣に入ったんだわ、

きっとっ!!」

 

「監視されていた・・・政府はゼンチャン

さんを警戒していたという事ですね・・・

そうかっ!

ゼンチャンさんは確か、宇宙政府の重大な

秘密を知ってしまったのですよね?

それが原因で逮捕されてしまったと

我らは聞いておりますが。」

 

「その通りよっ!

ワタシ、別に知りたくもなかったのに

偶然知ってしまったの。

そしたらすぐに政府の魔物がやってきて

・・・きっとピピタワーのワタシの

ストーカーがそれに気づいたのね。

連行されてしまったの・・・。

あぁ、思い出すだけでも怖い・・・オリオリ

ちゃん達が助けてくれなかったらホントに

殺されるところだったわっ!」

 

え、えぇ〜・・・食人薔薇から解放された

時は、捕まってる自分に酔ってたような^_^;

 

ま、それはさておき、そうよ、ゼンチャン

は政府の重大な秘密を知ってるんだった。

後ろめたい事実を隠していた政府は・・・

外部にそれが漏れる事を恐れていた・・・

全知全能だと噂されるゼンチャンがそれを

知り得てしまう危険性を十分に認識して

いたからこそ、監視を付けていたのね。

 

「ゼンチャンさん、貴方が知り得た政府の

重大な秘密とは?

一体どんな内容なのです?」

 

ゴクリ

 

な、なんだか緊張してきた。

オリオリが単刀直入にゼンチャンに質問を

した。

 

「・・・宇宙王一族であるオリオリちゃん

にとっては信じがたい・・・酷な話だと

思うんだけど・・・驚かないで聞いてね、

『アレスの聖剣』と宇宙政府の懇ろな関係よ

・・・!」

 

「アレスの聖剣っ!!

ま、まさか!そ、そんなハズはないっ!

彼等に限ってそんなっ!!」

 

あ、アレスの聖剣??

 

「モガ、アレスの聖剣ってのは初耳だな、

なんなんだソレは?」

 

モガ丸が呟く。

そりゃそうね、ブルリア星のアタシ達は

聞いた事もないワードだもの。

オリオリが答える。

 

「アレスの聖剣とは・・・宇宙にのさばる

無法者達と戦う為に宇宙王一族が設立した

集団です。

宇宙王一族が政治を担う文官だと例える

ならアレスの聖剣は王一族を支える、軍事力

を担う軍部、騎士団と言えますね。

宇宙の平和を守る為に戦う集団、それが

アレスの聖剣です。」

 

う、宇宙王一族を支える軍事集団っ!

な、なんか話がどエライ事にっ!

 

ゼンチャンが知ってしまった宇宙政府の

隠したい事実、そこからは宇宙王一族と

宇宙政府の長きに渡る因縁の歴史が

明るみになるの。




***登場人物紹介***
・リザ
本編の主人公。つまりアタシ。職業は賢者。
偉大な魔道士を目指し冒険を通じ日々修行
しています。
理不尽な事がキライで宇宙政府の汚いやり方
等を聞かされるとちょっと、ほんのちょっと
気性が荒くなる、と言われます滝汗
恋愛には疎く恋バナはニガテです。

・ジョギー
アタシの弟。
職業はバトルマスターで剣が得意。
彼もアタシ同様、日々修行を欠かさずどん
どん強くなっていて、そのスキルの強さには
もうアタシでもかなわないわ。
アタシも負けてられないっ!

・レイファン
末の妹。職業はスーパースター。
回復行動やオンステージというサポート行動
が得意。
こだまする光撃という最高のサポートスキル
でアタシやジョギーの攻撃を最大限に強く
してくれます。

・モガ丸
アタシ達の冒険の最初からの友達。
戦闘は得意ではないけど見え〜るゴーグルで
宝物を発見したり移動呪文ルーラで冒険の
移動を助けてくれたり、と冒険のサポートを
してくれる。
種族はモモンガ族で一族には悲しい過去が
あったけど、それを乗り越えて今なおアタシ
達と一緒に冒険を続けてくれてるの。

・スラッピ
モガ丸といつも一緒にいるスライム。
言葉は通じないけどモガ丸だけはスラッピの
話している事がわかるの。
ただ、トラスレの聖水を飲む事でアタシ達
とも会話ができるようになり、実はコテコテ
の関西弁を話す事が判明。
モガ丸のワガママで関西弁で話す事は禁止
されてるけど( ̄◇ ̄;)

・オリオリ
宇宙王の書という本にワケあって閉じ込め
られている美しい女性。
その正体は宇宙王の末裔。
圧政を敷く宇宙政府を倒すため義勇軍という
レジスタンス組織を作り反政府運動を続けて
いる。義勇軍の総司令官。
実は既婚者でセアドという夫がいるの。
義勇軍親衛隊長ボロンとは幼馴染だけど
ボロンが義勇軍を離れ宇宙政府に参加した
上にオリオリに愛の告白をした事により衝撃
を受けてしまったの。

・コッツ義勇軍3番隊隊長。
3番隊は政府軍に捕虜として連行されていた
けどベェルの町でついに全員無事で発見され
救出された。
コッツは冒険のさなかも部下達の安否に心を
砕いていた。
無事の救出でようやくコッツの心の闇は完全
に取り除かれた。
アタシ達と行動を共にするうち、アタシに
強い憧れを抱くようになったらしい\(//∇//)\

・ゼンチャン
全知全能のチカラを持つと言われている
人物。その正体はオネエだったガーン
その能力ゆえ幾度となく宇宙政府に命を狙わ
れ処刑寸前に。
アタシ達は心ある宇宙政府の役人コモゴモス
の協力もあり、なんとかゼンチャンを救出
する事に成功したの。
その全知全能の能力は未だ未知数。
それを発揮するには彼女(彼)の館に行かない
とダメみたいなの。
アタシはどうしても彼女(彼)のキャラが受け
付けられなくて、極力絡むのを内心避けてる
の、これ内緒だけどね( ̄◇ ̄;)

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