ただ守り通すだけの物語   作:寝る練る錬るね

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ちょっとした気まぐれで書いた作品です。

完結まで走り切りたい…

エルキドゥは未召喚なので口調間違ってるかもしれないです。
悪かったな(血涙)


お兄さんによるプロローグ

 やぁ、みんな大好き!花の魔術師マーリンお兄さんだ!早速、王の話をするとしよう!

 

 ……こらこら!待った待った!悪かった!突然話を進めたのは悪かったから、帰るのはもう少し待ってくれ。

 

 私もまだ、この話を誰かに語りきかせたことが無くてね。君は楽しい話が聞けて、私は語り役を十分楽しむことができる。win-winという関係じゃないか。

 

 え?どうせ王の話マシンガントークだろって?……まぁ、間違ってはないんだけどね。今回はアルトリアの話ではなくて、寧ろその天敵……そう、みんなご存知最古の王、私の同僚こと人類最古のジャイアニズムとも呼ばれるあの金ピカ王さ。老人の痴呆話と思ってお付き合い願うよ。

 

 では改めて。王の話をするとしよう!

 

 ……と言っても、正確にはその王に仕えた子供の話だ。その子供が君の世界ではいなかった、というだけの話でね。なに、単なる物語ぐらいの感覚で聞き流してくれて構わない。何かの拍子に、思い出してくれるぐらいでいいんだから。

 

 

 始まりは、そう。その王が昼寝を決め込もうとした時だった。

 

『ええぃ!何故高貴たる我の寝床に出自も分からぬ童がおるのだ!?』

 

『どうしたの、ギル。そんな声を荒立たせて……ん?』

 

 本来は踏み込めない筈の王様の寝所に、彼はいたんだ。それも、呑気に寝息をたてながらね。

 

『ふん。魔神(ジン)と人の子とはな。興味も失せるわ。友よ、適当なところに棄ててくるがいい』

 

『はいはい。とりあえず、ウルクの外壁から突き落とすかな……』

 

『わー!わー!起きてます起きてます!だから突き落とすのはやめてぇぇ!!』

 

 ……まぁ、ぐだぐだだけど、此処から彼らの関係が始まっていくのさ。運良く処刑されなかった少年は君達のように、天の鎖(エルキドゥ)や英雄王と様々な事柄や物事を体験して、巻き込まれながら冒険をしていく……

 

『戯け!この我自ら稽古をつけてやろうというのに逃げ回る奴があるか!我が財宝の一つ程度受け止めて見せよ!』

 

『ぎゃぁぁぁぁぁあ!!死ぬ!死んじゃう!英雄王のストレス発散で死んじゃうぅぅぅ!助けてエルゥゥゥ!!』

 

 冒険を……

 

『何これ!?何これぇぇぇ!猪!?なんで冥界に!?って、キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!「でも、お肉食べたい」って何!?アヴェンジャー!?なにそれ!?王様ァァァ!エルゥゥゥゥ!!』

 

 して……

 

『森の主人、フンババを倒しに行く……?うん。わかった。……僕もう行っていい?王様が仕事サボってるから僕がいないと国回らないんだよ…………はぁ!?僕も連れてく!?え、ちょっ、ムリムリムリ!待ってって!え、エルゥゥゥゥ!!……えっ、エルも付いてくるの!?ちょっ、待っ、うわぁぁぁぁぁ!!』

 

 ……冒険するんだよ?多分。割と逃げ回って叫んでるだけだけど……。さ、最後の方には立派になって……

 

『え、グガランナ……だよね?死んじゃったんだけど……え?こ、こんなに弱いものなの……?』

 

『弱い弱い!王様、そんなものなの!?そんなへなちょこじゃ、全然足りな……ごめんなさいほんと調子乗りましたそれ(エア)だけは勘弁して下さい』

 

 暴走してるだけだね、これ。うん。

 

 何にせよ、始まりの日があるんだ。終わりの日も、そりゃあいつかは訪れる。そのきっかけは、友、エルキドゥの死だ。この日を境に、彼の運命は大きくねじ曲がることになった。

 

『我は暫く旅に出る。人の死はあまりに早い。この定めを変えなければ、我は一生、死に怯えて生きることになるだろう』

 

『……そう。なら、僕は……』

 

『僕は、王様の戻る場所を守り続ける。何があっても、何が起こっても、王様が帰ってくる三年後までこの故郷は変わらず残る。残らせてみせるよ』

 

『その時は、きっと──』

 

 三年間の約束。友人の死を糧に結んだ美しい友好の契約。その全てを鼻で笑って、運命の夜はやってくる。

 

『来た、か。全く、王様がいないからって好き勝手攻め込んでくれるよね……』

 

 ウルクに迫る軍勢、総勢十万。対するは、ただの1人のみ。

 

『王様の故郷は、汚させない』

 

『来いよ、雑種(・・)(ボク)は──!ウルク随一の忠臣!ギルガメッシュ王に仕えるものである!この道通りたくば、我が屍を超えていけ!』

 

 

 

 

 そして、約束の果たされる日。契約が結ばれた、約三年後。

 

『あ、れ?おぅ……さ、ま。おか……ぇり』

 

 英雄王は、己の過ちを知ることになる。

 

 ▽

 

 ……どれ、あらすじにしてみるとこんな感じかな。まるで夢物語、別物じゃないか!悪趣味だ!なんて批判は受け付けよう。見るか見ないかは個人の自由だからね!

 

 それでも許せるという人物にだけ、私の話を語りきかせ……ん?私の話だけなら信用ならない、だって?なら仕方ない、特別だ。当時の彼らの主観込みならば信用できるだろう。私の力でそれぐらいお茶の子さいさい、さ。

 

 では改めて、王の話をするとしよう!強力で、勇敢で、博識で、裕福で、孤高で、されど孤独ではなかった、ある最古の王の話だ。その側近にとある1人が増えたことで、一体どんな話になるのだろうね。

 

 さて、早速この話を語って行くわけなんだが、ちょっとした注意がある。なぁに、君が別に気にしないと思うのなら関係のない話さ。メタ風に言うなら、ネタバレ注意という奴だね。簡潔に述べよう。

 

 

 

この小説を見るときは!人理を明るく(修復)して、原作から切り離して見てくれたまえ!

 

 




そんなわけでよろしくお願いします。

ステータスとか粗方作ってますので、6月中に完結させたいなぁ…なんて
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